映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
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読書記録「1981年のスワンソング(五十嵐貴久)」

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【あらすじ】
ごくごく平凡なサラリーマンを送っていた29歳の俊介。そんな彼は、ある日、気が付くと1981年の時代にタイムスリップしてしまっていた。お金もない、家もない、友人もいない、自分が産まれる前の両親ならいるけど当然そんなの頼れるわけがない。ないない尽くしで困り果てた彼は、偶然路上で歌っている歌手と一緒に歌うことになり…。


【感想】
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☆ちょっと昔にタイムスリップ!
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2014年に生きる29歳男子が、何故か1981年にタイムスリップしてしまうというお話。

タイムスリップものというと、数多くの作品が世の中に出回っているような気がしますが…

戦国時代や江戸時代みたいな大昔ではなく、

かつ、自分が既に生まれているような最近でもない。

そんな、絶妙な時代にタイムスリップ!っていうのがなかなか楽しめました。


たかだか30年ちょっと。

時代はそんなに大きくは変わってないかなーとも思いつつも…

携帯電話やインターネットはおろか、パソコンもまだ普及してない時代。

音楽もダウンロードはもとより、CDですら登場してなくてレコードの時代ですもんね。

古き良き昭和の時代。

やっぱりあの頃はいい時代だったのかなーと読んでてちょっと思いました。

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☆ある意味大胆な展開で。
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あと、ストーリーとしては、1981年当時にはまだ登場していなかった未来の曲を、

丸パクリして歌手に歌わせてしまうという展開がなかなか大胆だなーって思いました。

ぱっと出の新人歌手が、「世界に一つだけの花」とか「赤いスイートピー」とか「Automatic」とか「TSUNAMI」を歌っちゃうんですよねぇ。。。

歌手って運もかなり大事だと思うので、1981年当時に、全くの別人が歌って果たして売れるのか?っていうのはちょっと疑問ではありますが…

すごい新人が出てきた!って感じでブレイクしていく感じ、読んでてなかなか楽しかったです(笑)

ちなみに、松田聖子とか秋元康とかキムタクとか黒柳徹子なんかも出てきちゃってます。

なかなかある意味すごい作品だなーと思ったお話でした。
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読書記録「学園天国(五十嵐貴久)」

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評価:
五十嵐 貴久
実業之日本社
¥ 1,728

【あらすじ】
聖楓高校三年の池上慎也と担任教師の高岡麻美。一見普通の生徒と教師の関係に見えるが、ふたりには重大な秘密があった。なんと、彼らは「結婚」していたのだ。当然のことながら、学校にバレるわけにもいかず、ふたりは学校ではつつましく行動することにするのであったが…


【感想】
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☆教師と生徒が結婚!?
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新卒間もない女教師と、教え子の18歳の男子生徒が実は結婚していた!というお話。

さすがに、ありえねー!な設定ではありますが…

コメディタッチで面白おかしく描かれてるので、とても楽しく読むことができました(笑)

五十嵐さんのこういうシチュエーションモノは面白くていいですねー。


奥さんの方は美人で可愛くて男子生徒にも人気がある女教師。

でも、家に帰れば彼にあまあまな奥さんに変貌してしまう彼女。

一方、男子生徒の方は、ちょっとぱっとしない、童貞少年だと思われているごくごく普通の高校生。

なのに、家に帰れば、美人の奥さんとらぶらぶな生活なんて送っちゃってるリア充!


まぁ結婚してる!なんてことがバレたら大変なことになってしまうので、学校では仮面を被って(?)生活してるわけなんですが…

学校と家での変貌ぶりがなかなかユニークで面白い作品でした。


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☆不良は退学だ!
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また、この2人が通ってる高校が、もうむちゃくちゃ!って言いたくなるくらい横暴な学校だったのがこれまた面白かったです。

携帯電話はもちこみ禁止。異性との交際ももちろんだめだし、カラオケボックスや飲食店に入るのもNG。

そんな不良なやつらはすぐにでも退学だ!というわけで、毎日のように見まわりを続ける教師たち。

さすがにそんな学校は今時ありえねー!ですよねぇ。。。


しかも、ダーリンの方は、学校から厳しく管理される生徒な一方で、ハニーの方は厳しく管理する教師の側…。

ダーリンが教師たちに捕まったら大変なことになってしまう!とばかりに、教師側のスパイみたいなことをやってのけるハニー。



果たして彼らは無事に幸せな高校生活・幸せな新婚生活を送れるのか!?

