映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
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読書記録「僕と先生(坂木司)」

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評価:
坂木 司
双葉社
¥ 1,728

【感想】
人が死ぬような小説が苦手な大学生と、美形で頭のいい中学生コンビが送るシリーズ第二弾ですね。

前作もなんだかぽわーんとするような、ほんわかするような、そんなストーリーが読んでて心地よくて好きだったんですが…

そんな雰囲気は今作でも損なわれず、相変わらずほわほわした感じが読んでて心地よかったです。

一応ミステリなので、若干悪意(?)が感じられるシーンがなくはないんですが…

天才的(?)にいい大学生と、素直で純粋な中学生コンビに浄化されていいカンジにまとまってるのがよかったです。

ほのぼのしたい時に読むのがおすすめですねー。やっぱり。


以下、印象的だったお話の感想です。
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☆レディバード
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1粒2000円の高級チョコレートが1粒だけ盗まれた!というお話。

まぁチョコレートが1粒盗まれたくらいで誰かが困るわけでもないし(まぁお店的には困るでしょうけど)

全部盗んでいくわけじゃなくて1粒だけ盗んでいく、ってのがなんか印象的なお話でした(笑)

結構大胆な方法でチョコレートを盗んでいくので、さすがに真似をする人はいないでしょうけど…

1粒2000円もするチョコレートが一体どんな味がするのか、ちょっと食べてみたくなるお話でした。

ちなみに、僕もチョコレートは大大大好き!ですが、そんな高価な代物は勿体無くてとてもじゃないけど買えません。。。

1粒2000円だなんて、そんな。。。

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☆優しい人
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友達がバイトしてるお店の店長さんが、非常に優しくて紳士なんだけど、何故か警察や救急車を呼ぶのを拒んでいる…というお話。

まぁ普通に考えたら、何か後ろめたいことがあるからってなっちゃうんでしょうけど…

まぁワケありの人にはワケありな人の事情があるんだねぇってカンジでした。。。

まぁそれはさておき、このお話は、出てくる料理がとっても美味しそうなお話でした。

スイートチリソース味のナポリタン。ナシゴレン風の焼き飯。

一体どんな食べ物なんでしょう?

食べあるきをして、最近食にも興味が湧いてきたせいか、美味しいもの、食べてみたいです(笑)

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☆差別と区別
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就職活動中にエントリーシートを隠されてしまった人の話。

話題が話題なだけに、就職活動について熱く議論してたのが印象的でした。

例えば、遠くに住んでる人が近くに住んでる人より採用されにくい(かもしれない)という話。

まぁ、本人からしたら、どんなに遠くても通ってやる!ってなれば、問題ないのかもしれませんが…

会社からしてみたら、同じくらい優秀な人がいるなら、交通費がかからない人の方がいいですもんね。。。

物事を差別と捉えるか区別と捉えるか。

見方によって見えてくる結果が異なるものって結構あるのかな、と感じたお話でした。

 
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読書記録「大きな音が聞こえるか(坂木司)」

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評価:
坂木 司
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 2,052

【あらすじ】
高校へ進学したものの、ぱっとしない毎日を送っていた八田泳。彼は、このまま自分は腐ってしまうのかと考えるようになったのだったが、そんなとき、ブラジルには終わりがない波「ポロロッカ」という現象があることを知る。これはもう行くっきゃない!そう考えた彼は、自らお金を貯めて、アマゾンへと向かうことにしたのであったが…。

【感想】
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☆少年、アマゾンへ行く!
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代わり映えのしない毎日にうんざりしていた男子高校生が、思い切ってアマゾンへ行こうと決意するお話ですね。

しかも、単にアマゾンに行くだけ!っていうわけじゃなくて、アマゾンで発生する波がアマゾン川を逆流していくという「ポロロッカ」という現象のときにサーフィンをしよう!というなかなか大胆なお話で。


