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評価:
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アニプレックス
¥ 2,990
Amazonおすすめ度:
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【あらすじ】
交通事故に遭い、重症を負ってしまったにも関わらず、「深町一夫に会いに行かないと…」と必死な母・芳山和子の願いを叶える為、1972年の4月に行くことを決心した娘のあかりは、半信半疑ながらも、過去の世界にタイムリープすることを決意する。しかし、実際にたどり着いたのは、1974年の2月。なんと、日にちを間違えてタイムリープしてしまったのだ。仕方なく、偶然出会った大学生の涼太にも協力してもらい、その時代の深町一夫を探すことにしたのだったが…。
【感想】
原作は未読、昔の映画も見たことはなくて、唯一アニメ版の「時をかける少女」だけは見たことがあるんですが、この作品は、どれとも話が違っていて、完全なオリジナルストーリーなんですね。昔の「時をかける少女」の主人公の和子が、今回の主人公のあかりのお母さんって設定で、昔和子が出会った深町一夫に、あかりが会いに行くっていう話でした。ちょっとややこしいですが…昔の映画を見たことがある人にはけっこうオイシイ設定なのかもしれませんね。
で、肝心のストーリーはどうだったかっていうと…思っていた以上に純愛ラブストーリーな展開が面白かったです。お約束といえばお約束みたいな展開なのかもしれませんが、ちょっとラストのあたりは泣けてきました。切なかったです。こんな悲しい結末にしないで!とちょっと思っちゃったりしましたが、後味も悪いわけでもなく、なんか「いい話だったな」っていうそんな終わり方なので、これはこれでよかったような気もします。
お母さんの和子が、なんでそこまでして深町くんに会いたかったのかっていう理由に関してはちょっと釈然としない部分もあったんですが、(この辺はきっと昔の映画を見てるとスッキリするんでしょうね)まぁその辺を差し引いても面白かったです。
アニメ版の「時をかける少女」は大好きな作品だったんですが、こっちの「時をかける少女」も大好きな作品になりました。オススメです。
満足度:★★★★★