映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
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小説「カウハウス(小路幸也)」

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 【あらすじ】
不祥事を起こし、とある田舎にある豪邸の管理人をすることになったクロ。彼は、彼女である美咲を連れて、その豪邸にやってきたのであったが、何故か、無人であるはずの豪邸のテニスコートで、老人と少女がテニスをしているのに気づく。部長に確認すると、追い出せ、とのこと。楽しそうにテニスをしているふたりを無理やり追い出すのは気が引けるクロであったが…。

【感想】
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☆良い人だらけ…
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田舎の豪邸に飛ばされた主人公が、そこで変な人たちと出会ってトラブルに巻き込まれてーって感じの話かと思ってたんですが…

変な人たちと出会ってーまでは正しかったんですが、トラブルに巻き込まれてーな話ではなかったですね(^^;

なんか想像以上に「良い人」しか出てこなかったのがちょっと意外でした。

一応、ぼけたふりをする老人とか、ピアノの天才少女とか、ちょっと変わった部長とか、個性的なキャラクターは出てきてたりするんですが...

トラブルというか、アクシデントが起こったりするわけではなく、ほのぼの過ぎていくーって感じだったので、ちょっと物足りない感じがしましたね(^^;

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小説「探偵ザンティピーの休暇」

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 【あらすじ】
 マンハッタンで探偵行を営むザンティピーは、数ヶ国語を自由自在に操る名探偵なのだが、ある日、日本にお嫁に行った妹サンディから連絡が入った。日本まで会いに来て欲しいと。何か事情があるのだろうと察知したザンティピーはすぐさまサンディの嫁ぎ先である北海道の旅館へと向かったのだったが、そこは昔ながらの伝説の残る曰く付きの土地であったのだった…。

【感想】
 外国人でありながら、「寅さん」が大好きで、寅さん風の日本語を自由自在に操るっていうザンティピーに、同じく外国人でありながら、日本旅館の若女将になってしまった妹のサンディ。この個性的でなかなかインパクトのあるキャラクターが独特で面白いなぁと思ったんですが…その設定を活かしきれずに、薄味な感じで物語が終わってしまったような感じがするのがちょっと残念でしたね^^;折角、漫画にでてくるような外国人のキャラクター(こんな外国人いねーよ!みたいな)で面白くて良かったのに、あんまり盛り上がらずにこじんまりとした感じで終わっちゃったんですよねぇ^^;どうせなら、もっと好き放題に暴れさせちゃって欲しかったなーって思います^^;
 
 あと、ザンティピー以上にもったいなかったのがサンディ。一人異国からやってきて、大家族に囲まれて、旅館の若女将まで任されて、さらには、誰にも言えない秘密まで抱え込んじゃってる…。ザンティピーよりもサンディを主人公にして、サンディとその家族の日常を描いた方が面白そうな気がするんですが…そう思ってしまったのは僕だけでしょうか?^^;また、サンディ自身もそうなんですが、家族の皆さん、存在感の薄い人が多かったですよね〜。存在感あったのはおじいちゃんと妹さんくらいでしょうか^^;その辺もなんかちょっともったいないような印象でした。

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小説「東京公園」

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評価:
小路 幸也
新潮社
¥ 460
Amazonおすすめ度:

 【あらすじ】
 写真を撮ることが趣味の大学生の圭司は、いつものように公園で家族の写真を撮らせてもらったりしていたのであったが、ある日、写真の撮影をした家族の父親と思われる男にとある依頼をされた。それは、彼の妻が浮気をしている可能性があるので、彼の妻と娘を尾行して、写真を撮り続けて欲しいというものであった。不審に思いながらも彼に協力するという返事をしてしまった圭司は、毎日のように彼の妻と娘の写真をこっそりと撮りつづけることにしたのであったが…。

