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【あらすじ】
とある事情により、人が住むことができなくなり、ロボットが管理することになった制限地域。そこに、国税庁から来たという謎の女財護徳子が現れた。制限地域内で何か調査をしたいというのであったが…。
【感想】
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☆SF風な雰囲気
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今よりもちょっと近未来。
原子力発電所が爆発し、日本の多くの地域が制限区域となり、それに伴い、制限区域で活動するAIを備えたロボットが普及した時代のお話。
なので、ジャンルとしてはSFになるんですかね。
普段あんまりSFは読まないので、ちょっと斬新な感じで楽しめました。
放射能によって、ゾンビになってしまった人間たちは出て来るし…
今の地球上には存在しない謎の生物はわちゃわちゃしてるし…
なんかかっこよさげ(?)な乗り物も登場してるし。
舞台は日本なんですけど、なんか火星とかあの辺が舞台なようなそんなイメージで読めました(笑)
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☆謎もいっぱい!
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あと、SFといいつつ、謎がいっぱい散りばめられているのもいいですね。
何故主人公(?)の女は、わざわざ国税庁から人の住まない制限区域にやってきたのか?
ゾンビたちはなぜゾンビになってしまったのか?
ゾンビたちは人間と意思疎通はできるのか?
制限区域内に建てられた謎の建物は一体なんなのか?
誰が、なんのために建てたのか?
8人いたはずのロボットが今7人しかいないのは何故なのか??
勝手に突っ走る主人公とロボットたちとの掛け合いも面白いし、
続きも気になるし、なかなか楽しめたお話でした。
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