映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
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小説「火の粉」の感想

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評価:
雫井 脩介
幻冬舎
¥ 800
(2004-08)
Amazonおすすめ度:
異常な行動をする人を隣人に迎えた一家の物語。

物語の冒頭が裁判がどうのこうの…っていう話だったので、
てっきり裁判の物語なのかと思ってたら、
裁判じゃなくてややホラー系の物語でした(笑)
…といっても残虐なシーンが出てくるわけではなく、
ちょっとずつちょっとずつ家庭に異変が出てくる
そんな感じのストーリーだったので、普通に楽しめました。

ただ、物語の展開のさせかたがものすごく上手いですね。
途中まで読んだら最後まで気になって気になって仕方がない。
次は誰が犠牲になるのか…それとも、誰が異常に気づいて
隣人と敵対していくのか…それがすごく気になっちゃって
ついつい最後まで一気読みしちゃうような一冊でした。

面白かったです!
本 【その他】 | comments(0) | trackbacks(0)

小説「氷菓」の感想

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評価:
米澤 穂信
角川書店
¥ 480
(2001-10)
Amazonおすすめ度:
古典部シリーズの1作目。

高校が舞台なので青春ミステリといった感じでしょうか。
そして、もともとがスニーカー文庫ということで、
登場人物はライトノベルっぽい雰囲気が漂ってますね(笑)
この辺は好き嫌いが分かれそうな印象があります。

肝心の中身の方は、章立てで謎解きをしていく感じなので、
読者も気軽に謎解きに参加できそうで楽しめます。
ただ、そんなに奥深いミステリではないので、
面白いかどうかはちょっと微妙な感じですね。
本 【米澤 穂信】 | comments(2) | trackbacks(0)

小説「床下仙人」の感想

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評価:
原 宏一
祥伝社
---
(1999-09)
Amazonおすすめ度:
5つの短編集

○床下仙人
自分の家の床下に見知らぬ仙人が住み着いていたという話。

○てんぷら社員
会社の社員の弱みをなんでも知ってる謎の男の話。

○戦争管理組合
男社会に宣戦布告した女性たちの話。

○派遣社長
派遣社員ではなくて、社長を派遣してもらおうという話。

○シューシャイン・ギャング
靴磨きでお金をかせぐ少女とおじさんの話。

全体的に、さほど面白い話ってわけではないんだけれども…
どれも発想がユニークで印象深かったです。
若干、社会に対する皮肉が入ってるのもおもしろかったです(笑)
本 【その他】 | comments(0) | trackbacks(0)

映画「銀色のシーズン」の感想

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評価:
---
ポニーキャニオン
¥ 2,997
Amazonおすすめ度:

スキー場を舞台にしているだけあって、
映像はキレイでなんか癒されます(笑)
真っ白な山々の映像とか多く出てくるんでいいですね。

物語の展開としては、花嫁救出のシーンとか
花嫁の正体とかなんか無理あるなぁと思いましたが、
全体的には好きな部類に入るのでなかなか楽しめました。
瑛太とか田中麗奈のキャラもユニークで面白かったですし。

スキーに行きたくなる…そんな映画ですね。
映画(邦画:その他) | comments(0) | trackbacks(0)

小説「精霊の守り人」の感想

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評価:
上橋 菜穂子
新潮社
¥ 580
(2007-03)
Amazonおすすめ度:
和風ファンタジー「守り人」シリーズの第1弾。

ファンタジーとしては、よくあるパターンな展開なのかな…
と思ってしまったので、さほど面白いとは思いませんでした^^;
やっぱりこういうのは小説じゃなくてアニメとか
漫画とかゲームの方が雰囲気が出ていいなぁ(笑)

本 【その他】 | comments(0) | trackbacks(0)

小説「イニシエーション・ラブ」

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評価:
乾 くるみ
文藝春秋
---
(2007-04)
Amazonおすすめ度:
80年代後半を舞台にした、男女のラブストーリー。