【感想】
 あらすじだけ読んでしまうと、浮気してるかもしれない女性を追っかけて写真を取り捲るという、ストーカーみたいな話なので、ちょっとドロドロしたようなイメージになってしまいそうなんですが、話の内容としては、全然そんな感じではなくて、カメラ好きな爽やかな大学生の純情ラブストーリーっぽい雰囲気でした。(あくまでも「っぽい」なので、正確にはラブストーリーではないんですが)主人公も、出てくる他の登場人物も、僕のイメージ的にはすごく爽やかでカッコいい人が多かったので、なんか読んでいて爽やかな気持ちになれました。
 
 また、奥さんを尾行する話なので、公園で写真を撮るシーンが多いんですが、この辺もなんか爽やかで良かったです。読んでると段々カメラを持って公園に行ってみたい気分になってきました(笑)

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小説「僕たちの旅の話をしよう」

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 【あらすじ】
とある山奥に住む小学6年生の藤倉舞は、ある日、
いくつかの風船に手紙をつけて飛ばしてみた。
誰かから返事が来たらいいなと思っていた舞であったが、
その後、3人の小学生から返事が送られてきたのだった。
3人は偶然にも家が近く、学年も6年生と5年生で
年も近かったので、舞を経由して友だちになり、
いつか3人で舞に会いに行こうと話合うのだったが…


【感想】
小学生を中心とした友情ものの小説です。
小学生の視点から描いた作品で爽やかに描かれているので、
小学生とか中学生くらいの子が読むと楽しめて
いいのかもしれません。


ただ、個人的には、登場人物が薄っぺらいなーって印象でした。
喋り方とか設定こそ違うものの、なんか中身が
3人とも同じように見えてきてしまったし、
(3人が3人ともグーグルマップで調べて…
 とかいう描写にはなんかすごく違和感が…)
文通相手とこんなに仲良くなるっていうのも
なんかしっくりこないんですよね…。
他に友だちいないのかよこいつら…と邪推してしまったり。
まぁそういう話なんだ!といってしまえば
それまでなんですが…。

あと、出てくる大人たちは、子供視点の物語だから
あえてそういう風に描いているのかもしれないですが、
なんかみんながみんな「のっぺらぼう」なイメージしか
抱けませんでした。なにを考えてるのかわからないような。


ストーリー自体は割と好きな展開なんですけどね。
作者との相性が悪いのかもしれません(笑)

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小説「シーラブズユー」

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評価:
小路 幸也
集英社
¥ 1,575
Amazonおすすめ度:

 【あらすじ】
東京の下町にある古本屋の「東京バンドワゴン」。
この家には、個性豊かな8人の大家族が住んでいたのだが、
その家族のもとには何故か次々となぞな事件がもちこまれていた。
店内に赤ちゃんが置き去りにされていたり、自分で売った本を
何故か毎日1冊づつ買い戻しにくるお客さんがいたり…。

【感想】
東京バンドワゴンシリーズ第二弾なのですが、
雰囲気としては前作同様ほのぼのホームドラマって感じですね。

ただ、登場人物が多くて人間関係もちょっと複雑なので
前作を読んでない人がいきなりこっちを読み始めると…
ちょっとついていくのが大変かもしれませんね。
逆に前作のファンからすると、その辺が良い所なんだろうと思いますが。

また、ちょっと設定が強引かなぁと思える部分もあったりするのですが、
読んでいてほのぼのできるのであんまり細かい細かい部分は
気にしない方がいいのかもしれませんね。

個人的には、老婦人のエピソードがなかなか好きでした。

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小説「モーニング Mourning」の感想

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評価:
小路 幸也
実業之日本社
¥ 1,680
Amazonおすすめ度:
【あらすじ】
大学時代の親友だった5人の男、淳平、ダイ、真吾、ワリョウ、ヒトシ。
卒業後は5人そろって会うことはなくなっていたが、
真吾の突然の事故死によって20数年ぶりに再会を果たす。
悲しみに暮れる4人であったが、その葬式の帰り道、
突然、淳平が自分は自殺をするつもりだと3人に告げる…。

