映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
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2009年お気に入り映画

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 2009年ももうすぐ終わるということで、
今年見た映画を振り返ってみたいと思います。

ちなみに、今年みた映画は67本らしいです。
去年は76本だったので、やや減っています。

で、今までレビューしてきたうち、
★5個のお気に入り映画は以下の17作品でした。
去年は17作品だったので、ぴったり同じです(笑)


・なくもんか
・ゼロの焦点
・風が強く吹いている
・悪夢のエレベータ
・火天の城
・96時間
・サマーウォーズ
・ノウイング
・アマルフィ
・ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
・ROOKIES -卒業-
・セブンティーンアゲイン
・グラントリノ
・ジェネラル・ルージュの凱旋
・フィッシュストーリー
・チェンジリング
・ハイスクール・ミュージカル・ザ・ムービー

ベスト10を選ぶとしたらこんな感じです。

 1位:ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
 2位:96時間
 3位:フィッシュストーリー
 4位:チェンジリング
 5位:グラントリノ
 6位:風が強く吹いている
 7位:サマーウォーズ
 8位:セブンティーンアゲイン
 9位:悪夢のエレベータ
10位:ジェネラル・ルージュの凱旋


1位の「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」は個人的には、2位以下を圧倒的に引き離す勢いでダントツの1位です(笑)ファンで見た方はわかると思うんですが、これは凄まじいです。今年はこれ以上の映画はないだろうなと思ったんですが、予想通り僕の中ではナンバー1ですね。痺れます。
2位〜5位くらいの作品は、僕のなかでは同じくらいの評価なんですが、「爽快感」がズバ抜けているってことで「96時間」を推したいと思います。誘拐された娘を父親が助けに行く話なんですが、悪人たちをバッサバッサと倒していくのですごく爽快です(笑)
3位の「フィッシュストーリー」4位の「チェンジリング」はどちらもミステリなんですが、個々の登場人物の繋がり具合が面白かったので「フィッシュ〜」を上にしました。「チェンジリング」の方は物語の意外性と奥深さが魅力的ですね。

よかったら、参考にしてもらえるとうれしいです。
どれも面白い作品だと思いますので。

評価:
---
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
¥ 1,007
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評価:
---
アミューズソフトエンタテインメント
¥ 4,036
Amazonおすすめ度:

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2009年お気に入り本

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  2009年ももうすぐ終わるということで、
今年読んだ本を振り返ってみたいと思います。

ちなみに、今年みた本は147冊らしいです。
去年は141冊だったので、やや増加してるようです。
ちょっと意外だったりしますが・・・。

で、今までレビューしてきたうち、
★5個のお気に入り作品は以下の38作品でした。
去年は36作品だったので、こちらもやや増えてます^^;

東野圭吾さん、宮部みゆきさん作品を多く再読してたので
その辺がやっぱりなんか増えてますね(笑)


・赤い指(東野 圭吾)
・1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター(五十嵐 貴久)
・Lady,GO(桂 望実)
・贖罪(湊 かなえ)
・マジカル・ドロップス(風野 潮)
・ヤマダ一家の辛抱(群 ようこ)
・渋谷の神様(有吉 玉青)
・新参教師(熊谷 達也)
・終末のフール(伊坂幸太郎)
・蒲生邸事件(宮部みゆき)
・ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない(黒井勇人)
・怪笑小説(東野圭吾)
・スナーク狩り(宮部みゆき)
・希望ヶ丘の人びと(重松清)
・スペース(加納朋子)
・そして誰もいなくなった(アガサクリスティ)
・自分の答えのつくりかた(渡辺健介)
・ステップファザーステップ(宮部みゆき)
・しのぶセンセにさよなら(東野圭吾)
・ルパンの消息(横山秀夫)
・悪意(東野圭吾)
・強運の持ち主(瀬尾まいこ)
・新世界より(貴志祐介)
・カラスの親指(道尾秀介)
・ラン(森絵都)
・シューカツ!(石田衣良)
・わくらば日記(朱川湊人)
・ザ・ゴール(エリヤフ・ゴールドラット)
・秘密(東野圭吾)
・シンデレラ・ティース(坂木司)
・分身(東野圭吾)
・私が彼を殺した(東野圭吾)
・白いネコは何をくれた?(佐藤 義典)
・転生(貫井徳郎)
・むかし僕の死んだ家(東野圭吾)
・交渉人(五十嵐貴久)
・凍りのくじら(辻村深月)
・告白(湊かなえ)



