映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
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読書記録「いつか、ふたりは二匹(西澤保彦)」

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【あらすじ】
眠りにつくと、ジェニイという猫の体に乗り移ることができるという不思議な能力を備えたぼくは、ある日、同じ学校に通う女の子が何者かによって襲撃されるという事件に遭遇する。ジェニイの体に乗り移れば何か捜査ができるかもしれない。そう考えたぼくは、ジェニイの体を借りて、親友の犬のピーターと共に、事件の捜査をすることにしたのであったが…。

【感想】
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☆僕、猫になる!
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眠りにつくと、とある猫の体に憑依できる!というなんかちょっとうらやましい(?)特殊能力をもった少年のお話。


おそらく猫好きな方なら一度は思ったことがあるであろう「猫になってみる」という夢。

そんな夢を体験してる少年の話なので、猫視点で進んでいく描写はなんかわくわくして読めました。

猫になって、ちょっとその辺をお散歩してみたり、ジャンプしてみたり、どっかのお家に転がり込んでみたり。

気まぐれな猫〜なフリをして、結構しっちゃかめっちゃかなことをしちゃってるのはなかなか楽しいですねー。

人間がそれやっちゃだめだよね!なことでも、猫がやったことなら許されちゃったりするので、そういう冒険(?)はやっぱり一度やってみたいなーって思いました(笑)

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☆事件を解決するぞ!
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それから、そんな彼はやがてとある事件に首を突っ込んでいくようになるんですが…

そんな彼をサポートしてくれる相棒の犬の存在がこれまたいい感じで良かったなーって思いました。

普通の犬なら、猫と意思疎通なんてできるわけないんですが…

なんと、その犬は、少年が乗り移った猫とテレパシーで心が通じ合っちゃうんですよね。

なので、猫と一緒に事件解決のためにそこらじゅうを駆けまわりまくり!

お見事!としか言い様がないようなコンビネーションプレイを見せてくれたりして、なかなか素敵なワンちゃんでした。


猫(?)と犬という名コンビが事件を解決に導く!というこの作品。

ラストはちょっと切ない感じではありましたが、なかなか面白い作品だったなって思いました。
 
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本 【西澤 保彦】 | comments(0) | -

読書記録「必然という名の偶然(西澤保彦)」

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  【感想】
何やら「腕貫探偵」の番外編で、「モラトリアム・シアター」に出てきた「大富豪探偵」が主役っぽいので読んでみました。

感想は…「大富豪探偵」もあんまり出てこないじゃん!って感じでした(^_^;)

「腕貫探偵」は全く出てこなくて、脇役(?)の「大富豪探偵」もちょこっとしか出てこないこの作品。

これを果たして「腕貫探偵」シリーズに含めていいものやら?って気がしなくもないんですが…

まぁ出てくる場所が「腕貫探偵」が勤めてる櫃洗市だってことなので、シリーズでいいのかなぁ?

なんか若干詐欺っぽい気がしなくもないですね(^_^;)


ただ、最後に解説で書かれていたんですが、名探偵が不在でも事件が起こって、勝手に解決されちゃう…ってのはなかなかユニークだなって思いました。

名探偵がいなくても事件が解決できるなら…そもそも名探偵いらないじゃん!みたいな。

そして、名探偵がいようがいまいが、殺人事件が起こりまくってるこの櫃洗市の行く末がちょっと気になりました。

短期間の間に何件もの殺人事件が大量発生している櫃洗市。呪われてるとしか思えないですね(笑)


以下、印象的だった短編の感想です。
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☆必然という名の偶然
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同窓会名簿の7番目に載っている人物が次々に亡くなっていること、そして、自分も7番目に載っていることに気づいた男の話ですね。

7番目に載っている人が亡くなったのは「偶然」なのか。

それとも、誰かが意図的に7番目の人間を殺しているのか。

はたまた、何かの呪いがはびこっているのか。

普通に考えたら「偶然でしょ?」の一言で片付けられそうな気がしなくもないですが…

もし、自分の名前が7番目に載ってたらやっぱりちょっと気になっちゃいそうですねー。

何か怪我とか危ない目にあったりしたら特に。

真相はなんなのかってのは読んで下さいとして起きますが、やっぱりこういうことは知らないが一番ですね。

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☆偸盗の家
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自分の夫と同姓同名の男の家で、自分の夫が殺されて…って話ですね。

