映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
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映画「カーズ2」

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評価:
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ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
¥ 2,463

 【あらすじ】
 ワールド・グランプリに出場することになった天才レーサーのマックィーンは、親友であるおんぼろレッカー車のメーターを引き連れて、トーキョーに行くことになった。初めてのトーキョーに胸を躍らせ、落ち着かない様子のメーター。そんなメーターは、次々とトラブルを引き起こし、挙句の果てには、スパイと間違われ、命を狙われる羽目になってしまうのであった…。

【感想】
 カーズの2作目ですね。

 若干ストーリーはちょっと子供向け?って感じなので、あんまり良かったとはいえないんですが、3Dだし、レースシーンはなかなか迫力あってよかったし、クルマとか町並みとか結構綺麗なシーンが多かったので、ピクサー映画が好きな人なら、映像だけでも見る価値ありかなーって思いました。

 本編が始まる前に流れる恒例の短編アニメも、今回はトイストーリーのおまけ話みたいな感じだったんですが、バービーとケンのデートの話でなんかほのぼのしてて素敵でした。同じピクサー映画だし、トイストーリーファンな人も多いと思うので、これはなかなかうれしい配慮ですよね(^^


 また、カーズ本編の主題歌にpafumeの「ポリリズム」が使われてたりするんですが...映画の雰囲気に見事にマッチしていて良かったです(^^ あのテクノな感じが、カーズの機械的な雰囲気に良く合ってるんですよね。 「ポリリズム」もそれほど好き〜ってわけでもなかったんですが、映画のエンドロールとか途中で流れてきたりして、ちょっといいな〜って思いました。アニメといえども外国映画で日本の歌が流れてくるとなんかちょっと感動しますね(^^

 それから、この作品、マックィーンが主人公のはずなんですが…なんかメーターが主人公みたいになってるところが良かったかなって思います(笑) まぁ完全無敵なヒーローであるマックィーンより、おんぼろレッカー車なメーターが主人公の方が、なんか共感しやすい部分も多いんですよね。個人的には、誰に何を言われようが落ち込まずにマイペースで突き進む彼の性格が結構好きでした。他人に迷惑をかけても気にしないっのはちょっと問題あるかもしれないですが、とことんマイペースでポジティブ思考なのはなんかいいですね。

★★★☆☆

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映画(アニメ) | comments(0) | -

映画「コクリコ坂から」

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 【あらすじ】
 時は昭和38年の高度成長期の時代。高校生の松崎海は、下宿をやっている自宅の家事をこなしながら、高校に通っていたのだったが、明治時代に建てられたという、文化部の部室塔「カルチェラタン」を取り壊すか否かを問う学生論争をきっかけに、風間俊という少年と知り合うこととなった。彼の仕事を手伝うようになった海は、次第に俊と心を通わせるようになっていくのであったが…。

【感想】
 宮崎吾郎監督の2作目ですね。

 前作の「ゲド戦記」がちょっと微妙な感じだったので、この作品もあんまり期待せずに見に行ったんですが…思ったよりも面白かったです。絵柄もそのまんまジブリだし、ストーリーは直球のラブストーリーで「耳をすませば」っぽい爽やかさがあるし、「おもひでぽろぽろ」みたいなノスタルジックな雰囲気も味わえてなかなか楽しめました。途中で坂本九さんの「上を向いて歩こう」なんて流れてきたりもしたんですが、なんか妙に作品に合っていていいなって思いました。アニメ作品で坂本九さんの歌の雰囲気が合うってのはなかなかないですよね(笑)

 ストーリーの方は…主人公の男の子が「安っぽいメロドラマみたいだけど…」って言っちゃってるくらい、確かにメロドラマな感じなんですが…これはこれでありかなーって思いました。学校が舞台なので、青春モノが好きな人は楽しめると思います。素敵な人と出会って恋をしたり、彼のために何かしたくて近づいたり、でもでも2人の恋は前途多難だったり(笑) いかにも青春!って感じなんですが、やっぱりこういう雰囲気は結構好きでした(笑) 2人に関わる人間関係がちょっと入り組んでてごちゃごちゃしすぎな感じがしなくもないですが、割といい作品だったなって思います。

 ★★★★☆

JUGEMテーマ:映画
映画(アニメ) | comments(0) | -

映画「塔の上のラプンツェル」

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評価:
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ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
¥ 2,482

