映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
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小説「螺鈿迷宮(海堂尊)」

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評価:
海堂 尊
角川書店
¥ 1,680

 【あらすじ】
東城大学医学部の落ちこぼれ、天馬大吉は、ある日、幼なじみである別宮葉子から奇妙な依頼を受けた。終末医療施設として最近注目されている、碧翠院桜宮病院に、ボランティアスタッフとして潜入して欲しいというのだ。思わず借金を抱えていた大吉は、葉子に勧められるまま、潜入捜査を開始するのであったが…

【感想】
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☆サスペンス風なノリで…
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終末医療の最先端施設として注目されているものの、その実態はよくわからず、黒い噂が流れている碧翠院桜宮病院。

そんな病院に、主人公である天馬大吉は潜入捜査することになったものの、そこでは次々と患者が亡くなっていき、自身の身にも危険が!!ってな感じのストーリーですね。

なので、ちょっとスリリングなサスペンスーって感じでしょうか。

出てくるのも、ちょっと怪しげな院長や医師や患者やスタッフたち。

他の作品を読んでると、ちょっと見知ったキャラクターも出てくるので、そんなに悪いやつじゃないーって人もちらほら見かけたりするんですが…

そういう登場人物たちも胡散臭い行動してるので、そういった意外な面も含めて、怪しげな変な病院ーって感じがよく表れててよかったと思います(笑)


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☆白鳥&姫宮コンビが面白い
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で、今作には、その怪しげな登場人物として、バチスタシリーズにも出てくる、白鳥&姫宮コンビも出てくるんですが…

この2人のとことんお馬鹿な行動が面白かったです。

白鳥の方は、バチスタシリーズで変な人ーっていうイメージが固定化されてたんですが、姫宮の方はいまいち目立ったシーンがなかったんで、いまいちよくわからなかったんですよねー。

でも、それも今作で本領発揮。

白鳥に負けずとも劣らない凄まじい個性の持ち主ってのがわかっただけでもよかったなーって思います(笑)

白鳥&姫宮コンビの今後が楽しみになりました(笑)



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小説「イノセント・ゲリラの祝祭(海堂尊)」

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 【あらすじ】
登場大学医学部附属病院の不定愁訴外来を担当する田口公平は、高階病院長に呼ばれ、とある会議に参加することになった。高階病院長の依頼にはろくなものがないと感じていた田口であったが、その予感はやはり当たっていた。依頼の元が過去に色々トラブルを巻き込んだ厚労省の白鳥だったのだ。かといって断ることもできない田口は、しぶしぶその会議に出席することにするのであったが…。

【感想】
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☆難しい...
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元々このシリーズって登場人物が多くて、用語が難しくて、読むのが辛いなーって思うことがあったんですが…

なんかどんどん複雑になって来てるような感じがしますね(^^;

医療現場っていろんな人の思惑が入り乱れて、一筋縄ではいかない複雑な事情を抱えているーってことなのかもしれませんが...

うーん…なんだか理解力があんまりよくない自分からすると、登場人物がごっちゃになってきちゃって辛かったです(^^;

このシリーズだけじゃなくて、他の作品にも出てきてる登場人物もいるみたいだから、読んでる順番がちょっと良くないんですかね〜?(^^;

登場人物が多くて人間関係が複雑だったので、読んでてちょっと疲れました。。。


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☆会議は特定の人物の掌の上で踊る...
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ただ、中盤からラストにかけての展開はなかなか爽快ですね。

「意見」ばっかり言ってなんにもしようとしない連中をばっさばっさとなぎ倒していく感じ。

で、会議の方向性を意図的に、自分の考えた方向に持っていくという。

いわゆる「抵抗勢力」によって、会議の内容って遅々として進まないことってよくあるかと思うんですが…

計算によって、自分の意図する結論に持っていくなんてことできちゃったりするんですねぇ。

そんなこと会議で考えたことなんてなかったので、もしそういうことができる人がいるとしたら、なんかすごいなーって思いました。



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小説「ジェネラル・ルージュの凱旋(海堂尊)」

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 【あらすじ】
不定愁訴外来担当の医者であり、リスクマネジメント委員長でもある田口のもとに、内部告発の文書が届いた。内容は、旧迷宮センター部長の速水晃一が特定の業者と癒着しているというのだ。内容が内容なだけに無視するわけにもいかず、高階病院長に相談することにした田口であったが、高階は自ら動く気はなく、田口をたらい回しにするのであった…。