物語は、1部と2部にわかれていて、
1部は、片思いから付き合って…っていう甘酸っぱい恋愛物語で、
2部は、ちょっとドロドロした感じの大人(?)なラブストーリーです。

でも、正直言って、1部も2部もごくごく普通のよくある
ラブストーリー小説なんだと思います。
ただ、この本のすごいところは、単なるラブストーリーじゃなくて
「ミステリ」小説であること!
1回最後まで読んで、真実が明らかになると驚愕です。。。

本の帯に「必ず二回読みたくなる小説などそうそう
あるものじゃない」って書かれてますが、
まさにその通りで、もう一回読みたくなりますね…。

リピートもすごく面白かったんですが、こっちもかなりオススメ作品。
乾くるみ…恐るべし。
本 【乾 くるみ】 | comments(0) | trackbacks(0)

小説「カレンダーボーイ」の感想

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評価:
小路 幸也
ポプラ社
¥ 1,575
(2007-11)
Amazonおすすめ度:
意識だけが、小学生だったころの過去と現代を
交互に行き来するようになってしまった2人の中年男の物語。
ひとりは、好きだった女の子を救うため、
もうひとりは、3億円を強奪事件の犯人から
3億円を強奪するために過去を変えることを決意する。

よくあるタイムトラベルものだとは思いますが、
あんまりSFチックな雰囲気ではなくて、
終始ほんわかした雰囲気ですすむので、読みやすいです。

ただ、本来ならば、ラストの物語の山場を迎えるべきところが、
すっぽり抜けていて、ほんの数行で書かれてるのが
ちょっと納得いかない…っていうかもったいないです。
全体的にすごく好きなお話だったのになんか残念…って思いました。
本 【小路 幸也】 | comments(0) | trackbacks(0)

小説「リビング」の感想

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評価:
重松 清
中央公論新社
¥ 580
(2003-10)

ごくありふれた(?)日常を綴った12の短編集。
夫婦とか家庭とかがテーマなのが多いのかな?

隣に引っ越してきた家庭に刺激を受けつつ変化していく日常を
描いた「となりの花園」だけは4編入ってるんですが、
他はみんな短いのでやや物足りないなぁっていう印象です。

ただ、主人公は十人十色な感じで、色んな視点から
色んな物語を楽しめるので、逆にお徳なのかも…。

本 【重松 清】 | comments(0) | trackbacks(0)

小説「ワーキング・ホリデー」の感想

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夏休みの間だけ、死んだはずになっていた父親のもとを訪れて
一緒に生活することになった息子と父の物語。

まず、元ホストで、リヤカーで宅急便を配達してる父親の設定が面白いです。
そして、突如現れる息子に戸惑いつつ、父子愛を感じさせてくれる展開が
なかなかユニークで笑いあり、涙ありでなかなかよかったです。

読後感はすごくほんわかした幸せな気分に浸れるので、
なかなかオススメな一冊かと思います。

続編が作り易そうな物語なので、続きとかもあるのかなぁ??

本 【坂木 司】 | comments(0) | trackbacks(0)

「ホームレス中学生」の感想

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評価:
麒麟・田村裕
ワニブックス
¥ 1,365
(2007-08-31)
Amazonおすすめ度:
麒麟・田村裕さんの自伝的小説。

読んでみた印象は、ホームレス「中学生」なだけに、
なんか中学生が書いてる作文っぽい感じだなーって印象でした。
最後まで読んでみて、よくできました。とか
よくがんばりました…の二重丸をあげたくなる…そんな文章ですね^^;

エピソード的には、本にしてるだけあって、けっこう面白いものも
色々あったので、それなりに楽しめたんですが、
(お父さんとかお姉ちゃんとか田村ファミリー面白い!)
文章力・構成力があったら、もっと面白くなるんだろうなぁって
なんかちょっともったいない気がしました^^;

まぁ読みやすくていいとは思うんですけどね。
本 【その他】 | comments(0) | trackbacks(0)
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