映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
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読書記録「老後の資金がありません(垣谷美雨)」

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【あらすじ】
自身の老後を控え、これからは節約しなきゃ!と思っていた矢先、娘が派手な結婚式を挙げたいと言い出し、急に亡くなった舅の葬儀代も負担しなければならなくなってしまった 後藤篤子。さらには夫婦共に無職になってしまう事態も重なり彼女は今後どうすればいいのかと苦悩するのであったが…。

【感想】
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☆老後の資金…コワい
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定年を間近に控えた夫婦が、老後の資金を巡ってバタバタを繰り広げるお話。

定年間際になって、老後の資金がありません!ってそりゃアンタ…

今までの計画性がないからそんなことになってるんでしょ?ってツッコミを入れたかったりもするんですが…

まぁ確かに、60前後の人たちって結構お金が必要なのかもしれませんね。

子どもたちがやっと学校を卒業して手が離れたかと思いきや…

就職・一人暮らし・結婚でお金がかかるー!!

それと時を同じくして、親の介護・葬式でお金がかかるー!!

気がつけば自分たちの老後の資金は一体どこに!?って感じである意味同情しました。。。

確かに、自分たちのお金といいつつも、子供に親にお金がかかる世代なんですね。。。

子供の結婚資金くらい自分ださせろよ!親の葬式代くらい親に残しておいてもらえよ!って思わなくもないですが…

まぁそうそう人生うまくはいかないもんですかね。。。

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☆奇想天外な展開
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まぁそんなこんなで老後の資金がなくなってしまった彼らなんですが…

それを打開する方法がまた奇想天外な展開で面白かったです。

詳細は書きませんが、まさかそんな展開になるなんて思いもしなかったので…やるなおヌシ!って感じでした。

まぁある意味ヤバイ行為なので真似しちゃだめよ!って感じな話ではあるんですが…

ノリノリで大胆なことをやり遂げちゃうお姑さんすげー!って思ってしまったお話でした。

★★★★★

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読書記録「ifイフ サヨナラが言えない理由(垣谷美雨)」

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【感想】
コミュ症で患者の気持ちがわからない医者として評判だった女医が、不思議な聴診器を手に入れることで、患者の過去の後悔を取り除くことができるようになった…というお話。

過去をやり直す…って意味では「リセット」と似てる部分はあるんですが…

こちらは余命幾ばくもない死期迫った人たちが後悔を取り除くって話なので、こちらの方が密度は濃かったような気がします。

ただ、人生やり直したからといって上手くいく…とは限らない!ってところが相変わらずシュールでいいですね(^_^;)

結局のところ、どう転んでも後悔するんだから、今を一生懸命生きるしか無い!そういうようなメッセージを感じたお話でした。


以下、印象的だったお話の感想です。
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☆dream
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有名女優の娘として生まれながら、親の反対に合い、女優の道を断念せざるを得なかった女性のお話。

彼女はこの後悔を取り除く為、母の反対を押し切り女優になる道を選ぶことにするんですが…

女優なんてなるんじゃなかった…って方向に話が進んでいくのが面白かったです。

確かに、母親より劣った容姿をしていて、母親より劣った才能しかなかったとしたら、苦労するのはわかりきってますもんね。。。

映画やドラマに出れば親の七光りだと叩かれ、可愛くないし演技も上手くないからバッシングはますます酷くなる。

しかも、一度芸能界デビューしてしまえば、何をしてても○○の娘が○○を!とマスコミの餌食になってしまい、仕事も恋愛も上手くいかない。。。

有名人2世ってなんか自由奔放に生きててうらやましいようなイメージがありましたが、意外と実態はツライのかもなーと感じたお話でした。

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☆marrige
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娘の結婚を反対した結果、結婚しないまま50代を迎えてしまった娘を心配する母のお話。

あの時結婚させてあげればよかった…と過去に戻って結婚に賛成することにしたんですが…

これでもか!というくらい悲惨な人生が娘と自分に降りかかってくるのが面白かったです(笑)

まぁ、女ったらしで、貧乏で、まともに働く気もない男を娘が連れてきたら、結婚に反対したくなる気持ちもわかりますよね(^_^;)

