映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
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読書記録「錆びた太陽(恩田陸)」

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評価:
恩田 陸
朝日新聞出版
¥ 1,836

【あらすじ】
とある事情により、人が住むことができなくなり、ロボットが管理することになった制限地域。そこに、国税庁から来たという謎の女財護徳子が現れた。制限地域内で何か調査をしたいというのであったが…。

【感想】
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☆SF風な雰囲気
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今よりもちょっと近未来。

原子力発電所が爆発し、日本の多くの地域が制限区域となり、それに伴い、制限区域で活動するAIを備えたロボットが普及した時代のお話。

なので、ジャンルとしてはSFになるんですかね。

普段あんまりSFは読まないので、ちょっと斬新な感じで楽しめました。


放射能によって、ゾンビになってしまった人間たちは出て来るし…

今の地球上には存在しない謎の生物はわちゃわちゃしてるし…

なんかかっこよさげ(?)な乗り物も登場してるし。

舞台は日本なんですけど、なんか火星とかあの辺が舞台なようなそんなイメージで読めました(笑)


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☆謎もいっぱい!
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あと、SFといいつつ、謎がいっぱい散りばめられているのもいいですね。

何故主人公(?)の女は、わざわざ国税庁から人の住まない制限区域にやってきたのか?

ゾンビたちはなぜゾンビになってしまったのか?

ゾンビたちは人間と意思疎通はできるのか?

制限区域内に建てられた謎の建物は一体なんなのか?

誰が、なんのために建てたのか?

8人いたはずのロボットが今7人しかいないのは何故なのか??


勝手に突っ走る主人公とロボットたちとの掛け合いも面白いし、

続きも気になるし、なかなか楽しめたお話でした。

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本 【恩田 陸】 | comments(0) | -

読書記録「不連続の世界(恩田陸)」

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 【感想】
塚崎多聞というひとりの男性とその友人たちが遭遇した、ちょっと不思議な出来事を綴った短篇集ですね。

ぱっと見はちょっとホラーっぽい展開ではありますが…一応それぞれ謎の解決はされてるのでミステリになるのかな。

割と読みやすい話が多かったので良かったなって思います。

あと、この主役の塚崎多聞さん。

「月の裏側」という作品にも出てたらしいですが…

まったく記憶にありませんでした(笑)

まぁ関連性は全くないので、興味がある方はこれだけ読んでも問題ないかと思います。


以下、印象的だった短編の感想です。
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☆幻影キネマ
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映画の撮影現場を見かけると、必ず身近な誰かが死ぬという男の話ですね。

普通にそんな話を聞いただけだったりすると、「そんなの偶然でしょー」って思いたくなっちゃいますが…

あの時はあの人が死んで、あの時はあの人が死んで…って淡々と語られるとやっぱりちょっと怖いなーって感じでした。

一応理屈ではこうこうこういう原因でこうなってしまったんだよーみたいなオチはつけられてるんですが…

理屈ではどうあれ、もし自分の周りでそういう現象が起こってしまったとしたら、やっぱりかなり怖いですよね。。。

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☆砂丘ピクニック
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あの有名なT砂丘がある夜忽然と姿を消してしまったが、後日また行ってみると元に戻っていた!っていう話ですね。

トリック(?)のオチはどうあれ、T砂丘が舞台になった話だったので、ちょっとT砂丘に行ってみたくなってしまいました。

遠くから見ると思ったより小さいんだなーと感じてしまうけれども、実際に中に入ってみると、歩いても歩いてもなかなか辿りつけないという砂丘。

そして、雨風に吹かれて、毎日その姿を変えているという砂丘。

さすがに、砂丘が忽然と消えてしまった!!なんて状態は見れないかと思いますが、一度はT砂丘に行ってみたいなーって思わせてくれた作品でした(^^)

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☆夜明けのガスパール
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突如家出して行方不明になってしまった妻の話ですね。

実家に帰ってるのかと思いきや、実家にもおらず、別れたがってるのかと思いきや、どこからか写真を送ってくる彼女。

単に気まぐれな彼女なのかなーと思って読んでたんですが…真実は結構オドロキでした(^_^;)

読んででちょっとゾッとしてしまいました。

こういう事態にはなりたくないですね。。。


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本 【恩田 陸】 | comments(0) | -

読書記録「訪問者(恩田陸)」

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 【あらすじ】
亡くなった友人の峠昌彦の遺志を継ぎ、彼の父親の秘密を探るためにやってきた井上。彼は、記者を名乗り、館を訪れることに成功したのであったが、その日、その館には、奇妙な手紙が届いていた。『訪問者に気をつけろ』というのだ。自分たちの正体を誰かに伝えた覚えもなく、困惑する井上。しかし、そんな彼らをよそに、その館には、さらなる訪問者がやってくるのであった…。