【感想】
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☆前作とのリンクが面白い
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なんだかよくわからないまま読み始めてしまったんですが…

前作の「ナイチンゲールの沈黙」と時間的にほぼ同じ時間に起こっていた事件を扱った作品だったんですね。

なので、「ナイチンゲールの沈黙」で起こってた事件とか登場人物とかが、こっちにも登場してたりして、そのリンクの具合が面白かったです。

あんなことやってる裏ではこんなことが起こってたんだーみたいな。

他の作品も読んでると楽しめる作品ってのはなんかちょっとうれしくていいですね(笑)

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☆白鳥&速水が小気味いい
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あとは…いやーな連中と白鳥&速水が全面対決ーってシーンがあるんですが…

「権威」とか「倫理」とか「法律」とかそういうのを武器に、えらそーにしてるやつらに対してこれでもかーってくらいに口撃してくれるのがなかなか爽快で良かったです。

やっぱりおっきい組織にもなってくると理不尽なことを言ってくる輩ってのは多くなるんだと思いますが、そういう連中をやっつけてくれるようなヒーローがいるとスカっとしますよね(笑)

全体的になんかむかつくことも多い白鳥ですが、今回はなんかグッジョブって感じで良かったです(笑)


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小説「ナイチンゲールの沈黙(海堂尊)」

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 【あらすじ】
 不定愁訴外来担当の田口のもとに、網膜芽腫になり、目を摘出しなければならなくなった子供たちがやってくることになった。彼らのメンタルケアを担当するのだ。ただ、それだけならばまだ良かったのだったが、事態はさらに悪化していく。彼らのうちの一人の父親が何者かに殺害されるという事件が起こってしまうのだ。しかも、事件を嗅ぎつけた厚生労働省からは、強烈な個性を放つ白鳥までもが出張ってくる始末。田口は再び大変なことになりそうな予感を感じていたのであった・・・。

【感想】
 チーム・バチスタシリーズの2作目です。

 前作が、病院内での怪事件を捜査して、犯人を突き止めるような、正当なミステリで、ドンデン返しもあったりしてなかなか面白かったなーっていう印象があったんですが、今作はなんかちょっとミステリとしてはやや拍子抜け…な感じですかね(^^;ドンデン返しはないし、犯人も想像できる範囲内…っていうかほとんどわかってる状態で話が進んで行きますからね(^^; ミステリとしては物足りない感じがします。

 あと、前作で強烈なインパクトを放った白鳥なんですが…こちらも今作ではなんか存在感がやや弱め(?)だったのが物足りない印象を受けました。加納警視正とかいう新キャラは出てくるんですけどね。そちらと白鳥との存在感が競合しあって相殺されちゃっているような・・・そんな印象を受けました(^^;

 なので、ミステリとしての面白さとしても、白鳥の痛快な行動パターンの面白さにしても、どっちを比べてもなんか前作より劣っているような印象は否めませんでした(^^; なんとなくぱっとしない感じがするので、なんかもったいないなーって思います。映画から入った身ですが、このシリーズ結構好きだなーって思ってたので。

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小説「ひかりの剣(海堂 尊)」

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 【あらすじ】
 東城大学医学部剣道部、帝華大学医学部剣道部、その2つの大学の剣道部には、お互いに最大のライバルだと自負している2人の男がいた。ひとりは、東城大学の速水晃一、もうひとりは、帝華大学の清川吾郎だ。2人は、医学部剣道部の大会である「医鷲旗大会」の優勝をかけて、対峙することになるのであったが・・・。

