映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
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読書記録「本屋さんのダイアナ(柚木麻子)」

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【あらすじ】
大穴(ダイアナ)と名付けられ、髪も金髪に染められ、キャバクラに勤めている母も嫌いだった大穴。だが、そんな彼女に小学3年生のある日、彩子という友達ができた。本が好きという趣味もあい、2人はやがて親友となっていくのであったが…。

【感想】
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☆本好きなふたりの半世紀
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本が好きだったふたりの少女のお話。

小学時代は親友!だったはずなのに、ひょんなことから

違う道を歩み始めることになってしまったふたり。

小学時代から大人になるまでを描いているので…

ある意味ふたりの半生記を読んでるみたいな感じで読めました。

小学時代は仲良くても、だんだん大人になっていく過程で

いつのまにか疎遠になっちゃう関係ってありますよね。

自分の学生時代も思い出しつつ、ちょっと懐かしい気分になれたお話でした。

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☆人生に影響を与えた本とか
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あと、本好きな主人公!ということで、本について熱く語ってるシーンが印象的でした。

自分も本好きではあるんですが、自分の人生を変えた!とか

熱く語れるほど好きな本ってないんですよね。。。

それだけ好きな本があるってのはちょっとうらやましいなって思ったお話でした。

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本 【柚木 麻子】 | comments(0) | -

読書記録「BUTTER(柚木麻子)」

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評価:
柚木 麻子
新潮社
¥ 1,728

【あらすじ】
結婚詐欺の末、3人の男を殺したとされ、逮捕された梶井真奈子。彼女の本当の姿を探るべく、週刊誌の雑誌の記者をしている里佳は、彼女に取材を申し込むのであったが…


【感想】
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☆結構重厚なお話。。。
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結婚詐欺の末、交際相手の男性を殺害したとされる容疑者のお話。

いつもは軽めなタッチで読みやすい柚木麻子さん。

今回もそんな感じなのかなーと思ってたんですが…

今作はページ数多い!&比較的重厚な文体で読みにくい!!

…というわけでやたらと読むのに時間がかかってしまいました。。。

柚木さんにしては珍しく事件を扱ったお話だし、「直木賞」を意識して書いたんですかね~?

結構絶賛されてたりもするようですが、個人的には今までの柚木さんらしさが失われてしまったようで

なんかちょっと残念だったなーって印象でした。。。

次の作品はぜひ、前のタッチに戻って欲しいなーと感じてしまったお話でした。

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☆料理おいしそう
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まぁそれはさておき、この作品…

「BUTEER」というタイトルでもあり、グルメな容疑者が出て来るお話ということもあり…

「料理」のシーンはなかなか凝っていて読んでるとお腹が空いてきました。。。

自分は料理なんて全然しないし、バターが違うと料理の味が全然違う!なんて思ったことも一度もなかったりするんですが…

バターが違うだけで、そんなに料理って違ってくるもんなんですかねー?

まぁそもそも、「バターライス」自体食べたことないような気がするので、一度食べてみたいなって思いました。

美味しいものを知らずに生きてるなんて人生損してる!なんて主張がちょっと垣間見れたんですが…

確かに、まだまだ食べたことないものとかたくさんあるし、毎日同じもの食べてるんじゃなくて

なんかいろいろ新規開拓してみたほうが人生楽しくなるのかなーなんて思ったりしちゃいました。。

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本 【柚木 麻子】 | comments(0) | -

読書記録「奥様はクレイジーフルーツ(柚木麻子)」

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【あらすじ】
夫とは仲良く暮らしているものの、男女の関係ではなくセックレスな日々に欲求不満が溜まる初美。そんな彼女は、飲み友だった同級生とのキスに興奮し、義弟によからぬ妄想をし、挙句の果てには女医にまでムラムラするという事態に陥るのであったが…。

【感想】
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☆今までとは結構毛色が違うような…
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セックスレスな奥様が、セックスレスを解消しようと、孤軍奮闘(?)するお話。