【感想】
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☆謎な訪問者
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ある山奥の洋館に、次々に『訪問者』がやってくる〜っていう話ですね。

『訪問者に気をつけろ』というのはどういう意味なのか?っていうのももちろんなんですが…

それ以外にも、「昌彦は誰かに殺されたのか?」「昌彦の父親は誰なのか?」「続々とやってくる訪問者は何者なのか?」…と謎がてんこ盛りでなかなかおもしろかったです。

しかも、話が進むにつれて、奇妙な『訪問者』がどんどんやってきて、謎が謎を呼ぶような感じで。

実はこの人とこの人がグル?とか、実はこの人がこの仕掛を作った張本人?とか、そういうのを考えながら読んでいくのがなかなか楽しかったです(^^)

クライマックスこそ大どんでん返しが!!ってほどのオチではなかったんですが、いかにもミステリーって感じの雰囲気なので、なかなかよかったんじゃないかなーって思います。


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☆来客を告げるベルが鳴った
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で、そんなこんなで次々と『訪問者』がやってくる話なんですが…

各章の最初の1文が『来客を告げるベルが鳴った』で始まってるのがなかなかユニークだなーって思いました。

お呼びでないお客が突然やってくる。

しかも、皆が寝静まった後だったり、嵐の真っ只中だったり。

そんな状況での訪問者って…やっぱりなんか薄気味悪いですね(^_^;)



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読書記録「夢違(恩田陸)」

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評価:
恩田 陸
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 1,890

 【あらすじ】
とある小学校で事件が発生した。あるクラスの児童たちが突然集団パニックを引き起こし、ある子は嘔吐を繰り返し、ある子は泣き叫び、ある子は校外まで逃走したのだ。誰かがクラスに侵入した形跡もなく、パニックの原因は結局わからず困り果てた学校側は、その後悪夢にうなされているという児童たちの夢を取得し、分析してみることにしたのであったが…。

【感想】
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☆夢の映像化。
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夢で見た出来事を、外部媒体に保存して、実際に映像で見れるようになった時代の話ですね。

すなわち「夢の映像化〜」ってことなので、なんか楽しそうなイメージを持って読みはじめたんですが…

「楽しい」感じではなくて「怖い」感じの作品だったのでちょっとゾッとしました(^_^;)

得体のしれない『何か』が夢に現れるようになって、次第には現実世界にも現れるようになって、どんどん不可解な出来事が発生していく〜って話なんですよね。

「リング」の貞子はビデオの中から出てきましたが、こちらの『何か』は夢の中から出てくるので…リアルに想像してしまうと夜眠れなくなりそうでした(^_^;)

もしも夢の中で『何か』に捕まって、永遠に夢の世界から出て来れなくなったら…

や、やっぱり、こわいです(T_T)

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☆夢を取り出す影響は?
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それから、「夢を映像化する」ってのは…楽しい夢なら一度くらい取り出してみてみるってのも面白そうでいいかと思うんですが、

「脳から夢を取り出す」ってのはなんかちょっと得体のしれない何かとは違った怖さがありますよね(^_^;)

頭に変な機器をつけて夢を取り出して、脳に悪影響はないのだろうかーとか。

(この作中ではもしかしたら頭に変な機器をつけて取り出してたわけじゃないかもしれないですが)

将来的には、頭に機器を付けて、声に出さなくてもテレパシーみたいに意思疎通ができたり、目で見なくても頭に直接映像を送り込めたり〜

なんてこともできるようになっちゃうのかもしれないですが、脳に直接信号を送ったりってのはやっぱりなんか怖いなーってのを感じました。

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本 【恩田 陸】 | comments(1) | -

小説「チョコレートコスモス(恩田陸)」

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 【あらすじ】
 ドラマや演劇の脚本を書き、名前もそこそこ売れている脚本家の神谷は、ある日、とある大作舞台の脚本の依頼を受けることになった。著名な方からの依頼ということもあり、多大なプレッシャーを感じていた神谷は、気分転換でもしようと、大学の演劇サークルの舞台公演を見に行くことにしたのであったが、そこでとてつもない衝撃を受けることとなった。なんと、その舞台に出演している女優の一人がずば抜けた演技力と存在感で観客を魅了していたのだ。とても大学サークルの演劇とは思えない出来に深く感銘を受けた神谷は、後日その公演を再度見に行くことにしたのであったが・・・。