結婚に反対しても賛成しても不幸になる娘。

なかなかシュールだなーと感じたお話でした(笑)
 
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読書記録「子育てはもう卒業します(垣谷美雨)」

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【あらすじ】
時は1970年代。地方から上京してきた女子大生3人組は、やがてそれぞれの就職をし、結婚をし、子供を産み、子育てをし、気が付けば2010年代へと突入していくのであった…。

【感想】
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☆母親世代も苦労してるんですねぇ…
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普通に考えれば、今の僕には全く縁がないタイトルの本。。。

とりあえず、好きな垣谷美雨さんの作品ということで読んでみました。

たぶん、子育てなんてもう嫌!みたいな恨みつらみが書かれてる本なのかなーって思って読んでたんですが…

意外にも子育て云々がメインの話ではなくて、今はもう子どもも独立して、子育ては卒業した(?)お母さんたちが大学生だった頃の話からスタートして、だんだん年を取っていくような、一代記に仕上がっていたのがすごく興味深く読めました。


時は1970年代後半の高度成長期。

今50代半ばのお母さんたちは、当時田舎から出てきたばかりの女子大生だったわけなんですが…

女性の待遇といった面では、今とは雲泥の差があった時代なんですね。。。


道端で男性とふたりきりで話をしていればお見合いの話がなくなるからはしたないことはやめろと言われ…

就職活動してみれば、一人暮らしのやつはどこの馬の骨かもわからないから、採用する女子は実家暮らしの子に限ると言われ…

採用するにしても、大卒で年いってる子よりは、少しでも若い短大卒の方がいいなんていう扱いな始末。

今でも男女には待遇の差はあるかと思いますが、当時はもっとひどかったのかなと改めて感じされられました。。。


あとは、お母さんのセリフで、「当時は、大卒でも、お茶くみとコピーの仕事しかなくて、結婚して専業主婦になるしかなかったのよ」みたいなセリフがあったんですが…

それに対する娘のセリフで「お茶くみとコピーなんて楽な仕事で給料もらえて、結婚して専業主婦になれるなんて幸せじゃん!」って言い返してたのが印象的でした…。

確かに、今の時代からすると、娘さんの言い分、ごもっともです(笑)
 
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読書記録「あなたの人生、片づけます(垣谷美雨)」

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【感想】
巷で流行っている(?)断捨離のおばちゃんが、いらないもので溢れかえっている人たちの家を訪れて、人生改革を進めていく、というお話。

最初は、部屋をキレイにするだけなのに、なんで「人生片づけます」なの?って思って読んでたんですが…

意外や意外(?)部屋がキレイになるにつれて、人生も変わり始めてしまう(!)というのが読んでてなかなか心地よかったです。

まぁ小説の中での話なので実際にはこんなに上手いことはいかないかもしれませんが…

実際に自分も汚部屋の住人なので、これを機会に断捨離をして人生を変えたい!と読んでるときは思いました。

今はどうかって?そ、その効力は既に消え去りました。。。(汗)

もう一回読もうかな。。。(汗)


以下、印象的だったお話の感想です。
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☆ケース1 清算
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いわゆる、汚部屋に住んでいる、OLの春花さんのお話。

掃除は、しようしようと思いつつ、面倒くさいからついつい後回しにしちゃう彼女。

結果、床はモノで溢れかえり、何がどこにあるのかすらわからない状態。

なので、同じものが部屋の中にいくつもあったり、いつ買ったのかわからないものが埋もれていたり。

そういう経験って、やっぱりありますよね?

