映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
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映画「武士の家計簿」

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 【あらすじ】
 時代は江戸末期。代々加賀藩に仕え、財政を任されてきた猪山家には、その跡継ぎとして直之という男がいた。その男はその一族の中でも特にそろばんに秀で、「そろばんばか」と揶揄されることもあるほどであった。そんな彼は、ある日、実家である猪山家が、武士としての体裁を重んじるばかりに、多大な借金を抱え込んでしまっているのを知ってしまうのであったが、このままでは家が破産してしまうと懸念した彼は、実家の両親や妻に対して容赦なく質素倹約生活を薦め、今まで蓄えてきた私財を売り払うことを決めるのであった・・・。

【感想】
 時代劇・・・なんですが、剣術を使って敵と戦うようなシーンはほとんどなく(剣術の稽古をしてるシーンはありましたが)、また、幕末から明治初期までを描いているのに、徳川慶喜とか坂本龍馬とかそういった偉人も一切登場せず、緊張感もあまりなくほのぼのとした日常が過ぎていくような話だったので、なんかすごく地味な感じでした。が!、それがつまらないっていうわけではなく、そういうのが逆に新鮮で面白かったです。今までそんな時代劇映画は見たことなかったし、歴史的に重要な部分を一切登場させずに幕末を描いてもそれなりに面白い話になるんだなぁって意外でした。幕末っていっても、薩長とか幕府・京都が大騒ぎしていただけで、地方の藩はそれほど大騒ぎではなかったのかもしれないんだなぁってのを感じました。

 あと、下級武士の倹約の話なので、下級武士の生活の様子が細かく描かれていて面白かったです。武士っていっても借金はするし、いつも派手に暮らしていたわけじゃなく、一般庶民みたいにお金に苦労してたんですね。お金に困れば、ご飯のおかずは少なくなるし、着物もいいものは着れなくなり、趣味にかけられるお金も減ってしまう・・・。なんかちょっと武士というものがちょっと身近に感じました。また、倹約の話なので、なんか暗くなりそうな感じがしますが、そこらへんは明るくコミカルに描かれていたので、楽しかったです。(終始ほのぼのとした雰囲気だったのは、堺雅人さんと、仲間由紀恵さんの人柄のお陰ですかね?作品の雰囲気はすごく好きでした。)

★★★★★

JUGEMテーマ:映画
映画(邦画:歴史・時代劇モノ) | comments(0) | -

映画「十三人の刺客」

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 【あらすじ】
 時代は江戸時代末期。将軍の弟・松平斉韶は、傍若無人な振る舞いを繰り返し、極悪非道な悪政を民衆に強いていたのだったが、将軍の弟ということもあり、誰も彼を諌めることは出来ずにいたのであった。そんな事態を重く見た老中土井利位は、極秘に斉韶暗殺を決意。島田新左衛門に命じて13人の暗殺部隊を編成し、斉韶暗殺へと向かわせたのであった…。
 
【感想】
 まず、全体的な感想としては…思った以上に地味な印象でした。確かに、後半からクライマックスにかけての戦闘シーンは、色んな仕掛けがあって派手だったり、それぞれの暗殺部隊のメンバーの活躍シーンがあったりして、それなりに面白かったりはしたんですが…前半があまりにも淡々と進んでいくので退屈だったのと、後半もあまりにもあっさりと仲間が死んでいくのがちょっと微妙でした^^;(結構早い段階で斉韶を仕留めることが出来そうだったのに、それをみすみす逃しているようなシーンがいくつもあったのでその辺はなんか違和感を感じました)
 
 13人の暗殺部隊のメンバーも、それぞれ個性を出そうとしているのはわかるんですが、主役の役所広司さんと山の民の伊勢谷友介さん以外はなんか没個性でキャラの違いがあんまりなかったような気がしますね^^;山田孝之さんをはじめ、折角豪華キャストを集めているのにみんな「普通の武士」になってしまっていたのが残念でした^^;

 あ、斉韶役の稲垣吾郎さんはすごくいい味だしてました!意外と嫌味な悪役も似合うんですね〜。その点はちょっと驚きでした。
 
★★★☆☆

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映画「大奥」

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 【あらすじ】
 時は江戸時代中期。男にだけかかるという謎の病気により多くの男が死に絶え、男が希少価値を持つようになった時代。江戸の将軍は女が勤め、大奥は美女が仕える場所ではなく、美男子が仕える場所となっていた。そんな時代のある日、貧しい武家に育った水野祐之進は、家計を助けるため、自ら大奥へと出仕することを決めたのであった。女人禁制で男ばかりの大奥に、戸惑いを隠せない水野であったが…。