【感想】
 無名の新人女優さんや、アイドル出身の女優さんや、ベテラン女優さんが、とある大物が主催する部隊のオーディションに参加するっていう話です。舞台の話なので、大半が誰かが演技していたり、その様子を誰かが見ていたり・・・っていう描写が多くて、似たようなシーンが多いんですが、それらが上手く描き分けられていたのがすごいなぁって思いました。オーディションの審査で与えられた題材がみんな同じで、その題材についてそれぞれの女優さんが演技する・・・っていうシーンが多かったので、下手をするとほとんど同じ展開の繰り返しになってしまってもおかしくないんですが、出てくる女優さんによって、そのシーンの描き方が全然違ってるんですよね〜。ある女優さんは、ベテランが故の演技をしてみたり、若い女優さんは、その若さを活かした演技をしてみたり、またある女優さんは自分独自の世界を展開してみたり。小説の中での話ではありますが、同じ内容のストーリーであっても、演じる者や演じ方によって雰囲気は全然違ってくるもんなんだなぁっていうのを実感しました。また、今までドラマとか映画とか、この人が演じたらこうだけど、あの人が演じたらこうなんだろうな〜とかそういう想像をしてみたことってあんまりなかったんですが、そういうのを考えてみるのもちょっと面白そうだなぁってちょっと思いました。役者さんのカラーっていうのはやっぱりあるでしょうし、ドラマとかでも主役が違うだけでだいぶ印象は違って来るんでしょうね。

 それから、舞台っていうのは全く見たことがなかったんですが、この本を読んで、舞台もちょっと見てみたいなーって思うようになりました。やっぱり舞台には、ドラマや映画にはない魅力があるんでしょうね〜。ドラマや映画みたいに気に入らないから撮りなおしなんてことはできないし、シーンとシーンをつなぎあわせて面白くなるように編集したりできないから、その場で演じているのが全てなわけです。役者さんと観客との距離も近いし、スクリーンを通じて見るわけじゃなくて目の前で生で見るわけですから臨場感とか全然違うんでしょうね。その辺の「舞台の良さ」みたいなのも作品を通じてしっかり伝わってきました。きっと著者の恩田さんは舞台とか役者さんが好きなんだなーってのを感じました。

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小説「ドミノ」

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評価:
恩田 陸
角川書店
¥ 580
Amazonおすすめ度:

 【あらすじ】
 いつも多くの人で溢れかえる東京駅。その日も、そこは、大勢の人で溢れ返っていた。あるOLはおやつを買いに来ており、ある老人は友人と待ち合わせをしていた。またある少女は演劇のオーディションを受けに行く途中であり、またある男性は、女性に別れを告げに行く途中であった。そんないつもと変わらないかのように見えた東京駅であったが、徐々に事件が起こり始めていたのであった…

【感想】
 27人と1匹が主人公という、ものすごく沢山の主人公がいる作品なんですが、登場人物多すぎで覚えられない!ってことは全然なくて、気軽に読めていつのまにかちゃんとそれぞれの登場人物を識別できちゃってるような楽しい作品です。それぞれみんなが個性豊かで、他のキャラとかぶってないってところがすごいなって思います。
 また、一人一人のちょっとした出来事がリンクしていって、大事件に繋がるっていう話なので、それぞれの繋がり具合が楽しかったりします。あの時のあのアイテムがこんなところに!とか、あの人があんなことをしたからこんなことに!みたいな展開が素敵です。奥が深いストーリーってことは無いんですが、気軽に楽しめるエンタテイメント小説って感じがしますね。特に、物語終盤の登場人物のほとんどが入り乱れて東京駅でハチャメチャな展開を繰り広げるので読んでいて楽しかったです。こういうドタバタ風のコメディ作品って大好きなので、もっとこういう雰囲気の作品は読みたいなって思います。恩田陸さんもっと書いて欲しい〜!
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小説「クレオパトラの夢」

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評価:
恩田 陸
双葉社
¥ 600
Amazonおすすめ度:

 【あらすじ】
不倫相手を追いかけて北海道までやってきた妹の和見と
その和見を追いかけて北海道までやってきた兄の恵見。
表向きはそれぞれそういうことを装う2人であったが、
実はそれぞれがお互いにとある重大な秘密を抱えていた。
それは「クレオパトラ」と呼ばれるものらしいのだが…。

