映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
<< April 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

読書記録「夢幻花(東野圭吾)」

ブログランキング・にほんブログ村へ

【あらすじ】
花が好きだった老人・秋山が何者かによって殺害された。孫娘の梨乃は、彼の家から黄色い花の鉢がなくなっていることに気づくが…

【感想】
--------------------------------------
☆さすがに東野作品面白い…
--------------------------------------
なんかすごく久しぶりに読んだような気がする東野作品。

いつも人気でなかなか借りられないので借りなかったんですが…

たまたま図書館に行ったら本棚に並んでたので借りてきました。

いつの発行だったっけ?って思って調べてみたら…

2013年5月らしいです。

さすがに大人気作家の本も3年も経てば借りる人がいなくなるんですねぇ。。。


とまぁ、それはどうでもいいとして…

久しぶりの東野作品。読みやすくてよかったです。


仲がいいと思っていた少女からの突然の別れと失踪。

将来有望だと思われていた従兄弟の突然の自殺。

花を育てることが大好きだった祖父の突然の強盗殺人事件。

そして、何故かなくなっていた祖父が育てていた黄色い花の謎。


次から次へと謎が巻き起こるので、引きこまれてグイグイ読んでしまいました。

さすがに読者を惹きつけて先を読ませる構成力はさすがですねー。


そして、理不尽な謎に納得のいかない主人公コンビが繰り広げる謎解き劇。

なんであの人はあんな理解不能な行動をとっているのか?

行く先々でちらつく女性は一体何者なのか?

いろんな場所に行って、いろんな調査をしながら、ちょっとずつ真相が明らかになっていく感じ、読んでてなんかわくわくしました。


やっぱり東野作品は面白くていいですね!

機会を見て、また何か読んでみたいと思います。

JUGEMテーマ:読書

本 【東野 圭吾】 | comments(0) | -

読書記録「マスカレード・イブ(東野圭吾)」

ブログランキング・にほんブログ村へ
【感想】
ホテルを舞台にした「マスカレード・ホテル」の続編ですね。

といっても、今回は、刑事の新田と、ホテルで働く山岸のふたりが出会う前のお話。

あの名コンビが再び難事件を解決!というような展開とはちょっと違うんですが…

ふたりがそれぞれソロで難事件(?)に挑んでいくって感じ、なかなか好きでした。

若干新田の方は普通の刑事ものになっちゃってるのが残念なんですが、山岸の方はホテルでのミステリーに挑んでいく感じ、結構面白かったです(^^)


以下、印象的だったお話の感想です。
--------------------------------------
☆それぞれの仮面
--------------------------------------
ホテルで働く山岸の元に、元カレが現れる、というお話。

しかも、その元カレは、不倫相手と密会していて、そのお相手がいなくなってしまったから探してくれという。

若干、なんだかなぁって感じではありますが…

その裏側に隠された真実が、なるほど!って感じで面白かったです。

お客様のどんなに醜い裏の顔を見てしまったとしても、決してそれを表にはしないホテルマン。

嫌な思いをしながらも、懸命に仕事をこなす山岸が印象的でした。

--------------------------------------
☆仮面と覆面
--------------------------------------
山岸が働くホテルに、覆面作家がやってくるというお話。

しかも、その覆面作家には、「追っかけ」が存在していて、ホテルまでやってきているから、決してバレないようにしてほしいという。

覆面作家が出てくるのを待って、四六時中エントランスにたむろしていたとしても、彼らもそこに宿泊する客なら決して追い返せない…

ストーカーまがいの存在でありながら、何も悪いことしてないから追い払えない…ってのもなかなか大変だなーって思いました(^_^;)

若干、覆面作家とストーカーと山岸のドタバタ劇っぽくなってるんですが…

それもまた結構好きな感じで面白かったです(^^)

最後の覆面作家の正体には騙されました(笑)
 
JUGEMテーマ:読書
本 【東野 圭吾】 | comments(2) | -

読書記録「祈りの幕が下りる時(東野圭吾)」

ブログランキング・にほんブログ村へ
【あらすじ】
小菅にあるアパートの一室で身元不明の女性の遺体が発見され、アパートの住人も行方不明という事件が発生した。また、近くの河川敷ではホームレスの男性が殺されるという事件も発生した。手がかりは少なく、事件は難航するかと思われたが、意外な点から、加賀の知人が容疑者として浮上してくるのであった…。

