映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
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読書記録「芸者でGO(山本幸久)」

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評価:
山本 幸久
実業之日本社
¥ 1,620

【感想】
八王子で働く芸者さんたちのお話。

って八王子に芸者がいるってこと自体全く知らなかったんですが…

八王子には芸者文化がまだ残ってたんですね

(なんで八王子にあるのかよくわかんないですが)

ただ、思ってたより芸者さんも大変なんだなーってのを読んでて感じました。

接客業だから、お客さん相手のマナーはしっかりできないといけないし、

いろんなところに呼ばれるから観光の知識もしっかりないといけないし、

歌や踊りや三味線なんかもちゃんとできなきゃいけない。。。

仕事ではなくて休みを使って自分で練習しなきゃいけないってのも大変なんだなーと感じたお話でした。


以下、印象的だったお話の感想です。
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☆よりを戻して
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高校卒業後、芸者になった女の子。

まだまだ新人ということで、何事も一生懸命な彼女なんですが…

そんな彼女の前に、高校時代付き合っていた彼が現れるというお話。

まぁ何の仕事にせよ、自分の職場に元カレが現れるっていうのはなんか微妙ではありますよね。

彼の目的は一体なんなのか。

ふたりはよりを戻せるのか?ってのは置いておいて…

元気いっぱいの新人芸者さんが初々しくってよかったお話でした。

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☆伽羅の香り
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元キャバクラ嬢の芸者さん。

彼女には10歳下の大学生の彼氏ができて、彼にゾッコン!なお話。

ただ、何にせよこれだけ年齢差があると、いろいろ超えないといけないハードルも多くて…って感じはしますよね。

現に、こちらの2人には「彼の親」という障害が立ちはだかって…

2人はどういう道を選ぶのか、なかなか続きが気になるお話でした。

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読書記録「店長がいっぱい(山本幸久)」

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【感想】
友々家という、丼チェーン店の店長を主人公にした連作短編集ですね。

一言で「店長」と言っても、年齢も、性別も、働いている場所も、店長になるいきさつもてんでばらばらな彼ら。

今までそういうファーストフード店の店長のことなんてあんまり考えたことなかったですが…

人生いろいろ、店長もいろいろ〜な感じの展開がなかなか面白かったです。

誰ひとりとして同じ道を歩むことはないから、人生いろいろあって面白いのかなーなんてそんなことを考えてしまった作品でした(笑)


以下、印象的だった短編の感想です。
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☆雪に舞う
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仕事はバリバリできるし極めて優秀。だけど、とにかく協調性がなくて嫌われている。そんなバイトを雇っている店長のお話。

まぁ店長としては、合わないバイトであっても上手くやっていかなきゃいけないんでしょうけど…

あからさまに周りを見下した態度を取ってくるバイトに、こんな人が職場にいたら大変だなーって感じでした。。。

「あの人が辞めないなら、私達が辞めます!」

他のバイトがそう言ってきたら、どう対応するのが正解なんでしょうね??

優秀でないバイトを切るか、優秀だけど協調性がないバイトを切るか。。。

個人的には合わないバイトを切りたい。だけどそれは店のことを考えると正しくない。

店長のお仕事って大変なんだなーって感じたお話でした。

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☆江ノ島が右手に
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常にえらそーにしてるくせに実態は何も出来ない2代目社長。そんな彼が仮の姿でバイトすることになった、というお話。

態度がいつもでかいので客を苛立たせるし、注文されたメニューもろくに作れない。

いわゆる「役立たずな中年バイト」な彼なんですが…

バイトの経験を積むにつれて「なんにも知らないバカ社長」からちょっとずつ脱皮していく感じが好きなお話でした。

彼に取ってはなかなか過酷な試練が待ち受けているんですが、ちょっとくらいの苦難があった方が人間成長できますよね。

現場を知らない経営陣は一度現場に立ってみた方がいいんじゃない?と思ってしまったお話でした。。。

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☆寄り添い、笑う
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女手ひとつで会社を立ち上げ、全国チェーンになるまで拡大させた、敏腕女社長のお話。

