映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
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小説「LAST (ラスト)」の感想

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評価:
石田 衣良
講談社
¥ 560
(2005-08-12)
Amazonランキング: 99734位
Amazonおすすめ度:
短編集で、色々な主人公が出てくるんだけれども…
なにやら、借金とか、借金取りとかが出てくるのが多い。
んー。なんだか暗い小説だなぁ。というのが僕の感想(笑)

借金取り。援交。主婦。テレクラ。ホームレス。
ロシアンルーレット。少女買春。
こんな感じがキーワードな物語集かもしれない(笑)
ちょっとダークすぎるぜ石田衣良さんよぉー!
本 【石田 衣良】 | comments(0) | trackbacks(0)

小説「野ブタをプロデュース」の感想

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野ブタ。をプロデュース
野ブタ。をプロデュース
白岩 玄

個人的評価:★★★★☆

文藝賞を受賞、この秋からは亀梨和也&山下智久コンビで
ドラマ化されるとかで何かと話題になってる作品です。

ストーリーはデブでいじめられっ子の転校生
「信太」こと「野ブタ」を
クラスで人気者の主人公が「プロデュース」して
人気者にしちゃおう!ってな感じ。

文体は非常に読みやすいので、普段あんまり本を読まない人も
けっこうスラスラと読めちゃうんじゃないかと。
ただ、逆に言えば、その分薄っぺらい感じもするんだけれどね(笑)

ちなみに物語前半部分は、野ブタ君を人気者にしていく過程。
色々アホなことやってるんで、読んでて面白かったです。
後半は…ちょっと雰囲気変わってしんみり…な感じですかね。
前半部分だけだったらちょっと単純なストーリーかなって思うんですが、
後半のオチはけっこう気に入りました♪


しかし…ドラマ版…野ブタ役が堀北真希って…
どう見ても「ブタ」じゃないだろ…(汗)
主役も2人だし、原作からの引用は設定だけで、
まったく違うストーリーな気がしなくもない(笑)
本 【その他】 | comments(2) | trackbacks(2)

映画「チャーリーとチョコレート工場」の感想

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個人的評価:★★★★☆

チャーリーとチョコレート工場
チャーリーとチョコレート工場



ティム・バートン監督、ジョニー・デップ、フレディ・ハイモア出演の作品。

ストーリーは、ジョニー・デップ演じるウィリー・ウォンカの
チョコレート工場に、子供達5人が招待され、
工場内を探検していく…ってなストーリー。

このチョコレート工場内がすごくキレイで
まさしく夢の世界!これぞファンタジーって感じでした。
映像だけでも見る価値あり!だと思いますね。

ストーリーは、展開が読めちゃうので、
やや子供向けな感じがしなくもないですが、
ウィリー・ウォンカをはじめ、個性的なキャラクターが
そろってるので、見ててけっこう面白かったです。
逆に、主役のはずの子供チャーリーは
なんか存在感が薄かった気がしますけどね。

子供とか夢みたいな世界が好きな人は楽しめると思います。

関連書籍・CD

チョコレート工場の秘密
チョコレート工場の秘密
R・ダール, Q・ブレイク, 柳瀬 尚紀

チャーリーとチョコレート工場 [FF-5088] [ポスター]
チャーリーとチョコレート工場 [FF-5088] [ポスター]

チャーリーとチョコレート工場 オリジナル・サウンドトラック
チャーリーとチョコレート工場 オリジナル・サウンドトラック

公式HPはこちら
http://charlie-chocolate.warnerbros.jp/
映画(洋画:ファンタジー) | comments(2) | trackbacks(14)

映画「SINOBI」の感想

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SHINOBI
SHINOBI

個人的評価:★★★☆☆

主演、仲間由紀恵 、オダギリジョー 、
出演、黒谷友香 、椎名桔平 、沢尻エリカなど。

山田風太郎作の「甲賀忍法帖」を映画化した作品。

かつて伊賀と甲賀に忍者がいた時代、
ライバル同士の里には愛し合う二人がいた。
しかし、徳川家の命令により、
里同士の忍者は戦うことになる。
二人の運命は如何に!?
…ってな感じのストーリー。

原作は読んだことないので、
小説や漫画との違いはわかんないですが、
映像とか演出はすごかったですね。
忍者の里とか、周りの風景は綺麗だし、
先頭シーンも迫力があってよかったかなと思います。

ストーリーはやや駆け足な感じがして、
キャラクターが生かしきれてないように思いました。
主要な忍者は10人ほどいるんですが、
なんだかよくわからないままどんどん死んじゃって…(笑)
まぁ人数が多いので、難しかったのかもしれないですけどね。
小説とかではもっと細かく描かれてるのかなぁ?