【感想】
 「ジェネラル・ルージュの凱旋」の速水と、「ジーン・ワルツ」の清川の若かりし頃の剣道部員だったころの話です。一応直接的な繋がりはないので、特にその2作を読んでいなくても楽しめるんですが・・・やっぱりその2作を読んでいた方がもっと楽しめるのは間違いないでしょうね。僕の場合は、原作を読んでいた・・・というよりは、映画を見ていた・・・っていう方なので、ジェネラルは、堺雅人さん、清川は田辺誠一さんのイメージそのまんまで読んでました(笑)

 内容としては、前述のふたりの若い頃の話なので・・・「ジェネラル〜」「ジーン〜」が医療ミステリな感じだったのに対して、こっちは剣道メインの完全なスポーツモノになってます。一応「医学部剣道部」での話なので、医学部でのちょっとした風景とか(講義がどうだとか課題がどうだとか研修がどうだとか)、新入生争奪戦が過激だとか、ちょっと普通の大学とは違ったような雰囲気が感じられてよかったです。あと、高階先生とか、田口先生とか、他の作品にも出てくるようなキャラクターがさりげなくこっちにも出てきていて、こういう繋がりがあったんだなーっていうのが感じられたのも良かったですね。

 あと、メインの剣道の話ですが・・・個人的にはあんまり剣道には詳しくないので、思ったより感情移入できなかったかなーってところです。速水と清川が切磋琢磨してレベルアップしていく様子とか、お互いの大学の白熱した試合とか、もっとワクワクしながら読みたかったところなんですが・・・イマイチ気分が乗れなかったのが残念でした(^^;速見とか清川のアナザーストーリー的な意味ではまぁそれなりに楽しめたんですが、この作品単体としての評価となると・・・ちょっと微妙なところではありますね(^^;

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小説「マドンナ・ヴェルデ(海堂尊)」

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 【あらすじ】
 大学病院で産婦人科医をする娘を持つ山咲みどりは、ある日、娘から衝撃的なお願い事をされる。なんと、子供を産めなくなってしまった自分の代わりに、母であるみどりに代理母出産して欲しいというのだ。娘の母親である自分が、娘の子供を産む!?何がなんだかわけがわからず戸惑いを隠せないみどり。しかし、娘を子供が産めない体で産んでしまったのは自分にも責任があるだろうし、娘から冷たい言葉を浴びせられることを考えると、無下に断るわけにも行かず、娘の代わりに出産することを決意するのであった・・・。

【感想】
 「ジーン・ワルツ」が、みどりの娘であり、代理母出産をさせる医師でもある、曽根崎理恵の立場から描いた作品であったのに対して、こちらは、代理母出産をすることになってしまったみどりの立場から描いた作品です。母と娘。実際に子供を産む母親と子供の実の母親。子供を取り出してもらう妊婦と、手術をして子供を取り出す産婦人科医。色んな側面から見て、対照的な2人。そんな2人をそれぞれの方向から描いているので、「ジーン・ワルツ」と「マドンナ・ヴェルデ」の両方を読むと、2人の微妙なバランスで成り立っていて、それでいて複雑に絡み合っていたんだなーっていうのがよくわかって面白かったです。

 「ジーン・ワルツ」の方では、曽根崎理恵が主人公で、妊婦を何人か抱えた産婦人科医で働いていて、色々問題のある妊婦が何人もいるので、代理母であるみどりも大事なキーパーソン・・・ではあるんですが、何人もいる患者の中の一人でしかないんですよね。実の親子だっていうのも、代理母出産だっていうのも秘密にしているせいか、親子らしい会話もほとんどない状態だし、なんでみどりが高齢で代理母出産なんて引き受けたのか・・・なんていう描写も全くなし。山咲みどりは謎に包まれた人物・・・っていう状態だったんですが、「マドンナ・ヴェルデ」ではそんな山咲みどりが主人公で、代理母出産を依頼されて、一人で色々と苦悩して・・・っていう描写が細々と描かれているので、「ジーン・ワルツ」ではわからなかった心の変化がよく描かれていて面白かったです。また、「ジーン・ワルツ」の方では、あまり登場しなかった、曽根崎理恵の母親に対する描写もこっちには色々出てきて興味深かったんですが・・・彼女のクールというか冷徹というか、そういった「魔女らしさ」がところどころに見られて、改めて怖い女性だなぁっていうのを感じました。実の母親に対しても、単なる道具としか思っていないような接し方のように見られて、実の親子なのにそういう冷め切った関係っていうのはなんかやっぱり寂しいような感じがしますよね・・・。出産後、2人の関係がどう変化していくのかがまた気になるところですが・・・それはまた別な話で描いてくれるんですかね〜?

