映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
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読書記録「残り全部バケーション(伊坂幸太郎)」

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 【感想】
ちょっと悪いことを営む裏稼業の溝口と岡田のふたりのエピソードが詰まった連作短編集ですね。

当たり屋とか誘拐とかそういうことをしてる人たちなので、さぞ極悪なやつらなんだろうと思いきや…

そこは伊坂作品なだけあって、ちょっとトボけた感じの愛らしい悪人が描かれていたのが面白かったです。

そして、まさに醍醐味といえるのが、各短編で巻き起こる「ありえない!」な数々。

伊坂ファンにはぜひオススメしたい1冊ですね(^^)

以下、印象的だった短編の感想です。

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☆残り全部バケーション
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離婚間近な家族の父親のもとに突然やってきた、見ず知らずの他人からの「友達になろうよ」メール。

そんな、明らかに送る相手を間違えているだろうメールの相手に対して、何故か家族みんなで会いに行く事になって…っていう話ですね。

普通ならそんなナンパメールにノコノコと出向いて行く…なんて人はなかなかいないだろうし、さらにはその場に家族を連れて行く…なんてありえないかと思うんですが…

そんなありえないことが次々に起こっていくサマが読んでいて楽しかったです。

離婚間近の父と母、そしてその娘である女子高生。さらには父をナンパしてきた(?)謎の若い男。

そんな4人が繰り広げるドライブデート(?)

伊坂ワールド炸裂!って感じで面白かったです。

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☆検問
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後部座席には誘拐してきた女。トランクの中には大金の入ったバッグ。そんな怪しげな車に乗ってるのに何故か何事もなく検問を突破できてしまった…っていう話ですね。

普通のサスペンスものなら、どうやって検問を突破しようか!?追っかけてきたならカーチェイスでもして逃げなきゃ!?みたいな展開になるかと思うんですが…

逆に何も起こらなくて一体どうして!?な展開だったのがユニークで良かったです。

あのお巡りさんは実は○○なんだ!きっと▽▽をしていたに違いない!とか、勝手な推理を繰り広げる誘拐犯。

悪いことをしてるのに全然重苦しい感じにならないコミカルな会話が楽しくて良かったですね。


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☆飛べても8分
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当たり屋であたった車の運転手を脅したら、彼は実は殺し屋だった!!っていう話ですね。

で、これがきっかけで事態は思わぬ方向に…。

詳しくは書かないですが、各短編でいろいろ張り巡らされてた伏線が収斂していく感じがなかなか良かったです。

ちなみにタイトルになってる「飛べても8分」

「飛んでも8分歩いて10分」というのが元ネタらしいんですが...わかる方いますか??

もしわかっちゃったあなたは、年がバレますよ(笑)


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本 【伊坂 幸太郎】 | comments(0) | -

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