あと、愛し合う二人が敵同士に…
…ってのもなんかよくあるパターンだと
思えなくもないですね(笑)
ストーリーはもうちょっとひねりがあっても
よかったかも…な感じでした。



関連書籍はこちら

SHINOBIビジュアルブック―ストーリー+メイキング写真集
SHINOBIビジュアルブック―ストーリー+メイキング写真集

甲賀忍法帖
甲賀忍法帖
山田 風太郎

バジリスク-甲賀忍法帖 1 (1)
バジリスク-甲賀忍法帖 1 (1)
せがわ まさき, 山田 風太郎



公式HPはこちら
http://www.shinobi-movie.com/main.html
映画(邦画:歴史・時代劇モノ) | comments(0) | trackbacks(8)

小説「枯葉色のノートブック」の感想

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枯葉色のノートブック
枯葉色のノートブック
赤川 次郎

個人的評価:★★★☆☆

赤川次郎作の杉原爽香シリーズの最新作です。
このシリーズ、毎年この時期に新刊が発売されるのですが、
それと一緒に主人公爽香が一緒に年をとっていく…
というなんか画期的な設定で描かれています。

毎年1歳ずつ年を取っていく…ので、
このシリーズが始まった頃は15歳の中学生だった爽香も
今では結婚もして32歳になっちゃいます。
なので、なんかすごーく歴史を感じる作品ですね。これ。

ストーリーは、主人公爽香と、その周辺で起こる
トラブルを描いた物語です。
ただ、毎回新キャラが登場し、それが後々まで絡んできてるので
途中から読み始めたりするとわけわかんなくなりますね。
最初から読んでみる気がある人にだけオススメします(笑)

でも、登場人物が成長していくのを見守る…ってのもなんかいいですよ(笑)


第1巻はこちら
若草色のポシェット
若草色のポシェット
赤川 次郎
本 【その他】 | comments(0) | trackbacks(0)

小説「GOTH夜の章」の感想

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評価:
乙一
角川書店
¥ 460
Amazonおすすめ度:

ストーリーは、人とはちょっと変わった趣味(殺人事件とか?)に
興味を持つ、高校生の男の子と、女の子の物語。
3つの短編で構成されてるんですが、
1話目が、連続少女殺人事件、2話目が連続ペット誘拐事件、
3話目が双子の少女の秘話…みたいな感じになってます。

これだけ書くと、単に普通のミステリっぽいですが…
他のよくあるミステリと違うのは…ちょっとグロいところでしょうか?
人によってはそうは思わないのかもしれないですが…
僕はちょっと描写がリアルすぎて気分が…(笑)
なので、人によっては評価がわかれるかもしれません。


話の内容はとても面白かったんですけどね。
2話目のペットの話は、作者の意図にまんまとはまっちゃいましたし。
やられたー!って思いました(笑)


グロいの苦手じゃない人はぜひどうぞ♪

本 【乙一】 | comments(2) | trackbacks(1)

エッセイ「ひとりずもう」の感想

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ひとりずもう
ひとりずもう
さくら ももこ

個人的評価:★★★★★

あの「ちびまる子ちゃん」の作者が送るエッセイ最新作です♪

世界観があの「ちびまる子ちゃん」のまんまなので
漫画とかアニメのファンなら楽しめると思います。

ただ、世界観はそのまんまなんですが、
設定は「ちびまる子ちゃん」の世界よりも
やや年齢が高くなっています。
作者が中学生〜高校生くらいまでの体験を綴っているので、
まる子がやや大人になったバージョンって感じですかね〜。

中高生といえば青春真っ只中。
初恋の思い出とか性に対する感情の変化とか
大胆に告白しちゃってますし(笑)

あと、オススメな部分は、作者が漫画家になろうと決めてから
実際に漫画家デビューまでのお話。
なんか、夢に向かってがんばってる人に対して
励ましのメッセージを送ってくれてるような感覚になりました。
自分もがんばろーって気持ちにさせてくれた1冊でした♪
本 【その他】 | comments(0) | trackbacks(2)

映画「タッチ」の感想

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タッチ スタンダード・エディション
タッチ スタンダード・エディション