ベスト10を選ぶとしたらこんな感じです。

 1位:新世界より(貴志祐介)
 2位:カラスの親指(道尾秀介)
 3位:ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない(黒井勇人)
 4位:告白(湊かなえ)
 5位:1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター(五十嵐 貴久)
 6位:マジカル・ドロップス(風野 潮)
 7位:Lady,GO(桂 望実)
 8位:ラン(森絵都)
 9位:希望ヶ丘の人びと(重松清)
10位:赤い指(東野 圭吾)

去年のようにダントツでこれがいい!ってのが見当たらなかったので、どれもどっこいどっこいな感じなんですが…1位は貴志祐介さんの「新世界より」にしてみます。和製ファンタジーって感じなんですが、世界感が上手く構築されていて、引き込まれた記憶があります。ちょっと長いってのが難点なんですが…^^;2位は道尾秀介さんの「カラスの親指」です。詐欺師の話なんですが、なんかちょっとホームドラマ風の雰囲気が暖かくて好きでした。3位は「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」です。ネット発の作品で、ブラックな会社に勤めてる男の話なんですが、思った以上に感動的で衝撃的で面白かったです。

あとは…12月に読んだ本が4冊も入ってますね^^;記憶に新しいってことでちょっと甘めかもしれません(笑)

評価:
貴志 祐介
講談社
¥ 1,995
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評価:
道尾 秀介
講談社
¥ 1,785
Amazonおすすめ度:

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12月総括

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 12月の総括です。

12月に読んだ本は19冊、見た映画は5本でした。

今月は割とオススメ本が多かったんですが、笑って楽しみたいなら「1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター」か「マジカル・ドロップス」ですね。前者はおばちゃんがバンドを結成して活躍する話で、後者はおばちゃんが15歳に若返っちゃう話です。たまたまどっちもおばちゃんが主人公ですが、明るくて元気がもらえる本だと思います。感動したい、未体験の世界を知りたいというならば、「赤い指」か「Lady,GO」ですね。こちらの前者は息子が殺人犯になってしまった父親の話、後者はキャバクラ嬢になって売れっ子になるサクセスストーリーです。あんまり偏見を持たずに読んでみると楽しめると思います。

オススメ映画の方は、家族モノが好きなのであれば「なくもんか」がオススメです。あと、5点ではないですが、ピクサーアニメファンならば「カールじいさんの空飛ぶ家」、のだめファンならば「のだめカンタービレ」、SFとかファンタジーが好きならば「アバター」もオススメです。


[12月に読んだ本]
・★★★☆☆ あるキング(伊坂 幸太郎)
・★★★★★ 赤い指(東野 圭吾)
・★★★★★ 1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター(五十嵐 貴久)
・★★★★★ Lady,GO(桂 望実)
・★★★★★ 贖罪(湊 かなえ)
・★★★★★ マジカル・ドロップス(風野 潮)
・★★★☆☆ ブラバン(津原 泰水)
・★★★☆☆ 誘拐症候群(貫井 徳郎)
・★★★★★ ヤマダ一家の辛抱(群 ようこ)
・★★★☆☆ 晩夏に捧ぐ(大崎 梢)
・★★★☆☆ ブラジル蝶の謎(有栖川 有栖)
・★★★★☆ 骸の爪(道尾 秀介)
・★★★★☆ 緋色の囁き(綾辻 行人)
・★★★☆☆ 回廊亭殺人事件(東野 圭吾)
・★★★★☆ 悪党たちは千里を走る(貫井 徳郎)
・★★☆☆☆ 黄昏の囁き(綾辻 行人)
・★★★☆☆ 46番目の密室(有栖川 有栖)
・★★★★☆ ボトルネック(米澤 穂信)
・★★★☆☆ シャドウ(道尾 秀介)

