映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
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小説「天璋院篤姫」の感想

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評価:
宮尾 登美子
講談社
¥ 700
(2007-03-15)
Amazonランキング: 3095位
Amazonおすすめ度:
徳川第十三代家定の妻・天璋院篤姫の物語。
来年の大河ドラマの原作。

薩摩の島津の分家の娘と生まれた後、島津本家の養女となり、
徳川将軍の妻となる。だが、夫である将軍はすぐに病死。
後継となった家茂を養子に向かえ、その妻に天皇家の妹・和宮を迎えるが、
将軍家と天皇家の風習の違いにより、派閥・嫁姑の確執が生まれる。
やがて、時代は幕末に突入し、家茂は病死。
慶喜が後を継ぐが、篤姫の実家である薩摩と、
和宮の実家である天皇家官軍の攻撃により
江戸城は開城・徳川幕府は滅亡となる。

上下巻に分かれていますが、前半は主に、
島津分家→島津本家→徳川大奥 と出世街道まっしぐらな展開、
後半は、家定の死→和宮降嫁(嫁姑戦争)→幕府滅亡→その後
で、衰退まっしぐらな展開になっていてまさに波乱万丈な物語になってます。

歴史小説なので、登場人物が多くて、読むのはなかなか時間がかかるんですが、
面白かったので一気に読みすすめました。
来年の大河ドラマにもなりえるわなこりゃ…
な納得のいく内容だったので、読み終わって大満足です。これ。
かなり久しぶりに歴史モノ読んだけど、歴史モノも
なかなか面白いなーと思った一作でした。

宮尾登美子さんの本ほかにも読んでみようかな。。。
本 【その他】 | comments(0) | trackbacks(2)

映画「憑神」の感想

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評価:
---
TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
¥ 2,979
Amazonおすすめ度:

江戸末期のお侍さんのところに、いろんな神様が「憑いて」しまうお話。

もうちょっと笑える雰囲気の映画なのかと思ったら、
期待したよりもずっと「地味」な映画でした。
まぁ妻夫木くんが言っていたように、「平均年齢が高い」役者陣なので
まぁ仕方ないといえばそうなのかもしれないですけどね。

貧乏神&疫病神&死神のキャラクターは普通の想像とは
間逆の設定なので、それはけっこう面白いと思ったんですが、
肝心のストーリーの方はなんか淡々と進んでるって感じでなんとも…。
ところどころ面白いシーンはあったんですが…
やっぱり全体を通しての感想は「地味」ってイメージです。
映画(邦画:歴史・時代劇モノ) | comments(0) | trackbacks(0)

小説「死亡推定時刻」の感想

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評価:
朔立木
光文社
¥ 780
(2006-07-12)
Amazonランキング: 10088位
Amazonおすすめ度:
無実なのに、誘拐殺人犯にされてしまった男の
事件発生から、裁判所の判決が出るまでを描いた冤罪の物語。

読んでみた印象としては…ちょっと前に映画であった
「それでもボクはやってない」と似た印象はあります。
どっちも冤罪事件をテーマにした作品なので。
ただ、あっちは「痴漢」の冤罪なのに対して、
こっちは「誘拐殺人」の冤罪なので、重さは違いますが。

「冤罪事件」というとちょっと堅苦しくて読みにくそう…
そんなイメージになるかもしれないですが、
全然そんなことはなかったです。この作品。
むしろ続きが気になって気になって仕方がなかったので、
一気にさくっと読めてしまいました。
そして、思いっきり登場人物に感情移入・・・
物語のストーリーに一喜一憂してました^^;

あと、タイトルの「死亡推定時刻」から想像すると、
謎解きミステリっぽいのを想像するかもしれないですが、
そういう小説ではないので、その点は注意が必要ですね^^;
本 【その他】 | comments(0) | trackbacks(0)

映画「舞妓 Haaaan!!!」の感想

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評価:
---
VAP,INC(VAP)(D)
¥ 1,240
Amazonおすすめ度:

舞妓さんが大好きなオタクな男と、舞妓の世界を描いた作品。

正直言って下らないネタが満載の作品なんですが…
(パンツいっちょで登場したり、野球拳がしたぁ〜い!とかいう展開なので)
安部サダヲさんがハイテンションで熱演しているので、
見ているこっちもなんか楽しくなってくる…そんな作品です。

ただ、なんか柴崎コウはやや影が薄かったなーという印象です。
どっちかっていうと、脇役のはずの小出早織さんの方が
ヒロインって言えるような役どころだったような気がします。

あと、舞妓さんの世界なんてほとんど知らなかったんですが、
業界のルールとか風習とかそういうのが見れてよかったですね。
京都弁で着物姿の舞妓さん…なんかいい感じでした(笑)
映画(邦画:職業モノ) | comments(0) | trackbacks(0)

小説「眼の壁」の感想

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評価:
松本 清張
新潮社
¥ 620
(1971-03)
Amazonランキング: 231628位
Amazonおすすめ度:
詐欺事件をきっかけに事件を捜査していくが、
実は殺人事件まで巻き込んだ大事件だということが
判明してくるミステリ小説。