興味がある方はぜひぜひ読んでみてください(^^)
 
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読書記録「ダッシュ!(五十嵐貴久)」

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評価:
五十嵐 貴久
ポプラ社
¥ 1,680

 【あらすじ】
陸上部の通称「ねーさん」こと桃子先輩に憧れる、イノケン、リョーイチ、メタボン、わび助の4人。彼らはそれぞれ密かに「ねーさん」に好意を抱いていたのだったが、共同戦線を張り、決して抜け駆けしないことを約束していた。そんな「ねーさん」と4人の後輩であったが、ある日、「ねーさん」にクラブに行かないかと誘われた。クラブになんて行ったことがなかった4人は一生懸命クラブについて調べてみるのであったが…。

【感想】
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☆がんばれ!脇役!(笑)
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憧れの先輩!に好意を抱きつつ、告白できずに先輩に振り回され続けるというある意味脇役クン(?)な感じの男子高校生4人組の話ですね。

先輩が「クラブに行きたい!」って言えば我こそは!とばかりに行き方とか、内容とか、お金とかを我こそは!と調べあげ、彼女にお伴する。

病気で入院してしまったことを知れば、お菓子やら漫画やらCDやらを次々に差し入れて毎日のようにお見舞いにくる。

でも、彼らの彼女への気持ちは決して伝わることがなく、彼女の心は別の方向を向いたまま。

なんか、読んでて「先輩」にいいように利用されてるだけじゃないの?って気がしなくもなかったですが…

損得を考えずに、大好きな先輩のために必死になれるっていうのはなんか青臭くていいなぁって感じでした。

大人になっちゃうと、なかなかそういうピュアなきもちって…忘れていっちゃうような気がしますよね(^_^;)

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☆わがままなだけじゃない先輩
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で、これだけ書いちゃうと、なんか「先輩」って嫌な女だなーって感じになっちゃうかもしれませんが…

実はこの「先輩」、結構重〜い事情を抱えているって展開だったので、そこんところはなんか可哀想でした。

詳しくは書きませんが…僕だったら、生きていけないかもーってくらいの重い事情なんですよね…。

こんだけ酷い運命だったら、確かに少しくらいわがままになっても仕方ないかも…って感じだったんですが…

でも、そんな彼女のわがままを、文句のひとつも言わずに受け止めてくれる後輩4人組の存在がすごくいいなって思いました。

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読書記録「YOU!(五十嵐貴久)」

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評価:
五十嵐 貴久
双葉社
¥ 1,365

 【あらすじ】
もうすぐ高校を卒業する小沢優。彼女は、ある日、バイトの面接を受けるためにとある建物に入ったのであったが、ひょんなことから会場を間違え別のオーディションを受けることになってしまった。何やら様子が変だぞと感じる優。しかし、オーディションはつつがなく進み、優は男性アイドルの事務所に所属することが決まってしまうのであった…。

【感想】
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☆女の子がジャ○ーズに!?
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正確にはジャ○ーズではないんですが、ひょんなことから、女の子がジャ○ーズに合格してしまった…っていう話ですね。

女の子が男の子のフリをして…っていう話なのでドラマでもやってた「花ざかりの君たちへ」みたいな感じでしょうか。

まぁありえないっちゃありえない展開ではあるんですが、この五十嵐さん、コミカルな路線の作品を描かせるとやっぱり上手いなーって思いました。

パパと女子高生が入れ替わっちゃう「パパとムスメの7日間」とか、14歳も離れた男の子と恋をする「年下の男の子」とか

中年のオバちゃんが音楽に燃える「1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター」とかそういう系統がすごく好きだったので、

ちょっとコミカルな雰囲気が似てるこの作品はなかなか楽しくて良かったです(^^)


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☆アイドルデビューも楽じゃない!
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で、この作品、事務所に入ってアイドルデビューを目指す。っていうストーリーなんですが…