 【あらすじ】
 むかしむかし、あるところに、不思議な能力の髪を持つラプンツェルという少女がいた。その少女は、とある魔女によって大切に育てられ、守られていたのであったが、それと同時に、高い塔の上に幽閉され、自由に外に出ることは出来ずにいたのであった。そんなラプンツェルは、外の世界に強い関心を抱き、一度でいいから外に出てみたいと思っていたのであったが、ある日、そんなラプンツェルのいる塔の上に、大泥棒であるフリンがやってきた。初めて外の人間を見たラプンツェルは、フリンに頼み、自分を外の世界に連れ出して欲しいと願うのであったが・・・。

【感想】
 なんかやふーとかの評価ではやたらと高評価だったので見てきました。

 中世ヨーロッパ風の幻想的な風景と、ヒーローとヒロインが苦難を乗り越えて、最終的には結ばれるという王道的なストーリーです。まぁディズニーっぽいって言えばディズニーっぽい映画なので、安心感はあるかと思うんですが・・・そんなに絶賛するほどいいかって言われると、僕はそれほどでもないかなっていうような印象でした。

 まぁ確かに、ハッピーエンドだし、後半からクライマックスにかけてのフリンとラプンツェルに襲い掛かる悲劇!みたいな盛り上がるシーンはなかなか良かったし、ところどころで急に歌いだすミュージカル風な展開も、なんか世界観に合っていて良かったとは思うんですが・・・なんだろう。自分が面白かった!と思うには何かが足りなかったような気がします(^^;それが何なのかはよくわからないんですが(^^;

 あと、ラストの部分の、ラプンツェルが自分の正体を知ったときの、育ての母である魔女に対する態度のシーンはなんかちょっと気になりました(^^;散々大事に育ててくれた育ての母親である魔女に対して、その仕打ちはないだろうってくらい酷い展開だったので(^^;みなさんなんかハッピーエンドで良かった〜!みたいな感想が多いような気がするんですが、ここんとこはあんまり気になってる人少ないんでしょうかね(^^;悪い魔女だし、そういう運命で当然!とも思えなくはないですが、魔女がちょっと可哀想でした。。。

★★★☆☆

JUGEMテーマ:映画
映画(アニメ) | comments(0) | -

映画「シュレック フォーエバー」

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評価:
ウィリアム・スタイグ,ジョシュ・クラウスナー,ダレン・レムケ
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
¥ 1,243

 【あらすじ】
 ドラゴンからお姫様を救い出し、そのお姫様と結婚することになり、さらには、3人の子供まで生まれ、人々からは愛され、友人にも恵まれて、幸せな日々を送っていた怪物のシュレックは、そんな平和な日々にマンネリを感じ始め、一人で自由気ままに暮らし、人々からは恐れられていた日々を懐かしく思い始めていた。そんなある日、シュレックは、魔法使いのランプルスティルスキンに出会った。彼の力をつかえば、1日だけ、昔の生活ができるのだという。彼の話に乗り、契約書にサインをしたシュレックは、過去へと旅立っていったのだったが、そこは、妻も友人も自分のことを知らないまったく別の世界であった・・・。

【感想】
 シュレックシリーズ最終作です。前作がちょっとマンネリ気味・・・というかちょっと微妙だったので、そろそろ見納めにして、ここらで終わりにするのは丁度いい機会なのかもしれません。

 ストーリーのテーマは、日ごろ不満に思っていた日々も、失ってみれば大事なものだったと気づく・・・というようなことでしょうか。なんかけっこうよくありそうなパターンなので、展開としては特に面白いってわけではないんですが、キャラクターの方は相変わらず凝っているので、その点に関しては良かったです。ロバのドンキーとか、長靴をはいた猫とか、その辺のおなじみのキャラクターは相変わらずなかなか愛らしくてよかったし、浜ちゃんと藤原紀香さんの主役コンビも相変わらず息が合っていて良かったです。ただ、なんか全体的には無難な感じにまとまってしまっていて、「笑える」ようなシーンがあんまりなかったような気がするのがちょっと残念でしたね。シュレックは、もっとハチャメチャに暴れてくれちゃったほうが良かったような気がします。

★★★☆☆

映画(アニメ) | comments(0) | -

映画「カラフル」

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評価:
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アニプレックス
¥ 3,127

 【あらすじ】
 自殺して死んだはずのぼくは、魂の状態で、とある少年「プラプラ」と出会う。彼の話によると、ぼくは何かに当選したらしく、特別にもう一度下界に戻って人生をやり直すチャンスを与えてくれるのだという。別に下界に未練もなく、戻りたいとも思わないぼくであったが、プラプラはぼくを無理矢理下界に連れ戻し、「小林真」という自殺を図った少年の体に乗り移って人生をやり直すことになったのであった…。

