映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
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読書記録「夢を売る男(百田尚樹)」

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評価:
百田 尚樹
太田出版
¥ 1,470

 【感想】
本を出版したい!って思ってる人に対して、本を出版させてあげるっていうビジネスをやってる人たちの話ですね。

本来ならば、出版社がお金を出して、本を出版するのが当たり前かと思うんですが…

この出版社、作家の卵にお金を出させて、本を出してあげる…っていう設定だったのがなかなか面白かったです。

ほとんどのお金を作家の卵が出してるので、本が売れようが売れまいが出版社としては痛くも痒くもない。

万が一にでもその本が売れたなら、さらに儲けまで出ちゃってウハウハ状態。

若干、詐欺ってない?って思えなくもないですが…

作家の卵は本が出せてうれしいし、出版社は作家の卵からお金をもらってるからうれしいし…

お互いWin-Winで確かに「夢を売る」商売をしていたので、なかなかなるほどなぁって感じで面白かったです。



以下、印象的だった短編の感想です。
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☆小説家の世界
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本を読む人がどんどん少なくなって、単行本を買う人もどんんどん少なくなって、売れる作家もどんどん減って作家が厳しいって話ですね。

具体的には、1500円の本が1万冊売れたとして、印税が10%だとすると、収入は150万円…とかっていうのが出てきたんですが...

確かに1500円の単行本を1万冊売れる人って結構少なそうな気がしますよね。

1年間に新刊を3冊出して、1万冊ずつ売れたとしたらようやく年収450万円。

1500円の単行本が1万冊売れる作家っていうのがどのへんの人たちなのかよくわからないですが…

なんかこうやって計算してみると、作家の収入ってなかなかシビアだなぁって思っちゃいますね(^_^;)

出せばすぐさま何万冊も売れる作家さんはともかく、知名度イマイチで好きな作家さんの本はできるだけ買ってあげたいなぁとちょっと思いました(^_^;)

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☆トラブル・バスター
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出版費用が高すぎる!ってクレームに来たお客の話ですね。

まぁ普通なら全額出版社が費用を負担するので、高いって思っちゃうのは当然の話なんですが…

作家デビューできる人間ってのはごくごく一握りの才能のある人間だけの話。

一般人はどうあがいても作家デビューなんてのはできませんよね。

そこを、甘い言葉でおだてて、自分でお金を払ってまで出版させてしまう…ってあたり上手いなーって感じでした。

でも、プロの編集者に構成してもらって、本の装丁を整えてもらって、本当に本屋に並ぶ…ってなったら、多額のお金を払ってでも出版して欲しくなっちゃう…って気持ちもわからなくはないですよね。

こういうビジネス、実際にやってるのかどうかはよくわからないですが、実際にあったとしても面白いなーって思いました。


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読書記録「モンスター(百田尚樹)」

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 【あらすじ】
かつて町の誰もがバケモノ扱いしたほどの醜い女が町に帰ってきた。彼女は莫大なお金をかけて整形手術を繰り返し、原型を留めないほどの超絶美人となって帰ってきたのだ。この町にすごい美人がやってきた。その噂は瞬く間に街中を駆け巡り、男たちはひと目その顔を拝もうと彼女の店にやってくるようになるのであったが…。

【感想】
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☆ブサイク女が整形美人に…
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ブサイクな女が、愛する人に好きになってもらうため、整形を繰り返し、やがて誰もが振り向く美人になった…っていう話ですね。

単純に、「綺麗になってモテたいから」とかそういう理由で整形を繰り返す人ってどうかなって思いがちょっとあるんですが…

この主人公みたいに、家族からは「ブス」と呼ばれ、クラスメイトや先生には笑いものにされ、社会に出てからは気持ち悪がられるような容姿をしていたとしたら…

確かに、整形をして別人になりたくなる気持ちもちょっとわかるような気がするなーってのを感じました(^_^;)

