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評価:
赤川 次郎
光文社
¥ 600
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【感想】だいぶ昔に赤川次郎さんは卒業したつもりなんですが、唯一いまでも読み続けている「杉原爽香シリーズ」の25作目です。
シリーズがスタートした当時は15歳の少女だった主人公が、高校生になり、大学生になり、社会人になり、恋をして、結婚して、子どもが生まれて…
とかれこれ25年も続いてきたシリーズで、最新刊である今作では39歳になっちゃってるシリーズです。
でも、これって改めて考えてみるとかなりの超大作ですよね(笑)
中学時代の話からずっと読み続けてくると、なんか親戚のおじさんにでもなった気分になります(笑)
ちなみに、最近の話しは、もはやミステリとはいえないくらいに薄っぺらい内容になってるのでファン以外の人にはオススメできないですが…
ファンの立場からすると登場人物たちがどんな風に年を取っていってるのかってのはやっぱりちょっと気になりますね。
なんだかんだで読み続けちゃいそうな気がします(^_^;)
(一体何歳まで続くんだ?っていう気がちょっとしなくもないですが(笑))
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☆ヌード画が有名に…
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で、今回のお話は、主人公の杉原爽香が、友だちの画家に頼まれてヌードモデルになったところ、その絵が巨匠の目にとまってしまって、大ヒットの予感!?って感じのストーリーですかね。
旦那さんがいるのに「友だち」のヌードモデルって一体なにしてるんだよ!ってツッコミを入れたくなってしまいますが…
まぁそれはさておき、もし、自分のヌードが描かれている絵が、何故かものすごく評価されて大々的に宣伝されて…ってなったらなんかちょっと微妙な感じがしますよね(^_^;)
大ヒットだったら、モデル料もわんさか入ってきて儲かる!のかもしれないですが…やっぱりヌードはねぇ(笑)
ちなみにこの爽香さん。ヌードモデルになったことは旦那さんには秘密だったので、大ヒットになってしまうと当然困るわけで…
結局のところどーなっちゃうの!?な感じのお話でした(笑)
爽香も大人になったので、なんだか若干ドロドロ系なお話が多いような気がしなくもないですね。ここ数年。