映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
<< November 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

スポンサーサイト

ブログランキング・にほんブログ村へ

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | - | -
<< 映画「DOG×POLICE 純白の絆」 | main | 小説「ステップ(重松清)」 >>

小説「二泊三日遺言ツアー(黒野伸一)」

ブログランキング・にほんブログ村へ
 【あらすじ】
紅葉の綺麗な温泉旅館に泊まりこみ、「遺言」を書くという「遺言ツアー」。とあるイベント会社の新人・美月が思いつきで企画したこのイベントに、思いがけず4人の参加者が集まった。遺産相続で揉めそうな男性に、昼間っから酒浸りで何を考えているのかわからない男性、明らかに10代にしか見えない男性など、一癖ある参加者たちに、振り回される美月。しかし、彼らと共に遺言について考えるうちに、美月自身も「遺言を書く」ということの意味を改めて考えさせられるのであった…。

【感想】
--------------------------------------
☆前半はドタバタ〜後半は心温まる感じ
--------------------------------------
物語の前半部分は、個性豊かな登場人物たちが、いろんなトラブルを巻き起こして、美月がてんやわんや〜になるといった感じのドタバタコメディな感じなんですが、後半になると、一点してしみじみ〜というかなんかほっとするような展開だったのが印象的でした。

ちょっと山本幸久さんとかのお仕事小説っぽい雰囲気があるので、そういうのが好きな人は読みやすいんじゃないかと思います。

また、テーマは「遺言」なので、読む前はちょっと重くなりそうな話なのかなーって思ってたんですが、全然そんなことはなくて、軽めな感じで一気に読ませる展開が魅力的でした。

読後感も結構爽やかなので、ちょっと興味がある方は読んでみてください。


--------------------------------------
☆遺言って…
--------------------------------------
また、今までは「遺言」っていうと、誰々にいくら残すーみたいな、遺産相続のことばっかり書かれてるもんなんだとばっかり思ってたんですが、実際はそうじゃなくて、生きている間に伝えられなかったことを、遺された人たちに伝えるための手紙なんだよー。…っていうような受け止め方をしてたのがなんかいいなーって思いました。

確かに、今までは照れくさくて伝えられなかったけど、遺言書に、「○○さん、いつも●●してくれてありがとう。」とか、「○○さん、あのときは●●しちゃってごめんなさい」とか...

そんな素直な気持ちが綴られていたらなんか素敵ですよね。


故人からみんなに伝えたい最後の言葉。

お金がどうのこうのなんてがめつい話じゃなくて、故人のことを思い出して暖かい気持ちになってもらえるような遺言書。

どうせ書くならそんな遺言書の方がいいなーって思いますね。

JUGEMテーマ:読書
本 【黒野 伸一】 | comments(0) | -

スポンサーサイト

ブログランキング・にほんブログ村へ
- | - | -

この記事に対するコメント

コメントする









AMAZON LINK