映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
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小説「殺人症候群」の感想

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殺人症候群
殺人症候群
貫井 徳郎

個人的評価:★★★★☆

貫井さんの「症候群」シリーズの第3作目。
ストーリーは、未成年の少年、あるいは、精神障害者によって
家族を失った人々に代わって、その恨みを晴らすため、
殺人を行う男と女の物語。

「未成年」や「精神障害者」による殺人…
法律では、あんまり重い罪にはならないようになっていますが…
やっぱり家族を失った人からするとそれでは救われない感じなんですかね。
だからといって復讐の殺人がいいとはいえませんが。

そもそもなんで「未成年」は重罪にはならないんでしょう??
少年だからって何をしても許されるわけでもないだろうし…
んー。なかなか重いテーマですね^^;

あと、心臓病の息子のために、ドナー登録してる若者を
次々に殺していくおばさんも登場するんですが…
こちらもちょっと怖いですね…。
善意であるはずのドナー登録が殺人の標的になってしまうとは…。
ううむ。おそろしや。


ちょっとテーマが重過ぎる気もしますが、
なかなか読み応えがある一作じゃないかと思います。
興味があったらぜひどうぞ♪
本 【貫井 徳郎】 | comments(0) | trackbacks(0)

ドラマ「野ブタ。をプロデュース」7話。

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野ブタこと信子を人気者にしちゃおう!な7話。

今週は信子が放送部に入部して…なお話。
そろそろ最終回も近いってことで、
なにから色々と話が進んでますね。
次回予告を見た感じでは、意外と原作に近い感じに
進んでいくのかなーとも思いましたが…。

まぁ話はかわって、野ブタにいやがらせをしてくる犯人についてですが…
いよいよ口元まで出てきちゃって、
なんとなく犯人が見えてきちゃってる感じもしますが、
犯人についてちょっと考えて見ます。
(友人Kに書けといわれたので)

1.まり子
普通に考えたらコイツしかいないですね…
制服を着てた女子高生で目立ってるのってこの子しかいないですし(笑)
でも、ここまでこいつが犯人だろーーーみたいな展開になっちゃうと
なんか逆にそのまま進んじゃっていいのか!?って思いますが。

2.野ブタ
全て自作自演で、被害者を装う…なんてのは邪道でしょうか…(笑)

3.修二か彰
隠れて野ブタをプロデュースをしてるのと同様に、
隠れて野ブタの邪魔もしちゃってる…なんてのはありえない??
制服姿で破壊してたのは…変装するために女装してたとか?(爆)

4.夏木マリ
いつも誰かを呪ってるので、ついでに野ブタも呪ってたり…しないか…。
制服姿は、ちょっとがんばってみました…なんて。


アホな推理しててごめんなさい。
Kくんどうぞ反論してください(笑)
テレビ | comments(2) | trackbacks(1)

小説「99%の誘拐」の感想

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評価:
岡嶋 二人
講談社
¥ 730
(2004-06)
Amazonランキング: 143739位
Amazonおすすめ度:
だいぶ前の作品なんですが、最近なんか評価されてるみたいで、
本屋さんとかでは文庫本が山積みになってますね。この作品。
でも僕は、これよりももっと他の作品の方が
面白かったんですけど…(笑)
まぁ感想は人それぞれってことですかね。

ストーリーは、過去に誘拐された経験がある青年が、
誘拐犯に復讐するために、子供を誘拐するというお話。
ただ、この誘拐がすごいところは、一人で遠隔操作を行いながら
すべてコンピュータで誘拐を実行してしまうという点。
この本が発行されてから数年経ってると思いますが、
未だにすべてコンピュータで…なんて事件は起こってないですよね(笑)
まぁこの点が、すごいと思うか、ありえないと思うかで、
評価はだいぶ変わってそうな感じもしますが…。

犯人があらかじめわかってるので、謎解きチックなものは
あんまり期待はできないですが、今後どうなるのかっていう
ワクワク感はけっこうありますね。

駄作ではないので、興味を持った方はぜひどうぞ。
で、ぜひ岡嶋二人の他の本も読んでみてください。

古本屋さんで100円とかでけっこう売ってるので(笑)
本 【岡嶋 二人】 | comments(0) | trackbacks(0)