だいぶ昔に書かれた本なので、
やはり古臭さは否めない感じ。
良くも悪くもない程度のレベルかな…と思う^^;

松本清張は個人的に肌にあまり合わないようなので、
とりあえずこれ以上読むのはやめようかな^^;
本 【その他】 | comments(0) | trackbacks(0)

映画「転校生 さよならあなた」の感想

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評価:
---
角川エンタテインメント
¥ 3,870
Amazonおすすめ度:
幼馴染の男女ふたりの体が入れ替わってしまう物語。

ストーリー自体は目新しい…ってことはないんだけれども、
主演の2人はフレッシュな雰囲気で好演しててよかったです。
女の子なのに男っぽい演技したり、
逆に男の子なのに女っぽい演技したり…。

あと、けっこう体張った演技が多くて
思った以上に過激でした(笑)
実年齢いくつなのか知らないですが、
胸出して抱き合ったり、下着姿でうろうろしたり…
なかなか大胆で度胸ありますね^^;

映画(邦画:青春・学園モノ) | comments(0) | trackbacks(0)

映画「大日本人」の感想

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評価:
---
アール・アンド・シー
¥ 2,660
Amazonおすすめ度:

日本を守るヒーローである「大日本人」の日常を
ドキュメンタリータッチで描いている作品。

正直言って…なにが言いたいのかわからないのと、
どこがおもしろいのかがわからない…そんな印象でした^^;

まぁ最後のヒーローモノとしてはルール違反のような展開に
なってたのはちょっと面白かったので、そこだけは良かったですが(笑)
他の1時間半くらいはつまらなかったなぁ。。。
笑いもストーリーもなんか中途半端な印象だったので、
もっと追求していって欲しかったなぁと思います。。。

映画(邦画:その他) | comments(0) | trackbacks(0)

映画「キサラギ」の感想

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評価:
---
キングレコード
¥ 3,050
Amazonおすすめ度:

自殺したアイドルの一周忌に集まったオタクたちが、
自殺の真相に迫るミステリ映画。

アイドルオタクで、自殺の原因を探るミステリ映画となると、
なんかやや暗めでシリアスな展開が続くと思ったんですが…
間逆ですね。この映画は。
犯人捜しというか、真相探しなので、シリアスなテーマなのは
間違いないんですが、全然重苦しくはならずに、
随所に笑いが散りばめられていてコメディタッチになってます。

ストーリー展開も一転二転三転四転五転六転…
とドンドンドンドン新事実が明らかになって
驚きの連続で、最後まで飽きずに楽しめました。

見終わった後、もう一度見たいなと思いました。
けっこうオススメな作品なので、興味あったらぜひどうぞ♪
映画(邦画:その他) | comments(0) | trackbacks(0)

小説「東京バンドワゴン」の感想

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評価:
小路 幸也
集英社
¥ 1,890
(2006-04)
Amazonランキング: 7809位
Amazonおすすめ度:
「東京バンドワゴン」という古本屋さんを営む家族8人の物語。

簡単に言っちゃうと、テレビのホームドラマを見ているような雰囲気ですね。
毎回毎回家族団らんのシーンからはじまって、なんかトラブルが発生して、
最後にはみんな丸く収まって、めでたしめでたしみたいな。
なので、安心して読める、ほのぼのできるそんな雰囲気の物語です。

あと、家族構成が普通の家族と違ってユニークで面白いです。
普通はおじいちゃん〜孫程度の大家族ならあるとは思いますが、
この物語では、おじいちゃん〜2人の孫の家族、さらには愛人の息子まで
一緒に暮らしちゃってます。
これだけ複雑な家庭ならば、いろいろ揉め事もありそうですが、
家族間の絆はとても強く結ばれていて、理想の家族な感じがしていいですね。

ただ、しいて言えばもうちょっと「感動」のスパイスが欲しかった感はあります。
某友人オススメ本だったので、過剰な期待をしすぎてるのかもしれませんが^^;
本 【小路 幸也】 | comments(2) | trackbacks(0)

小説「月の裏側」の感想

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評価:
恩田 陸
幻冬舎
¥ 680
(2002-08)
Amazonランキング: 11208位
Amazonおすすめ度:
情緒あふれる九州の田舎町で起こる連続失踪事件。
そして、怪奇現象…。その謎を巡るSFホラー小説。

最初は謎解きっぽいミステリタッチな内容でしたが、
途中からは、「人間のようで人間でないもの」が現れたり、
得体の知れないものに襲われたり、街の人たちが
どんどん「盗まれて」いったりで、徐々に
ホラーチックな展開になっていって面白かったです。
(図書館で襲われるシーンはよかったです)

ただ、それが何者か…であるかが判明(?)し、
物語が収束に向かっていった終盤移行は、
ややパワーダウンというか尻すぼみ状態な気がしました…。
終わり方はあっさりしすぎ…といった印象です。
本 【恩田 陸】 | comments(0) | trackbacks(0)
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