映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
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読書記録「本屋さんで待ち合わせ(三浦しをん)」

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 【感想】
三浦しをんさんが送る書評集ですね。

僕も結構本を読む方だと思っているので、多少は読んだことある本が紹介されているんだろうなぁと思いきや…

見事に1冊も該当せず、全滅してしまったのがちょっとショックでしたΣ( ̄ロ ̄lll)

しかも、紹介されている本の方も、ざっと読んでみたものの、読みたいと思えた本があんまりなく…

同じ本好きだとしても、好みが違うとこんなにも合わないもんなのね…と妙なところに納得してしまいました(^_^;)

でも、明らかに自分の視野には入ってこないジャンルの作品が多かったので、こういう本もあるんだなぁって知れるのはなんかいいですね。

きっと自分では明らかに手に取らない本を読んでこそ、知見が広がるってもんですよね。

ちょっと三浦しをんさんを見習って(?)知らない世界にも足を踏み入れてみようかなってちょっと思いました(笑)


以下、ちらっと印象に残った部分の感想を書いてみます。
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☆読まずにわかる「東海道四谷怪談」
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有名な四谷怪談にまつわるお話です。

しをんさん、四谷怪談がお好きなのか何故かこれだけ24ページも割いて解説されていたのが印象的でした(笑)

特に、四谷って「東海道」じゃないのに「東海道四谷怪談」って呼ばれているのが謎だ〜的な部分が面白かったです。

確かに、あそこは東海道じゃないですよね(笑)

なんで東海道じゃないのに東海道四谷怪談っていう名前になったのか。

そこんところ、僕も気になりました。


あと、四谷怪談にはあの有名な(?)お岩さんの話も含まれていた!ってのも知らなかったのでそこんところも良かったです。

一応同じ名前のよしみということで(?)、なんとなーく親近感が湧いたりするんですが…

結構可哀想な話だったりするんですね。お岩さんの話。

詳しくは知らなかったんですんが、何やら嫌な女に、顔が崩れる薬を飲まされた挙句、その女に主人を取られて、自分は井戸に身を投げて死んでしまった…っていう話だったんだとか。

そんな仕打ちを受けたら、確かに呪い殺したくもなるかもなーとちょっと思ってしまいました。

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☆切ないおかめ顔王朝の心(「小袖日記」柴田よしき著)
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現代人が源氏物語の時代にタイムスリップしたら、おかめの大群に遭遇して悲鳴をあげたとかいう話(?)

源氏物語のイメージがらすると美男美女がわんさか!な感じがしますが、確かに当時の美的感覚からするとおかめの大群!になっちゃうんでしょうね(^_^;)

おかめ顔の登場人物だらけの源氏物語もちょっと見てみたいなって思いました(笑)

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小説「舟を編む(三浦しをん)」

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評価:
三浦 しをん
光文社
¥ 1,575

 【あらすじ】
玄武書房に営業部員として働いていた馬締(マジメ)光也は、ある日、そのちょっと変わった性格を射止められ、辞書編集部に異動となった。定年間際のベテラン編集員の後継者として、新しい辞書「大渡海」を作るためだ。辞書関しては素人であり、何もわからない馬締であったが、言葉に関してセンスのある彼は、着々と仕事を進めていくのであった...



【感想】
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☆辞書作成は壮大なプロジェクト
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なんか男性が情熱を注ぎ込んで、寝食忘れて打ち込むことができるような、そんな壮大なプロジェクトって…

やっぱり「はやぶさ」みたいな宇宙開発系とか、あるいは、ノーベル賞を取るような物理学とか化学とか、そういう「理系」な人の話だーっていうイメージがあったんですが...

なんかいい意味で固定観念が覆りました(笑)

だって、辞書編纂って、作り始めて、完成までに十年以上もかかって、完成したとしても、すぐに改訂版の作成に入らないといけないっていうんですもん。。。

なんか夢に向かって実験を繰り返す、あの「理系」ーな感じの研究開発に似てるなーって思っちゃいました。

いかにも「文系」って感じのお仕事の「辞書編纂」が、意外にも「理系」なプロジェクトの匂いがすることがすごく意外でしたね。

辞書編纂なんて、地味ーでつまんなそう…っていうイメージしかなかったんですが、ちょっと目からウロコ的にイメージが変わっちゃいました(^^;


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☆辞書を作るのって大変。。。
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それから、辞書を作るのって難しいんだなーって思うのと同時に面白いなーってのを感じました。