最初の方読んだ時、かなり過激な内容だったので…

うわー!柚木麻子さん一体どうしちゃったの!?と思ってしまったんですが…

読み進めるにつれて、アダルトテイストな柚木作品に徐々にのめり込んでしまいました(笑)

なかなかオトナな雰囲気の柚木さんもいいですね(笑)

ただ、やっぱりこういう官能小説っぽい(さすがに官能小説ではないですけど)内容なので…

こういうの苦手な人は読んでて嫌悪感を抱いてしまうでしょうね。。。

今までの柚木ファンを敵に回すか、新境地となるか、なかなかチャレンジャーな作品だなーと思いました。


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☆なかなか過激で面白い
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具体的にどんな話なのかというと…

旦那様が相手してくれないもんだから、いろんな人に欲求不満の妄想が炸裂してしまう!って感じですかねー。

今までは単なる仲良しだった異性の友人に性的魅力を感じて誘惑したくなっちゃったり…

検診してくれた女医さんに胸を揉まれてよからぬ妄想の世界に突入しちゃったり…

向かいの部屋に住んでる浪人生が自分をオカズにしてることを知って逆に心躍ってしまったり。

女の人でもこういう妄想ってするんだなーってなんか逆に面白かったお話でした。

ただ、自分は未婚なんでよくわかんないですが、結婚したらしたで、性生活っていうのもなんだかんだで大変なんだなーって感じですね。

自分がやりたくても相手がやりたいとは限らないし、年々性欲も落ちてくるし。

一緒にいすぎてパートナーを異性として見れなくなってくるってのもなんか難しいですねぇ。。。

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本 【柚木 麻子】 | comments(0) | -

読書記録「ナイルパーチの女子会(柚木麻子)」

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【あらすじ】

大手企業でバリバリに働く志村栄利子。彼女は仕事は有能で順風満帆な人生を送っているかのように見えたのだったが、そんな彼女にも欠点があった。友達と呼べる人間がひとりもいないのだ。そんな彼女は、たまたまブログを経由して知り合った女性に共感を覚え、この人なら友達になれるかもしれない!と期待をふくらませるのであったが…。

 

 

【感想】

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☆友達ってなんだろう?

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ブログを介して知り合った2人の女性のお話。

 

今まで友達がいなかった彼女が、出会った女性を運命の出会いだと思い込んで、テンションが上がっていく話なんですが…

 

誰がどう見てもストーカー…って感じが読んでてなかなか怖かったです(^_^;)

 

 

まぁ僕もあんまり友達作るの得意じゃなくて、ネットで友達作りしてみたりしてるような状態なのでわかるんですが…

 

友達少ないと、その人に一方的に依存しちゃうようなことってありますよね。。。

 

話す相手がいないからこそ、何か話したいことがあればその人ばかり頼ってしまったり

 

ちょっと忙しくて連絡が取れないとどうしちゃったのかと心配になっていっぱい電話をかけまくったり。

 

さすがに僕は初対面の人にはそういうことしないですけど…

 

仲良くなってくるとハメを外すことがあるので、その辺は気をつけようかなって思います。。。

 

 

ちなみに、数日連絡が取れなくて、電話をかけまくったり、家にまで行ってみたり…経験ありです。。。

 

まぁ友人じゃなくて当時付き合ってた人に対してですけど。。。

 

逆に、ちょっと返事出さないだけで、着信履歴とメールがものすごいことになってたことも経験ありです。。。

 

類は友を呼ぶって感じなんですかね。。。(^_^;)

 

 

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☆嫌な女

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あと、ものすごく嫌ーな感じの派遣社員さんが出てくるんですが…

 

こういう人って実在したりするもんなんですかね??

