映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
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「放課後はミステリーとともに(東川篤哉)」

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 【あらすじ】
 鯉ヶ窪学園高等部で探偵部の副部長をしている霧ヶ峰涼という高校生がいる。エアコンみたいな名前だが、本名である。そんな霧ヶ峰は、ある日、盗難事件に巻き込まれてしまった。通称E館と呼ばれる建物内で、泥棒に遭遇してしまい、必至で追いかけたにもかかわらず、見失ってしまったのだ。探偵部の面目をかけて、犯人を突き止めることを決意した霧ヶ峰であったが・・・。

【感想】
 「謎解きはディナーのあとで」で本屋大賞も受賞し、一躍ときの人となった東川篤哉さんの作品です。

 「謎解きは〜」がユーモラスで、登場人物の個性が強くて、それぞれの会話のやりとりが楽しい作品だったのに対して、こちらもそれに負けじと劣らずなかなか個性の強い「霧ヶ峰涼」というキャラが主人公なので、その雰囲気は継承されてるような印象でした。

 脇役も、おいでおいでをすると擦り寄ってくるような怪しいおっさんとか、何でも自分の都合のいいように解釈するナルシストとか、UFOが大好きな変わった先生とか、ちょっとインパクトの強い変なキャラクターは沢山でてくるので、やっぱりそれぞれの登場人物との会話というかやりとりは、コントでも見てるかのような雰囲気で楽しかったです。(「謎解きは〜」のお嬢様と執事コンビと比べてしまうとちょっと弱いかなって思えてしまう部分もありますが(^^;)

 ただ、肝心のミステリの部分は…「状況」から「真相」を判断する謎解きモノとしてはまぁ面白かったんですが、真相が明らかになって、犯人がそんなことをしてるシーンを想像してしまうと…アンタなにそんなバカなことしてんの?ってツッコミを入れたくなってしまうような内容が多かったので、ちょっと突拍子もない真相が多かったかなって思います(^^;



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小説「謎解きはディナーのあとで(東川篤哉)」

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 【あらすじ】
 宝生グループの総帥・宝生清太郎のひとりむすめである宝生麗子は、身分を隠し、しがない刑事として無能な風祭警部の部下として働いていたのであったが、麗子もさほど頭がよいわけでもなく、2人は事件を解決できずにいた。そんなある日、麗子は、執事の影山に事件のことを話してみることにした。もちろん、影山が事件を解決できるとはこれっぽっちも思ってはおらず、誰かに話すことで事件への理解が深まればいいなと思った程度であったのだったが、話を聞いた影山はそんな麗子をバッサリと切り捨てるのであった。「この程度の真相がお判りにならないとは、お嬢様はアホでいらっしゃいますか」と。

【感想】
 殺人事件を扱っていて、容疑者が何人もいて、犯人がわからなくて・・・といったような犯人当てミステリの作品なので、もちろん犯人推理の部分も面白かったんですが・・・それ以上に麗子お嬢様と執事の影山の会話がユニークでよかったです。普段は、ご主人さまである麗子お嬢様に、礼儀正しく忠誠を誓っているように見える影山なんですが、本心はかなり見下していて、ときどきものすごい毒舌が飛び出してくるんですよね。「お嬢様はアホでいらっしゃいますか」とか「お嬢様の目は節穴でございますか」とか。実際影山はすごい切れ者で、麗子や風祭警部が苦戦している事件をあっというまに推理して解決しちゃうくらいの頭脳の持ち主なので、頭が良すぎて回りの人間がアホに見えてしまって仕方がない・・・のかもしれませんが、そのことを躊躇わずにずばっと本人の目の前で、しかもご主人さまの前で言い切っちゃうことがすごいです。当然それを聞いたお嬢様は怒り狂うわけで・・・そんな漫才みたいなこの2人のやりとりがなかなか面白いかったです。推理モノのアニメとかドラマにもしやすそうな設定だし、人気が出ればドラマ化とかありそうですね(日テレの土曜日9時あたりとか(笑))

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小説「もう誘拐なんてしない」

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 【あらすじ】
 下関在住の大学生・樽井翔太郎は、ある日、セーラー服姿の美少女・花園絵里香と出会った。彼女は、ヤクザ花園組の組長の娘であったのだったが、絵里香の父親違いの妹(絵里香の母親が余所の男と作った娘)の詩緒里が病気になり、多額のお金が必要になったことに頭を悩ませていたのであった。何かいい方法はないかと苦慮する2人。そして、ようやく、そこでひらめいたのは、絵里香が誘拐されたことにして、父親からお金をふんだくるという「狂言誘拐」であったのだった…。

【感想】
 「偽装誘拐」がテーマの作品なんですが、シリアスな雰囲気は全くなく、ちょっとボケた感じの登場人物が繰り広げるドタバタ劇を楽しむって感じの小説でしょうか。次女の絵里香には甘くて、長女の皐月には厳しいという裏表の顔のある組長・花園周五郎とか、ヤクザ相手に誘拐を計画してしまう樽井翔太郎とか、実の親からお金をだましとってしまおうとする美少女の花園絵里香とか、なかなか個性豊かな面々が揃ってるので、各場面場面にそれぞれボケが入ってるような感じで面白いです。誘拐モノとして読むと物足りないのは間違いないと思いますが、気軽に読んでみるのもいいと思います。あと、下関が舞台なので、そっちの方に住んでる人は、知ってる場所が出てきたりして楽しめるかもしれませんね。

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小説「館島」の感想

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評価:
東川 篤哉
東京創元社
¥ 819
Amazonおすすめ度:
 【あらすじ】
天才建築家・十文字和臣。彼は、自宅の螺旋階段にて謎の墜落死を遂げる。
それから半年の月日が流れたある日、十文字和臣の妻である、
康子夫人の計らいにより、事件の関係者が一同に集まることとなったのだが、
新たに殺人事件が起こってしまう。
事件の関係者としてその場に居合わせた、女探偵と若手刑事は、
お互いに協力しあって事件を解決しようとするのだが・・・

【感想】
「探偵」が「事件」を解決するというけっこう王道的なミステリなんですが、
普通のミステリよりも登場人物がコミカルなキャラクターが多くて
(蹴り飛ばしたり殴ったりしたりすることや酒が大好きなセクシー美女探偵や
 ちょっぴりエッチな妄想に耽ることが多くて、ドジでマヌケな若手刑事や
 登場する男性陣がみんな惚れてしまうような超美少女など)
作品の雰囲気はギャグ漫画的な雰囲気に近かったですね。
(ユーモアミステリというジャンルに属するらしいです)

また、「館」を舞台にした「密室殺人」(正確には密室殺人ではないですが)と言えば
綾辻行人さんの「館シリーズ」を思い出してしまうんですが、
やっぱり登場人物のインパクトが強すぎて、そっちとは
似ているとはとても言えない雰囲気ですね。


で、結末の方は・・・やや強引な感じがしなくもないですが、
トリックの仕掛けはなんかすごいと思いました。


東川篤哉さん。ちょっと気になるので、もうちょっと読んでみたいです。

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小説「密室に向かって撃て!」の感想

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評価:
東川 篤哉
光文社
¥ 620
(2007-06)
Amazonランキング: 127092位
Amazonおすすめ度:
密室モノのミステリにギャグ的要素を取り入れた作品。

お笑い系の要素たっぷりな作品なのかと思ったら…
期待したほどではなかったです^^;
逆にミステリの展開的にも、さほど衝撃的でもなく…
面白くもつまらなくもない…そんな感じの印象です。
本 【東川 篤哉】 | comments(0) | trackbacks(0)
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