[12月に見た映画]
・★★★★☆ アバター
・★★★★☆ のだめカンタービレ 最終楽章 前編
・★★☆☆☆ パブリック・エネミーズ
・★★★★★ なくもんか
・★★★★☆ カールじいさんの空飛ぶ家

評価:
五十嵐 貴久
双葉社
¥ 1,680
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評価:
風野 潮
光文社
¥ 580
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評価:
桂 望実
幻冬舎
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月別お気に入り本・映画 | comments(0) | -

小説「あるキング」

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 【あらすじ】
「仙醍キングス」という弱小プロ野球チームの猛烈なファンである両親のもとから産まれた王求(おうく)は、仙醍キングスの救世主となるべく、幼い頃から野球の英才教育を施されるのであった。そして、王求もまたその期待に答えるかのように才能を開花させていくのであった。しかし、類稀なる才能を備えた王求故に遭遇する事件も多く、波乱万丈な人生を送っていくのであった・・・。

【感想】
読んでみた印象としては…思った以上になんかぱっとしない話だったなぁって印象でした。バリバリ野球の話で感動する…というわけでもないし、王求少年の成長記録…ともちょっと違うような…。年齢ごとに章が別れてるような感じなんですけど、どれもなんか中身が薄いんですよね〜。ちょっと何が言いたいのかよくわからなかったです。天才も大変なんだねっていうのはなんとなく伝わりましたが(笑)
本 【伊坂 幸太郎】 | comments(0) | -

映画「アバター」

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評価:
---
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
¥ 1,899
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 【あらすじ】
パンドラと呼ばれる衛星に派兵されてきたジェイクは、そこの原住民であるナヴィと交渉する為、ナヴィと人間を基に生成された「アバター」と呼ばれる生命体にリンクし、操ることとなった。幸いにも、ナヴィの王族の娘と接触し、ナヴィの村に住むことを許されたジェイクは、ナヴィの生活を知り、ナヴィに溶け込んでいくのだったが、一方で、交渉の進展がないことに痺れを切らした人間達は、ナヴィに対する攻撃の準備を開始するのだった。

【感想】
何の予備知識がないまま見てしまったので、「アバター」ってネットとかでよく出てくる「アバター」のことかと思ったら違ったんですね^^;実際に現実世界で動かす仮の姿って感じでしょうか。なんかこれ見てたら、人間も将来的には、自分の肉体を捨てて、新しい肉体に移動するってこともできるようになるのかなぁ〜なんてことを思ったりしてしまいました(笑)
まぁそれはさておき、この映画の見所は…まず映像がすごいですね。独特で綺麗な異世界に惹き付けられます。よくあるファンタジーに出てくるようなドラゴンとかモンスターとか、剣とか弓矢とかが出てくる一方で、現代社会の人間達も出てきて、戦車とかロボットとか、マシンガンとかで戦ってるというごちゃまぜ的な違和感もなんか魅力的でした(笑)
あとは、主人公のジェイクが置かれる複雑な設定がよかったです。人間の”敵”であるナヴィの中にスパイとして潜り込んでいるうちに、”人間”の方が悪に見えてくるんですが、人間に味方すべきか、ナヴィに味方すべきかという微妙な立ち位置がよかったです。地球にエイリアンが責めてくる話はよくあるかと思いますが、地球以外の星に人間が攻めていって、人間が悪者になるっていう立場の話は、なかなか独特な設定ですよね。
あとは、ラストの戦闘シーンが爽快でした。さっきもちょっと書きましたが、ドラゴンに弓矢を持って乗ったナヴィが、戦車とかロボットとか、マシンガンを持った人間と戦ったり、モンスターが人間に襲い掛かったりしてるんですよ。なかなかこういうごちゃ混ぜ感は味わえないかなーと思うのと、バッサバッサと仲間も敵もやられていくのがちょっと爽快で(笑)この戦闘シーンだけでも見る価値あるんじゃなかろうかと思います。