華々しくデビューできて売れっ子になってるアイドルってたくさんいる一方で、デビューするまでも大変なんだなぁってのを感じた作品でした。

毎年のように(数年に一度?)新人がデビューしてるようなジャ○ーズですが、その陰では、デビューできなくて悔しい思いをしてる予備軍がいっぱいいるわけですもんね。。。

しかも、単純に年功序列で順番にデビューしてくわけじゃないから、デビューするには仲間たちを蹴落として、自分の手でデビューの座を掴み取らないといけない。

スキルだって、容姿がカッコいいのはもちろんだけど、それに加えて、歌って踊れてお芝居ができてトークもできなきゃいけない。

単にカッコいい子が、街歩いてたらスカウトされていきなりデビューしちゃった!…なんてのはありえないわけですね(^_^;)

(もしかしたらそんな「特例」な人もいるのかもしれませんが)

華々しくデビューして活躍してるあの子たちも、デビューまで辿り着くのに色々苦労してたのかなぁと思ってしまった一冊でした。


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小説「土井徹先生の診療事件簿(五十嵐貴久)」

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 【あらすじ】
警察官の娘として育ち、24歳にして警察署副署長に任命されてしまった令子。名前だけの存在で、普段はほとんど毎日暇に過ごしていた彼女であったが、最近、動物にまつわるトラブルが舞い込むようになった。幸い、令子は、動物と話すことができるという特殊能力を持った獣医の土井徹先生と懇意にしていたため、彼の力を借りてトラブルを解決しようとするのであったが…。

【感想】
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☆動物と話せるって楽しそう
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警察官が主人公で、いろいろと事件(?)が起こる話なので、動物と話せて楽しいなー♪って感じではないんですが…

動物と話ができる(らしい)獣医さんが出てくる話なので、そこらへんはちょっとわくわくしながら読んでました。

実際の事件だと、目撃者が誰もいなかったりして、事件の真相は闇の中ーみたいな場面だとしても、本当は、動物たちなら目撃してる!ってこともあるかもしれないですもんね(笑)

側にいた犬だったり、猫だったり、その他もろもろの動物たちだったり(笑)

さすがに、獣医の土井先生が直接動物と喋ってるシーンはなかったので、超能力者が出てくるようなSFミステリーって感じでもなかったんですが...

動物にまつわるミステリーっていう雰囲気は読みやすくて良かったかなーって思います。


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☆猫屋敷
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で、いくつか事件(?)を扱ってるんですが、一番気になった話は「猫屋敷」が出てくる話ですかね。

高齢のおばあちゃんが、引きこもりの息子と、大量の猫(88匹)と一緒に暮らしていて、高齢ということもあり、彼女が亡くなったらこの猫たちはどうするんだー!っていう話なんですが…

ミステリとしてのオチはけっこうメチャクチャなのでどっかに置いておくとして、こういうシチュエーションについてはちょっといろいろと考えさせられましたね(^^;


さすがに88匹もの大量の猫を飼ってるっていうお家はそう多くはないかと思うんですが...

ひとり暮らしで、ペットに猫とか犬とか飼ってる高齢な方ってのはやっぱりいると思うんですよねー。

で、その高齢な飼い主が病気とかで亡くなっちゃった場合には、そのペットたちの運命っていうのは...

やっぱり引き取り手が見つからない限り、保健所行きになっちゃうんでしょうね。。。


飼い主と一緒に天国に行けていい…っていう見方も出来なくはないですが、そういうのはやっぱりなんか可哀想ですよね。。。

ひとり暮らしでペットを飼ってる人っていうのは、やっぱり自分が死んだあとのことも考えてペットを飼わないといけないのかなーってちょっと感じました。


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小説「For You(五十嵐貴久)」

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 【あらすじ】
 叔母である吉野冬子が亡くなり、遺品を整理するために冬子のマンションを訪れた佐伯朝子は、そこで叔母の残した日記を見つける。日付が書かれていることもあり、それは高校時代に叔母が書いた日記であるらしい。生涯独身を通した叔母が、一体どんな青春時代を過ごしたのか。そんな興味もあり、朝子は叔母の日記を読み進めることにしたのであったが、そこには、叔母の一人の男性に対しての想いが綴られていることを知るのであった・・・。

