映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
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読書記録「笑うハーレキン(道尾秀介)」

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評価:
道尾 秀介
中央公論新社
¥ 1,680

【あらすじ】
会社経営に失敗し、家族も失ってしまった東口。彼は、やがてホームレスとして生活しながら、家具修理の仕事をこなすようになるのであったが、そんな彼のもとに、彼に弟子入りしたいという一人の少女が現れるのであった…。


【感想】
最近ちょっと文学的な内容の作品が多かったので、ちょっと離れてたんですが、久しぶりに読みました。道尾作品。

で、読んでみた感想としては…この作品は、そんなに文学っぽくなかったので、読みやすくて良かったですね。

若干雰囲気が僕の好きな「カラスの親指」っぽい感じなので、その辺も良かったかもしれません。

ただ、結構ドタバタな感じのストーリーではあるんですが、なんか物足りなさが残りますね(^_^;)

どんでん返しもあるものの、さほど衝撃を受ける感じでもなく。

道尾さんならきっともっとすごい作品を書けるかと思うので、その辺はやっぱり期待しちゃうなーって思いました(^_^;)


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☆ホームレスとして生きること
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で、この作品で一番感じたのは、ホームレスとして生きることについてですかねぇ。

なんとなーく、お金や家こそないものの、みんなで寄り添って、楽しくのんびり暮らしてるのかなーなんて思いはあったんですが…

「保険証もお金もないから、病気になっても病院に行けない!」ってのは生きていく上で致命的ではありますよね。。。

ちょっとの風邪ならわざわざ病院行かなくても治っちゃうかもしれませんが…

持病が悪化したり、風邪をこじらせたりしたら、自力で治すのは難しいですもんね。

もし、医者にかかることができたなら、助かったかもしれない命も、ホームレスだと助からない。

同じ日本に住んでるのに、そういう人もいるのかなーと思うと、なんかちょっと複雑な思いになりますね。。。

そして、なにより悲しいのは、亡くなったとしても、社会的には何事もなかったかのように扱われること。

ホームレスのひとりやふたり、いなくなったところで、社会的に何も変わらないですからね。

いなくなってもなにも変わらないことをいいことに、アングラな世界の人たちにいいように使われてるホームレスもほんとにいたりするのかなとちょっと思ってしまいました。。。
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読書記録「ノエル(道尾秀介)」

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 【感想】
「一冊の童話が五人の運命を変えていく−」がキャッチフレーズのように、童話が入った連作短編集ですね。

僕はあんまり童話とか得意じゃないのでもしかしたらと思ったんですが…やっぱりちょっと合わない感じがしました(^_^;)

現代小説として書かれてる部分はいいんですが、童話として書かれてる部分が、なにが言いたいのかよくわからなくて。。。

なんで、僕の評価はやや低めですが、あまぞんとかの評価は高いようなので、興味のある方は読んでみるのもいいかもしれません。


以下、印象的だった短編の感想です。
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☆光の箱
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いじめられっ子だった少年が、唯一仲良くなった少女と一緒に絵本を作るようになって…っていう話ですね。

大人しめなふたりの中学生が、同じ興味を抱いてちょっとずつ仲良くなっていく…そんな感じがなかなか微笑ましくてよかったです。

ただ、そこは道尾作品。一筋縄ではハッピーエンドにはたどり着かないんですよね〜。

ふたりの間に巻き起こる悲劇。

彼らの恋愛は成就するのか、それとも恋破れてしまうのか。

そんなところが、どんでん返しありーな感じでなかなか面白かったです。

ただ、童話の部分も重要なポイントみたいなんですが…うーんよくわからないです。。。

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☆物語の夕暮れ
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妻を失った元教師が、見知らぬ相手にちょっとしたお願いごとをする…って話ですね。

これはそんなに好きってわけじゃないんですが…「連作短編集」なので、変なところで前の話と繋がってたりするあたりがなかなか良かったです。

これもラストでちょっとした真相が明らかになるんですが…これもどんでん返し風で意外性があってなかなか面白かったです。

ここがこう繋がってたんだなーみたいな。

例のごとく童話の部分はイマイチよくわからなかったんですが…まぁ良かったんですかね(^_^;)



