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評価:
梨木 香歩
新潮社
¥ 420
Amazonおすすめ度:
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不登校になってしまった少女まいは、田舎にいる祖母と
一緒に暮らすこととなる。そして、実は「魔女」であるという
祖母と一緒に様々な事を体験することとなる。
映画版を先に見ているのですが、違和感はまったくなかったですね。
おそらく原作を忠実に再現して映画化してるんだと思います。
(セリフ回しとか出来事もほぼ一緒のように感じました。
若干映画の方がエピソードが多いかな?とも思いましたが…)
ただ、先に映画の方を見てしまっていて、内容がそのまま全く同じだったので、
正直ちょっと物足りなく感じてしまったのも事実なんですけどね^^;
ノベライズ本でも読んでいるような気分になってしまいました^^;
あ、でも原作の小説版の方は「西の魔女が死んだ」と
「渡りの一日」の2部作で構成されていますが、
映画版は、「渡りの一日」は入っていませんでしたね。
「渡りの一日」は「西の魔女が死んだ」の続きなので、
映画版を既に見た人にも読んで欲しいですね〜。
あとは…、映画版の方が、「おばあちゃん」の凛々しさというか
魔女らしさがより具体的に表現されているのと、
(要は役者さんのハマり具合がすばらしいってことですね)
田舎の自然なシーンが多いので、映画で視覚的に見た方が、
物語の世界観を体感できていいんじゃないかと思います。
なので、個人的な評価としては、小説版<映画版ですね(笑)