【感想】
 主人公は自殺未遂を起こした少年で友達はいないし、母親は他所の男と不倫しているし、憧れの女の子もどこかのおじさんと援助交際しているという、なかなか不幸な境遇を背負った「小林真」少年の話なので、全体的にはちょっと重い話ではあるんですが、そんな小林少年に乗り移った「僕」が彼の人生をやり直していくという「再生」の物語でもあるので、クライマックスも決して悲劇的な展開ではなく、ハッピーエンドな感じで終わってくれているので、その辺はなかなか清清しい展開でよかったです。

 全体的には、家族っていいな、友達っていいなって改めて思い出させてくれた作品でした。ラスト直前の家族が全員集まるシーンはちょっと感動的でした。どんなに酷い仕打ちをしたって家族は見捨てないし(見捨てる家族もいるかもしれないけど)、どんなにつらいことがあったって友達がいれば乗り切れるんですよね。友達の存在も家族の存在も有難いなーって思いました。

 あと、小林君のクラスメイトに早乙女くんって子がいるんですが、そのキャラクターが良かったです。顔もそうなんですが、キャラクターが「いい人」オーラでまくりなんですよね。ちょっとボケーっとした感じもあるんですが、マイペースで誰にでも優しい、そんな彼が素敵でした。吹き替えの入江甚儀くんの声の雰囲気も合っててよかったですね。

 あと、印象に残ったシーンとしては、物語中盤の「母親いじめ」のシーンがインパクトが強かったです。母親が不倫をしているということが判明し、母親を拒絶するようになっていくんですが、母親に対するその仕打ちはひどいなって思いました。「不倫」という現実を突き付けられてショックを受けるってのはわからなくもないけれども、作ってくれたご飯は一切食べず、話しかけられても反抗し、心配してくれてるのにとどめのセリフを放つ。今度はお母さんが自殺してもおかしくないんじゃないの?って思ってしまうくらいの展開だったので、かわいそうでした。母親じゃないんでわからないけれども、愛する息子に同様の仕打ちをされたら…きっとつらいよなーって思ってしまいましたね…。

 …とまぁちょっとしんどい展開の部分もあったりはしたんですが、全体的にはすごく面白かったです。いつのまにかあの世界にどっぷり浸かってました。3Dアニメ映画が流行っていて、2Dのアニメ映画はちょっと押され気味な感じもしますが、2Dのアニメもいいものはいいなって思わされた作品でした。

★★★★★

映画(アニメ) | comments(0) | -

映画「ヒックとドラゴン」

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評価:
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パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
¥ 1,280

 【あらすじ】
 バーク島という島がある。そこでは、長年にわたり、バイキングとドラゴンとの戦いが繰り広げられていたのであったが、ある日、その島に住む少年・ヒックが、傷ついたドラゴンを発見する。こいつを殺せば、自分も一人前のバイキングだと認められる。そう思ったヒックは、ドラゴンを殺そうとするのであったが、心優しい少年であるヒックにはドラゴンを殺すことなどとても無理な話であり、逆にドラゴンを助けてしまうのであった。次第にヒックはドラゴンと仲良くなり、トゥースという名前もつけ、可愛がるようになっていったのであったが、ドラゴンを天敵視しているバイキングたちがそれを快く思うはずもなく、ヒックとトゥースの別れの日は刻々と近づいていたのであった。
 
【感想】
 まず、画面はすごくきれいですね。バイキングとかドラゴンとかのキャラクターも3DのRPGみたいな雰囲気でかわいいし(かわいいってのはちょっと違うか?)、ドラゴンと一緒に空を飛んでるシーンは迫力あるし、周りの風景は綺麗だし、見ていて気持ちが良かったです。

 ストーリーは、単純に主人公がペットと戯れる単純な内容かと思いきや、なかなか奥が深かったです。ドラゴンがすぐにバイキングに懐きすぎっていう面はあるんですけど、親子の対立の話とかは面白かったです。父親は「ドラゴン=殺さなくてはいけない敵」だと思っていて、固定概念に縛られているのに対して、息子は「ドラゴン=共存できる」という考えで、斬新的な考え方をしてるんですよね。一概にどっちが正しいとかはいえないんですが、息子の考え方の方が明らかに視野が広いなって感じました。また、バイキング=戦う男という考え方が、バイキングの皆の思想の根底にあって、戦えないひ弱な息子は価値がないような扱いだったんですが、ドラゴンを手懐けるという特技のおかげで、ひ弱な息子は一躍ヒーローになるんですよね。何もみんながみんな同じ分野で競わなくても、自分の得意分野で攻めればいいじゃないか。そんなメッセージも込められているような気がしてなんか励まされました。

