映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
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小説「ジェノサイド(高野和明)」※若干ネタバレあり

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評価:
高野 和明
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 1,890

【あらすじ】
 突然の病により、大学教授である父を失った大学院生の古賀研人は、父の死後、謎のメールを受け取った。なんと、それは亡くなったはずの父からのメールであり、父が極秘裏に進めていた研究を研人に引き継いで欲しいというのだ。研究用のソフトの入ったパソコンと実験用に借りていた部屋も用意されており、とりあえず研人は父の行っていた研究を調査してみることにしたのであったが、研人の周りには父の遺品を狙っていると思われる怪しげな人々が現れるのであった…。

【感想】
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☆化学とか進化とか
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なんかやたらと化学とか進化とかそういう話が出てくるんですが…

正直言って理系チックな話は苦手なのでその辺は読んでいてよくわかりませんでした(^^;

ただ、進化とかテーマとしては面白いですよね。

もし、「現代人」よりも進化した「新人類」が誕生したとしたら…というIF。

彼らは、「現代人」にとっては「脅威」であり、滅ぼすべき対象なのか。

それとも、「仲間」であり、共栄すべき存在なのか。

あるいは、「現代人」は彼らの「奴隷」にしかなりえないのか。

この作中ではそういうのは描かれていないのですが、もしそのまま100、1000年の年月が流れた場合、「現代人」と「新人類」の関係はどうなっているんだろうなっていうのに興味を持ちました。

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☆ただちょっと...
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ただ、全体としては…ちょっとごめんなさいな感じでした(^^;

あらすじに書いた古賀研人が出てくる部分はなかなか面白く読めたんですけどね。

コンゴが舞台の特殊任務部隊のイエーガーが主人公の話はちょっと辛かったです(^^;

外国人が主人公とか外国が舞台とかそういう話が苦手ってのもあるかと思うんですが...(^^;

最近、いろんな人が絶賛されてるような本ほど自分に合わないことが多いような気がします(@@;)




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本 【高野 和明】 | comments(2) | -

小説「6時間後に君は死ぬ(高野和明)」

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 【あらすじ】
 あと6時間で25歳になる原田美緒は、突然、謎の男に声をかけられた。彼の話によると美緒は6時間後に何者かにナイフを刺されて死ぬらしい。突然のことで信じられない美緒であったが、他のことも予言し見事にあたったのを目の当たりにした彼女は、犯人を探しだすことにしたのであったが…。

【感想】
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☆他人の死期が見えるって…
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他人の死期が見えるっていう男性が主人公(いや、脇役か?)の物語なんですが...

死期が見えるってのはなんか嫌だなーって思いました(^^;

道端でとおりすがった人が、あーあの人もうすぐ死ぬんだなーとかそういうのが見えたりとかしちゃうんです。

でも、相手の死期は予知できるのに、自分ではその人の運命なんて変えられない。

思い切って相手に告知してみても、不審者に思われるだけ。

自分の能力とは裏腹に、自分の無力さ加減を痛感して、暗くなっちゃいそうな気がしますよね(^^;


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☆ハラハラドキドキな展開
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でも、今回の話はそんな暗くなるような展開ではなくて...

思い切って犯人を探しだして運命を変えよう!っていうストーリーだったので、ハラハラドキドキな感じで面白かったです。

あいつが怪しい!いや、あいつかもしれない!いや、それを言うならそんなことをいうこいつが一番怪しい!みたいな感じで。

一応ドンデン返しみたいなのもついていたりして、短編小説なんですがなかなか凝っていて良かったなって思います。

あと、「6時間後に君は死ぬ」の後編みたいな感じで「3時間後に僕は死ぬ」も収録されているんですが、こちらも「6時間〜」同様にハラハラドキドキな展開が面白かったです。

いや、むしろ「3時間〜」の方が展開がスピーディーで面白かったかなーって感じですかね。おすすめです。

(ただ、短編全部が面白かったーってわけではないので評価としては★4つくらいですかね(笑))

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本 【高野 和明】 | comments(0) | -

小説「13階段」の感想

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評価:
高野 和明
講談社
¥ 680
Amazonおすすめ度:
 【あらすじ】
事件当時の記憶を失ったまま、死刑判決が下されてしまった樹原。
しかし、彼にはまだ冤罪の可能性が残されていた。
弁護士の依頼を受け、刑務官・南郷と、犯罪を犯し、出所したばかりの
青年・三上はともに樹原の冤罪の証拠を探すことにするのだが・・・

【感想】
「死刑」「冤罪」といった割と重いテーマを扱った作品ではあるんですが、
重苦しい感じではなく、意外と読みやすい感じで最後まで読めました。

犯罪を犯して出所したばかりの三上という青年が主人公なのですが、
「犯罪者」に対しての世間の目は冷たく、一度犯罪を犯してしまった人が
生きていくということは普通の人よりも大変なんだなと思いました^^;
(犯罪は、被害者だけじゃなくて、自分の家族も不幸にするんですね・・・)

ミステリとしては、ラストにドンデン返しがあったりして面白かったです。
途中までは作者の意図通りミスリードされてしまって
こいつが犯人だ!!ってずっと思ってたりしたんですが^^;
本 【高野 和明】 | comments(0) | -

小説「幽霊人命救助隊」

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評価:
高野 和明
文藝春秋
¥ 720
(2007-04)
Amazonおすすめ度:
自殺をして幽霊となってしまった四人の男女が神様の命令により、
人命救助隊となり、自殺をしようとしている人をとめさせることになった話。

人命救助隊っていうから、レスキュー隊の話なのかと思ってたら、
自殺志願者を励ましたり怒ったりして自殺をやめさせる話だったので、意外でした。
しかも主人公は幽霊って…発想がものすごいです。

で、肝心のストーリーはというと…滅茶苦茶面白いです。
4人組が織り成すコントのような人命救助には笑えるんですが、
救助者それぞれの話のもって行き方には感動します。

1冊の中にいろんな人の人生が凝縮しているような感じ。
人それぞれ、人生いろいろ。そんなことを感じた1冊でした。

正直言って、終わりが終わりじゃなくてもっと続いてほしい
そう思えました。これ。うーん。良かった。オススメです。
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