 

表面上はすごーくいい人ぶってるけれども、裏の顔は周りを軽蔑しまくるような女・・・

 

結婚するのも、相手が好きだからじゃなくて、相手の金とかステータスを得たいがため・・・

 

自分、男ばかりの職場なので、そういう女性の世界のことはよくわからないんですが・・・

 

現実世界の職場も、女性が多いところは裏でいろいろあったりするのかなーと思ってしまったお話でした。

 

女性コワイ!(笑)

 

 

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本 【柚木 麻子】 | comments(0) | -

読書記録「ランチのアッコちゃん(柚木麻子)」

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【感想】
柚木麻子さんの連作短編集ですね。

「ランチのアッコちゃん」というタイトルなので、てっきり「アッコちゃん」が主役の話かと思ってたんですが…

「アッコちゃん」は脇役なんですね(^_^;)

しかも、最初の2話は割と出番が多かったかなと思うものの、後の2話はちらっと顔見世する程度で(^_^;)

タイトルに名前が入ってる割には、存在感が薄い感じだったのがちょっと残念でした(^_^;)

後の2話の方にももっといっぱい出てきて欲しかったですね。なかなか濃いキャラかと思うので。


以下、印象的だったお話の感想です。
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☆ランチのアッコちゃん
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失恋してご飯も喉を通らない部下のため、アッコちゃんがオススメのランチを教えてくれるというお話。

最初のうちは、ランチを食べに行くだけのお話?と思っちゃったんですが…

行く先々がなかなか個性的なお店で、主人公がどんどん刺激を受けていく感じがなかなか面白かったです。

毎日同じ社内で、毎日似たようなお弁当を食べるのもまぁ悪くはないけれど、たまには外に出て、知らないお店でランチを食べてみる!ってのもなかなか楽しくていいですよね(^^)

しかも、チョイスが明らかに自分とはキャラが違う人のオススメのお店だったりするとなおのこと。

こんなところに、こんなお店があったんだー!なんて発見があったり、食べたことがないメニューを頼んでみて、美味しい!と感動してみたり。

ランチなんてお腹が膨れればそれでいい。

若干僕もそんな感じが強かったんですが、折角のお昼休み、何か楽しい、美味しいランチを求めて彷徨ってみるのも面白いのかもなーと思ったお話でした。

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☆夜食のアッコちゃん
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職場の人間関係に悩んでいる主人公の前にアッコちゃんが現れ、移動販売を手伝うことになるというお話。

ランチのアッコちゃんでは、主人公はランチを食べる側の視点だったんですが…

こちらでは、夜食を売る方の視点、ということで、見える世界が180度違う感じがなかなか面白かったです。

ランチを買う方だとお店を選びますが、移動販売みたいな形だと顧客を選ぶんですね。

そして、客層が違えば、出すべきサービスの時間帯や質も違ってくる。

昼もよるも同じ場所にいて、同じ面子と顔を突き合わせてると、思考回路も凝り固まってしまいそうですが…

違った世界にいる人達に接することでなにか見えてくるものもあるのかなーと感じたお話でした。
 
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読書記録「伊藤くんAtoE(柚木麻子)」

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評価:
柚木 麻子
幻冬舎
¥ 1,404

【感想】
ぱっと見はイケメンなんだけど個性が強くて、それに振り回される女性5人を描いた短篇集ですね。

とある女性からすると、大好きでたまらないのに、全然振り向いてくれない冷たい人。

とある女性からすると、全然興味がないのに追いかけてくるちょっと怖い人。

とある女性からすると、なんの取り柄もないダメ男。


まぁ全体的に「伊藤くん=ダメ男」って認識で合ってはいるんですが…

それに振り回されてダメージを負っている彼女たちがなかなか不憫でした。。。

なんか読んでると、アンタ何様のつもり!?って思ってしまいますね(^_^;)


以下、印象的だったお話の感想です。
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☆伊藤くんB
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伊藤くんのことなんて全く意識してなかったのに、一方的に言い寄られてきた修子さんのお話。

一緒に行きたくなんてないのに、ライブのチケットを渡されて一緒に行くことになったり…

電話番号教えてないのに、いきなり電話がかかってきたり…

付き合ってないのに名前を呼び捨てにしてきて一緒に帰ろうとか言ってくる伊藤くん。


明らかに拒絶反応を示してるのに…

問答無用で近づいてきてカレシ面されるのはウザいですね(^_^;)

