映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
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小説「時生」の感想

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評価:
東野 圭吾
講談社
¥ 790
Amazonおすすめ度:

久しぶりに東野圭吾さんの作品を読んだのですが…
かなりいいですね!この作品は。
彼は他にもいっぱい良い本を書いてるんですが、
その中でも上位に入る大作だと思います。

ストーリーは、とある難病にかかってしまった息子「時生」が
時を越えて20数年前の父に会いに行くというお話。
これだけ書くと、なんかSFチックに聞こえるかもしれないですが、
SFというよりはミステリーですね。
物語の中盤は、父の彼女の失踪の謎を解く…という感じなので。

で、そのミステリに味付けされているのが、家族愛。
後半からラストにかけてのエピソードはほんと感動モノです。

単なるミステリーだと思ったら大間違い!な一作だと思います。


PS:
ストーリー序盤の、
「あなたが産む子供が、やがて死に至る難病を持っているとしたら、
あなたは、その子供を産みますか?下ろしますか?」
…ってな問いかけ…。非常に重いですね…。
本 【東野 圭吾】 | comments(3) | trackbacks(1)

漫画「ドラゴン桜」の感想

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ドラゴン桜 (1)
ドラゴン桜 (1)
三田 紀房

個人的評価:★★★★★

現在、阿部寛、長谷川京子、山下智久、長澤まさみ 
出演のドラマ「ドラゴン桜」の原作本です。

ストーリーは、偏差値30の高校生たちが
現役東大合格を目指す…といったものです。

ドラマ版の方は、なんかいかにもドラマって感じで、
ちょっと胡散臭い感じで話が進んでるんですが、
漫画の方は、もっと実践的な内容なので読み応えがあります。

読んでて「なるほど〜」って思う部分もけっこうあるので、
受験生の人はほんと必見だと思いますね♪
毎週毎週受験テクニックを公開してるので、
少なくともいくつかは参考になるんじゃないかと。


ただ、難を言えば、絵がもっとキレイだったらよかったかな(笑)
でもストーリーは面白いと思うので、
ドラマ版で興味を持った人はぜひ読んでみてください♪
漫画 | comments(0) | trackbacks(0)

小説「坂の途中 おいしいコーヒーのいれ方 7」の感想

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坂の途中 おいしいコーヒー 7
坂の途中 おいしいコーヒー 7
村山 由佳

個人的評価:★★★★☆

おいしいコーヒーのいれ方
…ってタイトルですが、コーヒーの淹れ方を書いてある
料理本…ってわけじゃありません。これ。

村山由佳さんの、人気恋愛小説の文庫版最新作ですね♪

ストーリーは、高校生勝利と、そのいとこであり、
同じ高校の先生でもあったかれんの純情ラブストーリー。
いかにも青春!!って感じで描かれていて
爽やかな雰囲気で読めること間違いなし!

まぁ、女教師と高校生っていうと
なんかエロチックなイメージになってしまいそうですが
全然エロくはないので、純粋に恋愛小説を楽しみたい人にオススメです。

ちなみに、今作はそのシリーズものの7作目。
高校生だった勝利も今では大学生になっちゃってます。
でも恋愛の方は、今一歩?な感じですかねー。
まぁ恋愛小説なので障害がないと話にならない
…ってのもあるのかもしれないけれど、
ちょっと間延びしすぎな感じがしますね。

そろそろ完結させてもいいんじゃないかとちょっと思ってしまう(笑)
本 【村山 由佳】 | comments(0) | trackbacks(0)

小説「女子大生会計士の事件簿〈DX.1〉ベンチャーの王子様」の感想

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女子大生会計士の事件簿〈DX.1〉ベンチャーの王子様
女子大生会計士の事件簿〈DX.1〉ベンチャーの王子様
山田 真哉

個人的評価:★★★☆☆

現役女子大生であり、会計士でもある主人公が、
会計関係から起こった事件を次々と解決していく…
…といったようなストーリー。

短編がいくつも連なっていて、
1話1話はとても短いので、読みやすいですね。

ただ…この作者の人、もともとは作家さんではないと思うので…
文章力にはやや乏しいのかもしれません。
なんか登場人物が薄っぺらくなってる感が否めないような…。

でも、この本はいろんな面で、会計の切り口というか、
事例を事件というかたちで紹介してるので、
会計士ってこういうこともしてるんだー
とか、会計に興味を持つための入門としては
いいかもしれないですね。

