映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
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読書記録「増山超能力師事務所(誉田哲也)」

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【感想】
人の心を読み取ったり、火を放ったり、そういうことができてしまうという超能力師。

そんな人達が実在していて、その能力を駆使して、探偵業を営んでいる、というお話ですね。

ほんとのところは、「超能力」が出てくる話だというので、もうちょっと派手な展開を期待していたんですが…

強敵が出てきて相手と戦ってやっつける!というような展開ではないので、少々地味ではありましたね(あたりまえか(笑))

ただ、その分、登場人物はどうしてその事件を起こしたのかとか、そういう内面的な部分に重きを置いてる感じがしたので、その点は面白かったです。

人の心を読んで本心がわかっちゃう!なんてるのは読んでる方も疑心暗鬼になるだろうし、読まれてる方もいい気持ちはしないので、そういう人、実在するとしたら、やっぱり生きにくいんだろうなーなんてのも感じました。

以下、印象的だったお話の感想です。
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☆忘れがたきは少女の瞳
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今まではお母さん大好き!だったはずの娘が突如家出をしてしまったというお話。

少女を見つけて、話を聞いてみるものの、今は母親に対する不信しか感じない彼女。

なぜ彼女たちの関係はここまで壊れてしまったのか。

原因はちょっと意外なところにあったんですが…

なんか少女の気持ちもちょっとわからなくもないなーってところが切なかったですね。

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☆面倒くさいのは同性の嫉妬
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半陰陽という特殊な身体に生まれてしまった人のお話。

その身体的特徴から、男と女のどちらとも言える状態の彼(彼女)なんですが…

こんな普通の状態ではない形で生まれてきてしまったら、悩まない方がおかしいですよね(^_^;)

一応は男として育てられてはいるものの、顔立ちは女の子みたいで思春期になると胸も出てきてしまう彼(彼女)

ある一線を超えてしまえば自分に自信を持ってやっていけるようになるのかもしれませんが…

中高生くらいの多感な時期はなかなかつらいですよね、こういうのは。。。
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本 【誉田 哲也】 | comments(0) | -

読書記録「世界で一番長い写真(誉田哲也)」

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 【あらすじ】
親友だった洋輔が転校してからぱっとしない毎日を送っていた宏伸。彼は所属していた写真部でもあまりいい写真が撮れず、燻っていたのであったが、ある日、従姉の家で特殊なカメラを見つけてしまう。普通とはひと味もふた味も違った写真が撮れるそのカメラにすっかり魅了されてしまった宏伸は、あることを実行しようと決意するのであったが…。


【感想】
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☆世界でいちばん長い写真
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冴えない毎日を送っていた中学生が、とあるカメラと出会い、人生が輝きだす…っていうようなストーリーですね。

最初にタイトルを見た時「世界でいちばん長い写真」って一体なんだろう?って思ったんですが…

特殊なカメラを使用して撮った、ギネスに載るような長い写真のことなんですね。

で、このカメラを使って写真を撮り始めたところ、ぱっとしない毎日がキラキラと輝き始めて…

っていう展開がなかなか読んでいて心地よかったです。

一度しかない青春時代。無駄に過ごすよりはやっぱり何かを思いっきりやり遂げた方が後々の人生の糧になるような気がしますよね。

僕も学生時代なんかすごいことにチャレンジしてみればよかったなーなんて思ってしまった作品でした。

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☆映画で見たい感じ
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それから、この作品、「世界でいちばん長い写真」がテーマなんですが...

やっぱりこういうのは映像で見たいなって思いました。

もちろん、文中にその写真についての描写は出てくるんですが...

想像力が貧困なせいか、イマイチどんな写真が出来上がったのかよくわかんなかったんですよね(^_^;)

でも、なんか登場人物たちはすごく綺麗とか、なんかものすごく盛り上がってたりしていて。

彼らが、一体どんなに綺麗で、どんなに珍しくて、どんなにすごい写真を撮影したのか。

そこんところをぜひ映像で見てみたいなって思いました(^^)


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本 【誉田 哲也】 | comments(0) | -

小説「武士道エイティーン」

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評価:
誉田 哲也
文藝春秋
¥ 1,550
Amazonおすすめ度:

 【あらすじ】
 剣道部の良きライバルとしてしのぎを削った磯山香織と甲本早苗が離れ離れになってから1年が経過した。2人は別々の高校で3年生になり、インターハイの舞台で対決することを楽しみにしていたのであったが、ある日、早苗は足を痛めてしまう。顧問の計らいもあり、個人戦は欠場し、団体戦で磯山香織率いる東松学園との対決を目指すことになったのであったが…。

【感想】
 シリーズ3作目ということで、3年生になった香織と早苗の成長と、卒業後の進路が描かれた作品です。おそらく完結編なのだろうということで、終わっちゃうのはちょっと寂しい気もするんですが、3作目もなかなか楽しめたので良かったです。ただ、今までの2作と比べると、焦点が定まっていないというか、イマイチ盛り上がらずに話しが進んでいって終わってしまった感があるので、その辺はちょっと残念でした。香織と早苗のエピソードだけではなくて、早苗の姉の緑子とか、香織の剣道の先生の桐谷玄明先生の話とか、後輩の田原美緒の話が途中に割込んでくるので、なんか短編集みたいな雰囲気なんですよね…。そういうのはもっと別の番外編みたいなのでやるとして、本編はもうちょっと締めて終わって欲しかった感じがしました。…といっても充分面白かったといえば面白かったんですが(笑)
本 【誉田 哲也】 | comments(0) | -

