映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
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読書記録「桜さがし(柴田よしき)」

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【感想】
二十代半ばの仲良し4人組が送る京都ミステリですね。

学生とかの仲良しグループが事件を解決!とかなら結構あると思うんですが…

普通のサラリーマンの仲良しグループ主人公の連作ミステリーなので、そういうのってちょっと珍しいなって思いました。

また、京都が舞台なので、やっぱり東京とはちょっと違った雰囲気になるのがいいですね。

固有名詞とかちょっとよくわからなかったりするんですが、ちょっと京都気分を味わえた作品でした。


以下、印象的だったお話の感想です。
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☆桜さがし
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4月下旬に満開になるという、謎の桜をさがすお話。

京都に住んでればそれは○○のことでしょ?って思うのかもしれませんが…

関東に住んでると4月下旬に咲く桜なんてのはあんまり聞かないので面白いなーって思いました。

一言って京都って言っても南北に広いし、山もあるし、遅く咲く桜もあるんですね。

桜が満開の京都、行ったことないのでちょっと行ってみたくなりました(笑)


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☆夏の鬼
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吉田神社の節分祭のお話。

節分祭自体よく知らなかったんですが…

節分に大々的にお祭りをやる神社もあるんですね(これは全国的?)

どうして鬼は節分の寒い時期に現れるんだろう?

鬼は夏には何をしてるんだろう?

…ってところから話が膨らんで「夏の鬼」の話になっていくのがちょっと面白かったです。

夏の鬼の正体、お前か!って感じがしなくもないですけど(笑)
 
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読書記録「小袖日記(柴田よしき)」

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 【あらすじ】
不倫の末の失恋により、心身ともにボロボロな状態になってしまったあたし。そんなあたしは、ある日、突然の雷に打たれ、意識を失ってしまうのであったが、気がつくとそこは、見知らぬおかめの大群が住む、平安の時代であった・・・。

【感想】
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☆いざ平安へ!
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雷に打たれた女性が、気がつくと平安時代のおかめの大群に囲まれていた!というお話。

このあらすじだけ読むと平安時代で繰り広げられるドタバタコメディ!?と思ってしまったんですが…

実際は、平安時代で源氏物語制作秘話を巡るお話〜みたいな感じでなかなかマジメなお話でした。

紫式部が実は一人じゃなかった〜とか、光源氏は誰それがモデルで〜とか。

どれくらい正しい話なのかはわかりませんが、源氏物語に詳しくないので、なかなか勉強になったなーと思った作品でした。

ただ、登場人物が皆さん平安時代の人物で、ナントカの君とか、ナントカの宮とか、そういう名前がたくさん出てくるので、どういう人間関係だったのかがわかりにくくてちょっとツラかったですね(^_^;)

源氏物語に詳しい人が読めば、あ、この人はあの登場人物のモデルだなーってのがわかってニンマリできるのかもしれないですが...

ろくに源氏物語を読んだことがない僕にとってはちょっとハードルが高かった作品かなって思いました。

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☆意外と知らない平安時代
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あと、平安時代なだけあって、平安ウンチク話!みたいなネタがいろいろ詰まってるのが印象的でした。

例えば、平安時代の結婚!といえば、通い婚で、結婚しても一緒に暮らさない!とか。

結婚してても女性は男性の住んでる家を訪ねることはないし、ただ、愛する人が自分のもとを訪れてくれるのをひたすら待つだけ。

逢いたくて、逢いたくて、逢いたくて、でも逢えない〜みたいな。

まさしく西野カナの歌詞の世界ですね(笑)


あとは、身分の高い人は宮中に働きに出れないから、落ちぶれた身分の高い人は、お金のある男の人に囲われるしかない〜とか。

確かに、ナントカ天皇の血筋の者が、藤原のナントカさんの下女とかやってたら…やりにくそうではありますよね(^_^;)