うちもそんな感じなので、まったくそのとーり!って思って読んでました。

ただ、思いっきり掃除して、床が見えてくると爽快感があるのも事実なんですよね。。。

いらないもの、ずばっと処分して気分もスッキリしたいな。そう思えたお話でした。


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☆ケース2 木魚堂
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奥さんが亡くなってから、自分では掃除をせず、娘に掃除させている父親のお話。

娘さんが掃除しているから、家は汚くはないものの、自分でやろうとしないのは問題ですよね。。。

しかも、家には大量の「亡くなった奥さん」の遺物が。。。

確かに「大事なもの」ではあるものの、全部が全部必要かと言われると、そうとは言い切れないですよね。

自分で管理仕切れないものは、思い切って処分する勇気も必要なのかなと感じたお話でした。

親が元気なうちはいいですが、親が亡くなったら、こういうことも考えなきゃいけないんですねぇ。。。


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☆ケース3 豪商の館
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決してゴミで溢れかえっているわけではないものの、大量の「モノ」で溢れかえっている豪邸のお話。

きちんと整理整頓はされていて、傍から見れば、キレイなおうち!と言われるような家なんですが…

広いだけに、余計なもので溢れかえっているってのは逆に管理が大変ではありますよね。。。

泊まりのお客さんなんてもう何年も来てないのに、大量に仕舞ってある布団。

いつ来るのかわからないお客のために、大量に仕舞ってある食料品や、食器。

そして、いつなくなってもいいように、大量に買い溜められた生活用品。。。

確かに、いざ!というときのために用意して置くのも大事かと思いますが…

自分が亡くなったあとに遺品整理をしてもらわなきゃならなくなることを考えると、不要なものを大量に溜め込んでおくのも考えものなんだなと感じたお話でした。。。
 
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読書記録「七十歳死亡法案、可決(垣谷美雨)」

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【あらすじ】
高齢化が進行に伴う財政の悪化のため、七十歳以上の人を強制的に安楽死させる「七十歳死亡法案」が成立した。これにより、70歳を迎えた者は30日以内に安楽死しなければならなくなった。施行まではあと2年。残された日々に国民は様々な思いを抱くのであったが…。

【感想】
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☆70歳以上は安楽死を…
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70歳以上の高齢者は強制的に安楽死させる、というとんでもない法律が可決されてしまった!というお話。

年金やら介護保険やら医療費やら、なにやらやたらとお金がかかる高齢者。

日本の財政にはもはやそんなお金を払い続ける余裕はない!

かくなる上は、高齢者には死んでもらおう!というとんでもない法律ではあるんですが…

確かに、高齢者がいなくなれば、年々増え続ける社会保障費を心配する必要がなくなる…ってところだけは一理ありますね(^^;)

今まで社会保障費に回してた分だけのお金を他に回すことができるし、労働者も、老後のためにお金を貯めておく必要がない。

だから、稼いだお金はみんな使ってしまえーってなって景気がよくなる。

70歳で死ね!っていうのはあまりにも横暴ではありますが、なんか、なるほどなーとちょっと思ってしまった法律でした(^^;)

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☆延命治療は…
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ただ、元気な人もそうじゃない人も70歳になったらみんな死ね!じゃあまりにも酷い話かと思いますが…

意識がなくなって植物状態で意識が戻る可能性もない人とかに対しては、ちょっと安楽死を認めてもいいんじゃないかなぁってのも感じてしまいました。。。

家族からしてみれば、できるだけ長く生きてほしい。っていう思いはもちろんあるかと思いますが…

植物状態でも病院にずっと入院してたらその分お金がかかるわけだし、本来ならそこで治療を受けられる人の場所を奪ってしまってるわけですからね。

元気で長生きできるならそれはそれでいいことですが、無理に延命治療を行って、本人も家族も苦しい思いをするのであれば、安楽死もありなんじゃないかなぁと思いました。。。


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☆介護は大変だよねと…
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あと、この物語の主人公として、義母の介護に疲れ果てている主婦が出てくるんですが…

改めて、介護って大変そうだなーってのを感じました。。。


夫に息子に娘。義姉に義妹。

姑が要介護になった場合、夫に取っては母親、息子や娘にとっては祖母。

義姉や義妹にとっても母親なので、本来ならば介護に協力してくれてもいいものかと思いますが…

仕事が疲れているから。といって夜は自分だけ眠り、土日は好きなことをして遊んでいる夫。

そんなのお母さんの仕事でしょ?とばりに一向に手伝おうとはしないくせに、ご飯まだー?とか言ってくる息子。

母親が苦労しているのを知っているくせに、自分は独立したからと、一向に家に近寄らない娘。

そして、自分たちは忙しいからと、普段寄り付かないくせに、遺産の話のときだけそそくさとやってくる義姉と義妹。

そして、自分を女中のようにこき使い、ちょっとでも嫌なことがあると喚き散らす当の要介護者である姑。

こんだけ酷い状態におかれたら…キレてあたりまえですよね(^^;)