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本 【道尾 秀介】 | comments(0) | -

読書記録「光(道尾秀介)」

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評価:
道尾秀介
光文社
¥ 1,680

 【感想】
時代がまだ平成じゃなくて昭和で、いかにも「古き良き時代」と呼ばれていそうな頃の小学生たちの日常を描いた連作短編集ですね。

携帯電話とか携帯ゲームなんてのはもちろんなくて、遊びと言ったら、外でみんなで集まって虫を捕まえたり、山の中に入って探検したり、土の中から化石を探してみたり。

自分は、バリバリゲーム少年だったのでこんなことを言うのもなんなんですが…

塾だ勉強だ!っていろいろ束縛されたり、ゲームだインターネットだ!って家に閉じこもって遊んでばっかりいるよりは

こういう風に身近な場所で友達と一緒にちょっとした冒険を繰り広げた方がのびのび育って良さそうだなーってのを感じました。

テレビとか教科書とかインターネットとかでちゃちゃっと学ぶことも確かに出来ますが…

いろいろ便利になった分、なんか失ってるものも大きいような気がしますね。。。


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☆女恋湖の人魚
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近所にある湖には昔人魚が住んでいて…っていうお話ですね。

よくある学校の怪談とかもそうですが、子供ってこういうの大好きですよね(笑)

で、よし!それなら行って調べてみよう!ってことになる。

僕はそういうのって経験したことなかったですが、みんなで集まって、よし!今日はあそこを探検してみよう!みたいなノリがなんか楽しそうでいいなーって思いました(^^)

大人からしてみれば、まぁ確かに、そんなアブナイところ行っちゃダメ!ってことになるんでしょうが、子供ってそういうところ行きたくなっちゃうもんですよね。

で、実際冒険してみてのワクワク感というかドキドキ感。そういうのが上手く伝わってきてなかなかよかったなーって感じでした。

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☆ウィ・ワァ・アンモナイツ
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本物そっくりなアンモナイトの化石を作り上げて、友達をびっくりさせてやろう!な話です。

友達が、なんかちょっとすごいものを持っていて、でも自分はもっていない。

く、くやしいーー!!こうなったらなんとかしてあいつを見返してやるー!

みたいな感情って確かに子供のころってありましたよね。

で、子供ながらに一生懸命なんとかして作ろうと考える。

大人からしてみると結構どうでもいいようなことだったりするんですが、そんなことにも一生懸命になれるようなひたむきさがちょっと懐かしく感じました。。。

子供のころって結構なんでもいろんなことに夢中になれたりしましたよね(^^)



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本 【道尾 秀介】 | comments(0) | -

読書記録「月の恋人(道尾秀介)」

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 【あらすじ】
彼氏に騙されお金を奪われた挙句、浮気もされていたことを知ってしまった弥生。彼女は、全てをキレイさっぱり忘れるため、彼氏と別れ、会社も辞め、貯金を下ろして海外旅行に出かけることにした。そして、見知らぬ中国・上海にやってきた彼女は、そこで、たまたまそこを訪れていた蓮介と出会うのであった…。

【感想】
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☆ゲツク原作本
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道尾秀介さんが、「ゲツク」の原作を書いたーって話は話題になってたので知ってはいたんですが…

何やら「ラブストーリー」だということからなかなか手が出せなかった本です(^_^;)

で、ドラマの方、未見で読んでみたんですが…なんか思った以上に微妙な感じ。。。

正直なところ、これで道尾ファンは納得するのかな?という疑問を抱かずにはいられない出来なような気がしますね(^_^;)

で、誰が出てるドラマなんだっけ?というわけでWikiってみたんですが…

なんと!あのキムタクさんじゃないですかΣ( ̄ロ ̄lll)で、ヒロインが篠原涼子さんΣ( ̄ロ ̄lll)

しかも、原作は篠原さん演じるヒロインとは違った女性が主人公だったんですが、その女性はドラマでは存在すらしていないというΣ( ̄ロ ̄lll)

ここまで原作無視ってのもある意味酷いですね。。。

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☆社長に恋をして
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で、この作品。普通のOLさんが大企業の社長さんに恋をする…って話なんですが…

どうなんでしょうね?この身分違いの恋みたいな感じは(^_^;)

幸いなことに社長の蓮介は、田舎で暮らしてみたりするのも嫌いじゃなくて意外と庶民的(?)なのでいいのかもしれないですが…

いかにもバリバリのやり手の社長って、明らかに庶民を下に見てそうなイメージがあるのは僕の偏見でしょうか?