同姓同名の人物ってどれくらいの確率でいたりするのかはよくわからないですが…

全く同じ名前な人が身近にいるかもしれないってのはなんか嫌な感じですね(^_^;)



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本 【西澤 保彦】 | comments(0) | -

読書記録「モラトリアムシアター produced by 腕貫探偵(西澤保彦)」

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 【あらすじ】
母親のコネでとある有名女子高の英語講師として働くことになった住吉ミツヲ。生徒と不適切な関係にはならないように!と母から厳しく言われていた彼は、生徒と不適切な関係になることには気をつけていたつもりであったが、気がつくと、目の前には血を流した女性が倒れており、自分の手には血で真っ赤になった包丁が握られているというとんでもない事態に陥っていた。まさか自分が彼女を?殺害時の記憶が全くなかった彼は、一体どういうことなのかと衝撃を受けるのであったが…。


【感想】
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☆名探偵のコラボ?
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公務員が椅子に座ったまま事件を解決する「腕貫探偵」と、大富豪がお金を使って事件を解決する「大富豪探偵」のコラボ作らしいですね。

僕は「腕貫探偵」の方しか読んでないので、「大富豪探偵」の方はあんまりよく知らなかったんですが…

思ったより「コラボ」って感じの展開ではなかったので、そこんところはちょっと残念でした。

もともと安楽椅子探偵で、あんまり事件に積極的に関与するタイプじゃないので、絡ませにくいのかもしれないですが…

「腕貫探偵」の方の出番が思ったよりあんまりないんですよね(^_^;)

もうちょっと「大富豪探偵」との共演を全面に出してきても良かったんじゃないかなーって思いました。

ただ、「腕貫探偵」の方に出てくる登場人物はこっちにも絡んできてるのでその辺はなかなか面白かったですね。

あそこで出てきたあの人は、こっちの主人公の妹で、こんなに情けないキャラクターなんだー!とか。

意外なところで、意外な登場人物が出てきたりすると何気に結構うれしかったりしますね(笑)

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☆序盤から気になる展開で。
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で、そんなこんなな作品なんですが…

序盤から、主人公が赴任した高校で連続殺人事件が発生する〜って展開がオドロキでした。

なんかしょっぱなから出てくるキャラ多いなーって思って読んでたら、まさかの次々殺されていくという展開で。

しかも、そのうちの一人は、主人公の目の前で死んでいて、さらに主人公は血のついたナイフを持っていて!

明らかに主人公が犯人としか思えない状況でどう進んで行くのかなかなかワクワクして読めました(^^)

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☆ドロドロな人間関係。
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で、さらにオドロキだったのは、ドロドロ〜な人間関係ですかね(^_^;)

高校が舞台なのに、あの先生とあの先生が不倫していて、あの先生を奪い合ってあの先生とあの先生が対立していて、あの先生とあの生徒がデキていて、あの先生とあの先生は男同士なのに恋人関係らしくて、あの先生はお母さんと…!!

なんちゅー人間関係ですかね(^_^;)

入り乱れすぎてて相関図を書いてもよくわからないような気がしました(笑)

ちょっと関係を整理するのは大変かもしれませんが、そういうのが好きな人の方が楽しめるかもしれませんね。




本 【西澤 保彦】 | comments(0) | -

読書記録「腕貫探偵、残業中(西澤保彦)」

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 【感想】
どんな相談でも、椅子に座ったまま適切なアドバイスをして、スッキリ解決してくれるというスーパー公務員探偵の第二弾ですね。

前作は、「勤務中」だったので、主に昼間に「仕事として」相談者の悩みに答えてあげてたんですが…

今回は「残業中」ということで、勤務時間外に事件に巻き込まれていく感じがなかなかユニークで面白かったです。

例えば、晩御飯を食べに来たお店に強盗が乗り込んできて人質になってしまったり、美人の女の子にチョコレートを渡されたり(笑)

「残業中」と言いつつも、なんかだいぶプライベートな時間が混ざってたので、謎多き公務員探偵の素顔がちょっとだけ見れた感じがよかったなーって思います。

あ、もちろん、本業(?)の推理の方も、相変わらず冴えまくってるので、読んでてなかなか痛快なんですけどね。

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☆夢の通い路
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ある日実家に帰ったところ、撮った記憶が全くない、憧れの女の子とのツーショット写真が出てきた…って話ですね。