70歳死亡法案が可決されて、うれしくてたまらない、っていうような描写が出てきたんですが…

こういう状態が10年も続いてたりすると、それを酷い嫁だと非難することはできませんね(^^;)
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読書記録「ニュータウンは黄昏れて(垣谷美雨)」

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【あらすじ】
ニュータウンで生まれ、ニュータウンで育った琴里。彼女はせっせとアルバイトに励み、コツコツと教育ローンの返済に精を出していたのであったが、そんなある日、お金持ちの息子である環と出会う。お金持ちであり、しかも容姿端麗!といったまさに理想的な彼氏だと感じた琴里は、やがて環と付き合うようになるのであったが…。


【感想】
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☆ニュータウンの今は…
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かつては若い夫婦と子供たちで賑わったニュータウンの団地。

だが、子供たちは独立し、残るは年老いた老夫婦のみ。

真新しかった団地も老朽化し、建て替えの話が持ち上がって、というストーリーなんですが…

「家を買う」ということってあらためてものすごーく人生に影響することなんだなぁって感じました(^_^;)


当時は新築で人気もあり、何千万円という大金をはたいてでも誰もが買いたがった団地も、今や資産価値は下落して、今や多額の住宅ローンが残るのみ。

今売っても儲かるどころか、買い手がいるとも思えず、買い手がいたとしても売値では住宅ローンの返済すらできないような状態。

でも、売らなければ、年々修繕費もかさむし、さらには、「建て替え」の費用まで用意しなければならなくなる!?なんてとんでもないにもなったりして。


なんか、家って、買っちゃえば、もうずっと住み続けられるし、賃貸よりお得!ってイメージはどこかしらにあったんですが…

修繕費もかかるし、いずれ建て替えないといけないってなってくると、だいぶ話が違ってきますよね(^_^;)


そして、さらにかかってくるのが固定資産税!

団地に住んでる親世代が亡くなって、団地を相続したとして、売りたいって思っても買い手がいなかったら、延々と固定資産税を払い続けるという負の遺産に。。。

家は資産!だとか言って、余計なものを子供に残したりすると、相続した子供も苦労するんだなーなんてなんかしみじみと考えてしまいました。。。

売れないものを遺されるのはほんと、たちが悪いですね(^_^;)

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☆住宅ローンを払ってもらう?
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あと、お金持ちの息子(?)みたいな人も出てきたりしたんですが、その人もなかなかインパクトが強くてすごかったです(^_^;)

主人公の女の子が、その人と婚約することになるんですが…

主人公の教育ローンとか住宅ローンを肩代わりしてあげるよ!みたいなこと言っちゃうんですよね(^_^;)

普通の感覚だったら、いくら婚約者とはいえ、住宅ローンを代わりに払ってもらう!なんてことはできないかと思いますが…

なんか、超えてはいけない一線を超えてるような気がしますね(^_^;)


ちなみに、婚約者、いや、夫婦だったとして、自分の親の買った家のローンを代わりに払ってもらうのはアリでしょうか??

そこまでいかなくとも、高価はものをプレゼントされたり、高いホテルに泊まった代金を払ってもらうのはアリでしょうか?

はたまた、旦那の財布を自分の財布のように使っちゃうのはありでしょうか??