例えば、「愛」という言葉の意味。

「かけがえのないものとして、対象を大切にいつくしむ気持ち。愛妻、愛人、愛猫。」って出てくるんですが…

「愛妻」と「愛人」が並んでる時点で「かけがえのないもの」ではないというツッコミが(笑)

確かにそのとおりですよね。

今まで辞書にツッコミなんて入れたことないですが、こういう突っ込みどころってのは意外にあるのかもしれないなーってのを感じました。

矛盾を感じさせずに、言葉を定義するのってなかなか大変だとは思いますが、それはそれでなかなか面白そうですよね(笑)



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小説「小暮荘物語(三浦しをん)」

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評価:
三浦しをん
祥伝社
¥ 1,575

 【あらすじ】
 小田急線の世田谷代田駅近くにある古い木造2階建てのアパート「小暮荘」。そこには、坂田繭という若い女性が住んでいたのだったが、ある日、彼女が、彼氏である伊藤晃生を家に招いてごろごろしていたところ、一人の男性がやってきた。「ひさしぶり。元気?」と言い放つその男は、瀬戸並木という繭の元彼であったが、彼は繭と別れたつもりはなく、自分はまだ彼氏だというのであった。3年も前に突然いなくなった元彼が突然現れ、戸惑う繭と晃生であったが、2人が付き合っていることを話しても並木は動じず、何故か、同じ部屋に居座ることになり、変な3人の共同生活が始まるのであった…。

【感想】
 ボロアパート「小暮荘」に住む住人たちと、その関係者たちの日常を描いた連作短編集です。

 主人公が、今カレと元カレと3人で共同生活をしちゃう女の子だったり、やりたくてたまらない大家のおじいちゃんだったり、下の階の女子大生の部屋を覗くのが趣味のおっさんだったり、なんかちょっと普通の人とは違うような、変な人が多かったような気がするんですが、そんなちょっと変な人たちの日常を描いたこの作品、なかなか面白かったです。

 それぞれの主人公の視点から描かれているので、他の住人は、脇役〜って感じでちょこっと出てくるだけなんですが、他の人が主人公になったときに、前に出てきた人とかいろいろ出てきたりするんで、その辺の繋がり具合がなかなかいいんですよね。

 やりたくてたまらないおじいちゃんと、女子大生がちょっとしたことから仲良くなったり、3人の共同生活してる彼とおじいちゃんが知り合いになったり。

 描写は若干エロい感じはしますが、えげつない感じでもないので、嫌じゃなかったら読んでみるのもいいんじゃないかなって思います。

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小説「神去なあなあ日常」

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評価:
三浦 しをん
徳間書店
¥ 1,575
Amazonおすすめ度:

 【あらすじ】
 やりたいこともなく、勉強も好きではなかった勇気。彼は、高校卒業後はなんとなくフリーターでもやろうかなと考えていたのであったが、何と、母親と担任教師が結託し、勝手に就職先を決められていたことを知る。母親に弱みを握られてしまったこともあり、仕方がなく、就職先に向かうことにした勇気。だが、その仕事とは、「神去村」で林業をすることであった…。

【感想】
 なんか設定とか、物語の展開の仕方とかアニメっぽいなって感じました。帯に宮崎駿さんのコメントが載ってましたが、宮崎アニメとか雰囲気に合ってるかもしれないですね。もののけ姫みたいな幻想的な雰囲気に似てるような気がします。
 ただ、雰囲気的にちょっと狙いすぎな感じがしなくもないので、僕はあんまり好きじゃなかったですね。林業って大変な仕事だっていうのはわかるんですが、なんかちょっとオーバーに描きすぎてる感じがしなくもないです。
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小説「格闘する者に○」

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評価:
三浦 しをん
新潮社
¥ 500
Amazonおすすめ度:

 【あらすじ】
 マンガを読むことが大好きで、なんとか出版社に就職できたらいいなとマイペースに考えていた女子大生の可南子。彼女は、とりあえず、人並みに就職活動を始めてみるものの、当然うまく行くはずがなく、苦戦を強いられていた。その一方で、政治家の娘に生まれ、継母と弟の3人で暮らすという複雑な家庭に育ち、年の離れた書道家との恋愛も楽しんでいた可南子は、家庭面、恋愛面でも様々な問題を抱えていたのだった。就職に家庭に恋愛に悩む可南子の運命は如何に…
 
【感想】
 マンガが大好きだったり、政治家の娘だったり、お爺ちゃんと恋をしていたりで、なかなか癖のある主人公だったんですが、「就職活動」という大きなテーマは、僕も通って来た道なので、その辺はやっぱり共感できる部分があってなかなか楽しめました。
 なんか色んなことが起こって、ちょっと詰め込みすぎかなってところもあったりするんですが、人生色々っていうか、色んなことが起こるから人生楽しい!みたいなそんな雰囲気が伝わってくるような作風だったので、明るくってよかったです。
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小説「星間商事株式会社社史編纂室」