 あとは、見た目だけなら、お世辞にもかわいいとは思えないようなドラゴンが、映画内では非常に可愛かったのが印象的でした。見た目がかわいい…ってわけじゃなくて、仕草がかわいいんですよね。見た目はドラゴン…なんだけど、仕草は猫とか犬みたいで。ペットを飼ってる人は親近感が沸きそうな感じでした。だから、ドラゴンが主人公を助けに来るシーンとか、ドラゴンが殺されそうになっちゃうシーンとかはやっぱりなんかこみ上げてくるものがありますね。

★★★★★
映画(アニメ) | comments(0) | -

映画「トイストーリー3」

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評価:
トム・ハンクス,ティム・アレン,唐沢寿明,所ジョージ
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
¥ 2,417


 【あらすじ】
 カウボーイのウッディや宇宙ヒーローのバズをはじめとするおもちゃたちは、アンディが幼いころには、よくアンディと一緒に遊んでいたのであったが、アンディも大きくなり、大学生になることが決まった現在には、全く見向きもされなくなってしまっていた。そして、アンディが家を出ていく日が決まり、おもちゃたちはどうするのかといった問題が生じるのであったが、ウッディ以外のおもちゃたちは謝ってゴミとして捨てられてしまうのであった。アンディに捨てられたことをショックに思ったバズをはじめとするおもちゃたちは、新天地を求めて託児所に行くことにしたのであったが…。

【感想】
 おもちゃの国の大冒険。トイストーリーシリーズはみんなそうなんですが、ストーリーが云々というよりも、おもちゃたちが動き回っているのを見ているだけでも楽しい…そんな雰囲気がありますよね。今作もそれに違わず、色んなおもちゃたちがわいわいがやがや動き回って、新キャラなんかもたくさん登場したりして、賑やかな雰囲気がすごく楽しかったです。(なんちゃってトトロも登場してましたね)

 で、「楽しい」を強調してしまったんですが、それに加えて、おもちゃ同士の「友情」が感じられるのもすごく魅力的でした。自分のことだけを考えているようなやつはウッディの仲間にはいなくて、ウッディは自分だけはアンディに連れて行ってもらえる状況だったのにも関わらず、みんなを助ける為に託児所に舞い戻ってくるし、バービーもバズも、状況次第では「託児所内で自分だけは優位な立ち居地に行ける」可能性もあったのにも関わらず、決して仲間を裏切らず、最後までみんなで助け合って逃げ延びる道を選んだ…ってところが感動的でした。どんなことが起こっても信頼しあえる仲間同士っていいですね。
 
 そして、最大のポイントであるクライマックスシーン。アンディ少年は、おもちゃたちに対してある決断をするんですが、そのシーンがすごく印象的でした。幼い頃におもちゃで遊んだ経験があって、大事にしていたおもちゃがあった人なら、絶対何かしら感じるものがあると思うんですよね。このラストは。おもちゃで遊んでいた頃を思い出して、ちょっと目頭が熱くなってしまうような、そんな映画ですので、ちょっと童心に戻りたいと思うような方は、ぜひ見てみるといい映画だと思います。


満足度:★★★★★

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映画「借りぐらしのアリエッティ」

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 【あらすじ】
 人間の家にこっそりと住み着き、必要なものをこっそりと持ち運んではひっそりと暮らしていると言われている借り暮らしの小人たち。徐々にその数を減らし、今ではもうほとんど残っていないと言われるまでに数を減らしていたのであったが、とある田舎の古民家には、まだアリエッティという14歳の小人の少女とその両親が3人でひっそりと暮らしていた。しかし、そんな平穏な生活は長くは続かなかった。アリエッティが人間の少年に姿を見られてしまったのだ。少年は決して彼らに危害を加えるつもりはなかったのであったが、アリエッティたち3人には確実に危機が迫っていたのであった…。

【感想】
 序盤の田舎道を車で走ってるシーンとか、小人のアリエッティが庭を駆け回るシーンが、ちょっと「となりのトトロ」っぽい雰囲気だったり、病気の少年の翔が「耳をすませば」の聖司そっくりだったりで、いかにもジブリ映画だなって雰囲気は随所に見られたので、その辺は「あ〜ジブリだぁ」って感じがして良かったです。
 