ドラマ「野ブタをプロデュース」6話。

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信子こと野ブタを人気者にしよう!な第6話。

今週はノブタパワー人形を売って人気モノにしよう!ってな話。

普通に考えれば、あんな手作り人形がバカ売れするなんて
ありえないと思うんですが…そこがドラマのすごいところ?
偽者まで登場しちゃうし…。

なんかありえねー!のオンパレードな展開ですが、
あんまり深く考えずに見ないのがいいですね。やっぱり(笑)

あと、「野ブタパワー注入!」って決めポーズ…
今後毎週出るだろう…と僕の友人Kくんが言ってました(笑)
そういうところもチェックして見ると
もっと色々楽しんで見れるのかもしれないですね。

…ってか色々ネタをどうもありがとう♪Kよ(笑)
テレビ | comments(2) | trackbacks(1)

小説「コンピュータの熱い罠」の感想

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評価:
岡嶋 二人
講談社
¥ 730
(2001-03)
Amazonランキング: 38803位
Amazonおすすめ度:
結婚相談所のデータベースの入力担当の主人公のもとに、
個人情報を教えてほしいという女が現れる。
女の話によると、自分の息子は
ここで知り合った女に殺され、財産を奪われたという。
個人情報は教えられないと断る主人公だったが、
とあることがきっかけで、データが書き換えられていることを知る。
データベースと殺人事件。
一見するとなんの関係もなさそうな二つの事柄が
物語が進むにつれてどんどん明らかになる…。


この作品はデータベースの個人情報が重要なポイントとなってますが…
個人情報保護法などで色々騒がれている近年ならばいざしらず、
10年以上も昔にこれをテーマに小説を書いてるなんて…
なんとも先見の明があるのには恐れ入ります…。

物語の途中で、顧客情報が勝手に書き換えられて…という部分があるのですが、
住所氏名程度ならばともかく、自分の職業とか年収とか預金額とか…
そういう情報までどっかのデータベースに載っている…ってのは
確かになんか怖い感じがしますね…。


それから、テーマももちろんなんですが、
ミステリの中身の方も一品です。
岡嶋二人…なかなか読み応えのある作品が多くていいですね♪
本 【岡嶋 二人】 | comments(0) | trackbacks(0)

映画「エリザベスタウン」の感想

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エリザベスタウン
エリザベスタウン


個人的評価:★★★☆☆

主演はオーランド・ブルーム、キルスティン・ダンスト。 
仕事に失敗し、父親も失った男が、父の故郷に戻り、
忘れていた何かを取り戻す…そんな感じのストーリー。

なんか淡々と進むので…アクション大作のような映画を
期待すると全然面白くありません。
また、ラブストーリーとして見ても、
ロマンチックな恋…とかそういうわけでもないので微妙。
HPとかをチェックして、どういう話なのか
理解した上で見ることをオススメします。
なんの予備知識もないまま見ると…
人によってはかなり退屈な映画になってしまうと思います。

ただ、初の現代劇に挑戦してるオーランド・ブルームの
魅力はたっぷり♪って感じはしますね。
なので、彼のファンはきっと満足できると思います。


パラマウント映画提供「エリザベスタウン」オリジナル・サウンドトラック
パラマウント映画提供「エリザベスタウン」オリジナル・サウンドトラック

公式HPはこちら
http://www.e-town-movie.jp/
映画(洋画:その他) | comments(0) | trackbacks(1)

小説「覆面作家」の感想

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覆面作家
覆面作家
折原 一

個人的評価:★★★★★

とある事故で覆面を被る生活を送ることになってしまった作家の物語。
7年間の失踪の末、家に戻り、自分の過去をさらすような
小説を書き始めるが、次第に現実と、小説の世界がリンクし始める。
そして、小説の中の自分が実際に現実に現れるようになり…。


この小説…現実と小説がごちゃごちゃになって…という展開なので、
割とよくあるパターンなのかなー。とも思えたのですが、
最後まで読んでみると…驚きの展開が待ち構えてます。
で、最後まで読むと不思議な体験の謎もすべて解けるので、
読後感もスッキリ!ですねー。