【感想】
 まず、ぱっと見た印象としては、将軍役の柴崎コウさんはカッコいいし、それを取り巻く家臣の和久井映見さんとか板谷由夏さんとか菊川怜さんも凛々しくて良かったです。また、多くの美男子が一同にひれ伏す朝の総触れのシーンは迫力もあって見ごたえがありましたね。衣装とか江戸城の様子とか色々とお金かけてそうで、その辺もなかなか良かったです。
 
 ですが…ストーリーの方がかなり微妙でした。貧しい武士が見知らぬ大奥に行くことになって、嫌なやつらにいじめられたりして苦労する…なんてなんかよくあるパターンすぎな気がします。キャストは豪華なので見ごたえはまぁあるんですが、全体的になんか薄っぺらくて、先が読めるような展開ってのはいかがなものかと…もうちょっとなんとかならなかったのかなぁって思いました。
 
 せっかく男女が入れ替わって、女将軍が幕府を支配するっていう独特で面白そうな設定なのに、その辺が全然上手く活かされていないような印象なんですよね。柴崎コウさんの女将軍姿はすごく迫力があってよかったので、貧しい貧乏武士を主人公にして男大奥の裏側をドロドロと描くのではなくて、女将軍を主人公にして、幕府とか大奥の改革に励むようなストーリーにした方が面白かったような気がします。
 
★★★☆☆
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映画「火天の城」

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評価:
---
TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
¥ 3,030
Amazonおすすめ度:

 【あらすじ】
時は戦国、織田信長が勢力を伸ばしている時代。
織田信長は、安土が天下の中心であるということを
示す為、安土に巨大な城を作ろうと計画していた。
そこで、熱田の宮番匠・岡部又右衛門は信長の命を受け、
城を建設することになるのだったが…。

【感想】
戦国時代というと信長や秀吉をはじめとした戦国武将を
中心にして描いた作品は多いかと思うんですが、
城の建築に視点を当てた作品はあんまりないと思うので
今までとは違った視点で戦国時代を眺められて楽しかったです。

戦国武将の視点からすると「城を作れ」の一言で
片付いてしまうようなことであっても、実際に作る側から
してみればお金も人も時間もものすごくかかるような
一大事なわけなんですよね〜。そこんとこが、細かく
描かれていたのが、面白かったです。

また、役者陣もベテランが多いせいか重厚な雰囲気が
醸し出されていて、作品にマッチしていてよかったですね。
一部芸人さんが多用されていて、その辺はちょっと
いらないかなーという気がしなくもないですが、
俳優陣はそれぞれいい味だしていたように思います。
(特に大竹しのぶさんの存在感がすごかったです)

満足度:★★★★★

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映画「カムイ外伝」

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評価:
---
SHOCHIKU Co.,Ltd.(SH)(D)
¥ 2,880
Amazonおすすめ度:

 【あらすじ】
幼い頃より忍びとして育ったカムイは、ある日、
忍びの世界から足を洗うことを決意するのだったが、
裏切りを許さない忍びの掟により、忍びたちに
追われる身となってしまう。
そんな中、 カムイは、とある領主の愛馬の足を奪った
漁師の半兵衛と出会い、彼の住む村を訪れることに
なるのだったが、そこには、かつてカムイが追っていた
抜け忍のスガルが密かに暮らしていたのだった。

【感想】
主役の松山ケンイチさんをはじめ、小雪さん、伊藤英明さん、
大後寿々花さんなど、俳優陣は好演していてよかったんですが、
なんかちょっとストーリーがわかりにくかったですね。

主役のカムイも、スガルも何で忍びを抜けたのか
よくわからなかったし、スガルの娘のサヤカも
なんでそんなにカムイに好意的なのかもわからなかったですね。
(単純に一目惚れ…なんでしょうか??^^;)

後半からラストにかけても、なんかやな終わり方だなぁと
いうような印象でした。原作通り…なのかもしれないですが、
もうちょっとスガルとかサヤカの見せ場があっても
よかったような気がしますね。なんかもったいない(笑)