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評価:
三浦 しをん
筑摩書房
¥ 1,575
Amazonおすすめ度:

 【あらすじ】
星間商事株式会社社史編纂室に勤める川田幸代は、コミケに参加するのが大好きな腐女子であったのだが、ある日、そのことが課長にバレてしまう。しかし、何を勘違いしたのか課長は、課としてそのコミケに参加したいと言い出してしまう。自ら小説まで書き始めてしまうノリノリの課長に、うんざりしてしまう幸代であったが、課長の小説には何か秘密があるのではないかと気づく。

【感想】
社史編纂室という変わった部署が舞台で、会社の秘密を暴いていくような展開はなかなか面白いかと思うんですが、なんか話がどんどん飛躍しすぎていってるかなーって感じがしなくもなかったです。外国の話とかも絡んできちゃうので、もうちょっとこじんまりとした展開でもよかったんじゃないかと思いますね。せっかくコミケとか登場させてるので、もっとマニアックな世界に踏み込んでしまってもよかったんじゃないかと思います。(一応作中作で禁断の愛を描いちゃってますが(笑))

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小説「風が強く吹いている」の感想

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評価:
三浦 しをん
新潮社
¥ 1,890
Amazonおすすめ度:
少々ぼろいがごくごく普通の学生寮であった竹青荘。
そこにはごくごく普通に9人の学生が生活していたのだが、
10人目の学生の入居が決まったその日、寮の中心人物である、
ハイジの強引な策略により、寮は箱根駅伝を目指す
陸上部の宿舎へと変貌を遂げる。
もちろん陸上経験のない学生たちからは不満の声があがるが、
やがてはハイジの意見に賛同し、箱根駅伝を目指すようになる…。

陸上経験のない学生たちが箱根駅伝を目指す…
設定は強引で無理があるような気がしますが、
素人がスポーツの頂点を目指すというのはスポ根モノの王道ですよね。

そして、それぞれ個性的な登場人物たち。
モテるために走ることを決めた双子の兄弟やら、留学生やら
見かけは美形の漫画オタクの王子やら、ヘビースモーカーやら
クイズ番組オタクやら…。

駅伝の物語なので、主要登場人物は10人とやや多いんですが、
それぞれの特徴を活かして上手い具合に描いています。
特に、中盤以降の箱根駅伝のシーン。
下手に描いたら、10人分似たようなシーンの繰り返しに
なってしまいそうな感じがしますが、10人とも
それぞれ個性的な展開が魅力的でした。

正直言って箱根駅伝は一度もまともに見たことないし、
特別見たいとは思ってもいなかったんですが、
それぞれのスポーツの裏には、それぞれの人間ドラマが
あって、奥が深いんだよなぁ…
ってことを改めて気づかせてくれた作品でした。

ボリュームがかなりあって、読むのはなかなかつらかったんですが、
それなりに読む価値のある作品かと思います。
スポーツモノが嫌いじゃなければオススメです。
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小説「まほろ駅前多田便利軒」の感想

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評価:
三浦 しをん
文藝春秋
¥ 1,680
(2006-03)
Amazonランキング: 15954位
Amazonおすすめ度:
東京のはずれにある「まほろ市」の駅前にある便利屋さんのお話。
多田と行天の男性二人のコンビが、色々な事件をこなしつつ
便利屋さんの仕事をこなしていく…そんな感じの話ですね。

ライトノベルっぽい雰囲気が漂ってますが、
内容はさほど面白いというわけでもなく、
かといってつまらないわけでもない…
そういうレベルの作品な気がします。

(短編集みたいな構成になってるので
やや物足りなく感じるのはそのせいかもしれませんが。)
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エッセイ本「しをんのしおり」の感想

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しをんのしおり
しをんのしおり
三浦 しをん

評価:★★★☆☆

三浦しをんさんのエッセイ集です。

小説を読んだことがないのですが、なんとなく
引かれてエッセイの方から読んでしまいました(笑)

感想は…何かやや独特な雰囲気をもったエッセイだなと思いました。
「文化系女子」の臭いがプンプン…そんな感じの本ですね(笑)
なんか自分とはだいぶ離れた価値観を持ってそうな感じだと思ったのですが、
逆にこういう視点って面白い…というところがあってそこそこ楽しめました。
たまには全然違った観点で物事を感じるのもいいですね。
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