しかも、ミステリならではのドンデン返しもバッチリ!です。
最初のオチは、なんか駄作…ぽい結末かと思ったんですが、
そこからひっくりかえってひっくりかえって…
これで終わりかなーと思わせといてさらにひっくりかえる(笑)
その途中の部分で終わってても名作だと思うんですが、
そっから先でまた続けるのがすごいですね…面白かったです。


ミステリ好きにはオススメですねー。
本 【折原 一】 | comments(0) | trackbacks(0)

ドラマ「野ブタ。をプロデュース」5話

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信子こと野ブタをプロデュースして人気者にしちゃおう!なドラマの5話目。

今週は、野ブタを好きになっちゃった男子生徒がいたため、
その男子と信子、そして修二とマリ子の4人でデートの回。

今まで完全に脇役だった、男子生徒にスポットが当たって、
彼にとってはなかなかおいしい役どころな回だったんじゃないかと。
まぁそんなことはどうでもいいですが(笑)

あと、デートの後になんか中傷ビラがまかれてましたが…
某友人Kによると、犯人はマリ子なんじゃないかと言ってました(笑)
原作にはそんな、影でこそこそ小細工して貶めようとしてる
役どころのキャラはいなかったので全然意識してなかったんですが…
確かになんか色々影でやってる人がいるみたいだし、
そういわれるとなんかちょっと気になりますねー。

テレビ | comments(4) | trackbacks(1)

小説「解決まではあと6人―5W1H殺人事件」の感想

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評価:
岡嶋 二人
講談社
---
(1994-07)
Amazonランキング: 565138位
Amazonおすすめ度:
ある謎の女性が数組の探偵事務所を訪れる。
ある時は、カメラの持ち主を探してほしいと頼み、
ある時は、喫茶店の場所を探してほしいと頼む。
そして、またあるときは、盗まれた自動車のシートを探してくれと頼み、
またあるときは、男性を呼び出してほしいと頼む。
一見バラバラに見える依頼だったが実はすべてひとつの事件とつながっていた…。


章立てになっていて、はじめのうちは、全く別々の物語…
…という感じで進んでいくので、それぞれ個別の探偵物語として楽しめます。
で、終盤になってくると…見事にそれぞれの物語がリンクしてくるので、
なんかスパッと謎が解けてきて気持ちいいですね。
そして、さらにラストのラストでは、見事にやっちゃってくれてます。
さすがにここまで推理できちゃう人は少ないんじゃないかと(笑)

二転三転四転くらいしちゃう…そんなミステリがお好きならどうぞ♪
本 【岡嶋 二人】 | comments(0) | trackbacks(0)

小説「眠れぬ夜の殺人」の感想

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評価:
岡嶋 二人
講談社
---
(1996-07)
Amazonランキング: 708869位
酒に酔った勢いで喧嘩をし、相手を殺してしまう。
そんな事件が多発している中、
数件の事件は計画された殺人事件であった。
容疑者も被害者も関連性が全くない事件とみられていた完全犯罪であったが、
ある人物の手によって真実が次々と暴かれていく…。


全然関連性のない事件からスタートして、
一歩一歩事件の真相に近づいていく…
そんな風に進んでいくので、まさしく謎を解く!
といったタイプのミステリが好きな人にはオススメですね。

探偵役(?)はちょっと謎がかかったおじさん、菱刈、
度胸は据わっているが、どこか抜けている美女、聡美、
ちょっと馬鹿っぽいけど、けっこう頼りになる、相馬の3人組。
個性が異様にしっかりしてるので、漫画とか
アニメに近いタッチで楽しめるかもしれません。
まぁその分なんか現実から遠いキャラのような気もしますけどね(笑)

あと、肝心のラストですが…なんか尻切れトンボのような
途中で終わってるような気がするのは僕だけでしょうか(汗
謎が全部解けてないような気がするんですけど…。
理解できてないだけなのかなぁ…はぅ。
本 【岡嶋 二人】 | comments(0) | trackbacks(0)
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