映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
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映画「遠くの空に消えた」の感想

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評価:
---
ギャガ・コミュニケーションズ
¥ 2,267
Amazonおすすめ度:

空港建設予定地の田舎で、対立を続ける大人たちの間で、
小さな奇跡を起こした子供たちの物語。

感想は…思っていたより下品だな…と思ったのが正直なところ(笑)
馬糞とかがたくさん登場してます。
まぁ、昔の田舎ってのはこんなもんなのかもしれないですが。

あとは…神木君をはじめ、子供たちが好演してたのはよかったので、
子供たちの視点だけで描いてた方がよかったかなーと思いました。
部分部分で大人たちのエピソードが登場してるんですが、
そういうシーンはあんまりいらないかなーと^^;

全体としては…感動作とまではいかないような気がします。
ラストの奇跡のシーンはよかったと思いますけどね。
映画(邦画:その他) | comments(0) | trackbacks(0)

映画「トランスフォーマー」の感想

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評価:
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パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
¥ 2,400
Amazonおすすめ度:

製作総指揮スティーブン・スピルバーグ、
監督マイケル・ベイという強力タッグなのが売りな話題作。

宇宙からやってきた金属生命体が登場するSF作品。


大々的に宣伝してるだけあって、映像はすごいと思います。
宇宙人の変身(トランスフォーム?)のシーンはカッコいいですし。

ただ、肝心のストーリーがやや微妙なような気がします。
僕の理解力が乏しいせいかもしれないですが、
宇宙人同士で敵味方にわかれてるせいで、
なにがなんだかよくわからなくなってきちゃったんですよね^^;
敵もロボットみたいな宇宙人で、味方もロボットみたいな宇宙人なので(笑)

あと、ロボット対ロボットの戦いって…
ロボットアニメの実写版みたいにだんだん見えてくるので
なんかやや違和感が…。
喋ってるセリフもなんかロボットアニメみたいな臭いセリフを
吐いてたような気がするので、さらに違和感が…^^;

全体的になんか変な雰囲気が漂ってたので、
個人的にはちょっと微妙な映画でした。
ホント映像はかっこよくていいとは思うんですが…。
映画(洋画:SF) | comments(2) | trackbacks(0)

映画「天然コケッコー」の感想

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評価:
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角川エンタテインメント
¥ 4,242
Amazonおすすめ度:

人気少女漫画の映画化。
田舎の街でのびのびと育った小中学生と、
そんな街に転校してきたイケメン中学生の日常生活を描く。

まず、「田舎の街」が舞台ということもあって、
映画の雰囲気は「癒し系」ですね。
それから、タイトルからもわかる通り「天然」な子が
主人公なので、非常にほのぼのとした展開になってます。
とりわけ目立ったハプニングとかが起こるわけではなく
淡々と進んでいくだけなんですが、いろんな部分で
クスリと笑える要素が盛り込まれてるので、なかなか面白かったです。

あと、主演の夏帆がいい味だしてて良かったです。
ある意味ハマり役なのかもしれないですね。

田舎も割といいもんだなぁと思えるような映画でした。
映画(邦画:青春・学園モノ) | comments(0) | trackbacks(0)

小説「地球から来た男」の感想

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評価:
星 新一
角川書店
¥ 500
(2007-06)
Amazonランキング: 150545位
Amazonおすすめ度:
星新一氏のショートショート集。
表題の「地球から来た男」をはじめ、
全17の物語が詰まっています。

1冊の中に17も入ってるだけあって、
1話1話は非常に短いんですが、
なかなか風刺がきいていたりして面白いです。
すぐに終わっちゃって物足りないかな…と
ちょっと思ったりしたんですが、短い割には
奥が深い物語が多いので、満足でした(笑)

あと、だいぶ昔に書かれてる作品だと思うんですが、
今読んでも時代をあんまり感じないってのはすごいですね。
本 【その他】 | comments(0) | trackbacks(1)

小説「ハナシがちがう!―笑酔亭梅寿謎解噺」の感想

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評価:
田中 啓文
集英社
¥ 560
(2006-08)
Amazonランキング: 155082位
Amazonおすすめ度:
高校中退の不良少年が、落語の大御所に弟子入り。
本人は落語をするのは不本意なのだが、
天才的な才能をもつ彼は、少しずつ落語の世界にはまっていく。
しかし、そんな彼の周りでは謎な事件が次々と発生する…。
落語の世界を舞台にした、ミステリ小説。

「落語」と「ミステリ」、または
「落語」と「不良少年」というミスマッチな
2つのもののコラボレーションが、いい味出してます。
落語なんてほとんど知らないし、興味もないんですが、
この本はすんなり読めましたし。
それから、落語をベースにしたミステリ小説とは思ってなかったので
想像以上に面白かったです。これ。
ストーリーの作り方がうまいですね。