普通の女の子が社長夫人になったりしたら、きっと苦労するんだろうなぁってのを感じてしまいました(^_^;)


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読書記録「鬼の跫音(道尾秀介)」

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評価:
道尾 秀介
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 540

 【感想】
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☆ホラーミステリ…か?
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怪奇現象とかが起きたりして、結構おどろおどろしい展開なので、ホラー色が強い作品なんですが…

それぞれの結末は、読者をあっと驚かすような、ドンデン返しが含まれていたのでなかなか面白かったです。

さすがは道尾さん!って思わせてくれるようなひねりの効いた短篇集ですね。


では、今回も、印象に残った短編の感想を書いておきます。

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☆鈴虫
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ひょんなことから友達を殺して埋め、その友達の彼女だった女性を妻にした男性の話ですね。

友達を殺してしまう…そんな状況に陥ってしまうこと自体がホラーだと言えなくもないですが、

罪の意識を感じたまま、何年も死体が発見されずに平穏無事に過ごせてしまっていたら…

その「平穏」が崩壊してしまうかもしれない跫音ってのは普通の人からしてみたらかなりの恐怖なんでしょうね(^_^;)

もしかすると今にでも死体が見つかってしまうかもしれない。

何か証拠が残っていて、逮捕されてしまうかもしれない。

その真実を知った時、妻は自分のもとを去っていくかもしれない。

そんなのに怯えて暮らす毎日。

精神的に強くない人だったら、もうそれだけで参っちゃいそうですね(^_^;)


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☆悪意の顔
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いつも自分のことをいじめてくる嫌な友達。あんなやつなんていなくなっちゃえばいいのに。

そう思った主人公が、たまたま出会った不審な女性に彼を消してもらおうとする…って話ですね。

椅子の上に瞬間接着剤を塗っておいて、その上に座って剥がれなくなるのを見て楽しむような悪質ないじめをするような彼なので、

「いなくなっちゃえばいいのに」と思ってしまう気持ちもわからなくはないですが…

「消そう」‥ってなってくるとさすがにやりすぎな感じはしました(^_^;)

怪しげな女性が彼に対して何をしたのか。最後に彼はどうなったのか。

…ってところは読んでみてのお楽しみーってことにしておきますが、ちょっとゾクゾクっとするような怖さを感じる作品でしたね(^_^;)



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小説「花と流れ星(道尾秀介)」

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評価:
道尾 秀介
幻冬舎
¥ 1,470

 【あらすじ】
霊現象探求所で霊現象を追い求めている真備。そんな彼のもとに一人の少女が訪れた。自分が殺してしまった仔猫の霊が自分に取り付いていて悩んでいるらしいのだ。実際に彼女が取った動画には、猫の霊らしき存在が映っていることは確認できたのであったが…。

【感想】
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☆真備シリーズ。
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霊現象探求所を開いている「真備」と作家の「道尾」が主人公のシリーズものの短篇集ですね。

「霊現象探求所」なんてのが舞台なだけあって、今までのは心霊現象が起こったり、若干ホラーめいた怖い感じだったりしたんですが…

今作はその毛色は若干弱まったような感じで読みやすかったです。

これくらいならあんまりホラーが得意じゃない感じの方でも読めるんじゃないかなって思いますね。

扱ってる題材としては…死んでしまった子猫の霊が写っているという動画の謎とか、自分で自分の手首を消してしまったというマジシャンの謎とか、割とちょっとした謎〜って感じですかね。

特に子猫の話は…まぁ可哀想な話ではあるんですが、子供と子猫の話でなかなか面白かったかなって思います。

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☆幽霊は実在するのか?
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で、作品の本流とはちょっと離れるんですが…幽霊ってのは実在するもんなんですかね?