ストーカーまがいのことまでされて、ペースを乱される修子さんがなかなか可哀想なお話でした(^_^;)


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☆伊藤くんD
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伊藤くんと付き合っていたはずなのに、「重い」という一言で一方的に別れさせられた実希さんのお話。

それでも伊藤くんへの思いが忘れられず、気まぐれに別の男性と一夜を共にする決意をするんですが…

そんな2人の間にまたしても伊藤くんが割り込んでくるので、うわぁ、伊藤ウゼェ…って感じでした(^_^;)

なんなんでしょうね。自分からフッておいて、別の人ができると、まだ気があるような素振りをするとか。。。

伊藤くんの呪縛に捕らわれて、逃れることができない実希さんがなかなか可哀想なお話でした。。。



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☆伊藤くんC
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実希の親友でありながら、伊藤くんと一夜を共にしてしまった聡子さんのお話。

あまりにも幸せそうな親友の姿を見て、思わずそれを壊してしまいたくなってしまった聡子。

色仕掛けで親友のカレシを寝とるってのはあまりにも酷い仕打ちかと思いますが…

そんな彼女を待ち受けているその後の運命もなかなか哀れで可哀想な感じでした。。。

 
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本 【柚木 麻子】 | comments(0) | -

読書記録「ねじまき片思い(柚木麻子)」

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【感想】
愛しの彼のことが好きで好きでたまらないのに、告白することが出来ずに、ひっそりと片思いをし続けている女性のお話。

…といっても、彼をひっそりと見守り続けてるだけじゃなくて、彼を邪魔するやつがいれば、コッソリとそれを排除していくような展開がなかなか面白かったです。


彼に何か悩みがあるならば、こっそりとそれを聞き出して、悩みの原因を排除排除排除!

彼が、自分の家からスカイツリーが見えなくなって寂しがっているなら、スカイツリーを見えるようにし(!)

財布を盗まれて落ち込んでいるなら財布を取り戻し(!)

彼の彼女が何か悪いことを企てているのなら全力で阻止する(!)


正直言って、アンタ一体何者!?と思わずにはいられない展開ではあるんですが…

告白はできないくせに、彼の陰で常に暗躍してる彼女がすさまじかったです(笑)


最終的に彼女がハッピーエンドになれるのかどうかは言わないですが…

大好きな人のために無我夢中な彼女のがなかなかいじらしかったですねー。

(ここまでしちゃう人が彼女だったら、ちょっと重いですが。。。)


以下、印象的だったお話の感想です。
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☆スカイツリーを君と
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大好きな彼が、自分の部屋からスカイツリーが見えなくなってしまったので、落ち込んでいる、というお話。

自分の部屋からスカイツリーが見えなくなったら…そんなのどうしようもないじゃん!って普通の人なら考えるかと思いますが…

そこで取った彼女の行動が、すさまじくパワフルでものすごかったです(笑)

物理的に見えなくなってしまったものを一体どうやって見えるようにしたのか!?ってのはキモの部分なので読んでくださいってことにしておきますが…

アンタどこぞのヒーローかっ!?って思わずツッコミたくなってしまうよな展開、なかなか面白かったです。


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☆花火大会で恋泥棒
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大好きな彼が、財布を盗まれて落ち込んでいる、というお話。

これまた、盗まれた財布がどうしたら戻ってくるかなんてわからないのが普通の人かと思いますが…

財布を取り戻すために悪戦苦闘する彼女の姿がすさまじかったです。

アンタそこまでやっちゃうの!?みたいな。

ほんと、パワフルなおねーさんだなーと思ってしまったお話でした。
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本 【柚木 麻子】 | comments(0) | -