本 【その他】 | comments(0) | trackbacks(0)

映画「レミーのおいしいレストラン」の感想

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評価:
---
ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
¥ 2,780
Amazonおすすめ度:

ピクサーの最新作。

料理を作るのが大好きなネズミのレミーが、
料理が下手な料理人・リングイニとタッグを組んで
有名料理店のシェフになる物語。

ピクサー作品なだけあって、映像はとっても綺麗です。
主人公のネズミくんたちもリアルに描かれてますし。

ストーリーは、ネズミと人間が手を結んで料理を作る…
って設定はなかなか面白いかなとは思いますが、
それだけでちょっと物足りないかなって感じはしました。

モンスターズインクとかミスターインクレディブルと
比べちゃうとやや劣るかなぁ。って印象です。
決してつまらないわけではないんですが…。
(今回もニモほどのブレイクはなさそうですね^^;)
映画(アニメ) | comments(0) | trackbacks(0)

小説「卵の緒」の感想

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評価:
瀬尾 まいこ
マガジンハウス
---
(2002-11)
Amazonランキング: 154990位

「卵の緒」と「7s blood」の2つの短編集。

○卵の緒
自分は捨て子じゃないのかと思っている少年と母親の物語。
最後まで読んでわかる真実はびっくりな内容なので、正直ちょっと驚きです。
でも「母親の愛情」をすごく感じることのできる
とってもあったかい一作です。

○7s blood
主人公・七子と、その父親の愛人の息子・七生の物語。
父親が同じということで血は繋がっているけれども、
微妙な関係の2人が少しずつ心を通わせていくお話。
こっちも愛情たっぷりな物語です。

なんか二作とも愛情溢れる作品なので、読後感は
すごく暖かい気持ちになれますね。
癒し系な小説だと思います。

本 【瀬尾 まいこ】 | comments(0) | trackbacks(0)

小説「象と耳鳴り」の感想

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評価:
恩田 陸
祥伝社
¥ 1,785
(1999-10)
Amazonランキング: 170278位
Amazonおすすめ度:
恩田陸が送る本格推理コレクション。

「本格推理」と言っているものの…短編集なので、
ちょっと1話1話が短すぎてなんか物足りない印象です。
まぁ中にはなかなか面白いなと思った話もいくつかあったんですが、
全体的としては、恩田陸さんのチャレンジ作的な1冊だと思います。

あ、でも最後の「魔術師」の話はなかなか面白かったですね。
なんの関連性もない物事を上手くからませて
ひとつの結論を導き出すロジックが面白いです。
本 【恩田 陸】 | comments(0) | trackbacks(0)

小説「キッドナップ・ツアー」の感想

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評価:
角田 光代
新潮社
¥ 420
(2003-06)
Amazonランキング: 2841位
Amazonおすすめ度:
夏休み、父親に誘われて「誘拐」の旅に出る父と娘の物語。

「誘拐」といっても、実の父と娘の話なので、
犯罪とか刑事モノの話ではなく、アットホームは雰囲気で進んでいきます。
で、物語は娘の視点で描かれているんですが、
なんか子供らしい視点というか、懐かしさがこみあげてくる
そんなあったかいストーリーになっていて楽しめます。

角田さんの本は初めて読んだんですが、
なかなか上手い文章で引き込まれました。
もっと他の本も読んでみようかな…。

あと、物語の核(?)となるべき
肝心な部分は、最後まで読んでも明かされないので、
そこんとこは、ちょっと残念でしたが…。
まぁミステリじゃないので、そういう終わり方も
ありなのかなとも思います(笑)
本 【角田 光代】 | comments(0) | trackbacks(0)

小説「くちぶえ番長」の感想

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評価:
重松 清
新潮社
¥ 452
(2007-06-28)
Amazonランキング: 5736位

小学4年生の主人公のところに転校してきた
「番長」を名乗る女の子と主人公の物語。

雑誌の「小学4年生」?だかに連載されていた作品なだけあって、
さすがに子供向けだなーという印象を持ちました。
で、子供にとって大事なことを、いろいろ詰め込んでるのかなと。

小学生のころに読めばもっと面白かったのかもしれないけど、
さすがに今更よんでもさほど面白くはなかったですね^^;
もうちょっと上の年代の人なら、この小説の時代の雰囲気が
「懐かしい!」となるのかもしれませんが、
ちょっと時代が違いすぎるので、そういう思いもないですし(笑)

今の時代、こんな小学4年生は存在しないだろうなーと
思ってしまったのが正直なところです。

本 【重松 清】 | comments(2) | trackbacks(0)
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