一応ラストのお話なので、今までの登場人物たちがところどころに出てくるのが印象的なお話でした。

あの人とこの人が実はこんな繋がりが!みたいな発見もあったりするのがなかなかいいですね。
 
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読書記録「ジンリキシャングリラ(山本幸久)」

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【あらすじ】
野球部に入ったものの、トラブルが原因で辞めざるを得なくなってしまった雄大。彼は、たまたま知りあった珠井由紀というかわいい先輩のスカウトにより、とある部活に入ることにしたのであったが、それは「人力車部」というちょっと変わった部活であった…。


【感想】
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☆人力車部!
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高校生の男の子が、憧れの先輩が入部している「人力車部」に入部する、というお話。

内容的にはよくある『部活モノ』に属するストーリーかと思いますが…

扱ってる部活が『人力車部』だったので、斬新な気持ちで読めました。

浅草とか、有名な観光どころなら、そういう部活があってもおかしくないかもしれないですが…

そうじゃないところなら、普通は人力車なんてありそうもないですもんね。

部活で人力車を引くってことがどういうことなのか、ちょっとわかったような、そんなお話でした。

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☆青春だねぇと
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で、とりあえず人力車の話は置いておいて…

入部当時はなんかバラバラだった1年生4人組が、いろんな経験を通じてだんだん仲良くなっていく過程はなかなか面白かったです。

第一印象はあんまりよろしくなくて、こいつなんか合わねーな!って思っちゃうような相手でも…

何ヶ月も一緒にいたら、やっぱりなんか愛着が湧いてくることもありますもんね。

嫌われてると思ってたのに、実は自分のためにいろんなことをしてくれてたり、一緒にでかけてみたら意外と楽しかったり。

高校生活楽しそうでいいなーと思ってしまったお話でした。
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読書記録「エイプリルフールズ(山本幸久)」

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【あらすじ】
一年で唯一嘘が許される日、エイプリルフール。そんなエイプリルフールには、今年も嘘をつく人がたくさんいた。自分のために嘘をつく人。愛する人のため嘘をつく人。ささやかな夢のため嘘をつく人。そんな彼らが嘘をついた結果は…。

【感想】
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☆映画の小説化!
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映画「エイプリルフールズ」のノベライズ…ではなくて、映画を元に小説化した作品ですね。

ノベライズは嫌いなので基本読まないんですが、今作は山本幸久さんが小説化!ということで読んでみました。

感想は…まぁベースはやっぱり映画とおんなじだよねーってところですかね(^_^;)

ノベライズじゃないので、全く同じ!ってわけではないですが、基本は一緒なのでそこは物足りなさを感じちゃいました(^_^;)


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☆オリジナル部分も
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ただ、単なるノベライズじゃなくて、オリジナルストーリーになってる部分もあったので、そこんところはよかったです。

○○の母ちゃん、意外とカッコいいじゃん!とか、△△君、意外と活躍しちゃってる!とか。

映画ではあんまり見せ場がなかった人が、意外とはっちゃけてところはオリジナルっぽくて楽しく読めました。

結構大胆に設定が変わってたキャラクターもいたりするので、そこら辺が山本さんお気に入りだったのかなーとちょっと思いました。

確かに、元になる作品があって、その登場人物を使って自由に遊んでいいよって言われたら…

なんかいろいろ妄想が膨らみそうではありますねー(笑)
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読書記録「一匹羊(山本幸久)」

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評価:
山本幸久
光文社
¥ 1,728

【感想】
山本幸久さんが送る短編小説集ですね。

「一匹羊」というタイトルから、全部羊が出てくる連作短編集なのかと思ってたんですが…

羊くんが出てくるのは結局1作品だけだったんですね(^_^;)

個々の短編としては結構面白いのが多くて楽しめたんですが、もっと全体的に繋がりがあったら面白かったのになーと思ってしまった作品でした(^_^;)


以下、印象的だったお話の感想です。
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☆狼なんてこわくない
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転校で遠距離恋愛する羽目になってしまった女子高生が、バイトでお金を貯めて愛しのカレシに会いに行く!というお話。

好きになって付き合うまでの彼と彼女。

付き合ってから遠距離になってしまうまでの彼と彼女。

そして、一生懸命バイトを頑張って、彼のために遠い街まで彼に会いに行く彼女。

なんか…瑞々しい感じがとっても好きな感じの作品でした(^^)


そして、初めてのひとりでの遠出だからちょっぴりドキドキ。

でも、向こうに着けば彼に会えるからとってもワクワク。

そんな、ちょっと勇気をふりしぼって、大好きなあの人に会うために旅に出る!っていうカンジがなかなか素敵なお話でした。

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☆野和田さん家のツグヲくん
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30過ぎても無職でフラフラしてる野和田さんちのツグヲさんのお話。

