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評価:
蒔田 光治,進藤 良彦
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 1,260
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【あらすじ】
財宝に目がくらみ、万練村で行われるという、霊能力者「カミハエーリ」を決める大会に参加することにした山田奈緒子は、そこで、霊能力者のインチキを暴く為に万練村にやってきた、物理学者の上田次郎と再会する。これはチャンスだと思った山田は、自分をカミハエーリに認めてもらえるように上田に協力を依頼するのであったが…
【感想】
久しぶりのTRICK。ドラマ版よりも先に見たんですが、良くも悪くもTRICKって感じでした。ベタな展開で、お約束の王道パターンなので、TRICKらしくて安心して見られるような気がします。まぁ見方によっては、いつも同じだし、マンネリだし、映画にしなくてもいいんじゃない?って感じもしなくもないですが(笑)
ドラマのスペシャル版も見たんですが、映画とどっちが面白いかっていうと、ちょっと甲乙付け難い感じで、どちらかといえば映画版の方が良かったかなぁって感じです。ドラマ版の方も面白かったんですが、映画版の方が華やかな感じなんですよね。松平健、佐藤健、夏帆、片瀬那奈、戸田恵子、藤木直人。主役クラスの人たちがズラーっと一堂に会して対峙するので、ゴージャスな雰囲気が伝わってきます。ここら辺が、ドラマスペシャルじゃなくて、あえて映画にしてる理由なのかなって思ったりします。
あと、ドラマスペシャルと映画、若干リンクしてる部分があるみたいなんですが…映画を先に見てしまったので、その部分がイマイチよくわからなかった…ってのが残念です。そういえば映画の中で、なんとか村がどうのこうの言ってたようなシーンがあったような気がするんですが…よく覚えてない^^;ドラマスペシャルを先に見て、映画を見た方が良かったのかもしれないですね。(ドラマのラストで予知がどうのこうの言ってたのは意味がわかって面白かったですけど)
あと、TRICKって細かいところに拘ってるところが結構好きです。ほんと一瞬しか出てこなくて全部は理解できなかったですが、地名とか面白い名前付けてますよね。遊び心満載で面白いです。DVDが出たら、そういうところをチェックしてみるのも面白いのかもしれません。
満足度:★★★★★