普通だったら、単なる高校生にはそんなこと無理でしょ!?って感じで終わってしまいそうな話ではあるんですが…

この主人公、行動力がハンパなくて、どんな困難でも乗り越えて、夢に向かって突き進んでいく感じがものすごくエネルギッシュですごかったです。


同じアジアに行くならば、海外旅行でも十万円くらいあれば行けそうな気がしますが、行くのは日本の裏側のブラジル。

しかも、行くのは空港があるような都市部じゃなくてアマゾンの奥地だから、必要なお金は数十万円。

当然一人で行くとなると、ブラジルの言葉であるポルトガル語も喋れなくちゃいけないし、

アマゾンでサーフィンをやろうなんて無謀な挑戦なわけだから、両親も説得しなきゃいけない。

まさに「前途多難」って感じなんですが…それに挫けない!ってのがすごかったです。

やらなきゃ!って思ってもなかなかできないことって多いかと思いますが、思い立ったらすぐ行動!みたいな彼の思考回路は見習いたいなって思いました。

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☆人生観変わりそう
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あとは、実際にアマゾンに行ってみたあとで、日本で感じた後日談みたいなところが印象的でしたね。

日本とアマゾンでは、もちろん文化が違うから、生活のすべてが違う!って言っても過言はないかと思うんですが…

話す言葉とか食べるものはもちろんのこと、物事の考え方とか生活スタイルとかも全然違っちゃって。

清潔で快適な部屋で、暖かくて美味しい料理を食べられるのが当たり前!なんて思ってると、アマゾンでの生活はカルチャーショックがものすごそうだなーってのを感じました。


あと、外国のフレンドリーな感覚で育った人たちからすると、日本の人間関係の希薄さは余計に目につくんでしょうかね。

電車とか隣通しで乗り合わせてるのに、基本誰も話しかけたりはせずに、みんな黙ってスマホをいじってるだけ(笑)

日本にずっと住んでると、もはやそんな光景って当たり前!って感じですが、外国の感覚と比べると異様だっていう感じ方、面白いなーって感じでした。
 
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本 【坂木 司】 | comments(0) | -

読書記録「ウィンターホリデー(坂木司)」

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【感想】
今は宅配便をやってる元ホストと、離れて暮らしているものの愛おしくてたまらない一人息子のお話第二弾ですね。

若干マンネリ気味な感じがしなくもないものの、読んでてなんかほのぼのしてくるようなこの雰囲気はまだ健在なので、なかなか楽しめました。

こんなに息子ラブ!な父親って珍しいような気がしなくもないですが…

イケメンなのに息子を溺愛しすぎてボケボケしてる感じがギャップがあってよかったです。


自分には素っ気ないメールしか来ないのに、友人には顔文字いっぱいの長ーいメールが届いていて落ち込んだり、

今度会える日をいまかいまかと待ち構えていたり(笑)


おそらく3作目も出るであろうこの作品。

ふたりの関係が今後どうなっていくのかがちょっと楽しみでした(笑)


以下、印象的だったお話の感想を。
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☆歳末特別配送
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年末の大晦日とかに荷物を運んでもらったことなんてなかったので全然気づかなかったのですが…

大晦日って宅配便業者さんって大忙しな日なんですね。「おせち」の配達で(^_^;)

もちろん元旦に間に合うように届けなきゃいけないし、落として台無しにしちゃったら作り直してる暇なんてない!

中にはとんでもない金額のおせちもあったりして…

たかがおせち。されどおせち。

高価なおせちを落とさないように気をつけながら、たくさん、しかも時間通りに運ばなきゃいけない宅配便屋さん、大変だなぁと思いました(^_^;)

個人的には、高いおせちと安いおせちの区別がつかなそうな気がしなくもないんですが…素材が違うんですかね?やっぱり。

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☆ハート配達人
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バレンタインデーのチョコレートって手渡しが基本!なのかと思ってたんですが、意外と配達も多いんですね。

なので、バレンタインデーは宅配便屋さんは大忙し!というお話。

しかし、ある意味理不尽な日ではありますよねー。

みんなの人気者!でモテてモテて仕方ないような人のところにはたーくさんチョコは届くんだろうけど…

モテなくてモテなくて仕方がないような人のところには一切届かないという。。。

たくさんもらっちゃった人ってチョコをどうしてるのかが密かに気になります(笑)

全部食べてるんでしょーか?そんなわけないよね?どこぞに流れていくのでしょうか?(笑)

誰か知ってる人いたら教えて下さい(笑)
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本 【坂木 司】 | comments(0) | -

読書記録「和菓子のアン(坂木司)」

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 【感想】
デパ地下にある和菓子屋さんを舞台にしたミステリですね。