あ、でも松山ケンイチさんの見せ場は多かったので、
松ケンファンは必見かと思います。
走ったり飛び跳ねたりするシーンが多かったんですが、
その辺はなんか見ていてすごく気持ち良さそうでした。

満足度:★★★☆☆

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映画「BALLAD 名もなき恋のうた」

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 【あらすじ】
小学生の川上真一は、ある日、大木の下で古い手紙を
発見するのだったが、それと同時に、戦国時代へと
タイムスリップしてしまう。
そして、そこには、「鬼の井尻」と恐れられた
武将の井尻又兵衛と、その領主の姫・廉姫がいたのだった。

【感想】
クレヨンしんちゃんの映画版が元になった作品ということで
ある程度は無茶苦茶な展開なんだろうなーというのは
覚悟して見たつもりだったのですが…
ストーリーはやっぱりかなり滅茶苦茶でしたね^^;

それをすんなり受け入れられるかどうかが
この映画を楽しめるかどうかのポイントだと思うんですが、
僕はちょっと拒絶反応を起こしてしまったので
あんまり楽しめませんでした^^;

戦国時代を舞台にした、時代劇…なんだろうけど
時代劇っぽくないんですよね〜。なんか。
言葉遣いもなんか変だったし、時代劇が好きな人は
やっぱり違和感を感じるんじゃないかなーと思います。

満足度:★★☆☆☆

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映画「劔岳 点の記」

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評価:
---
ポニーキャニオン
¥ 2,198
Amazonおすすめ度:

 【あらすじ】
明治40年、日本地図を完成させるため、今陸軍測量手の柴崎芳太郎ら
7人の測量隊は、今まで未測量であった劔岳の登頂に挑むことになった。
しかし、前人未到と言われる劔岳の登頂には数多くの困難が
待ち受けているのであった。


【感想】
ストーリーとしては、ただひたすら山に登っているだけなので、
内容が面白いかどうかと聞かれると、面白いとはいい難いんですが、
山に登るということがどんなに大変なことなのかということと、
山の上から見える景色の美しさを味わうことができるので、
その点だけでもそれなりに見る価値があるような気がしますね。

特に、映画の随所で見られる景色の数々は絶景が多くて、
しかも映画館で見ると大画面で体験できるので、
なかなか見ごたえがあっていいかと思います。
山に登りたくなる人の気持ちがちょっとわかるような気がしますね。

また、それと同時に、山に登るということがいかに危険を
伴うのかということも色々と味わえますね。
さすがに、普通の山ならば、突然猛吹雪に襲われたり、
雪崩に巻き込まれたり、巨大な岩が降ってきたりということは
あんまりないのかもしれませんが、それなりの山っていうのは
生半可な気持ちでは登ってはいけないってのがよくわかりました。


あと、この映画、あの篤姫で一躍有名になった宮崎あおいさんも
出演してたりするんですが、思った以上に出番が少なくて驚きでした(笑)
山に登るのは男性陣ばかりで、女性である宮崎さんは家でお留守番なんですね。
自分が主役じゃない映画とかドラマには出たがらない俳優さんがいる一方
こんな脇役ででも気軽に出演してしまうっていうのもなんかいいですね。
(宮崎さん目当てで見に来た人にはガッカリなのかもしれませんが)

満足度:★★★☆☆

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映画「真夏のオリオン」

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評価:
---
VAP,INC(VAP)(D)
¥ 4,507
Amazonおすすめ度:

 【あらすじ】
時代は太平洋戦争の末期、日本に向けて侵入してくる艦隊を阻止する為、
潜水艦の部隊が太平洋で待ち伏せし、敵を撃破することとなった。
お互い親友同士の倉本と有沢はそれぞれの潜水艦の艦長として
作戦に参加することとなったのだったが…

【感想】
戦争映画にしては、なんか爽やかな雰囲気に描かれている印象でした。
相手の船を攻撃しても、あえて乗組員までは殺さなかったり、
逆に攻撃されてやられたとしても、血がいっぱい流れて
人が大勢死ぬような残酷なシーンはなかったり。
まぁそういう面では見やすい映画なのかもしれませんが、
戦争映画としてはなんかちょっと違和感を感じてしまいますね。