特に何の意味もない写真だったりしたら、撮ったことも忘れてしまうこともあるかと思いますが…

「憧れの女の子とのツーショット」だったら、そう簡単には忘れたりはしないですよね(^_^;)

つまり、忘れてるってことは、それなりの事情があったわけで…記憶をなくすのって怖いなって思った作品でした(^_^;)

やっぱり何事も知らぬが仏ってことってありますよね(^_^;)

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☆青い空が落ちる
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突然病死してしまった学生時代の恩師が、何故か、死ぬ直前に5000万円を引き下ろし、「何か」に使ったらしい…っていう話ですね。

独身で大した趣味もなく、ひたすら真面目に働き続けて来た恩師。

そんな彼女が一体何に5000万円もの大金を使ったのか。

なかなか興味深いストーリーで面白かったでんですが…なかなか悪趣味な先生だなぁって感じでした(^_^;)

先生のくせにそういう使い方しちゃうの!?みたいな。

それが自分の尊敬する恩師だったりしたら…なんかガッカリですね(笑)

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☆人生、いろいろ
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なかなか別れてくれない彼女を、浮気相手の女の子と共謀して殺しちゃおう!っていう話ですね。

これだけ書くとなかなかダークな話になりそうですが…ところがどっこい。意外な結末に落ち着いたのがおもしろかったです(笑)

いやぁまさかこういう展開だとは。

ドンデン返しが好きな自分としては、これが一番おもしろかったですね。

まさに「人生、いろいろ」です(笑)


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本 【西澤 保彦】 | comments(0) | -

読書記録「腕貫探偵(西澤保彦)」

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 【あらすじ】
何故かいろんなところで見かける神出鬼没の「市民サーヴィス臨時出張所」そこではなんでも悩み事相談をしてくれるというのだったが、そこにいたのはいかにも公務員な感じのお兄さん。相談者たちは、こんな人に相談して悩み事が解決するのだろうかと不審に思いつつも相談するのであったが…

【感想】
いかにも公務員なお兄さんが、市民の悩みを解決する〜って話ですね。

実はこのお兄さん。ぱっと見はなんか頼りなさそうな感じがするんですが…

超頭の回転が早くて、相談者の悩みをちょこっと聞いただけで、的確なアドバイスをくれるのがなんかすごかったです。

例えば「〜で知人が死んでいて…」と相談すると、「○○を調べてみてください」みたいな感じで。

正直なところ、ちょっとその回答だけじゃ相談者にとっては意味不明なんですが...

実際にそれを調べてみると、彼は既にそのことを知っていたとしか思えない驚愕の事実が発覚するので、そこまで見越してアドバイスしてる彼ってすげーなって感じでした(^_^;)

常人の思考回路よりも一歩も二歩も先を読んでそうな感じでフル回転な彼の頭。

最近なんかどんどんニブってきてるような自分からするとやっぱりうらやましい限りですね(笑)

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☆喪失の扉
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大学の事務をしている主人公が、ふと自宅を整理していたら、押入れの奥から大量の学生証と履修届一覧が出てきた…っていう話ですね。

しかも、日付は20年前のもので、こんなものを何に使ったのかは主人公は何にも覚えてない…と。

学生証も履修届一覧も、一般人にはほとんど意味がないような情報しか記載されてないので、そんなものを持ち帰っても意味がないかと思いますが…

このふたつを組み合わせることで、主人公にとっては非常に重要な意味を持っていた…ってあたりなかなかおもしろかったです。

なんかちょっと頭の体操みたいな感じで面白いですが…さすがに真相にまでたどり着ける人はあんまりいないでしょうね(^_^;)

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☆恋よりほかに死するものなし
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再婚を考えてる母親が、娘の大学の同窓会名簿を見た途端、急に元気がなくなってしまった…って話ですね。

再婚相手は母親の同世代の男性。なのになぜ娘の同総会名簿を見て元気がなくなるのか。

「同窓会名簿」にこんな情報載ってるのか?というふとした疑問は浮かんだんですが、こちらもなかなか面白かったです。




本 【西澤 保彦】 | comments(0) | -

小説「子羊たちの聖夜(西澤保彦)」

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 【あらすじ】
 タックこと匠千暁、ボアン先輩こと辺見祐輔、タカチこと高瀬千穂の大学生3人組が初めて出会った1年前のクリスマスイヴ。その夜、彼らは女性が転落死する現場を目撃してしまう。単なる自殺として片付けられたその出来事であったが、実は5年前のクリスマスイヴにも同じ場所で転落死する事件があったのだという。ひょんなことから死亡した女性の遺品を手にしてしまったこともあり、彼らは彼女について調べ始めるのであったが…。