よくある会計本と比べると、ずっと読みやすくていいと思うので、
会計には興味あるんだけど、むずかしめな本はちょっとな…
…って人の入門には向いてると思います。
本 【その他】 | comments(0) | trackbacks(1)

小説「NHKにようこそ」の感想

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NHKにようこそ!
NHKにようこそ!
滝本 竜彦

個人的評価:★★★☆☆

最近…といってもけっこう前かもしれませんが、
漫画化されたり、色々話題になってたみたいなので
ちょっくら読んでみました。この本。

で、このタイトル「NHKにようこそ」なんですが…
テレビ局のNHKのことじゃないです。
なんか知らない人が見たら勘違いされそうですが…
主人公曰く、日本ひきこもり協会の略だとか。
なので、この本はひきこもり君の日常を綴った作品になってます。

ひきこもりっていっても波乱万丈。
妄想の世界に突入しちゃったり、
不思議な美少女と謎な関係になってみたり
悪の組織NHKと戦ってみたり(笑)

なかなかユニークな作品になってますので、
興味がある人はぜひどうぞ♪

まぁ面白いかどうかは千差万別かと思いますが。
本 【その他】 | comments(6) | trackbacks(0)

小説「ダイスをころがせ!〈上〉」の感想

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評価:
真保 裕一
新潮社
¥ 620
(2005-04)
Amazonランキング: 207719位
Amazonおすすめ度:
簡単に言っちゃうと選挙のお話。
今は国会解散したばっかりなので
ちょっとタイムリーな小説かもしれないですね(笑)

ストーリーは、
記者を辞めた友人が政治家を目指すことになり、
同じく会社を辞めることになった主人公も
それに巻き込まれ、選挙戦を手伝うことになる…ってな感じです。

主人公が若手(?)なせいか、カラッと
爽やかな雰囲気で描かれています。
また、無所属新人での立候補する話なので、
大手政党を敵に回すとどうなるか…
みたいな選挙の裏側が見られてなかなか面白いです。

「選挙」について色々詳しくなれる一冊ですね♪

あと、この本を読んで思ったことは…
政治家になるのってほんと大変そうってこと。
「選挙に勝つ」だけなら大手政党に属しちゃえばいいんだろうけど、
逆に政党に属すと、いろんなしがらみに縛られて、
自分の主義主張を通せなくなる…
かといって無所属から出馬するとなると、
資金力や、支持基盤の弱さから当選が難しい…。

選挙制度自体がひねくれてるから
政治っておかしくなっちゃうんですかねー?
本 【真保 裕一】 | comments(0) | trackbacks(0)

小説「半島を出よ」の感想

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半島を出よ (上)
半島を出よ (上)
村上 龍

個人的評価:★★★★☆


ストーリーは、今から数年後の日本のお話。
日本が中国・韓国・アメリカから見放され、
財政が破綻して、日本がめちゃくちゃになったころ、
北朝鮮は日本の福岡制圧を目論む…ってな感じ。

あくまで「小説」の中での話なんだけど、
今のままの日本で進んだら、現実的にこうなりそう!
…ってくらいリアルに感じました。
現実に北朝鮮が攻めてきたとしても…
今の日本じゃほんとにどうにもならなそうですよね…。


かなり色々と話題になってる本ですので、
興味があったらぜひ読んでください。

ただ、ボリュームがかなりあるので、
読書に慣れてない人は根気がいると思いますが(笑)
本 【その他】 | comments(2) | trackbacks(1)

映画「マダガスカル」の感想

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マダガスカル スペシャル・エディション
マダガスカル スペシャル・エディション



個人的評価:★★★☆☆

シュレックや、シャークテイルの
ドリームワークスが送る3Dアニメ映画です。

ストーリーは、動物園から抜け出した
4匹の動物たちがマダガスカルに辿り着き、
そこでいろんなドタバタ劇を繰り広げる…ってな内容です。

さすがにシュレックとか作ってるとこだけあって、
キャラクターの表情とかはすごくユニークで面白いです。
でもって、登場する動物たちがとっても愛らしい。
可愛らしい動物たちのいろんな表情が見られるので
なんか見てるだけで癒されるかもしれないです(笑)