洋菓子店を舞台にした作品は沢山あるけど、和菓子屋さんを舞台にした作品はなかったから…

というようなあとがきを読んだんですが、確かに和菓子をメインに持ってきた作品ってのは初めてだったのでなかなか楽しめました。


でも、ひとことで「和菓子」って言っても、いくつも種類もあるし、それぞれ歴史とか意味があったりするもんなんですね。。。

例えば「兜」だったら端午の節句が想像されるから男性向け…だとか、「薔薇」だったら可愛いから女性向け…とか。

今まで和菓子なんて「食べ物」とか「お菓子」としか認識したことがなかったので、ある意味目から鱗的な感じでした。

読んでるとだんだん和菓子に対しての興味が湧いてきますね。


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☆萩と牡丹
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ある日杏子が接客をしていると、頭に「ヤ」がつく仕事をしてそうなお客さんがやってきて、失態を犯してしまった杏子はそのお客さんに「腹切りだ」とか言われて怯えてしまって…って話ですね。

確かに、怖そうなお客さんにそんなこと言われたら怖くてたまらないような気がしますが…

そのお客さんの正体と、「腹切り」の意味が意外な感じでなかなか面白かったです。

色んな仕事に応じて「業界用語」ってのはあるかと思いますが、そういうのって普通の人にはわからないからなかなか面白いですよね。


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☆辻占の行方
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お正月に得られている「辻占」の結果が、意味がわからなくて困っている…というお客さんの話ですね。

実は「辻占」なんてものは食べたことがなくて、そんなものがある事自体知らなかったんですが…

その「辻占」の意味。なぞなぞを解いているかのような展開が読んでいてなかなか楽しかったです。

ただ、普通の人だったらそこまで深読みはしないだろうなーって感じだったんですけど(^_^;)


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小説「夜の光(坂木司)」

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 【あらすじ】
黒髪美人なお嬢様「ジョー」、お調子者でキザな芸術家「ゲージ」、お洒落でかわいいギャル「ギィ」、大男で冷静な部長の「ブッチ」。一見すると「高校生」という点以外では共通点がなさそうで、好みがバラバラな四人。しかし、実は彼らには以外な共通点があった。それぞれ極秘任務を携えた「スパイ」であり、普段の姿は仮の姿なのだ。そして、彼らは秘密基地である「天文部」に集うのであったが…。

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☆高校生が描く非日常
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「スパイ」…なんて言っちゃってますが、そんな過激なストーリーが飛び出てくるわけでもなく、高校生の日常を描いたミステリーですね。

季節外れに現れたホタルの謎とか、文化祭で自分にだけ商品を売ってくれない女の子の謎とか、学校で猫を燃やそうとしていた女の子の謎とか、そんな感じのちょっとした謎の調査をするっていう感じの話です。

ミステリーの内容自体はそんな大したことないんですが…やっぱ高校生が主人公ってのと、4人の登場人物がすごく個性的だったのでなかなか面白かったです。

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☆本当の姿は…
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あと、この4人の高校生なんですが…普段の姿が本当の自分じゃない…ってのが面白いなーって思いました。


いい子ちゃんに見えるけど…ほんとはいい子ちゃんじゃない。

チャラチャラしてそうに見えるけど…ほんとはちゃらちゃらしてない。

遊んでそうに見えるけど…ほんとは遊んでない。

強そうに見えるけど…ほんとは強くない。

それはみんな演じているだけ。ほんとの自分じゃない。


本当の自分を守るために、あえて違ったキャラを演じる。

やっぱりそういうことって少なからずありますよね。

なので、そんな彼らにちょっと親近感が湧いちゃいました(笑)



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小説「動物園の鳥(坂木司)」

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 【あらすじ】
お人好しな営業マンの坂木司と、その友人でひきこもりがちな鳥井真一。そんなふたりなもとに、新たな事件が舞い込んだ。知人である高田安次郎さんが働く動物園で、最近、野良猫が虐待されているというのだ。罪もない動物が傷つけられるのを放ってはおけないと思った坂木は、鳥井を連れて動物園に行くことにしたのであったが、そこで出会ったのは思いがけない人物であった…。


【感想】
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☆3部作完結編
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ひきこもり探偵シリーズの完結編ですね。

なので、今まで登場してきた「お友達」が総登場して、鳥井がひきこもりになってしまった原因とか、坂木がこんなに鳥井べったりなのはなぜかってところが明らかになってます。

若干登場人物が多すぎる感じがするので、この人だれだっけ?みたいな人が何人かいたのも事実なんですが、まぁ完結編だし、大団円なゴージャスな感じはなんかいいですよね(^^)