小説「武士道セブンティーン」

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評価:
誉田 哲也
文藝春秋
¥ 1,550
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 【あらすじ】
 共に剣道部に所属し、友人でもあり、ライバルでもあった磯山香織と西荻早苗。2人はこれからも共に剣道を続けていくのだと思われたが、突然の早苗の転校により、2人は離れ離れになってしまう。別々の道を歩み始めた2人であったが、早苗は、転校先の剣道部での部内の雰囲気の違いに戸惑い、一方、香織は、エース早苗が抜けた後の剣道部の大幅な戦力ダウンに悩むのであった。

【感想】
 主人公2人が離れ離れになってしまって、物語が交互に進んでいくので、話があっちに飛んだり、こっちに飛んだりで目まぐるしく変わるのでちょっと大変だったりするんですが、面白かったです。
 特に、単純に前の年の繰り返し…みたいな展開じゃなくて、環境も立場も変わって2人ともどんどん成長していく過程が味わえたので良かったです。
 香織の方は、そのまま元々の学校に残ったので、相変わらずマイペースに孤軍奮闘するのかと思いきや、部のことをちゃんと考えて、熱心に後輩の指導に取り組む姿が印象的でした。立場や責任が人を変えるってことでしょうか。なんか、いいなぁって思いました。
 早苗の方は、転校してしまったので、また人波乱あるんだろうなとは思っていましたが、全く違う環境の中で逃げも隠れもせず、前向きに剣道に取り組んでいく姿が素敵でした。

あと、前作の最後の方で、香織と早苗が再会するシーンが描かれていたんですが、その間のエピソードって、前作では全く描かれてなかったので、その間のエピソードを埋めるように、今作が描かれているっていう設定はなかなか良かったです。あ、こうやって前作のラストに繋がるわけね〜ってちょっとスッキリした気分が味わえて良かったです。ぜひエイティーンの方も読みたいですね。
本 【誉田 哲也】 | comments(0) | -

小説「武士道シックスティーン」

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評価:
誉田 哲也
文藝春秋
¥ 1,550
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 【あらすじ】
 武蔵に憧れ、剣道を愛し、それなりに自分の実力に自身を持っていた香織は、高校でも剣道部に入部したのだったが、そこで偶然、中学最後の大会で、自分を打ち負かした早苗と再会する。想像していたのとは全く違い、マイペースでさほど剣道の実力があるとは思えない早苗に対し、自分はこんな相手に負けてしまったのかと苛立ちが募る香織であったが…。
 
【感想】
 人気の武士道シリーズ。やっと読めました。剛直な香織とマイペースな早苗の対比が面白かったので、初めて2人が再会したときのドタバタなやり取りとか、一方的にライバル視してくる香織に、早苗がほとほと困ってしまうやり取りとかが楽しかったです。他の部員は若干影が薄いなって思えてしまわなくもないですが、まぁ濃い2人が強烈なインパクトを与えてくれているので、物語としては面白かったです。ストーリーも一筋縄に行くわけではなく、順調に実力をつけてきた香織がスランプなったりとか、波乱万丈に展開していくので先が読めずにワクワクして読めました。
 あと、「剣道一本筋」な香織に、「日本舞踊」の経験がある早苗が勝ってしまうっていう点も面白くていいですね。相手の強みに合わせて戦っていたら、相手に勝てるわけがないので、相手の強みに合わせるのではなくて、自分の強みに合わせて勝負する。そうすれば、強敵にも打ち勝つ可能性がある。なんかそんなことを教えてくれるようなエピソードでした。
 最後まで読んでみて、続きも読みたくなりました。映画ももうすぐ公開されるんですよね。そっちも楽しみです。
本 【誉田 哲也】 | comments(0) | -

小説「疾風ガール」

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 【あらすじ】
「ペルソナ・パラノイア」という人気バンドのギタリストをしている
柏木夏美は、容姿もギターの実力も兼ね備えた19歳の少女であったのだが、
ある日、「ペルソナ・パラノイア」のボーカルの薫が謎の自殺を遂げてしまう。
薫の自殺を信じられない夏美は、事件の真相を解明するために、
自分をスカウトに来ていた祐司と共に調査を開始するのであった。

【感想】
一応自殺の謎を追うような展開なのですが、ミステリというよりは
主人公の夏美を中心とした青春小説のような感じですね。

雰囲気としては、近頃の若い女の子っぽい感じがよく現れていて
活き活きとした夏美の魅力が詰まっている小説なんだなというのは
よくわかりましたが、なんかちょっと物足りなさも感じてしまいました。

「疾風ガール」というタイトルから想像するような
爽快感が味わえなかったのがちょっと残念でした。

本 【誉田 哲也】 | comments(0) | -
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