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本 【海堂 尊】 | comments(0) | -

小説「ジーン・ワルツ(海堂尊)」

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 【あらすじ】
 大学病院で医師として働く傍らで、講師として大学生に教鞭も揮っていた曽根崎理恵。彼女は、それに加えて、自身が懇意にしているマリアクリニックでも産婦人科医として働くことになった。病気のため診察することができなくなってしまったった院長に代わり、残された5人の妊婦たちを無事に出産させるためだ。しかし、その5人の妊婦たちはそれぞれ特殊な事情を抱えており、出産までは困難が予想されたのであったが・・・。

【感想】
 このあいだ映画を見てきたばかりなので、映画の方の印象が強くなってしまっているんですが、映画と比べた感じとしては、原作の方が社会に対する問題提起のようなものが強まってるような感じがしました。「官僚のせいで地方医療が崩壊している〜」とか「医師不足で個々の責任だけが大きくなっている〜」とかそういうメッセージが随所に出てきていますね。ただ、そうは言っても一番言いたいのはやっぱり「子供が産まれることの大変さ」なんでしょうね。小説の中での話だから・・・って言い切ってしまえばそれまでですが、5人の妊婦さんはそれぞれ特殊な事情を抱えています。無事に生まれて来なかったり、生まれてきても正常な体ではなかったり。だから、子供がちゃんとした状態で生まれてくることってすごいことなんだよ!っていうメッセージはやっぱり一番強く感じました。

 あと、クライマックスの部分に関しては、映画版では描かれなかった真相が描かれていたので、その点は衝撃的でした(^^;映画版の方は割とあっさりと爽やかないい感じで終わったと思ったんですが、原作であるこちらは・・・主人公である曽根崎理恵が「魔女」と呼ばれる由縁がわかるようなダークな真実が明らかになっていて怖かったです(^^;なかなかすさまじいインパクトのような気がします(^^;わざわざダークな真相を暴露して後味悪くして映画を終わらせる必要もないかなって思うので、映画版のあの終わり方はあれでいいのかなって思うんですが、原作の方はなんかすごいですね(^^;あの衝撃的ラストがあるのとないのとじゃ彼女のイメージが全然違います(^^;

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小説「チーム・バチスタの栄光(海堂尊)」

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 【あらすじ】
 東城大学医学部付属病院で、通称愚痴外来と呼ばれる不定愁訴外来で働く田口は、ある日、高階院長に呼び出された。一体何事かと思った田口であったが、院長の話によると、難関手術であるバチスタを何度も成功に導いているチーム・バチスタで、最近不審な術中死が続いているのだという。医療ミスなのか、はたまた殺人なのか。その真相を田口に探って欲しいのだという。院長の頼みに断ることも出来ず、田口は、チーム・バチスタの面々と個別に面談を行うことにしたのであったが・・・。

【感想】
 これまた映画化もドラマ化もされて超有名な作品かと思いますが・・・なんだかんだで原作読まないままズルズルと来てしまったので改めて読んで見ました。読んでみた印象としては・・・田口も白鳥もだいぶ設定が違っているようなところは気になるものの、原作もやっぱり面白くて良かったなーって思いました(^^ でも原作だと、田口は冴えない男性で、白鳥は太った感じの男性なんですね(^^; 映画版しか見たことなくて、田口は竹内結子さんのイメージで、白鳥は阿部寛さんのイメージだったので、だいぶ外見的な雰囲気が違うなーっていう印象は受けました(^^;何がどうして、あの白鳥を阿部寛さんで行こうっていう話になったのか気になりますね(^^;

