映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
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小説「鍵のかかった部屋(貴志祐介)」

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評価:
貴志 祐介
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 1,680

 【あらすじ】
 人里離れた山荘で、とある葬儀屋社長が死亡しているのが発見された。遺書も残されており、遺言についても書かれているらしい。しかし、それは明らかに不自然な死に方であった。社長のいた部屋は、入り口のドアが部屋の内側から白幕で塞がれ、明らかに不自然な「密室」状態になっていたのだ。これから自殺をしようとする人間が、わざわざ白幕で入り口を塞ぐ必要もなく、社長の死に不審を抱いた行政書士の日下部は、弁護士の青砥淳子と防犯コンサルタントの榎本径に協力を頼むのであった…。

【感想】
 気がつかずに読んでしまったのですが…シリーズモノだったみたいですね(^^; 防犯コンサルタントの榎本と美人弁護士の青砥コンビが繰り広げるミステリシリーズらしいです。

 とりあえず、1作目の「硝子のハンマー」は読んでいて、2作目の「狐火の家」は未読状態だったんですが、でも、それなりに楽しめました。

 ストーリーは、密室殺人事件が発生して、その謎を榎本と青砥が解き明かす…って感じなんですが、青砥弁護士のボケがすさまじくて、青砥と榎本、そして事件関係者のやりとりがなかなか面白かったです。榎本が着々と推理を進めているのに、その推理に勝手に割り込んできて、「わかりました!犯人はあなたですね!」とか「真相はこうですね!」みたいな支離滅裂な推理を展開して、周囲を凍らせるんですよね(^^; そのボケっぷりが心地よかったです。

 全4話の短編集になっていて、1話目あたりはそんなにひどいボケをかますようなキャラじゃなかったような気がするんですが...4話目になると、これでもかってくらいしつこく大ボケ推理を展開してくる大馬鹿キャラに成長しているので、ちょっと青砥弁護士のファンになりました(笑) これくらいのボケをかますキャラが身近にいたらきっと毎日楽しいでしょうね(笑)


 あと、肝心の「密室」なんですが…一応本格ミステリになるんでしょうかね?犯人は最初にわかっちゃってるようなもんなので、犯人探しっていう楽しみ方はできないですが、どういうトリックを用いて密室殺人を犯したのかっていう推理を楽しむ形になっているので、そういうのが好きな人は楽しめるかなーって思いました。


 それから、「新世界より」「悪の教典」「ダークゾーン」がすごく好きだったんですが...さすがにそれらと比べてしまうとそこまでのインパクトはなかったかなっていう印象ですかね。まぁ既に沢山書かれている密室ミステリというジャンルで斬新さを発揮するのは難しいんでしょうが、前3作が面白かったので、次回作にも期待してしまいます(^^;

 

本 【貴志 祐介】 | comments(0) | -

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