で、声優の方は、玉木宏、高島礼子とかがやってるんですが、
この二人、なんか実際のキャラとギャップがあって面白かったです。
特に高島礼子の演じてるカバのグロリアは、
実物とは全然ちがーう感じで…うけました(笑)

あとは…途中で登場するおばあさんがいいですね。
なんかかなりインパクトありますね。
たぶん名前のない役どころなんだろうけど…。


ストーリー自体はやや無難な感じでまとまってるので、
やや子供向けな感じはします。
シュレック2ほどのインパクトはないですね。
映像は見所充分、ストーリーはややものたりない
そんな感じを印象を受けました。


公式HP
http://www.madagascar.jp/

関連書籍

マダガスカル
マダガスカル
スティーブン・コール, 小松 伸子
映画(アニメ) | comments(2) | trackbacks(3)

映画「星になった少年」の感想

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星になった少年 スタンダード・エディション
星になった少年 スタンダード・エディション



個人的評価:★★★★☆

柳楽優弥主演。常盤貴子、蒼井優出演の映画。
カンヌで賞を受賞したヤギラくんの
受賞後初主演の映画とあって知名度は高い映画ですね。

ストーリーは、小動物プロダクションで育った少年テツが、
象使いになって象と心を通わせていく…物語ですね。
前半は、象使いになるために、タイで修行する話がメイン。
後半は、象使いになって帰ってきてからの話がメインでしょうか。

タイまで行ってロケしてるだけあって、
なんかスケールの大きさは実感できます。
大自然の中で、象との交流…
日本では見られない光景がいっぱい出てくるので、
癒されるというか、わくわくするというか…
そういう気持ちになってきますね。

あと、実話がもとになってるらしいですけど…
ラストはついつい泣けてきちゃいますね…。
この夏一番の泣ける映画かもしれません。


公式HPはこちら
http://www.randy-movie.com/index.html


関連本はこちら

ちび象ランディと星になった少年
ちび象ランディと星になった少年
坂本 小百合

ちび象ランディと星になった少年―絵本
ちび象ランディと星になった少年―絵本
坂本 小百合, ごとう やすゆき, ミヤハラ ヨウコ

星になった少年 photo story book
星になった少年 photo story book
フジテレビ映画製作部(仮)

柳楽優弥主演映画 『星になった少年Shining Boy&Little Randy』 VISUAL BOOK
柳楽優弥主演映画 『星になった少年Shining Boy&Little Randy』 VISUAL BOOK
井上 貴之
映画(邦画:その他) | comments(0) | trackbacks(2)

映画「妖怪大戦争」の感想

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妖怪大戦争 DTSスペシャル・エディション (初回限定生産)
妖怪大戦争 DTSスペシャル・エディション (初回限定生産)



個人的評価:★★★☆☆

主演は最近天才少年とか言われてる神木隆之介君。
プロデュースチームに水木しげる、荒俣宏、京極夏彦、宮部みゆきを迎えて
なんかものすごく気合が入ってそうな映画です。
実際にお金もかかってそうな感じがしますね。

ストーリーは、少年タダシが、なぜか
正義の味方「麒麟送子」に選ばれてしまったため、
人間界を闇の世界にしようとしてる魔人加藤保憲を倒すため
妖怪たちと一緒に戦っていく…みたいな感じです。

なにやら妖怪さんたちは全部で何種類登場するのか
知らないですが、やたらといっぱい出てきます(笑)
何気に、竹中直人とか忌野清志郎、岡村隆史なんかも
妖怪役で出てます。

…って言っても岡村さんは正直気づかなかったんですけどね。
いっぱい画面に出てたのに…見事な化けっぷりです(笑)

とりあえず妖怪は豊富なので、
水木しげるが好きな人とか妖怪が好きな人にはオススメです。


ただ…ストーリーがよくあるパターンなので、
やはり若干子供向けなのかな…って印象も受けます。
ラストもちょっとイマイチな感じがするので…。
まぁオチは言わないので興味がある人は見てください。


公式HPはこちら
http://yokai-movie.com/index.html

関連本はこちら

妖怪大戦争
妖怪大戦争
荒俣 宏

写真で見る日本妖怪図鑑
写真で見る日本妖怪図鑑
『妖怪大戦争』妖怪推進委員会

妖怪大戦争
妖怪大戦争
荒俣 宏
映画(邦画:ヒーローモノ) | comments(2) | trackbacks(1)
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