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評価:
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20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
¥ 2,149
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【あらすじ】アルツハイマーの特効薬として開発された新薬。その新薬の実験として、とあるチンパンジーに薬が投与されたのであったが、結果は失敗。そのチンパンジーは死亡してしまうのであった。しかし、その実験は失敗ではなかった。研究者であるウィルロッドマンに引き取られた彼の子供が、異常な知能指数を示し始めたのだ。人間以上の知能と運動能力を備えた彼は、やがて隣人たちを諍いを起こすようになるのであったが…。
【感想】
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☆ストーリーは…
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「猿の惑星」なので、猿と人間がドンパチドンパチやるような話なのかと思ってたんですが…
そういったストーリーなのは物語の後半部分だけで、前半部分はむしろ動物系な感じのストーリーって印象でしたね。
チンパンジーと人間の共同生活〜みたいな。
で、このチンパンジーのシーザー。
ぱっと見た感じだと明らかに「可愛くはない」んですが、ずっと見てるとどんどん愛くるしくなってきて…。
あんなにおっきいのに人懐っこくて甘えてきたりするのでなんか可愛いなーって思えてくるのが不思議でした(^^)
癒し系のストーリーではないはずなんですが…なんかちょっとシーザーを見ていて癒されましたね(笑)
ただ、それだけ彼に愛情をいだいてしまうので…後半はなかなか見るのが辛い展開ですね。。。
ストーリーとしてはなかなか面白かったなーっていう印象なんですが…可哀想な話ではありますね。やっぱり。
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☆チンパンジーの視点が斬新
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で、一番印象的だったのは、そんな天才的な知能を兼ね備えたチンパンジー「シーザー」の視点で画面が動いていくシーンですね。
棚とか照明とかつり革とかを上手く利用して家の中を移動していくようなシーンがあったんですが、いろんなものにぶら下がってぴょんぴょん飛び跳ねたり、軽快にサクサク移動していくので、結構見ていて気持ちよかったです。
ちょっとしたアトラクションに乗ったような気分が味わえたので、結構爽快な感じがしました。
自分の意思であれくらい俊敏に動けるとしたら、きっと見てるだけよりもずっと気持ちいいんでしょうね。
★★★★☆