映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
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読書記録「ぱらっぱフーガ(竹内真)」

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【あらすじ】
中学の頃からアルト・サックスを吹く有人と風香。ふたりは、同じ高校に行こうねと誓い合った仲だったのだが、結果は風香のみが合格、有人は吹奏楽部がない高校へと進学することになるのであった…。

【感想】
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☆部活をやる意味とは?
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吹奏楽をやっていた2人のカップルが、高校進学とともに、まったく校風の違う学校に進学することになる…というお話。

方や、吹奏楽の大会上位入賞常連校で、方や、吹奏楽部もない学校で部員集めからスタートというまったく異なる境遇からスタートするふたりになるので…

進んだ学校によって、吹奏楽に対する考え方が180度違ってきてしまうのが印象的でした。

片方は、楽譜命で、とにかく「上手に」演奏することが至上命題なんですが…

もう片方は、上手い下手じゃなくて、みんなで「楽しく」演奏することが重用!って考え方なんですよね〜。

まぁどっちが正しい!とは一概には言えないですが…

個人的にはせっかくの人生、楽しんだもの勝ちじゃない?って思うので、楽しく演奏していく方向を目指した吹奏楽部の方に惹かれました(笑)

将来吹奏楽で食べていく!っていうのなら、楽しいだけじゃだめですけど、普通の高校の吹奏楽なら、楽しいことも重用ですよね。

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☆ゼロからスタート
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あと、片方の方はまさに「吹奏楽部がない」状態からのスタートなので…

よくあるパターンではありますが、「部員集め」から始まっていく感じがなかなか楽しくてよかったです。

バンドをやろうとしてる子を仲間に引き込んだり、体育会系の人と勝負うして、体育会系の子を仲間に引き込んだり(笑)

さらには、「楽器もない」わけだから、どうにかして楽器を集めるために東奔西走したり(笑)

なんかすごーく大変そうではありましたが、部活を1からつくり上げるってのも、なんか楽しそうだなーと感じたお話でした。
 
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読書記録「ミッドナイトボーイズ(竹内真)」

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【あらすじ】
真夜中に流れてくる謎のラジオ放送。その放送を気に入った中学生の広司たちは、放送が近くで行われていることを知り、そのラジオDJが一体何者なのかを探ることにしたのであったが…。

【感想】
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☆パイレーツの謎を探れ!
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中学校の近くで、海賊放送をしている「パイレーツ」と名乗るDJの正体を見つけよう!というお話。

小中学生向けのお話らしく、かなり軽めなお話なのが印象的でした。

ストーリーも、パイレーツの正体も、えっこの人が?って思えるくらいシンプル(笑)

ミステリーっぽい雰囲気ではありますが、ミステリー要素はあんまりない作品かなって思いました。


ただ、仲の良い中学生同士が集まって、なにかをやろう!っていうような展開は、なんかワクワク感があっていいですねー。

うちの中学のことを話していたから、うちの中学の近くに住んでる人に違いない!

10数年前に中学生だったから、今は20代後半に違いない!

この時間に放送してるから、この時間に外にいたあの人はパイレーツじゃない!


まぁ中学生の推理なので間違ってることも多いんですが、パイレーツ探しのお話、なかなか面白い雰囲気でした。

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☆古き好き時代…なのかな?
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あと、この作品20年前(!)に出版されてたんですが、自分が中学生だったころに書かれたお話ということで、なんかちょっと親近感が湧きました(笑)

曲のチョイスは、さらにちょっと古かったりするので、イマイチピンとこなかった部分もあるんですが…

携帯電話もインターネットも今よりずっと普及していなかった時代。

流行りの音楽や話題はテレビやクラスメイトからの口コミが中心。

たかが20年。あんまり変わってないと思いつつも、時代は確実に変わってるんだよなぁとちょっと思ってしまったお話でした。

(今なら、情報発信するなら、ラジオじゃなくて、Youtubeとか、ニコニコ動画とかになるのかなぁ)
 
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読書記録「図書館の水脈(竹内真)」

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【あらすじ】
かつて図書館に暮らし、本を読みあさったという過去を持つ作家、そして、とある本がきっかけで付き合うことになったカップル。一見すると何の関係もなさそうな3人であったが、彼らは不思議な縁で出会うことになるのであった。

【感想】
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☆人生一期一会な感じ
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とあるカップルととある作家さんのお話。