主人公は中学生の男の子なので、30を超えてるツグヲさんのイメージは普通の人とは違う変な人。

仕事もしないで、結婚もしないで、実家に住んでフラフラしてるし、親からお小遣いまでもらっていて、なんだかどうしようもないダメ人間のようなツグヲさんだったんですが…

読み進めてみると、ツグヲ、いいやつじゃーん!と思えてしまうような展開がなかなか好きでした。

社会的にはあんまりよろしくないかもしれないけど、こんなやついてもいいんじゃないの?と思ってしまうような、そんなツグヲくんがよかったです(笑)

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☆テディベアの恩返し
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就職支援の仕事をしている主人公の元に、かつて、プロ野球選手として名を馳せた、同級生がやってきた!というお話。

いくら同級生といえども、かつての有名人とそんな職場でご対面!なんてなったら…ミーハーな人じゃなければなんか気まずいですよね(^_^;)

甲子園にも行ったし、プロ野球選手にもなったし、彼は昔からのヒーロー!

その一報で、自分はずっと冴えない人生を送ってしまっている。

そんな主人公の気持ちがなかなか共感できたお話でした。

で、この作品、ラストでちょっとした出来事が起こるんですが…

そのオチの部分もなかなか素敵なお話になっていて、すごくいいなーって思えた作品でした。

 
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本 【山本 幸久】 | comments(0) | -

読書記録「寿フォーエバー(山本幸久)」

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評価:
山本 幸久
河出書房新社
¥ 1,728

【あらすじ】
ハート型のちょっと変わった結婚式場で働く井倉靖子。彼女は、初めて300人という豪華な結婚式を担当することになり、また、なかなか物事を決めてくれない新郎新婦に振り回されながら、毎日を過ごしていくのであったが…。


【感想】
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☆結婚式場でのお仕事
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結婚式場で働く女性のお話ですね。

結婚式場で働くっていうと、おめでたいことをコーディネートするお仕事だし、やりがいもありそうだし、幸せをわけてもらえそう!ってイメージがあったんですが…

まぁそうなんでもかんでも上手くいくような仕事なわけないですね(^_^;)

おめでたいことだから、プライベートでどんなことがあっても笑顔を絶やしちゃいけないし、

例え自分がモテなくて寂しい思いをしていても、ラブラブなオーラを出しまくってるカップルを僻んじゃいけない!(笑)

それに、どんなにブサイクなカップルであっても、お綺麗ですねーとか、羨ましいですねーとか、お世辞を言わなくちゃいけない(笑)

うーん。なかなか気苦労が絶えなそうなお仕事なんだなーと読んでて思ってしまいました(^_^;)


でも、結婚式で一番大変なのは、結婚の予定が「破談」になっちゃったとき…なんですねぇ。

お客様にとっては、結婚がダメになって、不幸のどん底真っ只中。

結婚式場としても、突然の結婚式キャンセルは、今まで色々お金をかけて準備してただけにお金を回収できないと大損。

だから、できるだけお金を回収しなきゃいけないんだけど…

落ち込んでるお客様からお金を回収する…ってのもなかなかしんどい仕事ですね(^_^;)


何ヶ月も親身になって相談に乗ってた相手と、こんな形でお別れになるってのはなんだかいたたまれないなぁと思ってしまいました。。。
 
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本 【山本 幸久】 | comments(0) | -

読書記録「幸福トラベラー(山本幸久)」

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【あらすじ】
新聞部部長であるものの、いまいちぱっとしない中学生のぼくは、ある日、上野公園でひとりの少女と出会った。写真を撮って欲しいとお願いされた彼は、次第に彼女と仲良くなり、一緒に上野公園を見て回ることにしたのであったが…。


【感想】
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☆純情少年が可愛い子と知り合って…
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中学生の男の子が上野公園で可愛い女の子と知り合って、なんだかんだでデートしてしまう♪というお話(笑)

たぶん、普通の中学生活なんて送ってたら、こんな夢のような出来事って決して起こらないかと思いますが…

そんな出来事がホントに起こっちゃった!?みたいな展開が読んでて微笑ましくて良かったです(笑)