満足度:★★★☆☆

映画(邦画:歴史・時代劇モノ) | comments(0) | -

映画「GOEMON」

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評価:
---
ワーナー・ホーム・ビデオ
¥ 2,916
Amazonおすすめ度:

 【あらすじ】
時は戦国時代の豊臣秀吉が栄華を極めた時代。
天下の大泥棒と謳われた石川五右衛門は、ある日
とある謎を秘めた南蛮の箱を手に入れる。
なにやら豊臣秀吉に関する重大な秘密が隠されているらしいが…


【感想】
この監督さんの前作のキャシャーンが、重くて結構
受け入れられないレベルの作品だったので、
こちらのGOEMONはどうかと思っていたのですが、
少なくともキャシャーンよりは面白かったかなという印象です。

ただ、ストーリーが予想していた感じのものとは
かなり違っていたので戸惑いました^^;

歴史上の有名な登場人物が色々登場してるんですが、
それぞれ紀里谷監督流にアレンジされていて、
意外な人物に意外な人物が殺害されてしまったり、
意外な人物が意外な人物の命を狙っていたりで
普通の人が知っている歴史とは大分変更されていたので。

元々の歴史の内容が好きなので、こういう風にアレンジされて
しまうとなんかかなり違和感を感じてしまいますね^^;
(まぁそれだけ頭が固いってことなのかもしれませんが)

あと、ストーリーもかなり手が加えられていたんですが、
映像面でもかなりアレンジが加えられていますね。
大阪城とかのお城がヨーロッパのお城みたいだったり、
兵士達の鎧姿が甲冑ではなかったり、
茶々姫の姿が着物ではなくてドレスだったり。
ぱっと見た感じだととても日本には見えなくて
一体どこの国の話よって感じなので、やっぱり歴史好きな方には
ものすごく違和感が残ってしまう作品のような気がします。
少なくとも、時代劇としては見れないですね。これは(笑)


とまぁ、批判タラタラで書いてしまいましたが、
展開はスピーディだし、戦闘シーンとか迫力あってカッコいいし、
CGは思った以上にキレイで独特の世界観を表現できていたので、
まぁ悪くはないかと思います。

日本じゃない架空の国で、たまたま日本の歴史に登場するような
名前の登場人物が出てくる話だと思って見れば、
もうちょっと楽しめたかもしれません。僕の場合は(笑)

満足度:★★★☆☆

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映画「K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝」の感想

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評価:
---
VAP,INC(VAP)(D)
¥ 2,850
Amazonおすすめ度:

 【あらすじ】
現代の日本とは違った歴史を歩む"帝都"では、
富裕層のみを狙った"怪人二十面相"なる盗賊が跋扈していた。
彼を捕まえるべく、名探偵明智小五郎が策を練っていたのだが、
それでもまた上手い具合に捕まえることは出来ずにいた。
一方、サーカスには、遠藤平吉という男がいたが、
とある男に頼まれ、明智小五郎と財閥令嬢の葉子の
婚約の写真を撮ることにしたのだった。

【感想】
3丁目の夕日のスタッフが集結して作ったとかいう宣伝が
されていたかと思いますが、映像に関してはさすがという印象ですね。
3丁目〜では、昭和のノスタルジックな雰囲気が見事に
再現されていて、すごく温かみのある世界観が作られていて
よかったなーって思ったんですが、こちらは、"怪人二十面相"や
"明智小五郎"がいるような"帝都"が見事に再現されていて驚きでした。

実在してた世界ではないので、ちょっとSFっぽい雰囲気も
けっこう漂ってたりするんですが、それはそれで
"日本っぽくて日本じゃない"世界が上手い具合に
出来上がっていてよかったと思います。

俳優陣は、金城武さんは、主役なんで、色々活躍するんだろうなぁ
って思って見てたんですが、松たか子さんとか仲村トオルさんも
けっこうアクションシーンとか多くてびっくりでした。
特に松さんは、お転婆娘役が思ってた以上に似合っていました(笑)
もっとお嬢様な役かと思ってたので、色々なシーンがあって楽しめましたね。

あと、ストーリーの方。
登場人物同士のかけひきが絶妙でよかったです。
誰と誰がくっついたり、誰と誰が敵対したり。
なかなか凝った展開になっていて良かったですね。
意外と、笑いを誘うようなシーンも多かったですし。


とりあえず、面白かったので、興味がある方、ぜひ見てください。

評価:★★★★★

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