満足度:★★★★☆

映画(洋画:SF) | comments(0) | -

映画「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」

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評価:
---
アミューズソフトエンタテインメント
¥ 3,380
Amazonおすすめ度:

 【あらすじ】
国際音楽コンクールでの優勝という輝かしい実績を得た千秋は、ルー・マルレ・オーケストラの常任指揮者に選ばれた。「常任指揮者」という大役に、期待に胸を膨らませながら会場へと向かう千秋。しかしその期待は雲散霧消する。団員達にまとまりがなく、熱意が感じられず、プロと呼べるほどの実力もないのだ。千秋のデビューの演奏会も大失敗に終わり、このままではいけないと感じた千秋は、楽団員のレベルアップを図ることにするのだったが…。

【感想】
ドラマ版のファンからすると、メインキャストはほとんどドラマ版と同じなので、ドラマを見てる感じと違和感はないですねー。相変わらず、千秋とのだめとその他大勢とかとの絡み具合が面白くていいです。舞台が外国なので、日本に残ってる連中の出番がほとんどないってところがちょっと残念なのと、外国人の役を日本人がやってるのがちょっと違和感あるかなってところと(これはドラマの時もですが)、ラストがちょっと暗い終わり方になっちゃってるところが残念(やっぱり明るく終わって欲しかった。まぁ後編への予告みたいなもんだから仕方ないのかな)なのが、ちょっと気になるものの、やっぱりファンならば楽しめると思います。
あと、映画版での醍醐味は、やっぱり大きなスクリーンでオーケストラの音を聴けるってところですね。クラシックは正直あんまり好きではないんですが、映画館でじっくり聴いたせいか、流れてた曲が頭の中でリフレインしてます(笑)音もいいので、オーケストラっていいなぁってなんか思えてきますね。

満足度:★★★★☆

映画(邦画:青春・学園モノ) | comments(2) | -

映画「パブリック・エネミーズ」

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評価:
---
ジェネオン・ユニバーサル
¥ 2,447
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 【あらすじ】
大恐慌時代のアメリカ。そこでは、見事なテクニックで金を奪い取る銀行強盗のプロとして、ジョン・デリンジャーという人物が名をはせていた。しかし、そんな彼も一人の男性であった。彼は、クラブのクローク係として働く美しい女性のビリーと出会うと恋に落ちるのであった。

【感想】
なんか印象に残っているのが、ただひたすら銃を乱射してるようなシーンばかりでした。僕の認知力が低いせいもあるんでしょうが、なんか登場人物の顔がどれも似たような感じに見えてきてしまって、主人公のジョンとヒロインのビリー以外の登場人物の顔と名前を覚えられませんでした^^;なので、あれ?この人さっき死ななかったっけ?とか、この人だれだっけ?状態になってしまってあんまり楽しめませんでした^^;
正直評価できるほど内容を理解できなかったので、今回の評価はちょっと低めです…。

満足度:★★☆☆☆
映画(洋画:アクション) | comments(0) | -

映画「なくもんか」

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評価:
---
バップ
¥ 2,690
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 【あらすじ】
幼い頃に父親に捨てられ、弟とも生き別れてしまった祐太は、どこにも居場所がなく、置き去りにされたハムカツ屋に居候することとなった。一生懸命に働き、ハムカツ屋の親父にも気に入られ、親父亡き後の店を託されるようにまでなった祐太であったが、心の奥では自分は余所者なんだという負い目を感じていた。一方、生き別れた弟の祐介は、売れっ子お笑い芸人として活躍していたのだったが、ある日、テレビ番組のレポーターとして、裕太の経営するハムカツ屋を訪れることになるのだった…。