【感想】
 1980年代に青春時代を送った叔母の吉野冬子と、現代を生きる佐伯朝子の2人のラブストーリーです。最初に読み進めて行った感じでは、叔母さんの日記の話が中心に進んでいって、朝子の話はちょっと余計な感じもしたので、正直朝子の話はいらないかなーって思ってたんですが、クライマックスまで読んでいくと、ドンデン返しってわけでもないですが、ミラクルな展開を迎えるので、その展開が上手くて面白いなーって思いました。あんまり詳しくはネタバレになるので書かないですが、なんかすごい時間とか世代を超えたラブストーリーって感じで壮大な雰囲気がすごく良かったです。

 で、中心の話の方はやっぱり1980年代に高校時代を送った叔母さんの話がメインになってくるわけなんですが、インターネットもケータイもない、遊ぶところもあんまりない、そんな時代と場所が舞台なわけで・・・好きになってもあんまり声もかけられず、2人だけで会えば目だってしまってすぐ噂になってしまうからなかなかそういうこともできず、会いたいと思ってもメールもケータイもなくて家の電話に電話をかけなければならず、遠距離恋愛になってしまえば、手紙のやりとりになってしまって返事がすぐには届かない・・・そんな時代の話なので、今の時代の恋愛事情とはだいぶ様相が違うなってのをひしひしと感じました。ただ、今の時代の恋愛と、昔の時代の恋愛ってどっちがいいんでしょうね?なんか本を読んだ感じだと、色々障害は多そうな感じはするものの、こういうじっくり関係を築き上げていく恋愛も素敵だなーって思えてしまいました(^^;あ、あと、文化祭の話とか、集団デートの話とか、大晦日の夜にみんなで初詣に行って・・・とか、そういうエピソードが満載なので、時代は違うものの、そういう経験のある人は高校時代を懐かしんで読めるんじゃないかなーって思います。やっぱり高校時代の恋愛って素敵ですよね(^^

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小説「交渉人・爆弾魔(五十嵐貴久)」

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 【あらすじ】
 ある日、広報課の警部である遠野麻衣子のもとに、一通の電話が入った。シヴァと名乗るその者によると、都内各地に仕掛けた爆弾を爆破させたくなければ、現在地下鉄爆破事件の容疑者として拘留されている、宇宙心理の会の教祖・御厨を解放しろという。電話がいたずらでないことを実証するために、交番を爆破するという惨事を目の当たりにさせられてしまった麻衣子は、犯人との交渉人にも指名され、犯人とのやりとりを行うことになったのであったが・・・。

【感想】
 前作を読んだのはだいぶ前だったので、前作がどんな話だったのかほとんど覚えてなかったんですが・・・今作は「交渉人」というタイトルがついてる割には、見所であるはずの「交渉」のシーンがあんまりなかったような気がしますね^^;犯人とのやりとりは主にメールのみ。あんまり緊迫したような駆け引きとかが見られなかったのがちょっと残念でした^^;あとは・・・後半からクライマックスにかけてのシーン。交渉人としての見せ場が少なかったせいか(?)遠野警部の名推理が炸裂するんですが・・・ちょっと上手く行き過ぎてるような気がしなくもないです^^;彼女は絶対な自信があったようですが、一歩間違えれば全然違った結末になっていたような・・・^^;そこんところがちょっと気になりました。

 それから、「交渉人」としての見せ場はあんまりなかったんですが、中盤の爆弾がしかれられていることが判明して東京中が大パニックになる・・・というようなシーンが印象的でした。みんなが携帯を持ち歩いていて、インターネットもメールも普及しているような情報が瞬時に錯綜する時代。ちょっとしたことがきっかけで、首都機能が麻痺するくらいの大混乱が起こる可能性もあながちゼロとは言い切れないのかなって思いました。ここの部分は、結構ハラハラドキドキな切羽詰った感じが面白くて良かったです。

