映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
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読書記録「3652(伊坂幸太郎)」

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【感想】
伊坂さんが10年分書きためたというエッセイ集ですね。

10年分の内容が詰まってるだけあって、読んでてなかなかボリューミーな感じがしました。

でも、好きな作家さんのエッセイとか読むといつも思うんですが、エッセイってその作家さんの日常がかいま見られて、

いつもこんなこと考えてるんだぁとか、こんな音楽とか映画とか本が好きなんだぁって親近感が湧けるのがいいですよね。

例えば、伊坂さんの場合は、大江健三郎さんの作品が好きで影響を受けたとか(なんかちょっと意外ですが)、斉藤和義さんが大好きだとか。

本のジャンル的にはちょっと僕の好みからは外れていたせいで、紹介されてた作品のコメントに共感できなかったのが残念ではあるんですが、

読んでると本がほんとに好きなんだなーってのを感じられて、なんかちょっとうれしい気持ちになりました(笑)

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☆あの作品のできるまで
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あと、伊坂さんのエッセイなので出てくるのは当たり前なんですが、あの作品を今書いてる〜みたいな裏話みたいなエピソードがチラホラ出てきてたのもなかなか面白かったですね。

例えば、何やら政治臭さが漂っていて明らかに他の作品とは毛色が違う「魔王」が出来るまでのエピソードとか。

本人曰く、「とり憑かれたように」書いた作品らしいですね…。

でもってこの作品が世に出るときは「政治に対するメッセージ」だと思われることが怖かったとか。

結構強烈に政治的メッセージを込めた作品なんだろうなーって思ってたので、実はこういう背面があったってのはちょっと意外でした。

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☆何気ない1シーンの描写が上手い
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あと、本人はエッセイが苦手…と書いていたんですが、さすが作家さん。普通の1日の1シーンを面白く描写するのが上手いなって感じました。

普通の人だったら、ごくごく普通の毎日〜って感じて見落としてしまうような出来事をエッセイとして上手くまとめてるんですよねぇ。

例えば、たまたま遭遇した駅員さんと外国人のやりとりだとか、たまたま入った喫茶店での見知らぬ人の会話だとか。

何気ない日常の1シーンでも、いつもと違ったところを発見して、それを面白おかしくみんなに語り合ったり、エッセイとして書けたりするのも一種の才能ですよね。やっぱり。

僕もそういう才能ちょっと欲しいなぁって思いました。




本 【伊坂 幸太郎】 | comments(0) | -

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