【感想】
--------------------------------------
☆加賀シリーズ最新作
--------------------------------------
「新参者」のドラマ化とかで人気になった加賀シリーズの最新作ですね。

今回は、東京を訪ねた女性が、見知らぬ男性の部屋で変死体となって発見され、部屋の主も行方不明となって…というお話。

これに、加賀が以前会ったことが在る女性とか、加賀のお母さんが昔付き合っていた男性の影がチラついて、人間関係が複雑怪奇に入り混じってるのがなかなか面白かったです。

ただ、予想以上に人間関係が絡まり合ってるので、一気に読まないと、えっとこの人は誰だっけ?状態になっちゃいますねぇ(^_^;)

離婚して名前が変わってたり、芸能人で芸名を使ってたりで、同じ人なのに呼ばれ方が人によって違う登場人物もいたりするので、なかなかややこしい(^_^;)

人間関係も、この人とこの人が恋人関係で、この人とこの人が元夫婦で、この人とこの人が親子で、この人とこの人が友人関係で…っていう情報が後から明らかになったりするのでわけわかめ!

記憶力に自身がない方は、相関図を書いてみることをオススメします(笑)

--------------------------------------
☆子を思うが故の過ちか...
--------------------------------------
あとは、この作品、親子の愛情がテーマになってるのか、そこんところはなかなか訴えてくるものが強いなーって感じでした。

子供の幸せを願うが故に行った行為でも、その結果、子供を苦しめることになる。

程度の問題こそあれ、そういうことって割とありそうな気がしますよね。

よかれと思ってしたことが、どんどん歯車がずれていってしまうような、そんな運命には切なさを感じました。。。

詳しくは書かないですが、ラストのシーンはほんと悲劇としか言い様がないですねぇ。。。


加賀シリーズとしては新参者の方が好きですが、なかなか読み応えがあって面白かったなって思った作品でした。
JUGEMテーマ:読書

本 【東野 圭吾】 | comments(0) | -

読書記録「疾風ロンド(東野圭吾)」

ブログランキング・にほんブログ村へ
 【あらすじ】
大学の研究所で密かに研究を行っていた生物兵器が盗まれた。犯人によると、生物兵器はどこかの雪山に埋めたのだという。しかも、その犯人と思しき男はなんということか、その直後に事故死をしてしまった。手がかりは唯一遺された写真と、現場に置かれているというテディベアだけ。密かに行っていた研究のため警察を頼るわけにもいかず、密かに生物兵器を探しださなければならなくなってしまった研究所の栗林は、息子を頼りに雪山の捜索を開始するのであったが…。

【感想】
--------------------------------------
☆広大なスキー場からテディベアを探しだせ!
--------------------------------------
死亡率の高い病原菌の入ったカプセルをスキー場のどこかに隠されてしまったというお話。

普通に考えたら、一個人でなんとか探しだそう!なんてのはとんでもない話かと思いますが…

逆にそれがハラハラドキドキな感じでよかったです。


場所は真冬のスキー場。

手がかりとなる写真はごくごくありふれた写真で、一般人から見たらどこも同じように見えてしまうような代物だし、

目印となるテディベアもそんな、目立つようなものではない。

しかも、スキーが下手な主人公には、スキー場を移動するだけで精一杯で

無理をして急斜面を調べてみようなんて思った日にはあわわわわ!


失敗したら、必然的に周囲の人間は皆殺し状態になっちゃうわけですし

こんな怖ろしい仕事は引き受けたくないなーって感じでした。

スキーが得意で、単なるテディベアを探し出すだけのゲームだったら、ちょっとやってみたい気もしますけどねー(笑)



本 【東野 圭吾】 | comments(0) | -

読書記録「ナミヤ雑貨店の奇跡(東野圭吾)」

ブログランキング・にほんブログ村へ
評価:
東野 圭吾
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 1,680