個人的評価:★★★☆☆

あだち充原作、犬童一心監督、長澤まさみ、斉藤祥太、斉藤慶太出演。

ストーリーは、野球が大好きな双子の兄弟、達也と和也、
そしてその幼馴染の南ちゃんの物語。
かなり有名な作品なので知ってる人も多いかと。


で、感想は…
全体的によくまとまっていていいと思うんですが…
何か物足りない印象を受けました。
やっぱりあれだけある原作を大幅に短縮して、
2時間映画にまとめてるせいなんですかね?
薄っぺらいというか…なんか単調な感じでした。

もちろん、中盤であの事件が起こったり、
クライマックスに向けていいタイミングで
あの「タッチのテーマソング」が流れたりで、
けっこう演出的には凝ってるんですが…
んー。なぜかいまいち…。

あと、原作のファンは…キャストに違和感があることは確実かと。
漫画とかアニメとは別物のの「タッチ」として見た方がいいかもしれないですね(笑)
まぁ、長澤まさみ、斉藤祥太、慶太のファンにはオススメだと思いますが。


長沢まさみinタッチビジュアルシネブック
長沢まさみinタッチビジュアルシネブック
『タッチ』製作委員会

タッチ 1 完全版 (1)
タッチ 1 完全版 (1)
あだち 充

公式HPはこちら
http://touch.yahoo.co.jp/
映画(邦画:青春・学園モノ) | comments(2) | trackbacks(2)

映画「サマータイムマシンブルース」の感想

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サマータイムマシン・ブルース
サマータイムマシン・ブルース


サマータイムマシンブルース

個人的評価:★★★★★

本広克行監督、出演は瑛太、上野樹里、与座嘉秋など。


ストーリーは、ある日突然現れたタイムマシンに乗って
過去を変えようとした大学生達のドタバタコメディです。

コメディ映画なのでかなりバカっぽい部分が多いですが、
この映画はそのバカっぽさがなんか心地よかったです。
個人的にはかなりヒットですね〜。
久しぶりに笑える映画でした♪

あと、内容はタイトルの通り、「タイムマシン」を扱ったものなので、
その点については突っ込みどころ満載かと思います。
でもそんなとこ突っついたらキリがないので、
あんまりそういうとこは考えないで見ると楽しめるかと(笑)
過去を変えちゃったらこんなのありえない!!
なんてのは考えない考えない(笑)

あと、物語の序盤は、変わってしまった過去から
話がスタートしてるので、最初のうちはちんぷんかんぷんですが、
物語が進んで行くにつれて、謎がどんどん解けていきます。
トンチンカンな話の流れだったのが、
なるほどーこういうことだったのか!って
だんだんスッキリしていくので、けっこうミステリの
謎解きみたいな要素も楽しめるかも♪

まぁ色々書きましたが…
おそらく万人受けするような映画ではないかと(笑)
僕はかなりヒットでしたが、人によっては
全然つまらない映画かもしれません。
当たり外れあるかと思いますが、
興味を持った人はぜひ見てみてください♪

コメディが好きな人、タイムマシンについて
つじつまが合わない!って悩まない人なら楽しめるかも(笑)


関連書籍

サマータイムマシン・ブルース
サマータイムマシン・ブルース
進藤 良彦, 上田 誠

サマータイムマシンブルース +(プラス) !
サマータイムマシンブルース +(プラス) !
本広 克行, 上田 誠, 井口 啓子

公式HPはこちら
http://stmb.playxmovie.com/
映画(邦画:SF・ファンタジー) | comments(6) | trackbacks(20)

小説「スローグッドバイ」の感想

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評価:
石田 衣良
集英社
¥ 480
(2005-05-20)
Amazonランキング: 101831位
Amazonおすすめ度:
石田衣良作のラブストーリー短編集です。
前半部分はなにやら、テーマは「セックス」か!?
って思うくらいそういう恋愛話が主流で、
後半部分はややそういう話題は控え気味なストーリーでした(笑)

まぁそういう観点からすると、前半はやや刺激のあるストーリーで、
後半は、大人な雰囲気な恋愛物語って感じなのかも(笑)
個人的には後者の物語の方が好きですけどね。
官能小説が読みたくて買ったわけではないので。

全部で10個の物語が入ってる短編集なのですが、
僕のオススメは、「夢のキャッチャー」と
「ローマンホリディ」…ってお話。

「夢のキャッチャー」は夢を追いかける女性とその彼氏の物語。
「ローマンホリディ」は「ローマの休日」が好きな男女の物語。

あんまり詳しく書くのもなんなのでこの程度しか書きませんが、
興味を持ってくれたら、ぜひ読んでみてください♪
短編なので読みやすいです。
本 【石田 衣良】 | comments(0) | trackbacks(0)
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