人間顔がすべてじゃないかとは思いますが…10代20代とかそういう若い時期に容姿を馬鹿にされ続けたら、そりゃ人間不審にだってなりますよね。。。

周りの人間も、和子に対する仕打ちがあまりにも可哀想すぎて、ちょっと主人公に同情を覚えました。。。


ただ、この逆境をバネにしたのか、「整形」に命をかける執念はものすごいなーってのも感じました。

整形だってもちろんそんなに安くはできないわけだから、たくさんお金が必要になるんですが…

そういうお金は、ソープ嬢とかSM嬢とかになって、体を張って稼ぐんですよね(^_^;)

とにかく、なにがなんでも綺麗になりたい!と。

歯を抜こうがアゴを削ろうがなにをやろうが別人じなりたい!と。

整形に何百万ってかかろうともいくらでも風俗で稼いでやる!と。

そこまでする和子のパワーがものすごいなってのを感じました。

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☆ブサイクと美人に対する男の反応の違い
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あと、ブサイクだった和子に散々酷い目に合わせてきた連中が、やがて美人になった和子に出会うことになるんですが…

その反応がまたみんななかなかひどくて滑稽でした(^_^;)

ブサイクだったときにはみんな散々嘲ってきたのに、美人に対しては手のひらを返したようになびいてくるんですよね。。。

なんとしてでもこの女を自分のものにしてやる!みたいな。なにがなんでもこの女と寝てやる!みたいな。

世の男性がみんながみんなこんな風とは想わないですが、なんか男の愚かさが際立ってるような感じである意味インパクトのある作品だったなーってのを感じました(^_^;)



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本 【百田 尚樹】 | comments(0) | -

読書記録「輝く夜(百田尚樹)」

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 【感想】
クリスマスに起こった奇跡を描いた5つの短篇集ですね。

普通に考えるとこんなことが起こるわけないじゃん!って感じの展開ではあるんですが、それはクリスマスの特別な日に起こった出来事ってことで、ミラクルな展開がなかなか楽しかったです。

以下、印象的だった短編の感想です。


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☆魔法の万年筆
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あるクリスマス・イブの日、食べるにも困ってるホームレスに親切にしてあげたら、そのお礼に3回だけなんでも夢が叶うという万年筆をくれた…っていう話ですね。

で、普通ならそういうのをもらったとしても、いわゆる「自分のために〜」使おうとするのが当たり前かと思うんですが…

この主人公、とってもいい人なので、自分のためじゃなくて、自分の周りにいる人のために使っていったのが印象的でした(^^)

「自分のために」じゃなくて「誰かのために」

そういうのってなかなかできるもんじゃないと思いますが、そういうのが普通にできる人ってなかなか素敵ですよね(^^)

こういういい人の話なので、結末はもちろんハッピーエンド。

読後感もいい感じで一番好きなお話でした(^^)

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☆ケーキ
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末期がんで、もういつ死んでもおかしくない。そんな状態に陥ってしまった20歳の美容師の女性。

彼女は、クリスマス・イブに「恋が叶うか」「命が助かるか」の究極の選択を迫られるが…という話ですね。

実際に彼女がどちらを選んだのかはこの本を読んでくださいってことにしておきますが...

クライマックスは、いい最期を迎えられてよかったね。と思えるような終わり方だったので、読んでてなかなか気持ちが良かったです。

どうせ死ぬなら自分もこういう幸せな死に方をしたいですね(^^)

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本 【百田 尚樹】 | comments(0) | -

読書記録「プリズム(百田尚樹)」

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評価:
百田 尚樹
幻冬舎
¥ 1,575

 【あらすじ】
とある古い洋館に家庭教師として通うことになった聡子。教え子も優秀で家庭教師自体の仕事の方はスムーズに進んでいたのであったが、聡子はあることが気になっていた。その家に住んでいるらしき青年の挙動が不審なのだ。あるときは、怯えるように聡子から逃げ、またあるときは聡子に襲いかかり、またあるときは妙に紳士な態度で聡子に接してくるのだ。そんな不思議な彼の態度に、聡子は次第に興味を持ち始めるのであったが…。