自分は幽霊なんて見たことないし、体験したこともないので、絶対にいるよ!なんて言える立場ではないんですが…

まぁなんかいてもおかしくはないかな〜って程度には信じてるって言えますかね。

怖い感じの幽霊は来ないでください!って感じですけど、死んでしまった家族とか友達に会えたりするのなら、それはそれで素敵なことかなって思います。



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本 【道尾 秀介】 | comments(0) | -

小説「水の柩(道尾秀介)」

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評価:
道尾 秀介
講談社
¥ 1,575

 【あらすじ】
中学2年生の逸夫は、ある日、友人の敦子に頼みごとをされる。タイムカプセルに埋めた手紙を入れ替えたいから、手伝って欲しいというのだ。どうやら彼女はかつて同級生からいじめを受け、その告発の意味を込めて手紙を書いたのだが、そんなことは辞めて前を向いて生きたいのだという。彼女の気持ちを受け、彼女の力になることに決めた逸夫であったが、実は、敦子には別の目的があるのであった…。


【感想】
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☆暗い…
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まぁ「柩」なんて言葉がタイトルについてるくらいなので、なんとなくわかっちゃいたんですが…

相変わらず暗い感じの作品でしたね(^_^;)

中学生が主人公なので、ちょっとは明るい学園モノかなーってのを期待してたんですが…

明るいって感じは全然しなくて、終始どよーんとした空気がちょっと重苦しかったです(^_^;)

友人に悩み、祖母に悩み、両親に悩み、自分に悩む。

まぁ思春期なら色々悩みがあってもおかしくはないですが、もうちょっと明るく生きようよ!って思っちゃいますね(^_^;)


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☆心にしみる人間ドラマ?
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ちなみに、初めはミステリなのかなーって思って読んでたんですが、どうやらミステリでもないような感じでした。

「心にしみる人間ドラマ!」と帯に書いてあったので、もしかしたら、感動的なラストが!?

…というのもちょっと期待したんですが、それほど感動的なラストでもなかったかなーって感じでした(^_^;)

まぁラストは心の重しが取れるような、そんな終わり方なので、それは良かったかと思いますけどね。

文芸作品っぽい雰囲気だったので、ちょっと苦手な感じではありました(笑)


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☆心の奥底に封じ込めた嘘
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あと、この作品のテーマにもなっている「嘘」については、ちょっと心に響くものがありましたね。

嘘は、誰だって一度や二度ついたことはあるかと思いますが…

誰にも真相を告げられず、自分の心の奥底に封じ込めて死ぬまで誰にも話せないと決めた嘘。

そんな嘘を抱えてたとしたら、きっとそれはものすごく苦しいことでしょうね。

そういう嘘を抱えた登場人物がこの作品には登場するんですが、嘘で塗り固められた人生なんてなんか可哀想だなぁってのを感じました。


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本 【道尾 秀介】 | comments(0) | -

小説「背の眼(道尾秀介)」

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評価:
道尾 秀介
幻冬舎
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【あらすじ】
作家である道尾は、ある日、たまたま訪れていた山村で謎の声を聞いた。「レエ...オグロアラダ...ロゴ...」村人に話を聞いたところ、この村では連続して少年が失踪するという事件が発生しており、そのうちの一人は、頭部のみが見つかったのだという。恐怖に駆られた道尾は、友人であり、霊現象探検所を営む真備のもとを訪ねるのであったが、彼のもとには、すでに、その村近辺で撮られたという心霊写真が送られてきていたのであった…。

【感想】
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☆ホラーな感じ
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いつもはなんかミステリ系が多い印象があるんですが…

今回は完全にホラーな作品ですね。

子供たちが天狗の神隠しにあったり、生首だけ見つかって体が見つからなかったり、心霊写真が撮られたり、奇妙な声が聞こえたり。

小説だからまぁまだ普通に読めたりもしたんですが…基本ホラーは好きじゃないので、映画とかドラマだったら絶対に見れないですね(汗)

生首が落ちてたり、変な声が聞こえてきたりするのを見るのは…夜眠れなくなっちゃいます(T_T)

なので、ホラーが苦手ーって人はちょっとやっぱり読まない方がいいかなって思いました。

想像しちゃうと怖いですよ。やっぱり。


あと、連続失踪事件の件、一応犯人はいるので、ミステリとしても読めますね。

ただ、若干(かなり?)心霊現象っぽい現象が多発してるので、全部が全部種明かしされてるかっていうとそうでもないので...