【感想】
タイトルが「なくもんか」なだけに、そんなに泣ける話なのかなーと思って見ていたんですが…思ったより感動的な話で素敵でした(泣きませんでしたが(笑))
兄と弟のエピソードの部分もよかったんですが、僕が心にグサッときたのは、祐太が家に自分の居場所がない〜みたいな所ですね。認知症の義理の母と、妻と、血の繋がらない娘と息子の為に、一生懸命「家族」を演じて、近所でも典型的な「いい人」を演じる。だからどんどんストレスが溜まっていく…。そうして祐太がどうなっちゃうかは…、とりあえずは伏せておきますが、その辺からラストの当たりにかけて色々とジワジワと訴えるものがあったので、よかったです。
ちょっと家族モノには弱いかもしれないです。

満足度:★★★★★

映画(邦画:その他) | comments(0) | -

映画「カールじいさんの空飛ぶ家」

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評価:
---
ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
¥ 2,700
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 【あらすじ】
最愛の妻と共に南米の秘境を旅することが長年の夢であったカールじいさんは、妻を失った後もその夢を諦めることはなく、ようやくその夢を実現させるところまでやってきていた。大量の風船を用意し、自宅を大空へと飛ばせるよう改造を行っていたのだ。そして、いよいよ出発の当日、カールじいさんは家と共に大空へとはばたくのであったが、実は、その家には、ラッセル少年がこっそりと忍び込んでいた。空から突き落とすわけにも行かず、仕方なくラッセルを連れて南米へと旅立って行くカールじいさんであったが…。

【感想】
冒頭のカールじいさんが老人になるまでのエピソードの部分は正直あんまり好きではなかったりするんですが、家が旅立ってからの冒険のシーンは一波乱も二波乱もある展開続きでなかなか面白かったです。じいさんが主役なので、まさか戦闘シーンなんてあるとは思わなかったんですが、予想外の展開に驚きでした。思った以上にアクションシーンが多かった感じがします。
あと、中盤以降は、カールじいさんに加えて、冒険少年のラッセルに、謎の鳥のケビン、喋る犬のダグといったユニークな仲間(?)が増えていくんですが、個性豊かな面々が揃ってるので、会話とか行動のやりとりはコントでも見てるような感じで面白かったです。(ケビン&ダグ最高!ペットに欲しい^^)

満足度:★★★★☆

映画(アニメ) | comments(0) | -

小説「赤い指」

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評価:
東野 圭吾
講談社
¥ 1,575
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 【あらすじ】
妻の八重子からの急な電話の呼び出しによって我が家に戻った昭夫は、庭に不審なものが置かれていることに気づく。近寄ってみると、なんと、それは幼い女の子の遺体であった。驚いて妻を問い詰める昭夫であったが、なんとその少女を殺したのは、一人息子で中学生の直巳かもしれないという。すぐに警察に知らせようとする昭夫。しかし、妻は息子の将来の為、自分達家族の為、それだけは辞めて欲しいと懇願する。やむなく遺体をどこかに移動することにした昭夫であったが…。

【感想】
思ったより奥が深い内容でした。もし自分の息子が殺人事件を犯してしまったら…っていう話なんですが、自分がその子供の親だったら…すんなり息子を警察に突き出すことはできるんでしょうかね?僕は子供はいないので父親の気持ちってのはまだわかりませんが、もし子供の父親だとしたら、息子を警察に突き出すっていうのはかなり苦しいこと…なんでしょうね…。ただ、だからといって息子を庇って死体遺棄とか、偽装工作とかするのはまずいとは思いますが…。
あと、この主人公はもう一つ、とある人物を犯人に仕立て上げる為に偽装工作を行うんですが、愛する息子を守る為とはいえ、自分にとって大事なものを犠牲にする、そんな展開なので、その過程は読んでいて心苦しかったです。そして、ラストにはまた一波乱あるんですが、そこは、読んでいて泣きそうになってしまいました。感動っていうのとはちょっとまた違うような気がするんですが、ぐっとくるものがありました。東野さんってこういう展開に持っていくのってすごい上手いんですよね…。

本 【東野 圭吾】 | comments(0) | -
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