 でも、ストーリーの方はトトロみたいな楽しい感じではないし、耳をすませばみたいな清々しい雰囲気でもないし、思った以上にシリアスな雰囲気だったので、その辺は、他のジブリ映画とは違った雰囲気の作品だなって印象でした。
 
 小人の視点なので、周りは全てが大きく見えて、カラスとか猫とかいったそういう動物たちが襲ってくるのは巨大な化け物が襲ってくるかのような雰囲気で描かれているし、夜中の家の中を探検する部分も、全てが大きくて薄暗いので、ちょっとホラーちっくなくらいの怖い雰囲気になっていました。楽しい雰囲気…ではないので、対象を子供にしてるわけでもないのかもしれないですね。ラストもあんまりハッピーエンド…という感じではなくて、むしろ途中で終わってしまった感があるので、この後どうなったの!?ってちょっと続きが気になってしまいました…^^;

 また、人間の登場人物の小人に対する扱いが恐ろしいくらいに残酷だったのが印象的でした。アリエッティに対して「きみたちは滅びる種族なんだ…」とか言ってみたり、アリエッティの家を破壊して脅えさせたり…。ねずみ駆除の業者を呼んで駆除しようとしたり…。まぁ人間のゴキブリとかねずみに対する扱いってそんなもんかもしれませんが…なんか生々しかったですね…。

 …とまぁちょっと酷評気味になってしまったんですが、全体的には割と好きな作品でした。特に、物語の中盤以降の、アリエッティ一家に降りかかる悲劇に関する部分は、結構ハマってしまったので僕は涙腺がウルウルきてました^^;シリアスな作品なので、それなりに感情移入しやすいと思います。宮崎駿監督作品と比較してしまうと、パッとしない感が大きいかもしれませんが、そんなに悪い作品でもないと思うので、ジブリが好きな方は見てみるのもいいと思います。

満足度:★★★★☆

映画(アニメ) | comments(0) | -

映画「レイトン教授と永遠の歌姫」

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 【あらすじ】
大学の有名な教授であるレイトンのもとに、かつての教え子であり、現在はオペラ歌手をしているジェニスから手紙が届いた。それは、1年前に亡くなった友人が、7歳の女の子に乗り移って現れたというものであった。その謎を解明する為、レイトン教授は、ルークを連れて、ジェニスのもとへと向かうのであったが…。

【感想】
ゲームの方は未体験なんですが、映画を見てしまいました(笑)でも、特にゲームをやってない人でもとっつきやすいような感じのストーリーでしたね。割とシンプルだったので。でもやっぱりゲームのファンの人が見たほうが楽しめるんだろうと思いますが。きっと。
で、物語の方ですが、なんか思ったより淡々と進んでいったような感じですかね。謎解き云々って言うよりもなんかいかにも子供向けアニメっぽい展開でしたね。悪いやつがいて、最後にはそれをやっつけるーみたいな。面白いかと言われるとちょっと微妙な感じでした。

満足度:★★★☆☆

映画(アニメ) | comments(0) | -

映画「カールじいさんの空飛ぶ家」

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評価:
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ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
¥ 2,700
Amazonおすすめ度:

 【あらすじ】
最愛の妻と共に南米の秘境を旅することが長年の夢であったカールじいさんは、妻を失った後もその夢を諦めることはなく、ようやくその夢を実現させるところまでやってきていた。大量の風船を用意し、自宅を大空へと飛ばせるよう改造を行っていたのだ。そして、いよいよ出発の当日、カールじいさんは家と共に大空へとはばたくのであったが、実は、その家には、ラッセル少年がこっそりと忍び込んでいた。空から突き落とすわけにも行かず、仕方なくラッセルを連れて南米へと旅立って行くカールじいさんであったが…。

【感想】
冒頭のカールじいさんが老人になるまでのエピソードの部分は正直あんまり好きではなかったりするんですが、家が旅立ってからの冒険のシーンは一波乱も二波乱もある展開続きでなかなか面白かったです。じいさんが主役なので、まさか戦闘シーンなんてあるとは思わなかったんですが、予想外の展開に驚きでした。思った以上にアクションシーンが多かった感じがします。
あと、中盤以降は、カールじいさんに加えて、冒険少年のラッセルに、謎の鳥のケビン、喋る犬のダグといったユニークな仲間(?)が増えていくんですが、個性豊かな面々が揃ってるので、会話とか行動のやりとりはコントでも見てるような感じで面白かったです。(ケビン&ダグ最高!ペットに欲しい^^)

満足度:★★★★☆

映画(アニメ) | comments(0) | -
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