【感想】
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☆多重人格者に恋をして
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好きになった相手が多重人格者だった…っていう話ですね。

多重人格者…すなわち、自分の中に何人もの別人格を持った人…ってことなんですけど…

そういう病気の人を相手にするのってなかなか大変そうだなーって思いました。

例えば、突然、凶暴な人格が出てきて暴れまくったかと思えば、小学生の女の子の人格が出てきて泣きだしたり、陽気な人格が出てきておちゃらけたり。

しかも、人格が変わるごとに、他の人格がやっていたことは全然記憶にないという。

病気のせいなので、可哀想っちゃ可哀想なんですが、正直言ってあんまりお近づきにはなりたくない方々ですよね(^_^;)


で、主人公の女性が好きになっちゃうのは、この中の人格の一人。

この人格とだけは付き合いたい。でも他の人格とは付き合うなんて無理!なんて考え方で恋しちゃうんですが…そんな考え方だと厳しいですよね(^_^;)

なかなか前途多難なラブストーリーだなぁって思いました(^_^;)

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☆表の顔と裏の顔
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でも、多重人格とまではいかなくても、相手によって性格が変わったり…ってことは誰にでもありそうですよね。

人見知りで初対面の人とはあんまり話せないけど、仲良くなると結構おしゃべりになったり(←自分がそうかも)

学校とか職場では普通にしてるけど、家庭では態度がでかくなる内弁慶だったり。

学校ではいい子ちゃんを演じてるけど、影ではいじめっこだったり。

人間のあたまって不思議だなぁってのをちょっと思いました。

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本 【百田 尚樹】 | comments(0) | -

小説「幸福な生活(百田尚樹)」

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評価:
百田尚樹
祥伝社
¥ 1,575

 【あらすじ】
認知症になってしまった母は、最近、よく嘘をつくようになった。息子である私の記憶にもないようなことを、あの頃の私はこうだった〜と懐かしそうに話すのだ。だが、よくよく聞いてみると嘘とは思えないような話も混じっていることに気がついた。もしかして母は真実を語っているのではないかとふと思ってしまうのだったが…。

【感想】
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☆「永遠の0」の作家さん
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あの、「永遠の0」を書いた方なので、今作も長編なのかなーと思って読んだんですが…

意外と「ショートショートか?」って思ってしまうくらい短い短編集でした(笑)

274ページの中に18個も短編が入ってるんで、結構サクサク読めるんですよね。

でも、それでいて、内容が薄っぺらいなんてことは全然なくて、むしろ1話1話が、ヘタな作家の本1冊分くらいの密度があるんじゃないかってくらいの濃さで…

読者を惹きつける文章の上手さと、ラスト1行で繰り広げるドンデン返しの数々がもう感服!って感じでした(^_^;)

基本、ショートショートとか、短篇集って内容が薄くてすぐ終わっちゃうので、あんまり好きじゃなかったりするんですが、これは素直に面白いなーって思えた作品でしたね(^^)

最後のドンデン返しの1行が、必ず、ページをめくったあとの最初の1行になってるってあたりも、凝ってるなぁって感じですごく良かったなって思います。

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☆幸福な生活とは。
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で、この小説のテーマとなっている(?)「幸福な生活」に関してなんですが…

やっぱり「知らなくていいことは知らない方がいい」ってことじゃないですかね(笑)

妻が、夫が、父が、母が、友人が…それぞれ自分には言えない秘密を抱えていたとして…

それを知ってしまったら自分はものすごく傷つくことがわかっているとしたら…

やっぱりそれって、「知らないでいることが幸せ」ってことですよね??

この作品に出てくる人たちは、それこそ「ものすごい秘密」を抱えているので、さすがに、ここまでの「秘密」を隠し持ってるって人が現実にはそうはいない(?)のかもしれないですが...