 【あらすじ】
とある家に泥棒に入った後の逃走中、敦也、翔太、幸平は、とある古びた雑貨店に隠れることにした。ナミヤ雑貨店という名前らしいその雑貨店は、廃屋になっており、誰も来ないだろうと判断したのだ。しかし、そんな家に突如何かが投げ込まれた。どうやら、悩み事が書き綴られた手紙らしい。どう考えても誰も返事など書きそうもないその手紙に、不憫に思った3人は、思わず返事を書くことにしたのであったが…。

【感想】
--------------------------------------
☆ちょっと変わった東野作品
--------------------------------------
ひょんなことからたどり着いた古い雑貨店で、過去からの相談の手紙を受け取ってしまい、思いがけず、過去の人間と文通をすることになってしまう…って話ですね。

殺人事件とか大事件が起こるわけではなく、刑事が出てくるわけでもなく、ちょっとSFっぽい雰囲気で暖かい作品なので、今までの東野作品とはちょっと違った感じだなーって印象を受けたんですが…思った以上に面白かったです(^^)

相手に心配させたくないからとか、色んな事情から、身近な人には相談しにくい重大な悩みってのは意外と持ってたりする人っているかと思いますが…

こういうのって逆に見知らぬ相手で、利害関係がないからこそ、気軽に相談できたり〜ってことありますよね。

まぁ相談に乗ってもらったからといってその後の人生上手く行くとは限らないんですが、その相談員のちょっとしたアドバイスがきっかけで、人生が大きく変わり始める。

そんな展開がなかなか面白いなって思いました。

また、過去の人からの手紙なので、その手紙がきっかけで、その後その人がどういう人生を歩んでいったのかっていうのを追跡して描かれてるんですよね。

子供の頃、相談の手紙を出したあの子が、大きくなって、こんな人生を送ってきて、今ではどうしてる〜みたいな。

まさに、人生いろいろって感じで奥が深い話で面白かったです。

--------------------------------------
☆伏線貼りまくり
--------------------------------------
で、ちょっとSFチックな話なので、舞台が現代から始まって、過去のあの時代に飛んだり、この時代に飛んだり、まさしくあっちに行ったり、こっちにいったりって感じで結構慌ただしい感じではあるんですが…

それぞれの時代の舞台設定に伏線が張られまくりで面白かったですね(^^)

あの人とあの人が友達でー、この人とあの人が恋仲でー、その人とあの人が同じ学校に通っていてーみたいな。

まさに登場人物たちが、「奇跡」の名のもとに、神様の手の上で踊らされてるような感じで(笑)

一応短編集みたいな形になってるので、それぞれの短編でも楽しめたりするんですが、ひと通り通して読んでみると、作品の構成の奥深さがよくわかりました(笑)


東野作品、かなりたくさん読んでるんですが、その中でもかなり上位に入るくらい好きな作品になりました。

個人的にかなーりオススメなので、東野作品苦手な方にもぜひ読んで欲しいとおもいます(^^)

JUGEMテーマ:読書
本 【東野 圭吾】 | comments(0) | -

小説「歪笑小説(東野圭吾)」

ブログランキング・にほんブログ村へ
 【あらすじ】
書籍出版部に配属が決まった新人の青山。彼は期待をふくらませて出版の仕事に望むのであったが、彼に与えられた仕事は、作家に同伴してゴルフやらマラソンやらスノボーに付き合うことだった。人気作家から原稿をもらうため、想像以上に作家のご機嫌取りをする先輩社員。出版の仕事の思いがけない裏の顔を知ることになった青山であったが…。

【感想】
--------------------------------------
☆作家とか編集者の裏の顔…
--------------------------------------
東野圭吾さんの「笑」シリーズの最新作です。

「いきなり文庫化!」の作品なので、手に取りやすくていいです(^^)

ハードカバーじゃなくて、「いきなり文庫化!」もっと増やして欲しいですね。


まぁそれはさておき…

この作品、作家とか編集者が主人公の短篇集なんですが…

そんな彼らの裏の顔とか、他の作家とか編集者とか出版業界に対する「皮肉」が垣間見れるような感じが面白くて良かったですね。

例えば、文芸雑誌の連載なんてどうせ誰も読んでないんだから、何のために書いてんのー?とか、文学賞ってやたらたくさんあるけど、意味あるのー?みたいな(^_^;)