どちらも本が好きな主人公たちのお話なんですが…

最初は別々だったふたつの物語が、だんだん交錯していく感じがなかなか好きな作品でした。

裏表がある作品ではないので、そんな意外性があるストーリーってわけではないですが…

ひとつのイベントをAさん視点とBさん視点で描いていくってのもなんかそれはそれで面白くていいですね。

ふたつの物語の主人公が出会っちゃうシーン、なかなか好きな展開でした(笑)

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☆本好きオーラが出てて楽しい
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あと、出てくる主人公たちがみんな本好き!ってのも読んでてなんだか楽しくなっちゃいますねー。

「海辺のカフカ」を読んで四国に行ってうどんを食べたくなっちゃったり

図書館で見知らぬ本と出会って、この本はどんな人が書いてるんだろう?ってワクワクしてみたり

とある本の登場人物と同じ名前の子と出会ってしまって、思わずその本をプレゼントしてみたり(笑)

竹内さんってほんと、本が好きなんだろうなーって思えるような、そんなシーンが多くて、読んでてなんだかほっこりしてしまった作品でした。

ストーリー自体はそんな、めちゃくちゃ面白い!ってわけではないんですが、本好きなら共感できそうな、そんな雰囲気がなかなかいいですねー。
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本 【竹内 真】 | comments(0) | -

読書記録「真夏の島の夢(竹内真)」

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評価:
竹内 真
角川春樹事務所
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【あらすじ】
初めての「官能小説」を書くために、とある島のホテルに缶詰になることになった小説家の佳苗とアシスタントの律子。そんな彼女らは、訪れた島で、同じく東京からやってきたという劇団員4人組と出会うのであったが、彼らに刺激された佳苗は、彼らをモデルに小説を書いてみようと考えるのであった…。

【感想】
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☆ギャルゲーの逆バージョン?
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とある女性官能小説家が、瀬戸内海にある島にやってきて、魅力的な男性劇団員4人組に出会う、というお話。

「官能小説家」が主人公なだけあって、若干、描写がエロかったりするんですが…

主人公が女ハンターになって、男たちに狙いを定めていくっていう感じが、ギャルゲーの逆バージョン(?)みたいな感じである意味面白かったです(笑)

今日はあの子と仲良くして、明日はあの子と仲良くしてみてー、みたいな(笑)

もちろん、彼らは仲間同士なので、主人公と誰かがデートしちゃったー!みたいなことになると若干人間関係がおかしくなったりするんですが…

そこんところも織り込み済みで、男を誘惑しまくるという。主人公、なかなか悪女でした(笑)

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☆でも青春群像劇な
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ただ、若干エロ描写も交えつつ、全体的には、若者たちの群像劇っぽい雰囲気なのがなかなかよかったですね。

主人公は主人公で、初めての官能小説ということで、こんなの書いてていいのか?というような苦悩を抱えてたりするし、

劇団員の人たちも、いい年して売れない劇団やってるわけで、それぞれの思いを抱えていたりするし。

どんな生き方が正しいのかなんて、誰にもわからないかと思いますが、好きなことをやって生きる生き方もまた粋だよなーと感じた作品でした。
 
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読書記録「図書館のキリギリス(竹内真)」

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【感想】
突然、学校司書をやることになってしまった女性のお話ですね。

思わぬ所からやってきた、学校司書をやってみないかというお話。

資格もないし、自分にそんなことできるだろうか?って最初は不安だった主人公が…

司書のお仕事を通じて、学校の生徒たちと仲良くなったり、本を通じて自分の視野を広げて、活き活きと働いていく感じが、なんかすごく前向きな気持ちにさせてくれました。


あと、やっぱり自分も本が好き!ってのもあるんですが、こういう本にまつわるお仕事ってなんか楽しそうでいいですねぇ。

生徒たちに、オススメの本を読んでもらうべく、啓蒙活動に励んだり、校内イベントを企画して読書の機運を高めたり。

自分の好きな本を勧めることによって、他の人も読んでくれて、なおかつ、その人もその本を好きになってくれたら…本好き冥利に尽きますよねぇ(笑)

とりたてて事件が起こるような内容ではないですが、ほのぼのまったりとした雰囲気が心地よい良作でした。


以下、印象的だったお話の感想です。
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☆司書室のキリギリス
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校長先生が「円花蜂」というペンネーム(?)で本を寄贈してきた。「円花蜂」とは一体どういう意味?というお話。

