映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
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小説「路地裏ビルヂング(三羽省吾)」

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 【あらすじ】
 経験も資格もない。高校卒業後何年もフラフラしていて定職にも着かなかった加藤が初めて就職したのは、辻堂ビルヂングという建物の5階にあるオーガニック・ヘルスという健康食品販売会社の営業だった。古びた雑居ビルに、ダサい黄色いジャケット、体育会系の社風に、キツイノルマ。想像していたサラリーマン生活とは程遠い現実に、加藤は失望を覚えるのであったが、今まで長年フリーターを続けて来た身から、すぐに会社を辞めるわけにもいかず、失業手当がもらえるまでの6ヶ月間はなんとか頑張ろうかと思うのであったが・・・。

【感想】
 「辻堂ビルヂング」という雑居ビルにたまたま入っていた、健康食品の営業マン、幼稚園の先生、学習塾の講師、不動産屋さんのテレホンアポインター、広告代理店の営業マン・・・といった人たちが主人公の短編小説です。

 上記に書いた通り、各主人公が職業が全然バラバラなので、こういう職業の人たちってこういう仕事してるのかーとか、色々大変そうだなーとか思ったり、でも、意外とみんな楽しそうに仕事しててなんか面白そうだなーって思ったりしながら読んでました。自分とは全然関係ない職業の人の話とか読んだり聞いたりしてみるのも結構楽しいですよね。自分とは無関係の職業だなーと思いつつも、意外なところで接点があったり、自分の仕事に活かせそうな部分が発見できたりで。特に、自分と同じアラサーな人たちが主人公だったりするので、色んなところで悩んだりもがいたりしてて、そういうことってあるよねぇってちょっと共感しつつ読んでました。

 あと、個々のお仕事小説としてもなかなか面白かったんですが、この作品のいいところって、やっぱり同じ建物内の従業員同士で交流が生まれてるってところですかね〜。屋上にちょっとした木とか草花が植えてあって、公園みたくなっているので、各階の従業員が休憩しに来たり、タバコを吸いに来たりして、ちょっとした顔見知りになったり、恋愛感情が芽生えたり、なんかちょっとほのぼのとした空気が流れていたのが良かったです。同僚でもないし、友達でもない。でも、ちょっとした仲間意識とかもできちゃったりして、一緒にご飯を食べたりする。なんかそういう人間関係も楽しそうでいいですよね。

 
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