ここまでストレートには書いてないですが、出てくる登場人物に似たようなこと言わせてるあたり、色々と思う所があるんだろうなーってのを想像してしまうような内容でした(笑)

確かに、文芸誌で連載してるのを毎号買って読みたいかっていうと、そうじゃなくて、ちゃんと本になってからまとめて読みたいって人多いだろうし…

文学賞も直木賞とか芥川賞ならかろうじてわかりますが、その他の賞って…イマイチ違いがよくわからないですよね(^_^;)

その辺の皮肉がなんか生々しい感じがして面白かったです。

作家になりたい方…編集者になりたい方…一読してみると参考になるかもしれません(笑)


JUGEMテーマ:読書
本 【東野 圭吾】 | comments(0) | -

小説「ガリレオの苦悩(東野圭吾)」

ブログランキング・にほんブログ村へ
 【あらすじ】
都内で発生した数々の事件に協力してきた、物理学者・湯川准教授のもとに、挑戦状が届いた。それによると、どうやら、予告殺人らしい。単なるいたずらかと思われた今回の挑戦状であったが、それから数日後、彼の予告通り、工事現場から一人の男性が転落死するのであった…。

【感想】
--------------------------------------
☆ガリレオ
--------------------------------------
ガリレオシリーズ第四弾ですね。

短篇集なので、個々の事件が割とあっさりしてるかなーってイメージはあるんですが...

トリックとしては科学を利用したそれなりに凝ったものを用意してるので、読み応えがあるって言えば読み応えがありますかね。

まぁ、そんな大掛かりな仕掛けなんて用意しなくても…って思わなくもないですが(笑)

あと、登場人物のイメージは、福山&柴咲そのまんまなので、キャラをイメージしやすくて読みやすいってのはありますねー。

サクサク読めるので、結構一気読みできちゃうんじゃないかと思います。

本 【東野 圭吾】 | comments(0) | -

小説「マスカレード・ホテル(東野圭吾)」

ブログランキング・にほんブログ村へ
 【あらすじ】
刑事である新田浩介。彼は、最近都内で発生している連続殺人事件を解決するため、とあるホテルにフロントクラークとして潜入することになった。そのホテルが次の事件の現場として選ばれる可能性が高いことが、今までの調査で明らかになったのだ。しかし、フロントクラークとして潜入するには、現場に立たねばならず、フロントクラークの経験のない新田は、ホテルのベテラン社員である山岸尚子という女性とコンビを組んで日常業務を担当することになるのであった…。


【感想】
--------------------------------------
☆設定が面白い
--------------------------------------
刑事がホテルのフロントクラークとして潜入してーって話なんですが、やっぱり設定が面白かったですね。

スパイモノの小説とか映画とかだと、結構ラクラクとその職業になりすましちゃったりしてたりするかと思うんですが...

やっぱりその職業になりきるってのはそう簡単にはできるもんじゃないですもんね。

そんな「潜入捜査」の裏側みたいなのを覗いてるような感じが面白かったです(笑)


もともと偉そうな立場な「刑事」から、お客様にペコペコする「フロントクラーク」に。

目付きが怖いとか、言葉遣いが荒いとか、トラブル続出ーってな感じがなかなかユニークでした。


--------------------------------------
☆ホテルで働くのも大変
--------------------------------------
あと、感じたのは、ホテルで働くのって大変そうだなーっていうことですかね。

ホテル側に落ち度はないとしても、文句言ってくる人は言ってくるでしょうからねー。

そういう人でも、決してキレたりせずに誠心誠意対応して、満足してもらえるようにひたすら尽くす。

そういう対応がすんなりできる「プロ」ってやっぱりすごいんだなーってのを感じました。

短気な人だったりしたら、やっぱりこういう接客業っていうのは絶対無理ですもんね(笑)


--------------------------------------
☆まとめ
--------------------------------------
ミステリとしてはちょっと微妙な部類に入るのかもしれませんが...