女の子耐性があんまりないから、顔を近づけられたり、手を握られたりしただけでドキドキドキドキ☆

話して見れば、意外にも同い年だし、趣味も一緒で読書好きだしで結構盛り上がったりなんかしちゃったりして。

なんだか楽しそーな雰囲気が、読んでるこっちまで伝わってくるようでほのぼのしました(笑)


気の合うふたりで、スタバに行ったり、大仏を見たり、図書館に行ったり、博物館に行ったり、神社に行ったり。

自分は中学時代にこんな経験はなかったので、この幸せ者メガー!な感じがなんかうらやましかったですねー(笑)

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☆意外なサブキャラも…
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あと、読んでてうれしかったのは、山本幸久さんの他の作品の主人公の某キャラが脇役として出てきたことですかねー。

しかも、ちょっとした顔見世…どころじゃなくて、主人公カップル(?)に影響を与えてくるちょっと重要な役どころで(笑)

まぁ主人公のこのふたりだけでも結構ほんわかしたムードを醸しだしてたりするんですが…

某作品のそのキャラクターが登場した途端に、なごみ度がUPしてるような感じが微笑ましくて良かったです。

すっごくオイシイところでちょこちょこ顔を出してきては場の雰囲気を緩ませていく彼女たち。

なんかすごくいいキャラしてんなーって見習いたくなりました(笑)
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本 【山本 幸久】 | comments(0) | -

読書記録「展覧会いまだ準備中(山本幸久)」

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【あらすじ】
とある公立公園の一角にある野猿美術館。そんな美術館に今田弾吉という元応援団のメンバーが勤めていた。就職数年目である彼は、自分の企画も全く通らず、モチベーションも下がりつつあるのであったが、そんな彼はある日、一枚の見知らぬ羊の絵と出会うのであった…。


【感想】
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☆美術館のお仕事
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美術館で働く男性を主人公にしたお仕事小説ですね。

美術館で働くっていうと、なんかいろんな知識が要りそうだし、説明も上手くなきゃいけないしで色々大変そう!ってイメージがあるんですが…

美術が大好きで、美術館で働きたい!って人からすると、やっぱりすっごく憧れな職業なんでしょうね。

実際は、そんなに毎日楽しい仕事が待ってるわけでもないんでしょうけど、そんな雰囲気もひっくるめてリアルな感じでよかったなって思いました。


夢があってがんばろう!って思って入った職場だったとしても、現実はそう甘くはない。

こういう展覧会をやりたい!って思って張り切ってみても、上司の一言で却下されたり、

もっと大きな仕事をしたいと思ってるのに任されるのは雑用仕事ばっかりだったり。


新人の頃の基礎が基になってスキルが上がっていくもんだとは思いますが、なかなか上手くいかないことも多いんだよなーってのを思い出しました。

中堅どころに突入して、既に腐ってしまった自分からすると、青さが眩しい作品でした(笑)

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☆でも美術館面白そう
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でも、読んでみて改めて感じたのは、美術館の仕事って面白そうだなーってところですね。

自分は美術の知識なんて全然ないんですけど…

例えば、自分の好きな芸術家さんがいたとして、それがまだあんまり有名じゃなかったとしたら…

自分が展覧会を企画して、それが成功することによって、その芸術家さんの知名度UP、人気UPに貢献できたとしたら…

これはもうものすごーい達成感を味わえることでしょうね(^^)

きっとそういうワクワク感が仕事をしていく中で大事なんだと思うので、僕も今の仕事でワクワク感を見つけて行きたいなぁと思いました。


『報われない努力を積み重ねたところで、誰も褒めてくれないどころか、ときには避難されてしまうことだってある。

だけどやるんだよ。やらなくちゃ駄目なんだ』

という某セリフがちょっと心に響きました。。。
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読書記録「GO!GO!アリゲーターズ(山本幸久)」

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【あらすじ】
アラサーでバツイチ、シングルマザーの茜。彼女は、愛する一人息子のため、人生やり直そうと、心機一転野球チームの職員として就職することにしたのであったが、そこで彼女を待ち受けていたのは、球団のマスコットキャラ、アリーちゃんの中に入ることであった。初めは嫌々だったものの、次第にアリーちゃんに愛着心が湧いてきた彼女は、必死でアリーちゃんを演じることにするのであったが…。