自分の周りで「秘密」を持ってる人がいるとして、今までずっと隠し続けてきたのなら、責任を持ってお墓まで持って行って欲しいと思います(笑)

なんか賛否両論ありそうな感じはしますが、皆さんはどっち派ですかね?(笑)

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本 【百田 尚樹】 | comments(0) | -

小説「風の中のマリア(百田尚樹)」

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【あらすじ】
 オオスズメバチのワーカー(ハタラキバチ)であるマリアは、帝国の優秀な戦士であった。偉大なる母、そして、幼い妹たちのため、日々狩猟のため各地へと赴き、獲物を狩っては肉団子として巣に持ち帰るのだ。しかし、それには当然の如く危険が伴う。共に狩猟に出かけた姉妹の中には、そのまま帰らぬものも多いのだ。恋もせず、子も産まず、ひたすら狩猟に出かけるマリア。しかし、無常にも、夏が終わり、獲物の数は減っていくのであった…。

【感想】
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○ポイント1:ハチの一生
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ハチのことなんてあんまり意識したこともなかったんですが、思った以上にハチの世界も過酷なんだなーってことをこれを読んで実感しました。

ハチの一生って、孵化してからは30日しかないんですね。

で、その30日も、呑気に生きるわけではなく、巣を作ったり、餌を集めるために戦ったりして、働かなきゃいけない。

そして、家族のためにせっせと働いて、老いたらいつのまにひっそりと死んでいる...そんな一生なんですね(^^;

恋もせず、子孫も残さず、餌集めのために命をかけて戦い続けて、楽しいこともない。

人間と比較するのも何ですが、そんなんでよくがんばってるなーってのを感じました(^^;

自分だったらそんなの絶対無理。。。

いくら家族のため…とはいえちょっと報われないような一生ですよね(^^;


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○ポイント2:DNAとかゲノムとか
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ハチの話なのにDNAとかゲノムとか出てくるんですよ。この作品。

「オオスズメバチのワーカーたちは、恋もせず、子供も作らず、ただひたすら女王バチや幼虫のために、巣を作ったり、餌を集めたりしなければならない」とか

または、「女王バチは、子孫を残すため、強いDNAを持った戦士と交尾し、子供を生み、育て、次世代の女王バチを生まなければならない」とか。

そういうことが、DNAだかゲノムだかに書かれてるらしいです。

で、生物はそのDNAだかゲノムだかに書かれている通りに生きるようになっていて、逆らうことは出来ない…みたいな。

人間も生き物のうちなので、同様なDNAに従って、恋をしたり、子供を作ったり、子供を育てたり…ってしてるってことになるんでしょうけど…なんか予め決められたプログラムに操られて生きているのかって思うとなんか嫌な感じがしますね(^^;


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○ポイント3:秋への変化
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人間にとっては、夏から秋にかけての気候変動は毎年起こる既知の出来事。

でも、夏場に生まれて30日で死んでしまうハチにとっては、今まで起こりえなかった異常気象が発生しているのと同じこと。

急に獲物が少なくなって、生きていけない!我が帝国はもうおしまいだー!みたいな感じになってるんですが、きっと最近人間が大騒ぎしてる温暖化現象も、地球の歴史の感覚からすると同じような感覚なのかもしれませんね。

氷河期なんて時代もあったわけだし、これくらいの温度の変化は長い目でみればよくあること。まぁ人類にとっては大問題なわけですが…。

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本 【百田 尚樹】 | comments(0) | -

小説「永遠の0(百田尚樹)」

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 【あらすじ】
 大好きだったおじいちゃんが、自分達と血の繋がった祖父ではなく、本当の祖父は戦時中に亡くなっていたということを知らされた慶子と健太郎の姉弟。自分達の本当の祖父である「宮部久蔵」が一体どんな人物だったのか。それを知りたいと思った彼らは、彼のことを覚えているという人たちに会って話を聞くことにしたのであったが、彼らから聞かされた話は想像した以上に過酷な戦争の体験と、何が何でも生きようとしたという宮部久蔵の姿であった…。