【感想】
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☆3人組がいい感じ
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この作品は匠千暁シリーズっていうシリーズモノなんですが、常にマイペースで誰とでもすぐ仲良くなっちゃう天性の持ち主ボアン先輩、クール&ビューティで常に冷静な性格のタカチ、そして普段は平々凡々で頼りなさげに見えるものの、いざっていうときには明快な推理を展開するタックの主人公三人組がそれぞれいい味出していて、個性的で面白かったです。

若干ストーリーが重苦しい感じなので、ボアン先輩の飄々とした態度と、タックのマイペースぶりが丁度いい緩衝材になっていた感じがしますね。

(自分から誘った飲み会に来ないボアン先輩とか、女の子とふたりっきりになった飲み会で自分だけ飲んで眠ってしまうタックとかがなかなかユニークで面白かったです)

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☆ストーリーはちょっと重い
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で、ストーリーはというと...

1人目は難関高校に合格し、高校1年生になったばっかりの少年、2人目は結婚式を間近に控えた女性。一見なんの共通点もなさそうな二人が違う年のクリスマスイヴに同じビルから転落死した。

どちらも遺書はなかったが、死亡現場には、どちらも誰かに贈るつもりだったと思われるプレゼントが落ちていたという。

果たして彼らは何故自殺したのか。二人の共通点はなんなのか。はたまた自殺ではなく連続殺人事件なのか。

...って感じの謎を解くミステリですね。

あんまりスリリングな展開ではないですが、二人が死亡した原因についてはちょっと衝撃的でした。

人生いろいろ。死に方もいろいろ。って感じかもしれませんが、こういうことが原因で死んでしまったとなるとちょっと虚しいなって感じました。

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本 【西澤 保彦】 | comments(0) | -

小説「彼女が死んだ夜」

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評価:
西澤 保彦
幻冬舎
¥ 680
Amazonおすすめ度:

 【あらすじ】
 門限が6時という厳しい家庭で育った女子大生のハコちゃんは、やっとのことで両親から許可をもらったアメリカの友達の家へのホームステイを非常に楽しみにしていたのだったが、その出発の前日に、自分の家で見知らぬ女性が倒れているのを発見してしまう。「このままではホームステイに行けなくなってしまう!」と危機感を抱いたハコちゃんは、自分に気がある友人のガンタに死体の処理を依頼するのだったが…。

【感想】
 冒頭でハコちゃんが登場したときは、親が厳しくて、箱入り娘のハコちゃんで、ちょっと可哀想な女の子なんだなーって思って読んでたんですが…読み進めて行くと全く別な人物像が見えてくるので驚きでした。いくらなんでも友達に死体処理を押し付けておいて自分では何もしないっていうのはひどすぎですよね^^;なんて嫌な女なんだ!って思って読んでました。
 で、さらにどんどん読み進めていくと…さらに新たにわかった真相(推理?)がドンドン出てくるので、それまた驚きの連続でした。まさにドンデン返しのオンパレード。伏線も沢山張り巡らされていて、なかなか楽しめた一冊でした。

本 【西澤 保彦】 | comments(0) | -

小説「麦酒の家の冒険」の感想

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評価:
西澤 保彦
講談社
¥ 650
Amazonおすすめ度:
 【あらすじ】
とある旅行の帰りの山道の途中でガス欠に状態となってしまった
4人の大学の仲間達。彼らは近くに民家が存在していたことを思い出し、
そこまで歩いて行くことにしたのだが、その家には人は誰もいなく、
一階にはただベッドがぽつんと置かれているだけ、
二階も、クローゼットの中にまるで隠されたように置かれた冷蔵庫と
大量の冷やされたビール、そして、大量のビールジョッキがあるだけであった。
一体誰が何の目的でこんな不可思議な状態にしたのだろうか?
とりあえず、その家で勝手に一泊させてもらうことにした4人は、
とりあえずビールでも飲みながら、勝手に推理を始めるのだった・・・

【感想】
話の内容としては、山道で遭難して、麦酒の家に辿りついて
勝手に推理してるだけな話なので、設定としてはかなり地味かと
思うんですが、話の内容としてはなかなか面白くてよかったですね。