なんか、こっちもなかなかいろいろ考えさせられる内容だなーって思いました(^_^;)


垣谷美雨さん、毎度毎度いろいろ考えさせられます(^_^;)


 
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読書記録「優しい悪魔(垣谷美雨)」

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評価:
垣谷 美雨
実業之日本社
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【あらすじ】
某メーカーの一般職として働く岩崎佐和子。彼女は、若い頃からタバコを吸い続けるヘビースモーカーなのであったが、昨今の喫煙家に対する風当たりの強さや、自身の体調も悪いこともあり、今度こそ禁煙を実行しよう!と心に決めるのであったが、数十年に渡って吸い続けてきたタバコをそう簡単に辞められるわけもなく、タバコとの壮絶な戦いが始まるのであった…。


【感想】
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☆たばこをやめたい!
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中年主婦が禁煙にチャレンジする!というお話。

たばこ税は上がるは、飲食店や会社もどんどん禁煙になるわで、肩身の狭い思いを余儀なくされている喫煙者。

僕はたばこ吸わない派なので、そんな方々が、どういう思いをして毎日を生活しているのか考えたこともなかったんですが…

やっぱり、吸っちゃいけない場所が増えて、吸っていい場所でさえも、吸ってると吸わない人から非難の眼差しを浴びせられるとなると、なかなかツライ状況ではありますよね(^_^;)

しかも、たばこの値段は年々上昇中。

健康にも家計にもあんまりよろしくないたばこ。

思い切ってきっぱり辞められれば一石二鳥で言うことなし!なのかもしれませんが、それがなかなかできなくて悪戦苦闘する姿がなかなか痛ましかったです(^_^;)

麻薬とか薬物系は論外ですが、たばこじゃなくても、お酒とかギャンブルとかネットとか、依存症になってしまうと抜け出すのって大変だよなーって改めて感じた作品でした。

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☆やめるには…?
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でも、依存症から抜けるのにはどうしたらいいんでしょうね?

僕も甘いものとか、ネットとか、若干依存気味なので、割合を減らしたいと思ってるんですが…

ついつい気づけば甘いものを食べてたり、無駄にネットサーフィンしちゃってるんですよね(^_^;)

これをやめればきっともっと健康的で有意義な時間を過ごせるのに!と思うのになかなかやめられない依存症。

そして、やめよう!と思っても、結局2、3日で断念して、なんて自分はダメなやつなんだー!と自己嫌悪してしまう悪循環。

僕はたばここそやってないですが、なんか変なところで主人公に共感してしまいました(笑)

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☆その先には恐い病気が…
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ただ、たばこを吸い続けた結果!ってのが作中で登場してくるんですが、なかなか恐いですね(^_^;)

肺がんになっちゃう確率は高くなるよ!ってのは知ってたりはするんですが…

喉に穴が空いちゃってまともに呼吸ができなくなって、酸素ボンベが常時必要になったり、歩けなくなっちゃったりするもんなんですね。。。

若い内は、自分には関係ないよ!って思っちゃいそうなことではありますが、たばこって改めて恐いなって思いました。
 
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読書記録「リセット(垣谷美雨)」

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【あらすじ】
専業主婦として繰り返される同じ毎日にうんざりしていた香山知子。SEとしてバリバリ仕事に励むものの結婚して子供を産むことができなかった思いを後ろめたく思う黒川薫。高校中退の為正社員になれず日々コンビニのバイトであくせくはたらく赤坂晴美。高校の同級生だった3人は、久しぶりに再会したことをきっかけに、とある居酒屋で飲むことにしたのであったが、何の気まぐれか、気が付くと3人は高校時代へとタイムスリップしてしまっていたのであった。

【感想】
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☆高校時代へタイムスリップ!
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人生やり直したいなぁ。なんてボヤいてた中年女性3人組が、ひょんなことから高校時代にタイムスリップしてしまうお話ですね。

常々やり直したい!と思っていた高校時代に戻れて、3人は自分の理想通りの人生を目指して突き進むことになるんですが…

「目指していた理想=幸せ」とは限らない…っていうところが、なかなか皮肉が効いてて面白かったです。


独身で仕事一筋で生きてきてしまった人は、幸せな結婚を求めて理想の旦那様を求めて結婚に走り…

専業主婦一筋で生きてきてしまった人は、夢だった女優になるために必死になって努力を重ね…

人生を過って貧乏な暮らしをしてきた人は、玉の輿を狙ってお金持ちの旦那様を求める。

理想を追うことは決して悪いことではないかと思うんですが…

理想の旦那様をゲットしても、女優の仕事に就いても、玉の輿に乗っかっても…

そうなったらそうなったで、その時はその時ならではの悩み沸き起こってきて、決して幸せじゃない!ってところが人生難しいなぁって感じました。

どの道を進んでも悩みが尽きないなら、今歩んでる道が正しい!と思って生きていきたいですね。


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☆女性が生きるにはツライ時代?
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あと、印象的だったのが、ものすごーく女性差別的な世界観でした。。。

自分は男なのであんまり意識したことなかったんですが…

女性ってこんなに差別されてたりするんですかね??(昔だから?)