言葉をよく知ってる人なら、すぐに、あ!そういうことか!って気づいちゃう人もいるのかもしれませんが…

円花蜂が何者なのかよく知らなかった僕からすると、意外性があってなかなか面白かったです。

●●●●●●●に出てくる△△△△△△が円花蜂って意味だったとはねぇ。

なんかちょっとトリビアっぽくてムフフ。な感じでした(笑)

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☆図書室のバトンリレー
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生徒たちが中心となって、本を紹介しあう「ブックトーク」本トークを繰り広げる「ブックテーブル」が開催される、というお話。

僕もよく読書会に参加してるのでわかるんですが…

本について語り合える!っていうのは、本好きからすると結構楽しかったりするんですよね〜。

自分の好きな本について、これでもかっ!ってくらい話してても、周りは興味を持って聞いててくれるし、運が良ければ同じ本が好き!って人に出会える!なんてこともあるし。

他の人が紹介してくれる本について聞いてるだけでも、これ面白そう〜♪って本がたくさん見つかって、次々読んでみたくなるし。

そして、本好き同士!ってこともあって、仲良くなりやすかったりするし(笑)

今まで読書会とかに参加したことがない人でも、読書会ってこんな雰囲気なんだろうなーなんて、そんな空気を感じてもらえる、そんないいお話でした。
 
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本 【竹内 真】 | comments(0) | -

読書記録「文化祭オクロック(竹内真)」

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【あらすじ】
東天高校文化祭の初日、文化祭実行委員会と生徒会の合同企画だというラジオ放送が突如として流れ始めた。ラジオでは、携帯電話でのリレーインタビューなどの企画を中心に進めていくのだという。DJネガポジと名乗るその男が一体何者なのかもわからないまま、開始されたそのラジオ放送は、やがて文化祭の話題の中心となっていくのであったが…。


【感想】
時計台がシンボルになっている高校の文化祭を描いた作品ですね。

文化祭が出てくる作品って結構楽しい雰囲気が多くて好きだったりするんですが…

この作品ももれなく、文化祭楽しい!って思えるような賑やかさというか騒がしさというかハチャメチャな感じがよく出ていて面白かったです。

単なる「高校生」というみんな一律な言葉じゃなくて、ある人は「放送部員」ある人は「化学部員」ある人は「3年A組の子」

…といったような、その子独特のカラーが出てくるのがいいですよねー。文化祭って。

いつもは地味で大人しい子なのに、部の発表の時は活き活きとしてたり。

勉強は全然ダメなのに、文化祭だと張り切ってみんなを引っ張っていくようなタイプだったり。

僕は暗すぎる文化祭を過ごしてしまったので…こういう雰囲気にはすごく憧れました(笑)

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☆ラジオのDJ面白そう
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で、一番いいなーって思ったのは、文化祭の企画でラジオをやる!ってところですかねー。

いわゆる広報部隊みたいな位置づけだから、各部、各クラスの宣伝をしつつ、招待した「ゲスト」とのトークを展開したり、音楽をかけたり。

まぁDJなんだから、巧なトーク術も必須!になってくるわけなんですが…

対象になったゲストがどんな相手だろうが淀みなく相手に喋らせて、時間内にうまーくまとめていくあの感じ、なんか憧れました(笑)

普通の会話しててもネタが尽きて沈黙が流れてしまう僕には絶対ムリ!な仕事ではありますが、自分にないものを持ってる人ってやっぱりなんかいいなーって思いました。


あと、このDJ役の彼、実行委員以外は誰も正体を知らない!っていうのもミステリアスでなんかいいなーって感じでした。

普段はそんな素振りなんて全然見せないのに、クラスメイトのあの人が実はこんな特技を持っていて、ラジオでしゃべりまくってた!なんてのを知ったとしたら…

なんかものすごーく興奮してきそうな気がしました(笑)
 