お金がない。でも仕事もない。

好きでもない相手に身体を預けて養ってもらわなければ生きていけないなんて、当時の貴族も大変だったんだなーと思ってしまいました。。。



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読書記録「やってられない月曜日(柴田よしき)」

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  【感想】
出版社の経理部で働く女性を主人公にした連作短編集ですね。

ブスで彼氏はいないし、コネ入社で給料泥棒だと言われてるし、仕事も楽しくないし、そんな日常には不満だらけ!な女の子が主人公なんですが…

そんな彼女が、人生悪いことばっかりじゃないよね〜な感じに考え方が変わっていくのが読んでいて心地よかったです。


やっぱり、不満だらけ!でいつもブスッとしてる人生よりも、悪くはないかも!って毎日頑張ってる人生の方が楽しそうでいいですよね。

彼氏はいないけど気の合う仲間はいるし、給料泥棒と言われても会社に損害を与えてるわけじゃない。

大手だから他の会社の人と比べて給料もいいし、何より大好きな趣味がある!

僕も気を抜くとホント不満だらけ!な人になってしまうので、ちょっと彼女を見習いたいなって思いました。


以下、印象的だった短編の感想です。
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☆誰にもないしょの火曜日
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ストレスが溜まったので、思い切って2万円以上もする美容院に行ってみて、思い切って1万円もする下着も買ってみて、思い切って自炊なんかもしちゃったりして、違う自分になろうと思った!っていう話。

確かに、こんな自分嫌!って思って自分らしくないことをしたくなるときってなんかありますよね(笑)

僕は臆病なので、なかなか今までとは違ったことってできなかったりするんですが…

いつもとちょっと違ったことをすることによって新たな自分が見つかる!ってこともありますよね。きっと。

不満もいろいろあるだろうけれども、色々楽しんじゃってる感じの彼女。なんかいいなぁ〜って思いました。

ちなみに、この1万円の下着、これが原因で後々とんでもないことに巻き込まれちゃうんですが…それもなかなか面白かったです(笑)

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☆それでもうれしい金曜日
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明日から休みだー!というわけでアフターファイブを満喫してる主人公の話ですね。

大好きなアキバに行って、牛丼を食べて、映画のレイトショーを見る!

そして、休日は大好きな模型作りに勤しむ!

会社で色々大変なことがあったとしても、やっぱり自分の世界がある!ってのは大きな強みになりますよね。

それに、模型作りとか、そういうクリエイティブな趣味だとものすごくやりがいもありそうで。

僕もなんかクリエイティブな趣味が欲しいなーってちょっと思いました。


あと、アフターファイブで思わず苦手な同僚と遭遇してしまうんですが…

意外にも意気投合しちゃうあたりが面白かったです。

ぱっとしない会社でも、気の合う仲間がいるってのはいいですよねー。

なんかちょっとうらやましくなりました(笑)



今回はぺんぎんさんの紹介本でした。どうもありがとうございました。
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読書記録「謎の転倒犬(柴田よしき)」

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 【感想】
過去にタイムスリップして昔の出来事を見てくることができるという占い師の摩耶優麗と、その助手(?)の石狩くんが遭遇したミステリ連作ですね。

ミステリとしてはちょっと弱いかなって感じがしなくもないですが…

ちょっと気弱な石狩くんと、ドギツイキャラの優麗先生のコンビが、読んでいてなかなか楽しかったです。


また、各章のタイトルがそれぞれ有名な作品のパロディになってるんですが…

それぞれなかなか秀逸なネーミングセンスなのがユニークで面白いですね。

「時をかける熟女」「まぼろしのパンフレンド」「謎の転倒犬」「狙われた学割」「7セットふたたび」

思わずちょっと読んでみたくなるタイトルが並んでますよね(笑)



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☆時をかける熟女
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石狩くんが、謎の占い師の優麗と出会った初めての事件ですね。

石狩くんがお財布をスられて困っているところを、優麗がサクサクっと解決しちゃいます(笑)