【感想】
物語の冒頭が上記のような出だしだったので、
何でまた自殺!?みたいな部分に惹かれて一気読みしちゃいました^^;
冒頭の読者の惹きつけ具合は上手いなぁと思いますね。
ただ、最後まで読んでみて、自殺の理由が判明したときは、
こんなのありかよ…ってちょっと思ってしまいましたが^^;
ミステリとしてオチを期待して読む作品じゃなかったみたいです^^;

ただ、作品としての言いたいことはよくわかるんですよね。
男同士の友情というか、昔ながらの思い出というか
そういうものが物語の主軸を占めているので、
僕も大学時代を思い出しつつ楽しめました(笑)

ちょっと回想シーンがくどいくらいに多かったり、
意外と死んでしまった登場人物が多かってたりで、
やや重苦しい雰囲気があったりもするんですが…
ラストの真相を期待しなければ、なかなかいい作品だと思います。

故人を偲ぶこと。単にお葬式を済ますだけじゃなくて、
過去の思い出に浸ることもいい供養になりますよね。

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小説「カレンダーボーイ」の感想

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評価:
小路 幸也
ポプラ社
¥ 1,575
(2007-11)
Amazonおすすめ度:
意識だけが、小学生だったころの過去と現代を
交互に行き来するようになってしまった2人の中年男の物語。
ひとりは、好きだった女の子を救うため、
もうひとりは、3億円を強奪事件の犯人から
3億円を強奪するために過去を変えることを決意する。

よくあるタイムトラベルものだとは思いますが、
あんまりSFチックな雰囲気ではなくて、
終始ほんわかした雰囲気ですすむので、読みやすいです。

ただ、本来ならば、ラストの物語の山場を迎えるべきところが、
すっぽり抜けていて、ほんの数行で書かれてるのが
ちょっと納得いかない…っていうかもったいないです。
全体的にすごく好きなお話だったのになんか残念…って思いました。
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小説「東京バンドワゴン」の感想

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評価:
小路 幸也
集英社
¥ 1,890
(2006-04)
Amazonランキング: 7809位
Amazonおすすめ度:
「東京バンドワゴン」という古本屋さんを営む家族8人の物語。

簡単に言っちゃうと、テレビのホームドラマを見ているような雰囲気ですね。
毎回毎回家族団らんのシーンからはじまって、なんかトラブルが発生して、
最後にはみんな丸く収まって、めでたしめでたしみたいな。
なので、安心して読める、ほのぼのできるそんな雰囲気の物語です。

あと、家族構成が普通の家族と違ってユニークで面白いです。
普通はおじいちゃん〜孫程度の大家族ならあるとは思いますが、
この物語では、おじいちゃん〜2人の孫の家族、さらには愛人の息子まで
一緒に暮らしちゃってます。
これだけ複雑な家庭ならば、いろいろ揉め事もありそうですが、
家族間の絆はとても強く結ばれていて、理想の家族な感じがしていいですね。

ただ、しいて言えばもうちょっと「感動」のスパイスが欲しかった感はあります。
某友人オススメ本だったので、過剰な期待をしすぎてるのかもしれませんが^^;
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小説「空を見上げる古い歌を口ずさむ」の感想

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評価:
小路 幸也
講談社
¥ 600
(2007-05-15)
Amazonランキング: 86353位
ある日突然、人の顔がみんなのっぺらぼうに
見えるようになってしまった少年のお話。

のっぺらぼうの話なので、ややホラーっぽい雰囲気ですが、
怖くはないので、気軽に読めると思います。
むしろ、回想シーンが多いので、ノスタルジックで
懐かしい雰囲気がしてていいですね。

あと、展開としては、次々に事件が起こっていくので、
テンポよく進んでなかなか面白いです。

ラストの部分は…作者の世界観では綺麗にまとめてるなぁ
…といった印象ですが、やや強引な終わり方でもありますね^^;

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