女の子は頭が良すぎると嫁の貰い手がなくなるから大学なんて行かなくていい。

兄や弟は大学に行かせてもらってるのに、自分の時はお金がないとかで行かせてくれない。

25歳過ぎたら、クリスマスケーキと同じで売れ残りだから早く結婚した方がいい。

就職しても結婚したらすぐに辞めるのが当たり前。

雇用機会均等法だとか言っておいても、女性が子育て終わってから正社員として働ける場所なんてない。

男と一緒に正社員になったとしても、「女のくせに」とか「女だから」とか言われて出世できない。

女は家で子育てをして、その後は親の介護をするべき。


なんか、悲鳴ともいうべき女性たちの不満の声がたくさん詰まっていて驚きました。。。

おそらく30年くらい前の世の中の話なんだとは思いますが(一部は今も残ってる?)

こう生きるべき!みたいなのが決められてると、すごく生きにくそうな感じがしました(^_^;)


高校を出たら、ちょこっと働きに出て、25歳までにはしかるべき相手と結婚して子供を産んで、

その後は専業主婦として20年くらい家に閉じ込められて、それが終わったら夫の両親の介護。

そんな、「決められたレール」がきっちり敷かれていて、それから少しでも外れていたら「おかしい」と思われてしまうような、そんな時代。

そんな時代を生き抜いた、自分たちの母親世代の人たちって、すごく苦労してたのかな、と思ってしまった作品でした。
 
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読書記録「結婚相手は抽選で(垣谷美雨)」

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【あらすじ】
少子化の原因となる晩婚化を改善するため、25歳から35歳までの独身男女を強制的にお見合いさせる「抽選見合い結婚法」が成立した。これにより、該当する男女は、強制的にお見合いをさせられることになった。相手が気に入らなければ、3回までは相手を拒否することができるものの、3回拒否してしまうと、強制的にテロ撲滅隊に入隊させられることになるこの法律の成立は、若者たちに動揺を走らせることになるのであったが…。


【感想】
晩婚化による少子化に歯止めをかけるため、政府が結婚適齢期の人間を強制的にお見合いさせる法律を作った!というお話。

あらすじだけを読んでしまうと、なんて横暴な!と思わずにはいられない内容だなーって思ってしまったんですが…

内容をよくよく読んでみると、3回までは相手を拒否してもいいし、拒否されるのは何回でもOKってのが意外とユニークで楽しかったです。


こういう制限とかかえてしまうと、ゲームみたいに駆け引きが生じてくるのが面白いですよね。

最初のお見合いだと、まだそれから出会う人がもっといい人かもしれない!って思っちゃってなかなか結婚に踏み切れないし、

一方で、3回めのお見合いとかなってくると、もう後がないので、最初の人が一番良かったー!(T_T)って泣いてももう後の祭り。。。


まぁこれは普通の婚活でも同じことが言えるのかもしれませんが、結婚相手を決める!ってこと、やっぱり結構大変だよなーと思ってしまった作品でした(^_^;)

お見合いすること自体も大変ですが、断られたり、断ったりするのもなかなか大変ですよね(^_^;)



以下、印象的だった登場人物の感想です。
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☆鈴掛好美の場合
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結婚条件を「母親」に握られている女性のお話。

法律で決まったとはいえ、結婚相手は「母のお眼鏡にかなう人」という厳しい条件を満たさなくてはならない。

あの人は浮気しそうだからダメ!

あの人は秘密がありそうだからダメ!

あの人は自分と同居してくれないからダメ!

ダメダメダメ!