【感想】
 皆さんの評価の高い話題の本ですね。

 正直なところ、戦争モノは苦手なので、戦争について淡々と語る部分はあんまりちょっと…(^^; な感じだったんですが、やっぱり話題な本だけあって、色々考えさせられる点は多かったです。「特攻隊はテロリストなのか」とか、「特攻隊に志願した人は本当に自分から死にに行ったのか」とか「戦時中に生きて帰りたいと思うことは悪なのか」とか。

 なんかイメージとしては、やっぱり「天皇陛下万歳」とか「喜んで戦地に赴きます」とかそういうイメージがあったので、天皇陛下のため、国のために死ぬことは本望だと思ってた人が多かったのかなぁって思ってたんですが、やっぱりみんながみんな喜んで死にに行くわけないですよね(^^; それなのに、敵機に突っ込んで自爆するためだけに訓練をさせられて、有無を言わさず特攻隊に乗せられて、出撃させられる。なんかちょっとあんまりだなぁ…って思いました。爆弾をくくりつけたような飛行機に生身の人間を乗せて突撃させてきたのは日本だけ…ってどっかに書いてあったような気がするんですが、確かにその考え方はひどいですよね(^^; 人間を人間として扱ってない…。しかも、部下だけ突撃させておいて、その上官たちは何も責任を取らず戦後も生き延びたという…ひどすぎです…。

 ただ、そんな過酷な状況だからこそ、「卑怯者」と罵られつつも、懸命に生きて帰ろうとした宮部久蔵像がリアルに浮かび上がってきてカッコいいなって思いました。でも、それで見えてくる、それだけ「生きて帰ること」に拘っていたのに、なんで最後に何故特攻隊に志願し、死ぬことになってしまったのかという謎。その謎の真相は、物語のラストで明らかになるんですが、これがまたいい話で衝撃的で良かったです。皆さんが泣ける〜って話題になってたのはここの部分だったんだなーって妙に納得できました(笑) 自分はさすがに泣きはしなかったんですが、宮部久蔵は最後までカッコよかったんだなーって思いますね。


 戦争っていうとやっぱりもう70年近く昔なことなわけで、実際に戦争に行って苦労した…って人はもうだいぶ少なくなってきているのかもしれませんが、やっぱり戦争がどんなものだったかっていうのは、この過ちを繰り返さないためにも、日本人としてしっかり知っておくべきなんだなーって思いますね。

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本 【百田 尚樹】 | comments(6) | -

小説「ボックス!」

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評価:
百田尚樹
太田出版
¥ 1,869
Amazonおすすめ度:

 【あらすじ】
恵比寿高校という高校に、木樽と鏑木という2人の少年がいた。
木樽は真面目で成績優秀の優等生、鏑木はお調子者だが
スポーツ万能なボクシング部の少年だった。
一見接点のなさそうな2人の少年であったが、2人は親友であり、
木樽は鏑木の強さに憧れ、ボクシングを始めることを決意する。
スポーツ自体あまり得意ではなかった木樽であったが、
人並み以上のトレーニングをこなすことにより
メキメキと実力をつけていくのであった。


【感想】
ボクシングをテーマにした青春スポーツ小説です。

ボクシング自体はあんまりよく知らなかったりするんですが
主人公がボクシング素人の木樽ということもあって
初歩の初歩から解説してくれるので、読みやすかったです。

また、地道に努力して強くなっていく木樽と、元々強くて
何をやってもうまくいってしまう天才肌の鏑木という
正反対なキャラクターをそれぞれ使い分けることによって、
波乱万丈なストーリーができあがっていて面白かったですね。
(努力によって強くなるっていうのは少年漫画とか
  青春スポーツモノの王道だとは思いますがよかったです)


ただ、強いていえば、後半で木樽がスーパーマンになりすぎている
ところがちょっと上手くいきすぎな感じが感じがしなくもないですね。
強くなりたいという動機はそれなりにわかるんですが、
毎日朝晩必ずトレーニングをかかさなくて、なおかつ、
勉強の方も必ず学年5位以内に入るっていうのは…
なかなか普通の人ではできないことのような気がしますね^^;

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