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【感想】
ゲレンデが舞台のラブストーリー。
繋がってないようで繋がってるような連作短編集かなーと思って読んでたんですが…
意外と出てくる登場人物が似たような人たちだったり、
この人はあの人の友達でーみたいな感じだったので、楽しく読めました。
合コンでナンパしてーとか、彼女いるけど別の女の子とーとか、
そういうのがちょっと出てくるお話なので、
ちょっとチャラい系な人たちのお話ではありますが…
最後の最後で爆弾を投下したかのような終わり方、ウケました。
絶対その後修羅場になるパターンだと思うんですが…
そのシーン読みたかった…(笑)
以下、印象的だったお話の感想です。
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☆ゴンドラ
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結婚を考えてる彼女がいるものの、他の彼女とスノボに来てしまった広太くんのお話。
その子とふたりきりで、秘密のデート☆のはずが、
まさかの彼女が同じスキー場にいて、まさかの同じゴンドラに乗り合わせてしまう!というストーリー。
ゴーグルとフェイスマスクのおかげで、向こうからはこちらの顔はわからないはず!!みたいな。
同じゴンドラの中に、本命の彼女と浮気相手に鉢合わせ。
いつバレやしないかとハラハラドキドキな感じ、面白かったです(笑)
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☆スキー一家
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自分はスノボが大好きにもかかわらず、結婚相手の父親がスノボ大嫌いなため、
スノボ好きを隠しつつ、家族でスキーに行かなければならなくなってしまった月村くんのお話。
スキー礼賛、スノボ痛罵な父親の言動にうんざりしつつも…
礼儀正しいスノボの若者に出会ったりして、ちょっとずつ変わっていくお父さんが面白かったです。
まぁ、自分がよく知らないからって一方的に相手を悪くいうのはよろしくないですね。
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【感想】
東野圭吾さんの短編集ですね。
長編でもなくシリーズものでもないので、
初めての人でも読みやすくていいかも?
でも、長編に慣れちゃってる人だとちょっと物足りないですね。
トリックもそんなに凝ったものじゃないし、サクッと読み終わっちゃうので。。。
以下、印象的だったお話の感想です。
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☆十年目のバレンタインデー
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別れて以来、久しぶりに出会った男女のお話。
その日はバレンタインデーということで、ロマンチックな夜になるかと思いきや…
このお話ミステリなのでそんな展開にはなりません。。
まぁなんとなく先は読めちゃう話ではありましたが、
バレンタインデーと殺人事件というギャップがなんか面白かったお話でした。
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☆今夜は一人で雛祭り
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一人娘が嫁に行ってしまうことになり、亡き妻がかつて備えていたお雛様の意味を知るというお話。
こっちもミステリだったけど、こちらは人が殺されないミステリだったので読後感はよかったです。
お雛様にまつわるエピソードも散りばめられていて、読んでてへーそうだったんだ!って感じになりますね。
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☆君の瞳に乾杯
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合コンで知り合った彼女と意気投合するというお話。
オチが…なんてこった!!って感じだったがちょっとショッキングでした(笑)
アニメ好きなふたり、読んでてちょっとほのぼのしました。
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【あらすじ】
花が好きだった老人・秋山が何者かによって殺害された。孫娘の梨乃は、彼の家から黄色い花の鉢がなくなっていることに気づくが…
【感想】
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☆さすがに東野作品面白い…
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なんかすごく久しぶりに読んだような気がする東野作品。
いつも人気でなかなか借りられないので借りなかったんですが…
たまたま図書館に行ったら本棚に並んでたので借りてきました。
いつの発行だったっけ?って思って調べてみたら…
2013年5月らしいです。
さすがに大人気作家の本も3年も経てば借りる人がいなくなるんですねぇ。。。
とまぁ、それはどうでもいいとして…
久しぶりの東野作品。読みやすくてよかったです。
仲がいいと思っていた少女からの突然の別れと失踪。
将来有望だと思われていた従兄弟の突然の自殺。
花を育てることが大好きだった祖父の突然の強盗殺人事件。
そして、何故かなくなっていた祖父が育てていた黄色い花の謎。
次から次へと謎が巻き起こるので、引きこまれてグイグイ読んでしまいました。
さすがに読者を惹きつけて先を読ませる構成力はさすがですねー。
そして、理不尽な謎に納得のいかない主人公コンビが繰り広げる謎解き劇。
なんであの人はあんな理解不能な行動をとっているのか?
行く先々でちらつく女性は一体何者なのか?
いろんな場所に行って、いろんな調査をしながら、ちょっとずつ真相が明らかになっていく感じ、読んでてなんかわくわくしました。
やっぱり東野作品は面白くていいですね!
機会を見て、また何か読んでみたいと思います。
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