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小説「じーさん武勇伝(竹内真)」

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 【あらすじ】
 大学生の僕にはじーさんがいる。そして、そのじーさんには武勇伝がある。かつて戦争に赴き、戦死したと伝えられ、お墓まで建てて供養したところ、後日無事に生還したというのだ。じーさんの生存を信じていた婆ちゃんこそ驚かなかったものの、当時は結構な騒ぎだったらしい。そんなじーさんだから、周りを驚かすことを次々に起こす。40歳年下の、僕の小学時代の恩師と突然結婚したかと思えば、宝探しをするとか行って南の島へと行ってしまうし、挙句の果てには遭難して行方不明に・・・。あのじーさんのことだからきっと無事に生きているとは僕らは信じているのだが、やはり心配ではないはずもなく・・・。

【感想】
 70歳をすぎた「じーさん」がハチャメチャなことを仕出かして、周りを大騒ぎさせるような物語です。これが面白いかどうかっていうのは・・・このじーさんの無茶苦茶ぶりについていけるかどうかの一言に尽きますね^^;マスコミだったり、海賊だったり、軍隊だったり、相手が誰であろうと決して怯まずに、縦横無尽に暴れまくるじーさん。その行動パターンは、なかなか爽快というか痛快です。でも、やっぱりあまりにも現実離れしている展開なので、ちょっとついていけない場面も多かったのが残念でした^^;こういうのはやっぱりノリについていけないとちょっと辛いですよね^^;

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小説「カレーライフ」

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評価:
竹内 真
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【あらすじ】
 幼い頃に従兄弟同士で誓い合った、「大人になったらカレー屋をやろう」という約束。そんな、当の本人であるケンスケですら覚えていないような古い約束をしっかりと覚えていた彼の父親は、死ぬ間際に彼に小さなお店を遺してくれたのだった。突然のことに戸惑うケンスケ。しかし、父の気持ちを無下にするわけにもいかず、従兄弟たちに合って相談してみようという気持ちになったケンスケは、従兄弟たちに会いに各地を転々とするうちに、みんなと一緒にカレー屋をやりたいという気持ちが強くなっていくのであった…。

【感想】
 単純にカレーを食べよう!みたいな話なのかと思って読んでいたんですが、思った以上に壮大なスケールで話が展開していくので、見所たっぷりで楽しかったです。カレー屋さんをはじめよう!って話なのに、富士へのサイクリングから始まって、アメリカのバーモント州、そして、インドへと向かい、最後は沖縄にまで行ってしまうというスケールのでかい話で、各地を転々としていて、それぞれの場所でご当地カレーみたいなのを作って食べて(アメリカのバーモントにはバーモントカレーはないらしいですが(笑))ものすごーくグローバルな展開で進んで行くので、一緒に旅をしているかのような感覚でワクワクしながら楽しめました。
 
 ページ数も多くて(766ページもある!)、なんかものすごく分厚くて、読むのはちょっと大変だったりするんですが、家族愛や従兄弟同士の友情が感じられるシーンがあったり、色んな地域を飛び回っているので、その地域独特の雰囲気が楽しめて面白かったり(特にインドでのエピソードは自分の知らないことがいっぱい出てきて、インドに対しての知識って全然なかったんだなぁって実感しました)、従兄弟のうちの何人かはカレー作りに対する特殊な能力を持っていて、料理マンガでよくありそうな料理対決みたいな話もあったりで、なかなか楽しかったです。あと、主人公たちの行動パターンは唐突で、無謀な面もかなりあるんですが、その行動力は素直にすごいなーって思いました。
 
 あと、これはカレーの話なので当たり前なんですが、読んでるとカレーが食べたくなりました(笑)ラストは、素敵な感じで終わってるので、読後感もよく、素直に面白かったなぁって思えるような1冊でした。

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小説「風に桜の舞う道で」の感想

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竹内 真
中央公論新社
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(2001-06)
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予備校の寮で苦楽を共にした10人の寮生の予備校生時代と
10年後の現在を描いた物語。

予備校生が主人公というだけあって、青春!爽やか!友情!
こんな感じのフレーズがとてもよく合うそんな小説になっています。
ただ、登場人物のほとんどが予備校生でみんな男で…
…っていう設定の中で10人も登場人物がいるので、
誰が誰なんだかやや頭がこんがらがります…^^;

展開的にはややミステリっぽい感じになっていて
それは面白いと思うんですが、やっぱり登場人物が多すぎて
メインの3人以外は薄っぺらい存在になってる気がするので、
もうちょっと人数少ない方がよかったのかなーとも思います。

でも、読後感とかはいいですね。
いいねー。青春!友情!って思います(笑)
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