【感想】
前作「MAZE」はすごく面白いなーって印象だったんですが、
こちらはなんか盛り上がる前に尻すぼみで終わってしまった
ような印象でした…^^;

「クレオパトラ」が何なのか…その正体を追いかける過程は
なかなか面白いかとも思うんですが、正体がわかってからの物語が
その正体のすごさの割にはあっさり終わりすぎな気がしました。

随所随所に伏線とか謎とか色々仕掛けていて
凝ってるような気はするんですけどね…なんか物足りなかったです^^;

本 【恩田 陸】 | comments(0) | -

小説「中庭の出来事」

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評価:
恩田 陸
新潮社
¥ 700
Amazonおすすめ度:

 【あらすじ】
とある有名脚本家が何者かに殺害される
というような内容の新作劇があり、
その主演女優が発表になる直前に、その新作劇の
脚本家が謎の死を遂げるという事件が発生した。
主演女優候補の3人のうち誰かが、脚本家に
脅迫されていたのではないかという情報もあり、
容疑者はその3人に絞られていくのだったが…
というような、脚本の新作劇をとある脚本家は
構想を練っているのであったが…

【感想】
物語の中に、脚本家がいて、脚本を書いていて、
その脚本の中には、脚本家がいて、女優がいて、
その女優が、その脚本家が書いた脚本をもとに劇を行う…
といったような話なので非常にややこしいです。
何重にも入れ子になっていて、それぞれの話が
交互に進んでいくので、なにかメモをしながらでも
読んでいかないと、えっとさっきの話は誰の話だっけ?
ってことになり、ぐるぐると目が回るようなことになります(汗)

よっぽど頭のいい人じゃないと、1回読んだだけじゃ
物語の全容は理解できないんじゃないですかね…。

まぁ普通の小説では味わえないような独特な体験が
できることは確かだと思うので、興味がある方は
読んでみるのもいいかと思います。

ただ、グルグルと目が回ったあとに、
ラストでそういうことだったのか!と
謎が解けるとなかなか気分がいいですね。

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小説「球形の季節」の感想

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評価:
恩田 陸
新潮社
¥ 540
Amazonおすすめ度:
 【あらすじ】
狭い山間地域に集中して並ぶ4つの高校。
そこでは、奇妙な噂が広がることが多かった。
そこで、4校合同の「地歴研」のメンバーは
噂の出所を調べる為に、生徒達にアンケートを
とってみることにするのだが、
「5月17日にエンドウさんがいなくなる」という
その噂は、実現してしまうのであった...

【感想】
六番目の小夜子に続く、学園ホラーですね。

色々な登場人物の視点から物語が進んでいくんですが、
高校生視点のものが多くて、学校が舞台だったりするので、
やっぱりなんか懐かしいというか初々しいというか
そんな印象を受けてしまいますね。

肝心なストーリーの方は...
まぁホラーということで何でもありなのかもしれないですが、
ちょっと暴走というか収拾がつかないような方向に突き進んで
結局そのまま終わってしまったような感じなので、
その辺はちょっと残念な気はしますが、
まぁ学園ドラマ風な雰囲気なのはなかなかよかったですね。

ちなみに、これも再読で、最初に読んだときは
なんじゃこれ?状態だったんですが、その時よりは
学園モノとして楽しめたような気がします(笑)

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小説「六番目の小夜子」の感想

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評価:
恩田 陸
新潮社
¥ 540
Amazonおすすめ度:
 【あらすじ】
とある高校に代々伝わる「サヨコ」の伝説。
それは、3年毎に先輩より「サヨコ」を指名された生徒が
誰にもばれないように「サヨコ」を演じるというものであった。

そして、今年もまたその「サヨコ」の年であり、
新たな生徒が六番目の「サヨコ」を演じることになっていたのだが、
そこに、謎の転校生、「小夜子」が現れる。
伝説の「サヨコ」と同姓同名の「小夜子」。
彼女は果たして何者なのだろうか...

【感想】
恩田陸さんのデビュー作らしいですね。

ミステリアスな美少女「小夜子」の存在が際立つ
学園ホラーって雰囲気な作品でした。

読んでいくうちに「小夜子」がだんだん怖くなっていって
登場人物たちも何者かに操られているような
不可思議な言動を取るようになっていくのが
いかにもホラーっぽくてよかったような気がします。


あと、作者の恩田さんも、こういう経験はないのに
衝動的に書いてしまったとあとがきで述べていました。
そういうところもなんだかホラーめいていますね(笑)

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