読書記録「私にふさわしいホテル(柚木麻子)」

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【あらすじ】
せっかく賞を取り、華々しく(?)デビューしたものの、同時受賞者が元アイドルということもあり、話題は全部そっちに持って行かれてしまった新人作家の中島加代子。彼女は、必死になって二作目を出そうと悪戦苦闘するのであったが、出版社は全く取り合ってくれない。こうなったら何が何でものし上がってやる!そう考えた加代子は、奥の手を使うことにしたのであったが…。


【感想】
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☆新人作家はツライね。。。
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売れない作家さんが、必死になってもがきながら這い上がっていくサクセスストーリーですね。

一般人な僕からしてみると、作家さんっていうと、デビューしてるだけで、すごい人!っていうイメージなんですが…

デビューしたらしたで、いろいろツライ日々が待ち受けてたりするもんなんですね(^_^;)

ナントカ賞を取ってデビューしたとしても、2作目が出せるなんて保証はないし、出せたとしてもそれが売れるとは限らない。

そして、売れなければ、当然次はない。。。

雑誌とか新聞に連載するにも「枠」の数は決まってるわけで、そこは新人だろうが大御所だろうが関係なく「枠」の奪い合い。

今までそんなイメージはなかったんですが、作家業って意外と弱肉強食の世界なんだなーってのを感じました。

売れっ子作家で人気になってる方々は、みんな、そんな激戦をくぐり抜けてきた猛者たちなんですね。

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☆この人達のモデルは…?
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あと、印象的だったのは、「誰か」を連想させる登場人物たちですねー。

アイドルから作家に転身して、あっという間にナントカ賞を受賞して、出来レースだと騒がれたあの人やら…

学生のうちにナントカ賞を受賞して、しかもその美少女っぷりに世間が大騒ぎしたあの人やら…

文豪と呼ばれつつも、不倫をテーマにした作品ばっかり書いてるあの人やら。

なんか、読んでるとどこからかクレームでも入りそうな過激でコミカルな展開が読んでてなかなか楽しかったです。

ナントカ賞の受賞者は審査前から決まってるとか、ある大御所の審査している賞は、その人が嫌っている作家の作品は絶対に受賞しないとか、

そんな感じのダーティなネタもいくつか載ってたし、柚木さんなかなか踏み込むねぇって感じがなかなか痛快でした(笑)
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本 【柚木 麻子】 | comments(0) | -

読書記録「終点のあの子(柚木麻子)」

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【感想】
女子校に通う高校生たちを描いた短篇集ですね。

ちょっと孤高な感じのする子。クラスを支配している女王様気取りの子。地味な子。

出てくる子たちの雰囲気といい、「派閥」っぽい感じが出てくるところといい、先日読んだ「王妃の帰還」とちょっと似てるかなーって思ったんですが…

こっちの方がデビュー作らしいので、この作品が柚木作品の原点なのかもしれませんね。

思春期なだけに複雑な感情をそれぞれ抱いた女子高生たち。

そんな彼女たちの心境が面白く読めた作品でした。



以下、印象的だったお話の感想です。
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☆フォーゲットミー、ノットブルー
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高校に入ってからできた仲の良いの女の子。

最初のうちはいつも一緒!ってくらい仲良しだったのに、とあることがきっかけで仲違いし、やがては、いじめへと発展していくお話。

ちょっと前まで仲良し!だったのに、急に仲違い…って、女子だったら結構ありそうな感じですよね。

原因はなんであれ、あんなに仲良しだったのに、今ではいじめっ子、いじめられっ子!っていう構図。

そんな構図がなかなか生々しかったです(^_^;)

好きだったからこそ、「裏切られた!」って思いが募ってしまうと、こうなっちゃったりするんですかねー?