【感想】
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☆がんばるお母さん!
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弱小野球チームのマスコットキャラクターの中に入って、ひたすら頑張る、シングルマザーの女性のお話ですね。

最初は、ワニの話!?とちょっと思ってしまったんですが、ちょっと違いました(笑)

ただ、この主人公、すごくパワフルですごいなーって感じでした。

ほんとは、もういい年だから、着ぐるみなんて入りたくなかったんだけど、でもお金は稼がなきゃいけないから、子どものために!と思って頑張っちゃうんですよね。

真夏の炎天下でも暑さにめげず、ファンサービスで子どもと触れ合うときも殴られても蹴られても決してやり返さず、監督にセクハラされても我慢し通す。

つらいことがあっても頑張りつつける彼女が逞しいなーって感じました。


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☆前向きな感じはいい感じ
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あと、こういう「弱小チームが!」っていう設定だと、段々強くなっていって〜ってのが半ばお約束な感じではありますが...

やっぱりそんな王道的な展開は読んでて気持ちいいですね。

最初はどこにも勝てなくて、選手もやる気がなくて、ファンもほとんどいなくて〜な全然ダメダメな弱小球団。

でも、ちょっとしたことからちょっとずつチームの雰囲気が変わってきて、選手もやる気が出てきて、ファンもだんだん増えてきて〜な感じ。

まぁありきたりでうまくいきすぎじゃね?な感じも否めませんが、まぁこれはこれでありかなって思いました。


あと、特撮ヒーロー命!(?)な野球選手が一人いたんですが、その彼が癒し系な感じでなかなか面白かったです。

いい年をして、特撮ヒーローを録画して何回も見返して、セリフまで完璧にマスターしちゃってるんですよね〜。

で、今まで蓄積してきた特撮ヒーローのセリフから、場にあった名言をぱっと出してきてチームの空気を変えてみたり。

意外といいことを言ってたりもするので、特撮ヒーローもなかなか侮れない!?ってな感じでした。

本 【山本 幸久】 | comments(0) | -

読書記録「愛は苦手(山本幸久)」

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 【感想】
独身だったり、母親だったり、会社員だったり、漫画家だったり、ライターだったり、元愛人だったり。

年齢的には「アラフォー」というくくりに入るものの、生き方は千差万別な女性たちの生き様を描いた短篇集ですね。

まだまだ自分では若いつもりでも、いつのまにか子どもは大きくなって何を考えてるのかわからなくなるし、

仕事をしていてもどんどん若い子たちが入ってきて、ジェネレーションギャップを感じてしまう。

そんな「アラフォー」という世代の感覚が上手く現れてたなーって思った作品でした(僕はまだアラフォーじゃないですけど(笑))

ただ、同じ年をとるでも、ただなんとなく年月だけが過ぎていってしまってアラフォーになるよりは、ちゃんと自分らしく毎日を生きて、それまでの自分を否定しない生き方ができたらいいですよね。。。

僕もアラサーとか言ってられるのはあと数年…後悔しないで生きて行きたいなって思いました(^_^;)


以下、印象的だった短編の感想です。
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☆たこ焼き、焼けた?
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自分が新人の頃にお世話になった先輩が亡くなったという知らせを受けた女性の話ですね。

僕はまだ職場の先輩とか上司が亡くなったとかそういうことは経験したことがないんですが…

新人の頃に、つきっきりで仕事を教えてくれたり、迷惑をかけたりして、何年も一緒に過ごした先輩ってのは、やっぱりちょっと特殊な存在ですよね。

故人を偲びながら昔を思い出す。そんなシーンが印象的な作品でした。

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☆まぼろし
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政治家の愛人として長年自由気ままに生きてきた女性が、彼の選挙落選と同時に現実を知る…って話ですね。

欲しいものがあれば彼がなんでも買ってくれて、彼を愛してさえいればなんでもできるというステータスを与えられていた彼女。

でも、所詮、「愛人」は「愛人」。

彼がいなくなれば、お金はなくなるし、働かなきゃいけなくなっても働いたことがないからスキルもない。

いつのまにか若さもなくなっていて、いざこれからどうすれば…って感じがなかなか怖かったです(^_^;)

結婚していても離婚や死別の可能性はあるし、就職していても倒産やリストラの可能性もある。

ただなんとなく毎日を過ごすんじゃなくて、少しでも将来のことを考えた方がいいのかなって思いました。


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