本当に時をかけて犯人の顔を見てきた…のかどうかはさておき、「時をかける熟女」のネーミングセンスいいですよね(笑)

少女…じゃなくて熟女の占い師優麗が時をかけてるシーンを想像するとなんか笑えてきました(笑)

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☆謎の転倒犬
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最近よく転ぶようになってしまったという犬の話ですね。

獣医さんに見せても、特に悪いところは見当たらない。一体どうして!?っていう謎を優麗先生がサクサクっと解いちゃう感じです。

犬が転ぶ理由は…なんかかなり強引な気がしなくもないですが(どうにかして犬を転ばせたかったんでしょうね(笑))、まぁ面白かったのでよしとしますか(笑)

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☆狙われた学割
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とある女子大生の定期券が奪われた!っていう話ですね。

定期券なんて奪ってもそのままその定期を使い続けたら本人じゃないことがバレたら大変なことになりそうだし、一体どうして!?って謎をまたまた優麗先生がサクサクっと解いちゃうんですが…

こちらもなんかちょっと強引な感じがすごかったです(^_^;)

あと、「定期入れから定期券を出して…」とかいう描写があるんですが、ちょっと時代を感じますね(笑)←ここんところは作者も指摘してましたが(^_^;)

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☆7セットふたたび
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優麗と石狩くんが勤める事務所に強盗が入った!犯人は一体!?そして、目的は!?っていう話ですね。

こちらも優麗先生がサクサクっと…って感じなんですが、一番強引な展開のような気がしなくもないですね(^_^;)

「7セットふたたび」…タイトルの意味をしったときはある意味でビックリでした。そんなオチかい!って感じで(^_^;)






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読書記録「猫は密室でジャンプする(柴田よしき)」

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 【感想】
作家の桜川ひとみが飼っている猫の「正太郎」が、猫の視点から次々と起こる難事件を解決していくというシリーズですね。

ちなみにサブタイトルが「猫探偵 正太郎の冒険 廚箸覆辰討い燭里任海譴1作目なのかと思って買ったんですが…

なにやらこれが正太郎シリーズの1作目ではないんだとか。

しかも、こっちは光文社文庫だったんですが、前2作は角川文庫から出てるんだとか。。。

同じシリーズなのに、出版社をまたいで出版して読者を混乱させるような売り方は…正直やめて欲しいなって思いました(^_^;)

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☆愛するSへの鎮魂歌
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作家の桜川ひとみが書いた小説「愛するSへの鎮魂歌」

その「S」が自分のことだと勘違いしてしまった男が、愛する「ひとみ」のために次々に事件を起こす…って話ですね。

この話は正太郎が主人公じゃなくて、犯人視点の作品だったんですが、いかにも「変質者」な主人公の行動が恐ろしかったです。。。

かなりアブナイ橋を綱渡りで渡っているかのような展開だったので、読んでてちょっとハラハラドキドキしました(^_^;)

猫の正太郎は…そんなに出番は多くない感じでしたが、ちょっとサスペンス風な展開がなかなかおもしろかったです。

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☆正太郎とグルメな午後の事情
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同居人の桜川ひとみが参加する雑誌の「グルメ対談」に無理矢理連れて来られた正太郎が、ポメラニアンを乗せた怪しげな車を発見する…って話ですね。

こっちの話はさっきのとは違って、猫の正太郎目線で話が進んでいくんですが…それがなんかほのぼのした感じで良かったです。

同じく一緒に連れて来られた犬の「サスケ」と推理合戦を繰り広げたり、猫ならではの必殺技ねこパンチ!で、事件の謎に迫ったり(笑)

人間たちは裏で密かに事件が起こりつつあることなんてなーんにも気づかずに、おいしいものをのん気に食べ続けてるだけなのに対して、

正太郎とサスケの猫犬コンビは独自の調査で事件の真相に迫っていく〜みたいな展開もユニークで良かったですね。



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