映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
<< March 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

スポンサーサイト

ブログランキング・にほんブログ村へ

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | - | -
<< 小説「天使の報酬(真保裕一)」 | main | 小説「オレたち花のバブル組(池井戸潤)」 >>

小説「ひなた弁当(山本甲士)」

ブログランキング・にほんブログ村へ
評価:
山本 甲士
中央公論新社
¥ 1,575

 【あらすじ】
 上司に騙されて会社をリストラされる羽目になり、家では妻や娘にも邪険にされ、再就職のあてもなく、人生お先まっくらな状態になってしまった芦溝良郎は、ある日、公園でドングリを拾う子供を見ていたのをきっかけに、そこらじゅうに生えている野草や木の実が食べられることを知る。これらの野草や川の魚を使ってお弁当屋さんを開けないかと考えた良郎は、早速採取した野草や魚で料理をしてみることにしたのであったが・・・。

【感想】
 正直言って、前半部分はちょっと読むのが苦痛でした。上司に騙されて会社はリストラされるし、妻や娘には邪魔者扱いされるし、再就職先もアルバイトみたいな体力仕事でしかも給料が良くないし・・・といった境遇の主人公で、暗ーいムードがプンプン・・・な話だったので(^^;今はまだ自分は若いので、こういう懸念は持っていないんですが、将来50代とかになってこうなったらと思うと・・・ちょっと想像するだけで気が滅入ってきちゃいますね(^^;

 ただ、後半は一転して、次々とミラクルが起こっていくような感じの話だったので、その辺は明るい展開で良かったです。奇跡が起こって一気に大金持ちに!とかそんな極端なハッピーエンドってわけでもないんですが、お弁当屋さんをはじめて新しいことにチャレンジする姿が楽しそうだったり、ちょっとずつ人の輪が広がっていって、色んなところで誰かを助けたり助けられたりして、人の縁ってのは大事なんだなぁっていうのを感じられたり、そういったささやかだけど充分幸せって思えるような展開だったので、読んでいて気持ち良かったです。ストレス溜めて、無理矢理サラリーマンやってあくせく働いて、いらなくなったらぽいっと捨てられちゃうかもしれないのに一生懸命毎日毎日働いて。そんなに無理してがんばらなくても、他にも生きる道はあるんだよー。そんなメッセージが込められているような感じがして、なんかちょっと励まされたような気がしました。サラリーマン人生にちょっと疲れた人に読んで欲しい本かなって思います。

JUGEMテーマ:読書

本 【山本 甲士】 | comments(2) | -

スポンサーサイト

ブログランキング・にほんブログ村へ
- | - | -

この記事に対するコメント

またまたこんにちは。
ご指摘のとおり、おカネががっぽり手に入るとか、出世するとか、そういうのが幸せとは限らない、そんな思いを物語に込めました。

今後もよろしくお願いします。
山本甲士 | 2011/04/20 10:49 AM
>山本甲士さま
またまたコメントありがとうございます!感激です!^^
幸せのカタチって色々ありますよね。
僕も自分なりの幸せを探してみたいです。
管理人 | 2011/04/22 10:38 PM
コメントする









AMAZON LINK