やっぱり完全なミステリとして読んでしまうとちょっと違うかなーって印象になってしまいますかね。

でも、つまらないわけじゃないので、道尾作品が好きな人は読んでみるのもいいんじゃないかなって思います。


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「プロムナード(道尾秀介)」

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評価:
道尾 秀介
ポプラ社
¥ 1,365

 【感想】
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☆エッセイ+アルファ?
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短編小説なのかと思って読んでたんですが…エッセイだったんですね(^^;

なんか思いっきり勘違いしてました(^^;

ただ、こういう作家さんの日常っていうか、普段考えてることとかが垣間見られる、エッセイとかコラムってなんかあるいみ新鮮でいいですよね。

あ、この人もこういうこと考えてるんだぁーみたいな共通点が見つかったり(笑)

中には道尾さんの人生観に影響を与えてそうな言葉とかエピソードとかも載ってたりするのでなかなか面白かったです。

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☆好きな本とか映画とか
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あと、個人的にいいなーって思ったのは、道尾さんが好きな本とか映画とかを紹介してるページですね。

世代的に若干違うせいか、ピンポイントでこれは!っていうのはなかったんですが、なんかいいですよねこういうのは。

「市民ケーン」とか「グーニーズ」とか紹介されてるんですが、ちょっと見てみたくなります(笑)

あと、唯一知ってたのが「はれときどきぶた」

絵本なんですけど、昔うちにも置いてあって好きだったのを思い出しました(笑)

あーなつかしい(笑)


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☆絵本
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あと、おまけ…なのかどうかはよくわからないですが、道尾さんが17歳のときに描いたとかいう絵本が収録されてます。

割りとシュールな感じがしなくもないんですが…なんか道尾さんらしくていいなって思いました(笑)

道尾ファン必見!な感じなんですかねー。


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本 【道尾 秀介】 | comments(0) | -

小説「カササギたちの四季(道尾秀介)」

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 【あらすじ】
 不要になった品物を買い取り、修理した上で販売する、そんな「リサイクルショップ・カササギ」。そんな店を華沙々木と日暮という2人の男が共同経営していたのであったが、買い取りの割には販売が少なく、厳しい経営状態に陥ってしまっていた。そんなある日、倉庫でブロンズ像に火がつけられるという事態が発生した。幸い、火事にはならず、そのブロンズ像に跡が残った程度で済んだものの、跡が残ったブロンズ像をどうしても欲しいという顧客も現れ、何か事件に巻き込まれているのではないかと考えた日暮であったが・・・。

【感想】
 リサイクルショップを経営する華沙々木と日暮が巻き込まれた事件を解決するという探偵小説です。

 道尾作品っていうと、登場人物がちょっと捻くれた性格だったり、暗めのストーリー展開だったりして、ちょっと読むのが重いなって思うこともあったりするんですが、この作品は全然そういうことがなくて、ほのぼのとした雰囲気になっていたので、気軽に読めたし、読後感もなかなか爽やかな感じでよかったです。

 また、華沙々木と日暮のコンビのキャラ設定もなかなか独特で面白かったです。「マーフィーの法則」を愛し、ひたすら真面目に推理するものの、必ず間違った結論にたどり着いてしまう華沙々木と、華沙々木がその結論に達することを見越した上で、華沙々木の推理した内容が真実に見えるように裏工作をする日暮。

 一見すると、日暮が推理して事件を解決しちゃった方が速いんじゃ・・・って思えなくもないですが、あえて誰かが傷つく本当の真実ではなくて、誰も傷つくことのない華沙々木案を事件の真相にしてしまおうという日暮のキャラがなかなか好きでした(笑)まー、事件の真相を隠蔽するのはいいのか悪いのか微妙なところではありますが、それで誰も害がないのであれば、そういうことにしておく・・・っていうのもまぁいいのかなって思いますね。


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