(…といいつつ、主人公のいじめっ子の方に結構感情移入して読んでました(笑))

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☆甘夏
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地味な女の子が、夏休みの間にバイトして、カレシも作って、2学期からは変身しちゃうよー!なお話。

地味な子が、自分を変えたくて、いろいろ頑張っちゃう感じ、よくわかるので、これもその辺結構共感して読んでました(笑)

でも、頑張っても空回りしてる感じがちょっとイタかったですねー(^_^;)

お金に困ってるわけでもないのに、学校で禁止されてるバイトして、チャラい子と付き合って遊んでみても…なんだかなぁって感じですよね(^_^;)

そんなに背伸びしなくても、高校生のうちは、高校生のうちにしか楽しめないことをすればいい。そんなセリフが出てくるんですが、確かにそうだよなーと思ってしまった作品でした。

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☆ふたりでいるのに無言で読書
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図書館でたまたま出会ってしまった地味な女の子と、綺麗な女の子が、だんだん仲良くなっていくお話。

学校では、会っても会話もしないような間柄だったのに、図書館でばったり出会ってからは、一緒にいると楽しい!と思えるような間柄に。

自分の属するグループのメンバーといるのは、もちろん楽しいんだけど、なんだか物足りなくて。

でも、彼女といるときは、自分の知らない世界を教えてもらえるから楽しい!

そんな感じで、ふたりが「読書」という趣味を通じて、心を通わせていく感じがなかなか良かったです。

自分が好きな本を誰かと共有できる感じっていいですよね(^^)
 
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本 【柚木 麻子】 | comments(0) | -

読書記録「嘆きの美女(柚木麻子)」

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評価:
柚木 麻子
朝日新聞出版
¥ 1,620

【あらすじ】
部屋に引きこもり、日々、美女たちのブログに罵詈雑言を書き込むことを生業としていた耶居子。彼女は、「美女」の本性を暴きだしてやろう!と密かに美女たちが集うというお店に侵入するのであったが、皮肉なことに、同じ現場に、美女たちを盗撮しようとしていた男と遭遇してしまう。自分を見て一目散に逃げ出す男を追いかけるように逃げ出す耶居子。しかし、不運なことは重なるもので、耶居子は美女たちの目の前で交通事故に巻き込まれてしまうのであった・・・。

【感想】
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☆美女の巣窟へ
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美女が書いているブログに、誹謗中傷を書き込むことを趣味にしていた女性が、ひょんなことから美女の家に居候することになる…というお話。

まさに、敵!の中にひとり放り込まれてしまった主人公。

そんな展開がとってもユニークで笑えました(笑)


普通だったら、罵詈雑言を書き込んでた相手の家には居候にはなれないですよねぇ。。。

でも、とある事情から、美女の館からは逃げ出せない立場になってしまって、気がつけば、周りは、美女。美女。美女。

美女なんて大嫌いだー!なんて思いつつ、段々感化されていく主人公が面白かったです。


どっちかっていうと醜い容姿だったはずなのに、体にいいものばかりを食べてるせいか、肌が綺麗になって痩せてきて...

周りにオシャレな人ばかりなせいか、だんだんファッションセンスがよくなってきて...

男に縁がなかったのに、何故か周りの男達といい感じになりはじめて…(笑)

もちろん、柚木さんの作品なので、そのままスンナリとハッピーエンドでめでたしめでたし。になるわけないんですが、

美女に囲まれて、だんだんと影響を受けて変わっていく主人公が、読んでてなんかいいなーって思えました。


容姿が整ってる人に囲まれて生活するのは、どう考えても落ち着かないですが、

いい影響を受けて自分が変われるなら、そういうのもなんかいいですよねぇ(笑)

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☆美女だって大変よ
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でも、そんな美女たちだって、苦労してるんだよぉーみたいな面もたくさん描かれていたのがよかったなって思いますね。

容姿がきっちりしていて、いつもみんなの人気者で、男にもモテまくりそうな彼女たち。

でも内面は、綺麗すぎるから逆にいじめられた経験を持っていたり、嫌われたくないから自分を殺して周りに合わせたり…

綺麗すぎるからストーカーや痴漢に悩まされて男性不信になったり…

なんてこともあったりするわけなんですよねぇ。。。

美女とかなんでも欲しいものを手に入れられそうでいいなーってイメージだったんですが、意外と苦労してたりするのがちょっと可哀想でした。

人間、付き合ってみないと内面まではわからないもんですね。

 
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