不思議な家にビールとベッドが置いてある。
ただそれだけの事象なのにそれから様々な想像をして
勝手にあーじゃないか?こーじゃないか?と推理を働かせる・・・

僕だったら、想像力は乏しいので、こういうの考えること自体
あんまり好きじゃなくて、絶対結論なんて求められないんだろうなー
なんて思ったりしちゃうんですが、
この登場人物たちは諦めずに何パターンもの推理を働かせて
見事に結論に達しちゃってるところがすごいなーって思います。
(ふつーこんなこと思いつかないだろ!みたいなのもありますが(笑))

1つの事柄から発想を膨らませて、色んなことを想像できる。
ある意味一種の才能かと思いますが、そういうのを持ってる人って
なんかちょっとうらやましいですね。

本 【西澤 保彦】 | comments(0) | -

小説「笑う怪獣」の感想

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評価:
西澤 保彦
新潮社
¥ 500
Amazonおすすめ度:
 【あらすじ】
アタル、京介、正太郎の三人は、よくナンパを繰り返していたが、
その成功率は決して高いものではなかった。しかし、ある日、
たまたま変わった三人組のナンパに成功し、一緒にデートすることに
なったのだが、そこにはなぜか異臭を話す怪獣が現れたのだった。

【感想】
西澤さんは、奇抜な設定の物語が多くて、かなり好きな作品が多いんですが、
この作品はちょっと異色過ぎて好きになれませんでしたね^^;

ミステリの短編小説なのかと思って読んでたのに、突然怪獣が現れて、
なんだかよくわからないくらいに滅茶苦茶な方向にストーリーが進んで
無理矢理終わってしまう・・・そんな感じのものばっかりだった気がします。

コメディがすきなので、ある程度はハチャメチャな展開でも好きなんですが、
これはちょっと受け付けられませんでしたね^^;
本 【西澤 保彦】 | comments(0) | -

小説「ナイフが町に降ってくる」の感想

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評価:
西澤 保彦
祥伝社
¥ 870
Amazonおすすめ度:
 【あらすじ】
大好きな杉本先生に「偶然」出会う為に、夏休みの間、毎日毎日
先生の実家の近くを「うろついて」いた女子高生真奈は、
「謎」に出会うと時間を止めてしまうという変な「癖」を持っている
末統一郎に巻き込まれ、止められた時間の中に閉じ込められてしまう。
そしてそんな止められた時間の中で待ちうけていたのは、
町の至るところで、「ナイフを刺された」状態で止まっている人々であった。
一体誰が、何故、どうやって複数の人物に同時にナイフを刺したのか。
2人は止められた時間を元に戻す為、事件の謎を解こうとするのだが・・・。

【感想】
西澤保彦さんの本は、以前に、死んだはずの人間が何度も生き返るという
「7回死んだ男」と、人間の中身が入れ替わる「人格転移の殺人」の2冊を
読んだことがあって、どちらもSFにミステリを融合したような
ユニークな設定で面白かったんですが、今回の
「ナイフが町に降ってくる」も、「時間が止まる」といった
SF風な設定に加えて連続殺人事件が発生するという
ミステリな要素が加わっていて面白かったです。

また、作中のほとんどで、時間が「止まって」いるので、
登場人物自体は色々と登場するのですが、
それぞれがみんな「止まって」いるだけで、
自由に動き回れるのは「真奈」と「統一郎」の2人だけ。
そんな中で、まるでラブコメというか漫才のようなノリで
無茶苦茶な行動を繰り返す2人がすごく面白かったです。
(けっこうツボにはまってしまったので、電車の中で
 笑いをこらえるのが辛かったですね^^;
 もちろん、時間が止まったらやってみたい人も多いであろう
 ちょっとしたいたずら(?)も真奈ちゃんはやっちゃってます(笑))

そんな女子高生の真奈が主人公ってせいも大きいと思うんですが、
前に読んだ2作とはかなり雰囲気が違っていたので
こういうコメディタッチな作品も書ける人なんだなーってちょっと意外でした。


あと、ラストのオチの部分は・・・まぁある程度予測はできてたものの、
やや反則かなぁって感じがしなくもないですね^^;
でも、ミステリの要素云々よりも作品としてはかなり楽しめたので
僕にとってはけっこうお気に入りな1作ですね。

本 【西澤 保彦】 | comments(0) | -
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