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評価:
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評価:
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【感想】
「ダ・ヴィンチ・コード」の続編ということで、
歴史ミステリというか考古学ミステリというかそういう雰囲気は
健在だったので、そういうのが好きな人は楽しめると思います。
また、教会とかの建物とか彫刻とかそういうのは凝っているので、
なんかその辺を眺めているだけでちょっとした旅行気分が味わえそうです。
(全て実在している建物なのかどうかは知りませんが^^;)
ストーリーの方は…テンポが速すぎてちょっとついていくのが大変でした。
ラングトン教授は次々とヒントを見つけて犯人に近づいていくのですが、
見ている方には、なんでそういう結論になるのかを理解するには
ちょっと難しそうな感じがしましたね(僕が頭が悪いだけでしょうか^^;)
また、「反物質」でひとつの街が吹っ飛ぶような大爆発が起こるとかいう
なにやらちょっとSF染みた話だったので、その辺もちょっと違和感ありましたね。
それに、犯人もバチカンを滅ぼしたいなら、一人ずつ枢機卿を殺して遊んでないで
さっさと爆発させてしまえば一気にケリが着くだろうに…と思ってしまって…。
(そうしなかった理由は一応ありましたが…)
ラストの部分も、犯人の行動にはちょっと違和感が残ってしまって
結局犯人は何をしたかったんだろう?と疑問が残ってしまいました。
犯人に辿りついて欲しかったのかたどり着いて欲しくなかったのか、
ああいう結末になることすら犯人は想定済みなのか想定外なのか
その辺もなんだかよくわからないような展開でしたね^^;
細かい部分は気にしないでストーリーだけで判断したら、
どっちかっていうと結構面白かったんですが、
細かい所が色々気になってしまいました^^;
この辺は原作を読んでみれば謎は解決されるんでしょうかね^^;
満足度:★★★☆☆
【あらすじ】
妻に先立たれ、頑固に一人で暮らしていたウォルトだったが、
その隣の家ににアジア系の一族が引っ越してくる。
アジア人を毛嫌いし、好き好んで交流しようとは思わなかった
ウォルトであったが、ある日、一族の少年タオが自分の愛車
グラントリノを盗みに入ってしまう。
激怒するウォルトであったが、それをきっかけに
隣のアジア一族との交流が始まるのであった。
【感想】
けっこう差別的な発言をすることが多くて、頑固で
自己中心的なウォルト爺さんだったので、最初のうちは
見ていてあんまりいい気分ではなかったのですが、
ぎこちないながらも、隣のアジア人一族と交流するにつれて
徐々に変化が現れていくのがなんかほのぼのしてよかったです。
特に隣に住むスーとタオの姉弟のキャラクターは
なかなかユニークでいいですね。
スーは頑固なウォルトにも優しく接してくる優しい女の子で、
タオはちょっと頼りないものの素直で健気な男の子なので、
なんか見ていてちょっと前向きな気分にさせてもらえました。
ただ、いい気分で前半〜中盤まで見ていられたので、
後半の物語の急展開はちょっと衝撃的でした。
ストーリーの展開として不満があるわけではなく、
終わり方としてはあれはあれですっきり終わったので
よかったとは思うんですが、結構登場人物に共感して
映画を見ていたので、けっこうショックでした。
あと、最後になりますが…この映画はかなりお気に入りです
個人的には今年見た映画の中でベスト3に入るくらいよかったですね。
ちなみに、このベスト3には同じクリント・イーストウッド監督の
チェンジ・リングが入っているんですが…
どちらも甲乙つけがたいくらいいいですね〜
満足度:★★★★★