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小説「相棒」

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 【あらすじ】
 時は幕末。徳川慶喜公が大政奉還を決意した頃、慶喜公暗殺未遂事件が勃発した。事態を重く見た幕府は、犯人の捜索を開始。新撰組から土方歳三、海援隊から坂本龍馬を招集し、それぞれの人脈を活かし、犯人を見つけ出すように指示するのであったが、犯人候補としては、長州・薩摩はもとより、土佐、会津、異人、公家の可能性までがあり、犯人を突き止めるのは一筋縄で行くわけもないのであった…。

【感想】
 新撰組の土方歳三と、海援隊の坂本龍馬という天敵同士(?)にコンビを組ませて、徳川慶喜暗殺未遂事件の犯人を捜すという、なかなか大胆な歴史ミステリです。なるほど、この展開なら、土方歳三と坂本龍馬が手を組んでもおかしくないかなって思える展開だし、容疑者候補がたくさんいるので、こいつが犯人なんじゃないか!?と想像してみるのもなかなか楽しかったです。よく知られている有名人がわんさか登場するので、歴史好きな方ならば、なかなか楽しめるんじゃないかなって思います。(でも逆に歴史に詳しい方だとこんなのありえん!とかになっちゃうのかな?)ただ、大河ドラマで龍馬伝を見ていた方が読むと…福山版の龍馬のイメージとは全然一致しないので違和感を感じずにはいられないかと思います(笑)
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小説「誘拐」

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評価:
五十嵐 貴久
双葉社
¥ 1,575
Amazonおすすめ度:

 【あらすじ】
 人事部に所属し、リストラの仕事を行っていた秋月孝介は、ある日、自分がリストラを行った同僚であり、その娘が自分の娘の親友でもある、葛原幸雄が一家心中を行ったことを知り、驚愕する。そして、さらには、そのことを知った娘の宏美までもが飛び降り自殺を図り、死亡してしまったことで、孝介は計り知れない精神的ダメージを受けてしまうのであった。それから数ヵ月が経過したある日、孝介は、とある誘拐事件を計画するのだった…。

【感想】
 リストラの末の心中事件からはじまって、総理大臣の孫娘の誘拐事件にまで発展する話なんですが…、企業のリストラとか、日韓同盟みたいな政治的な話とか、色々と細かいところまで凝った設定をしているようなので、なかなかシリアスな展開で、読むのはちょっと疲れました。ただ、つまらないというわけではなく、総理大臣の孫娘を誘拐するという奇抜な誘拐事件はこのあとどうなるんだろうとか、身代金の受け渡しはどうするんだろうとか、犯人側が上手く立ち回るので、なるほどーと思いつつ読んでいってなかなか楽しめました。ラストの部分も、やや強引かなーと思えなくもないですが、憎らしいやつに一泡吹かせるようなちょっとスカッとするような展開なので、その辺はなかなか良かったです。
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小説「安政五年の大脱走」

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評価:
五十嵐 貴久
幻冬舎
¥ 720
Amazonおすすめ度:

 【あらすじ】
 時代は江戸末期。とある小藩に、美雪姫という美しい姫がいた。彼女は、普通の平和な日々を送っていたのであったが、何とかして彼女を自分の側室に迎えたいと考えた大老井伊直弼により、謀反の疑いをかけられ、藩士と共に山奥に幽閉されてしまうのであった。謀反の疑いを晴らしたければ井伊直弼の側室になれ。さもなくば藩士たちの命は保障しない。そんな脅し文句を告げられる姫と藩士たち。直助の側室にはなりたくはないが、藩士たちも見殺しにはできない。なんとかして脱出する方法はないかと思慮に暮れる美雪姫であったが…。
 
【感想】
 まず、井伊直弼という実在する歴史上の人物が出てくるのが驚きでした。まさか実話…というわけではないでしょうが、井伊直弼が美しいお姫様を攫ってきて幽閉してしまうという話だったとはびっくりでした。設定がよくあるゲーム(マリオとかドラクエとか)みたいでなので。
 話の内容としては、山奥に幽閉されたお姫様とその部下の武士達がなんとかして脱走しようという話なんですが、それだけでこのボリュームってのも驚きでした。でも、けっこう厚い本にも関わらず、面白く一気に読めてしまうようなテンポの良さは、さすがだなって思いました。ラストは…ちょっと意外な終わり方だったので、びっくりでした。結末まで侮れない感じですね。
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