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【あらすじ】
大学3年生の春の就職活動を目前に控えた男女7人組はある日、
自分達の志望であるマスコミ業界の内定を得るため、
お互いに励ましあったり、情報交換などを行う、
シューカツチームを結成する。
初めての就職活動に戸惑いながら夢を目指していく7人であったが…
【感想】
就職活動をテーマにした作品なので、ちょっと重い内容かなと
思ったりもしたんですが、思った以上に爽やかで軽めな青春小説でした。
僕自身も数年前には就職活動を行っていた立場だったので、
物語中に出てくる出来事は大体似たようなことを体験していたりして、
自分の大学3年生の頃と合わせて懐かしいなぁと思いつつ読んでしまいました。
僕は既に社会人として何年もたっているので、仕事に対する気持ちは
中だるみ状態のような感じになってきているので、登場人物たちの
社会に対する初々しさというか、前向きな雰囲気は
なんか新鮮に感じてよかったですね。
既に就職活動が終わってしまった人には懐かしく思えて、
これから就職活動を迎える人には、就職活動がどんなものなのかっていう
雰囲気がよくわかるかと思うので、読んでみるのもいいかもしれませんね。
ただ、難を言うとすれば、登場人物がみんなテレビ局やら出版社やら
大手ばっかり狙っていて、大手の内定とれなきゃもう人生おしまいだ…
みたいな雰囲気だったので、その辺はちょっと違和感を感じましたけどね。
エリート大学のエリート学生たちが主人公なんだって言ってしまえば
それまでなんですが、大手企業に入れない学生なんていっぱいいますからね。
まぁ大きければ大きい会社に就職した方がいいには違いないかと思いますが。