あと、物語のキモだった鳥井がひきこもりになった原因と、坂木が鳥井べったりになってしまった原因…。

個人的にはすげぇ!感動した!!…とまではいかなかったのがちょっと残念なんですが、なるほどなーって感じで良かったと思います。


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☆自分の意見がない人…
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あと、作中で「自分の意見がない人」ってのが出てくるんですが…

自分がそんな感じなのでちょっと耳の痛い話でした(^^;

誰か声の大きい人が「あなたもそう思うよね?」って言ってくれば「うん、そうだよね...」ってなっちゃうし、

大多数の人がこれが好きーって言ってるとなんとなく自分もそれに引きづられて「そうだねー」って言っちゃう(^^;

周りにあわせてばっかりで自分の意見のない人。みんなと同じで個性がなくてつまらない人(^^;

やっぱりなんか自分の思うことははっきり言える人になりたいですね(´・ω・`)

(ネット上ではかなり自由奔放に書き殴りまくっちゃってますが(笑))

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小説「仔羊の巣(坂木司)」

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 【あらすじ】
鳥井というひきこもりの友人を持つお人好しの営業マン坂木司は、ある日、同僚の男性から相談を受けた。彼の話によると、同期の女性の様子がおかしいから調べてほしいというのだ。彼女の様子がおかしいなどとは思っていなかった坂木はその話に驚きを覚えつつも、彼に協力して彼女の調査をすることにしたのであったが…。

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☆相変わらずいい人
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ひきこもり探偵シリーズ第二弾です。

前作に引き続き「いい人」な坂木くんが主人公なのですが…今回もいろんな事件(?)に巻き込まれて友達を増やしていくのが読んでいて楽しかったです。

会社の同僚の悩み相談に乗ってみたり、駅で怪しげな行動をしてる少年を心配してみたり、いきなり罵倒してきた女子高生に心を痛めたり(笑)

で、そこで出会った少年とか、駅員さんとか、罵倒してきた女子高生と仲良くなっちゃう坂木くん。

普通なら、そんな人とは友達になれないだろーって感じなんですが、そんなことお構いもなく家に招待する坂木くん。

もちろん、前作で登場してきた「お友達」も登場してくるんで、友達いっぱい楽しいなー状態(笑)

ちょっといい人すぎる気はしますが、とことん「いい人」だとなんか読んでてほっとしますね(笑)

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小説「青空の卵(坂木司)」

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 【あらすじ】
 外資系の保険会社に勤めている坂木司には、ちょっと変わった鳥井真一という友人がいた。彼はプログラマーの仕事をしているのだが、ひきこもりであり、めったに家から出ようとしないのだ。そんな彼のことを心配した坂木は、頻繁に彼の住む部屋を訪れることにしたのであったが、そんな彼らの周りでは不思議な人々が集い始めるのであった…。

【感想】
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☆いいひと
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主人公の坂木くんが、これでもかー!っていうくらいいいひとなのが印象的でした。

盲目な青年がいれば手を差し伸べて助けてあげたり、駅前で佇んで困っている(ように見える)少年がいれば近づいて助けてあげたり、ひきこもりの友人がいれば毎日のように足しげく通ってあげたり。

極めつけは、友人が悲しんでいると思えば、一目散に駆けつけて、一緒に泣いてあげたり。

普通ここまで「いいひと」になれる人もいないと思うので、なんかほんとにいいひとだなぁ。って感じでした。

僕も「いいひと」になりたいとは思うんですが、自分はそこまで他人のために親切になれるほど人間ができていないので、素直にそういうことができる人っていいなぁって思いますね。

ただ...なんでそこまで友人の鳥居に対して親身になれるのかーってとこはちょっと疑問が残りました(^^;

ちょっとあまりにもふたりが一緒にいて、相手のことを思っている感じがするので、もしかして!?な感じがしなくもないですが(笑)


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☆そして愉快な仲間たち
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で、そんな「いいひと」の坂木くんとひきこもりの鳥井なんですが...

