映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
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読書記録「政略結婚(高殿円)」

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評価:
高殿 円
KADOKAWA
¥ 1,620

【感想】
幕末から昭和まで、3つの時代を生き抜いた女性たちのお話。

当時は結婚に自分の意志は関係なく、「家」のためだけに結婚する時代。

家を守るため、家を発展するために家に嫁ぎ、世継ぎを産んで、家を子々孫々まで受け継いでいく。

平均寿命も短く、本人はもちろん、夫や息子・娘たちも早世してしまうことが当たり前に起こりうる時代。

生きていくことが既に波乱万丈っていう展開が読んでて面白かったです。

江戸時代は今と全然違って当たり前だと思いますが、昭和の戦前まではこういうのが当たり前だったってのもなんか不思議な感じがしました。


以下、印象的だったお話の感想です。
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☆てんさいの君
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加賀百万石を誇る前田家に生まれ、分家である大聖寺藩に嫁いだ勇姫のお話。

嫁入り前は金沢に平和に育ったものの、結婚して、江戸に嫁いでからはまさに波乱万丈だったのが面白かったです。

義父が亡くなり、夫が早くになくなり…まではある程度想定の範囲内かなーと思ったんですが…

娘が早世し、養子にもらった息子が死に、さらに養子にもらった息子が死に、さらに養子にもらった息子が死に、

…ってどんだけ息子死んでるんだぁー!!って感じでした。。。

世継ぎがいなければお家はお取り潰し。

自分の息子でもない人でもなんでもとにかく跡継ぎを!!って感じがなんかすごかったです。。。

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☆プリンセス・クタニ
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元は前田家の分家の小松藩に生まれ、大政奉還後は華族としての身分を与えられた前田家の万里子お嬢様のお話。

家は養子を迎えるから…と自分は悠々自適な生活を送っていたものの、やはり時代は明治・大正の時代。

若くして亡くなる人が多いから自分の人生なんてある日一転しても全然おかしくない!

というわけで、こちらも「家」に振り回される感じが読んでて面白かったです。

しかし、この時代は娘がいたとしても、娘に婿を取らせるという形じゃなくて、

他家から養子を迎えて跡継ぎに…なんてのが有り得たんですね。

「家」と「家」のつながりを深めるために、男子が余ってたら他家に養子に…なんか複雑な時代ですね。

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