映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
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読書記録「風の万里 黎明の空(小野不由美)」

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  【感想】
十二国記シリーズ4作目です。

今作は慶の国の景王が王位についてからの話〜ということで、だいぶ政治色が強くなってきてはいるんですが、いろいろ考えさせられることも多くて、面白かったです。

王を選ぶ「麒麟」によって、突然、王にさせられてしまった景王。

しかし、王になったことなんてもちろんあるわけがないし、政治のことなんて右も左もわからない。

そんな景王は、やがて部下に舐められ、無能扱いされ、さらには誰も彼女の言うことは聞かないお飾り状態に。

…っていうような話なんですが、いくらやる気があると言っても、部下が言うことを聞かないってのはなかなか厳しいですよね。

王様もなかなか大変ねーっていうような感じのお話でした。


ただ、そんな景王もただ黙ってやられてるだけ!じゃないってところが痛快で良かったですね。

正義は勝つ!ってわけじゃないですが、言うこと聞かなかったり、足を引っ張ってくるようなムカつく部下をバッサバッサと切り捨てていくラストはなかなか読んでて気持ちよかったです。

現実の政治でも総理が何か決めたとしても、それに従わなかったり、足を引っ張ってくるようなお役人や政治家が多いような気がしますが…

そんなのに負けずにリーダーシップを発揮していって欲しいなって思いました(まぁ難しいのかもしれませんが)


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☆悪い王とは…
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で、上記は良い王様の見本!って感じではあったんですが、悪い王様ってのも色々出てきてたのが面白かったです。

政治にあまり熱心ではなくて、側近の言いなりになって国を傾けさせてしまった王。

国民のことは顧みずに、自分に都合のいい法律ばかりを作ってしまった王。

方針としてはよかったものの、法律を違反した場合の罰則が厳しすぎて処刑されてしまった王。


つまりは、やる気がなかったり、無能で自分で何も決められなかったり、有能であっても人望がなくて周りが言うことを聞かなかったりしたら君主として存在してる意味がないし、

はたまた、リーダーシップが強くても、その方向が間違っていたりして、自分の好き勝手にやってしまうと独裁政治になってしまって国民にとってはよろしくないってことなんですよね。

ただ頑張ればいいってわけじゃない政治。良い君主になるのもなかなか大変そうだなーって感じました。

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本 【小野 不由美】 | comments(0) | -

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