類は友を呼ぶっていうんでしょうか?なんか変な人達がどんどん集まってくるのがなかなか面白かったです。

美人なのに初対面の印象が最悪な巣田さんとか、盲目な美青年塚田くんと、歌舞伎役者の安藤さんコンビとか、成金の中川夫妻とか。

しかも、普通の出会い方じゃなくて、それぞれみんななんらかのトラブルを抱えてやってくるという(笑)

で、トラブルを解決したあとはみんな仲良し♪って感じで坂木くんたちと友達になっちゃって、普通にその後の話にもさりげなく登場しちゃってるという(笑)

なんかそんなこんなで友達が増えていく過程が読んでいて心地良かったです。

ひきこもりのくせになんだかんだで社交的だなー鳥井ーというツッコミは気にしないでおくのがベストですかね(笑)


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小説「切れない糸(坂木司)」

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【あらすじ】
 父親の急死により、急遽実家のクリーニング屋の跡を継ぐことになった大学生の新井和也。彼は、心の準備が出来ないまま、周りの人々に支えられ、地道にクリーニング屋としての修行を積んでいくことになったのであったが、そんな新米クリーニング屋の和也のもとには、何故か様々な悩みを抱えた、ちょっとミステリアスな人たちが集まってくるのであった・・・。

【感想】
 新米クリーニング屋さんの和也が出会った日常の謎って感じの作品です。

 正直なところ、クリーニング屋さんって、普段はどういう仕事をしてるのかよくわかんないなーっていう部分があったので、クリーニング屋さんの裏側…みたいな雰囲気が垣間見られるシーンが多かったのは面白かったです。ひたすら洗濯して、アイロンかけて〜ってみんなで一日中やってるわけじゃないんですね(^^; もちろん客商売だから、店番をする人もいなきゃいけないし、集荷とかやってるなら、戸別訪問をして、服を回収して回らなきゃいけない。洗濯の仕方にも注意が必要で、洋服によって全然違ったりするから、どれはどうやって洗うのかっていうのをきちんと勉強しておかないといけない。クリーニング屋さんはクリーニング屋さんで色々大変なんだなぁっていうのを感じました。

 でも、そんな大変な仕事を、一生懸命にこなして、お客さんのためにがんばってる和也の姿はなんかいいなって思いました。がんばっているから、周りのみんなもついてきてくれるし、顔なじみの常連さんも増えてくるし、悩みを打ち明けられることも増えてくる。だんだんクリーニング屋さんとして一人前になっていって、人脈もどんどん広がっていく感じがなんか暖かくて良かったです。


 あと、ミステリの部分なんですが、こちらもなんかクリーニング屋さんならではの謎がいっぱいで面白かったです。今までクリーニングに来てた人が急に来なくなっちゃったのは何故か〜とか、ファッションが急に変わっちゃった人に何か理由はあるのか〜とか、いつも謎な服を預けてくるあの人の職業は一体なんなのか〜とか。若干余計なことに首を突っ込みすぎで、おせっかいな面もなくはないんですが(逆に余計なことに巻き込まれてるっていったほうがいいのかな(^^;)、クリーニング屋さんから見たちょっとしたミステリって感じで面白かったです。

 坂木作品。このほんわかした感じがすごく好きなので、色々読んでみたいなーって思います。

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小説「短劇(坂木司)」

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 【感想】
 「今度の坂木司は黒いゾー」と帯に書いてあって、しかも26編収録のショートショートだそうで、一体どんなもんだかって思ってたんですが、意外に思ってた以上に面白かったです。基本、短編とかショートショートとかはあんまり好きじゃないんで、期待せずに読んでみたんですが、意外とシュールな展開で面白いやつとか、グッとひきこまれて一気読みしちゃうような話とか、なかなか魅力的な話が多かったので良かったです。坂木司さんの作品は、なんか「いい人」が出てくるほのぼのとしたような作品が多いので、こういうダークな感じの作品はやっぱり異色だとは思うんですが、こういった話を作るのも上手いんだなーって思いました。

 以下、いくつか好きだった作品のあらすじを載せておきます。

●MM
 いつも見てる掲示板に、自分のことと思われる書き込みがあった。まさかと思って他人の振りをしてコメントをしてみると、明らかに自分のことを非難しているようなレスが。もしかしてストーカー!?・・・と思いきや、犯人は意外にも・・・!?

●物件案内
 離婚して一人ぼっちになってしまった私は、新しい家を探しに不動産やさんに行くことにした。・・・のだったが、そこで変わったおばさんに声をかけられた。この部屋がいいよと薦められた部屋が気に入った私はそこに住むことにしたのであったが・・・。

●試写会
 映画の試写会に当たったので、それを見に行くことにした私。だが、そこで見せられたのは明らかに自分を隠し撮りしたと思われる映像であった。不審に思いながらも、映像を見続けるのであったが、その後私を待ち受けていたのは・・・。

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