個人的には、新田・山岸コンビもすごく好きだったし、読後感も悪くなかったのが良かったです。

久しぶりに読み終わって「面白かった−!」って思えた作品だったので、個人的にはかなりオススメですね(笑)



JUGEMテーマ:読書
本 【東野 圭吾】 | comments(0) | -

小説「夜明けの街で(東野圭吾)」

ブログランキング・にほんブログ村へ
評価:
東野 圭吾
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 660

 【あらすじ】
 もうすぐ40歳になるサラリーマンの渡部の職場に、秋葉という女性が派遣社員としてやってきた。妻子もおり、彼女と不倫する気など全くなかった渡部。しかし、たまたま行ったバッティングセンターに彼女がいたことがきっかけで2人の仲は急速に進展していくのであった。そして、やがて離婚を決意する渡部。しかし、秋葉には、他人には言えない重大な秘密を抱えていたのであった…。

【感想】
 不倫をテーマにしたような話だったので、ドロドロしてあんまり読後感もよくない作品なのかなーと思ってちょっと敬遠してた作品なんですが…読んで見たら意外と面白くてスラスラ読めました。危ない橋を渡っていると知りつつも、どんどん歩み寄ってしまう渡部と、ちょっとミステリアスな魔性の女・秋葉。そんな2人の恋の行方にハラハラドキドキすると同時に、彼女の抱えた謎の真相が一体なんなのかにぐいぐい引き込まれちゃうんですよね(^^; 気がつけばラストまで一気読みしてました。やっぱり魅せ方が上手いですね。東野圭吾さん(^^) ラストも、ドロドロ〜っていうか、女って怖いなーって感じの終わり方なんですが、意外と尾を引くような感じでもなかったので良かったです。(男って馬鹿だよなーとは思いますが(^^;)

 あと、アナザーストーリーとして、渡部の友人で、渡部に「はやまるなよ」と忠告してくれる「新谷君」のエピソードが最後に載ってるんですが…こちらでも意外な真実が明らかになったりしてて面白かったです。登場人物の裏の顔が見えるアナザーストーリーってのもなかなか面白いですね。こちらもやっぱりドロドロしてますが(笑)

JUGEMテーマ:読書
本 【東野 圭吾】 | comments(0) | -

小説「真夏の方程式(東野圭吾)」

ブログランキング・にほんブログ村へ
評価:
東野 圭吾
文藝春秋
¥ 1,700

 【あらすじ】
 電磁探査についての説明をするため、海底資源開発の説明会にやってきた大学教授の湯川は、宿泊先の旅館で事件に遭遇する。他の宿泊客の一人が、堤防から落下し亡くなっているのが発見されたのだ。しかも、死因は落下した際に頭を打ったためではないらしい。なにやら不審な点を感じ取った湯川は、仮説を立て、推理を始めるのであったが…。

【感想】
 ガリレオシリーズ最新作です。

 「容疑者Xの献身」「聖女の救済」が結構面白くて好きだったので、今作も期待していたんですが…個人的には、それを超えられるレベルの作品ではなかったかなーっていうような印象でした。「容疑者〜」と「聖女〜」は湯川先生の推理というか論理が炸裂して、キレイな形で結論に達する…というようなパターンだったかと思うんですが、今作ではなんかあんまり湯川先生が推理して、悩んで結論に達したような感じじゃないんですよね(^^; むしろ、推理しないで最初からわかってたんじゃないの?というような感じで・・・。ガリレオシリーズなんだけどなんかガリレオシリーズじゃないみたいな…なんかちょっと違和感を感じました(^^;

 ただ、湯川先生と、湯川先生が旅先で出会った少年とのやり取りはなんか微笑ましくて良かったですね。夏休みの宿題をやりたくない少年に勉強を教えてあげたり、自由研究の題材にと一緒に実験をしてあげたり。なんか思いがけず湯川の優しさが所々に零れ落ちたりしてるので、単に事件の真相を追っかけるだけじゃない、ハートウォーミングなすトーリーになっているところが印象的でした。(このあたりもなんか今までのガリレオシリーズと違う印象の原因ですかね)

 あと、この作品、誤植があると話題になっていたそうですが…自分の読んだ刷では修正済みでした。こういう有名な作家さんの本でも誤植とかあるんですね。そういう意味でも面白かったです(笑)

JUGEMテーマ:読書
本 【東野 圭吾】 | comments(0) | -
AMAZON LINK