 まぁそんな白鳥ですが、阿部寛さん演じる映画版の白鳥とはまた違った味のある白鳥が面白くて良かったです。行く先々で半ば喧嘩を売ってるような感じで挑発して、相手を泣かせたり怒らせたりしてみせるシーンが多々あるんですが、その辺の手法というか白鳥の性格というか、そんなところが、なかなかユニークで笑える展開で良かったです。でも、こういう傍目にはただ相手を侮辱しているようにしか見えない行為でも、こういう風に極限の状態にまで持っていって相手の反応を伺うっていう方法は、相手の本心を暴くには有効なことかもしれないですね。普段は回りの反応とかを気にして、言いたいことも言えずに我慢したり、本当は焦ってたり泣きたかったりするのに、何気ない風を装う人って結構いますもんね。まぁ普段の実生活でこんな攻撃的なやり方してたら、確実に味方がいなくなりそうな気がするので、実用には耐えないですが、小説とかフィクションの世界で、こういうのを見てる分には面白くていいですよね(^^

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小説「夢見る黄金地球儀」

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評価:
海堂 尊
東京創元社
¥ 672
Amazonおすすめ度:

 【あらすじ】
 とある鉄工所に勤める平沼平介は、ある日、友人のガラスのジョーこと久光穣治に、時価総額1億5000万円の黄金地球儀の強奪を打診される。普通ならばそんなことには耳をかさないであろう平介であったが、偶然にも、その黄金地球儀の警備の依頼を受け、現在の警備状況はおろか、入り口の鍵まで手に入れていた平介は、黄金地球儀をニセモノとすりかえてしまおうと計画するのであった…。

【感想】
 時価総額1億5000万円の地球儀を盗むという大胆な犯罪を描いた作品なんですが、コミカルに描いているので、シリアスさ加減は全然感じませんでしたね。個性的な登場人物も多いので、雰囲気としてはアニメでも見てるかのような感覚で、読みやすく楽しめました。特に、ラストの登場人物入り乱れてのドタバタ混乱ぶりがなかなか楽しくてよかったです。映画とか舞台とかで見たら楽しめそうだなって思った作品でした。

本 【海堂 尊】 | comments(0) | -

小説「医学のたまご」

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評価:
海堂 尊
理論社
¥ 1,365
Amazonおすすめ度:

 【あらすじ】
中学1年生の曽根崎薫は、ちょっとした偶然が重なり、とある試験で全国1位という快挙を成し遂げてしまった。そして、その結果、「日本一の天才少年」と噂されるようになり、さらには、大学の医学部で医学の研究をすることになってしまった。ごくごく普通の少年で、"たまたま"その試験の成績が良かっただけの薫は、実は、学校の成績もあまりよくはなく、この事態に戸惑うばかりであったのだったが…

【感想】
いわゆるフツーの中学生が、大学の医学部で研究をすることになってしまって周りを巻き込んでおおわらわ…みたいな展開な話ですね。医学部での話なので、ちょっと難しい専門用語がチラホラと出てきたりはするんですが、主人公が中学生で、中学生の視点から物語が描かれていることと、話の展開がコメディっぽい感じだったので、楽しく読めました。ただ、コメディっぽい要素が強いので、その分リアリティは感じられませんけどね。登場人物とか、話の展開とかはなんかアニメでも見ているような感じでした。主人公はいたって平凡な中学生なのに、その周りには、そんな彼を助けてくれるようなスーパー中学生みたいな子がいたり、スーパーお父さんがいたり(笑)あと、悪役(?)として嫌な教授がいたり。個性豊かな面子が揃ってる印象なので、コミカルで面白かったですね。
…とまぁここまで褒めまくってますが、すごく面白かった!と言えるレベルかと聞かれるとそうでもない…って感じなんですよね^^;面白いっちゃ面白いんですが、もう一つ何かが足りないような感じでした。

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