断る権利はたった3回しかないのにやたらとダメ出ししてくる母。

結婚相手は自分の結婚相手なのに、やたらと干渉してくる母親がいつも側にいたら…

上手くいきそうなものも行かなくなりそうですよね(^_^;)

うぜーなこの母ちゃん。。。って思ってしまったお話でした。

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☆冬村奈々の場合
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理想が高く、普通の男性じゃ満足できない女性のお話。

かっこいい人じゃなきゃダメ!年収がいくら以上じゃなきゃダメ!優しい人じゃなきゃダメ!

そんな、理想が高すぎる人だったら…抽選でお見合いしたところで上手く行くわけがないですよね(^_^;)

自分は美人だから、お見合い相手の男たちはワラワラと言い寄ってくるものの、本人は満足できるお相手がいない。。。

そんな彼女は無事に結婚することができるのか!?がなかなか気になったお話でした。

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☆宮坂龍彦の場合
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若干オタクが入ってる、モテナイ気質な男性のお話。

普段女性と出会うきっかけなんてないから、こういう法律は逆にハッピー!?かと思いきや…

そんなお見合い相手にもことごとく振られ続ける彼。

何度も何度も何度も何度も振られると、心が折れてしまいそうになってしまうかと思いますが…

それでも「お見合いを続けなければならない」っていうのは、なかなか過酷ですよね(^_^;)

いわゆる自分と似たタイプなので、ちょっと親近感を持って読んでしまった彼でした(笑)



この作品は、ゼルエルさんの紹介本でした。どうもありがとうございまーす。

垣谷美雨さんちょっと追いかけてみたいと思います。
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読書記録「竜巻ガール(垣谷美雨)」

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 【感想】
「竜巻ガール」「旋風マザー」「渦潮ウーマン」「霧中ワイフ」の4編を収録した短篇集ですね。

タイトルから通り、なにやらすごそうな女性たちが出てくる話になってるんですが…

思った以上にパワフルな女性たちが出てくるのがなかなか痛快でした(笑)

男性視点から見ると、こんなにパワフルな人たちが身近にいたら、ものすごーく疲れてしまいそうな気がしなくもないんですが…

女性もこれくらい元気がある方が逞しくていいのかなって思いました。



以下、印象的だった短編の感想です。
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☆竜巻ガール
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父親が再婚することにより、突然女子高生の妹が出来てしまい、一緒に暮らすことになってしまった…というお話。

で、その娘が、普段はガングロでちょっと怖い!?な感じの子なんですが、実は素顔が超絶美人で!!という展開で、なんかちょっとやらしい感じもありーので面白かったです(笑)

でも、突然可愛いお年頃の妹ができちゃって一緒に住むことになったら…ドキドキしない方がおかしいですよね(笑)

上手く仲良くなれたなら(変な意味じゃないですよ?(笑))きっと楽しい毎日になりそうだなーって感じました。

ただ、逆にお互いに気を使いすぎて気まずくなったり、軽蔑しあって犬猿の仲になっちゃうようだったら、いくら美人の妹であっても、そういう娘とは一緒には暮らしたくないですねー。

やっぱりいい年をして他人と同居するってのは大変そうだなってのを思いました。

皆さんは可愛い義妹とか義弟が突然できちゃったとしても仲良くやっていけるタイプですか?(笑)


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☆旋風マザー
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もう年金をもらうようなお年ごろな親父が、突然若くて美人な奥さんと結婚してしまった!という話ですね。

息子である自分とそう変わらない年に見える義母。しかも美人。

一方で、自分はもう中年にさしかかろうとしているのに独身で彼女なし。

なんか父と義母に対する鬱屈した気持ちがどんどん溜まっていくようなその感じがよくわかりました(笑)

子どもの頃は若くてきれいなお母さんいいなーなんて思ったこともありましたが…

いい年をして、若くてきれいな義母ができるってのもなんか微妙ですね(^_^;)

ちなみに、なんでこんな親父にこんな若くてきれいな人が!!という謎があるかと思うんですが…

その謎が解ける最後のオチがなかなか面白かったです(笑)



この作品は、ぺんぎんさんの紹介本でした。

どうもありがとうございました(^^)
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