映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
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小説「プリンセス・トヨトミ」

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評価:
万城目 学
文藝春秋
¥ 1,650
Amazonおすすめ度:

 【あらすじ】
会計検査院という、特殊な役所に勤めている、松平、鳥居、旭の3人は、
大阪にある団体の会計検査を行う為に大阪にやってきたのだったが、
そのうちの1つである「OJO」という謎の団体とは連絡が取れず、
訪れてみても、誰もいないという有様であった。
結局、スケジュールの都合上、鳥居と旭は東京へ戻り、松平のみが
引き続き調査を行うことになったのだが、ある日、「OJO」の代表者から
松平と面会できるという連絡が入る。
そして、松平は、再度「OJO」を訪れることとなるのだが、
彼はそこで衝撃的な事実を知るのであった…。

【感想】
「鴨川ホルモー」「鹿男あをによし」と独特な世界観を持つ著者の最新作です。
「鴨川ホルモー」では京都、「鹿男あをによし」では奈良が舞台で、
どちらも奇想天外な世界観を構築してくれていたのですが、
今作でも、大阪を舞台に壮大なマキメワールドを展開しています。

まさか、大阪●の●に●●●●があるなんて!
まさか、大阪●という●●●●が存在しているなんて!
と驚くような、ユニークな設定を今作でも展開してくれています。
(かなりネタバレになるので、とりあえず伏せておきます)

ただ、「ホルモー」と「鹿男」はやや神話がかった物語で、
オニが出てきたり、鹿が喋ったりと和風ファンタジーっぽい要素が
けっこう強かったんですが、今作は、キーワードが
「トヨトミ」という実在した歴史上の人物で、想像上の生き物も
出てこないので、より現実に近い感じがします。

また、物語のハチャメチャ度というか無茶苦茶ぶりは、今作の方が
ややトーンダウンしている印象を感じてしまいました。
マキメワールドはそのままマキメワールドな感じなんですが、
もっと滅茶苦茶なノリでもよかったような気がします。


あと、なんとなくなんですが、テンポが今までのより悪い気がします。
ストーリーが緻密に練られている感じはするんですが、
なんか展開が遅いような気がするんですよね…。
登場人物はそれぞれ魅力的だし(特に旭さんのキャラクターが)
最後の終章の部分はすごく面白くてよかっただけに、
なんかちょっと残念です。

個人的には、やっぱり鹿男の方が好きですね…。

本 【万城目 学】 | comments(0) | -

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