映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
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読書記録「スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 今日を迎えるためのポタージュ(友井羊)」

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【感想】

スープ屋のご主人が、お店にやってくる人たちの謎を解決するという短編ミステリーの第二弾ですね。

 

お店をやっているので、いろんなお客さんがやってくるんですが…

 

いろんなお客さんがいれば、いろんな謎もある、というわけで今回も謎解き面白かったです。

 

普通に生活してるだけだと、なんだか不思議な出来事のまま終わってしまいそうなことでも、

 

こういう頭のいい人が近くにいると、なんでも解決してくれそうでいいなーと思ってしまった作品でした。

 

 

以下、印象的だったお話の感想です。

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☆シチューの人

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とあるお客さんがかつて中学生だった頃、合宿に行った先で作ったシチューが、何故か固まってゼリーみたいになってしまったというお話。

 

シチューが勝手にゼリー状になるわけもなく、誰かが何かをしたのは間違いない。

 

でもシチューをゼリー状にする意味がわからず、誰がなんのために!?っていう感じなんですが…

 

確かに理由もわからずにゼリー状になったてら気持ち悪いですよね。。。

 

ご主人が推理した結果によると、ちょっと可哀想なことが原因らしいですが…

 

いや、普通こんなこと話を聞いただけじゃ推理できないでしょ!(笑)

 

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☆山奥ガール

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とあるお客さんが最近始めた「狩り」の最中に、目印をつけた場所をたどっていったのに目的地に着けずに戻ってきてしまったというお話。

 

これもまぁとある事柄が原因ではあるんですが…

 

理由もわからずに、目的地に辿りつけずに同じ場所をぐるぐる回ってしまうってのは気持ち悪いことではありますよね。。。

 

こっちも、話を聞いただけで推理できるとは思えないですが…理由を聞いてスッキリしたお話でした。

 

あと、狩りということでジビエ料理も出てきたんですが…

 

ジビエって食べたことないんですよねー。オイシイんですかね??

 

 

 

 

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読書記録「スープ屋しずくの謎解き朝ごはん(友井羊)」

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【感想】
早朝からひっそりと朝ごはんを提供してくれるスープ屋さん「しずく」を舞台にした連作ミステリですね。

ひっそりと営業してるからお客さんは少なくてまったりできる。

でも、何故かそこには問題を抱えたお客さんがやってきてって感じなんですが…

まぁミステリ自体は大したことなかったんですが、訪れるお客さんのトラブルを、何故か店長がさりげなく解決してしまうってのがユニークでした(笑)

美味しい朝ごはんを食べて体も元気になって、悩み事も解決して心もリフレッシュ!

そんなお店があったらいいなーとちょっと思った作品でした。


以下、印象的だった短編の感想です。
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☆嘘つきなボン・ファム
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会社でポーチが盗まれ、翌日朝にひっそりと返されていた。

容疑者は会社の同僚の3人。

そんなことされる覚えはないし、一体誰が?何故?というお話。

若干都合よすぎにできてる感じがしなくもないので、ミステリとしては微妙…な感じではあるんですが…

設定としては、よくありそうな職場の人間関係のトラブル~って感じだったので、なかなか身近に思えたお話でした。

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☆ふくちゃんのダイエット奮闘記
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自分はまるまると太っているし、ダイエットしなきゃいけないのに…

何故か、叔母さんは美味しそうなスイーツを送ってくるし、親友は美味しそうな手作りお菓子を持ってくるし、憧れの彼は美味しいもの食べに誘ってきて困っちゃう!なお話(笑)

まぁなんか、ダイエットしよう!って時に甘い誘惑がたくさん襲い掛かってくるってのはありますよね。

ただ、それが偶然なんかじゃなくて誰かに仕組まれたものだとしたら…?

なんか話のオチはすぐわかってしまったんですが、ストーリーとしてはこれが一番好きなお話でした。
 
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読書記録「ボランティアバスで行こう!(友井羊)」

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【感想】
大震災が起きてしまって、大変なことになってしまった被災地に、ボランティアに行こう!というお話。

あの頃、被災地じゃなかったところに住んでた人たちは、きっと、被災地のために何かしてあげたい!

でも何にもしてあげられることがない!って歯がゆく思った人も多かったと思うんですが…

そんな、歯がゆい思いをしていた中、思い切ってボランティアに行こう!と手を上げた人のお話ですね。


みんなそれぞれ違った立場の人間なので、それぞれ違った思いを胸に抱きながら被災地に向かうことになるんですが…

良かれと思ってやったことが、被災地の人にはよくなかったり、逆に、なにをして欲しいと頼まれてるのに、何もしてあげられなかったりで

一概にボランティアに行けば被災地の人たちが喜ぶのかと行ったらそうでもないのかなーなんて感じられたのがちょっと複雑でした。

確かに、わざわざボランティアに行ってるのに、病気になったり怪我をして足手まといになったり、現地の支援物資をご馳走になってたら何しに行ったんだ!って感じになりますよね。。。

面白かったんですが、なんだかちょっと複雑な気分になった作品でした。


それから、いろんな登場人物が出てくるので、その人その人のお話もすっごく魅力的で面白かったんですが…

最後のどんでん返しには衝撃を受けました。。。

なんか読んでてちょっと違和感あるなーって部分がいくつかあったんですが、まさかこんな展開だったとは!!

思いがけない人と人との繋がりにちょっと感動。。。

フィクションと言えども、実際にこういうことも起こりえそうで、人の縁って不思議だなーって思いました。


以下、印象的だったお話の感想です。
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☆会社員 遠藤の場合
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子供の頃別れた母親が、被災地で亡くなったという男性の話ですね。

長い間ずっと会ってなかった母親。

きっとどこかで元気で暮らしているのだろうと思ってたのに、地震で亡くなったことを知ったら、ショックでしょうねぇ。。。

自分は何故今まで会いに行かなかったのか。ものすごく後悔しそうです。

ボランティアとして、母が暮らしていた街を訪れることになった彼の気持ち、なんだか切ないなーって感じでした。


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☆大学生 和麿の場合
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ボランティアしたいと思いつつ、いいのがないと思った大学生が、自分でバスをチャーターしてボランティアに行こう!っていうお話ですね。

きっと、何かしなきゃ!とはみんな思っていつつ何もできなかった人が大半かと思うボランティア。

探してみたけれども、よさ気なものがなかったから参加できなかった!って人もきっといるかと思うんですが…

なければ自分で企画すればいい!って主人公の行動力がものすごかったです。

自分でバスをチャーターして、支援先と交渉して、一緒に行く仲間を募集して、いざ行くと決まれば仲間たちの面倒を見つつ、トラブルが起これば自分がなんとかしなきゃいけない。。。

ボランティアに行く!ってだけでも大変なのに、何から何まで周りの面倒まで見なきゃいけない!ってのがなんかすごく大変そうでした。。。

でも、こういう人が頑張ってくれたからこそ、救われた!って人もきっとたくさんいたんでしょうね。

普段はちゃらんぽらんな大学生活を送ってても、いざ!っていうときにすごい行動力を発揮できる人、改めてすごいなって思いました。
 
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本 【友井 羊】 | comments(0) | -

読書記録「僕はお父さんを訴えます(友井羊)」

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  【あらすじ】
ある日、中学生の向井光一が飼っていた愛犬のリクが何者かによって殺害されるという事件が発生した。友人の沙紗とともに犯人探しを開始した光一は、ある証拠を発見し、自分の父親が犯人なのではないかという疑念を抱くようになるのであったが…。

 【感想】
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☆インパクトのあるタイトルで
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「僕はお父さんを訴えます」っていうこのタイトル。

ぱっと見ただけでもかなりのインパクトがあって、一体どんな本なんだろう〜?って思っちゃうようなタイトルですよね。

僕も、このタイトルのインパクトに惹かれて、思わず読んでしまいました。


内容はというと…

そのまんま、息子が父親を訴える!という内容だったのでちょっと驚きました。

しかも、主人公である中学生の少年が大事にしていた愛犬が、父親に殺されてしまって、その恨みで訴えてやる!ということで。

父と息子の関係が上手くいっていたなら、きっとこんな裁判になんてなることはありえないんでしょうけど、

親子関係がギクシャクしていて、会話もままならない状態だと、こんな事態にもなりかねないのかもしれませんね。


ただ、息子にここまで嫌われてしまう父親もどうかと思いますが、ここまで嫌わなくてはならなかった息子も可哀想ですよね。

そして、そんな親子関係に巻き込まれて死んでしまった愛犬ならなおさら。

動物好きな方が読むとちょっと辛い展開かもしれません。

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☆裁判のお話なので
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あと、この作品、息子が父親を訴えるという裁判の話なので、裁判ネタが随所に散りばめられていたのが面白かったです。

裁判って、未成年だったら訴えることができなくて代理人が必要だったり、裁判を起こすだけでも多額のお金がかかったりするもんなんですね。

まぁそうやたらめったら裁判なんて起こされたら裁判所もやってらんないよ!ってなっちゃうからかもしれませんが、やっぱり裁判って色々面倒臭いなーってのを感じました。

裁判官とかも、毎日悪意のぶつかり合いなんて目の当たりにしてたら、なんか毒されそうで大変だなーってのも感じました(^_^;)

裁判官も楽じゃないですねー(あたりまえか)



この作品はぺんぎんさんの紹介本でした。どうもありがとうございました。

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本 【友井 羊】 | comments(0) | -
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