映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
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2011年のお気に入り映画

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 2011年ももうすぐ終わるということで、
今年見た映画を振り返ってみたいと思います。

ちなみに、今年読んだ本は67本らしいです。
去年は54本だったので...こっちはやや増えてるみたいですね。

で、今までレビューしてきたうち、
★5個のお気に入り作品は以下の12作品でした。
去年は15作品だったので...
多く見ている割にはいいのがなかった…ってことですかね(^_^;)
うーん。なんと微妙な...(^_^;)

で、以下がその12作品です。

・アントキノイノチ
・ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
・ステキな金縛り
・はやぶさ/HAYABUSA
・岳 -ガク-
・八日目の蝉
・阪急電車 片道15分の奇跡
・ナルニア国物語 第3章:アスラン王と魔法の島
・英国王のスピーチ
・GANTZ
・アンストッパブル
・グリーン・ホーネット

12作しかないのにベスト10を選ぶのもなんか微妙な感じがしますが…
まぁ選ぶとしたらこんな感じですかね...

 1位:阪急電車 片道15分の奇跡
 2位:ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
 3位:ステキな金縛り
 4位:八日目の蝉
 5位:はやぶさ/HAYABUSA
 6位:ナルニア国物語 第3章:アスラン王と魔法の島
 7位:アントキノイノチ
 8位:英国王のスピーチ
 9位:グリーン・ホーネット
10位:アンストッパブル

1位は「阪急電車」ですね。たまたま一緒に乗り合わせた乗客同士のやりとりを描いた作品なんですが…そのほのぼの〜ほんわかした雰囲気がすごく好きでした。人の善意が他の人にも伝わって広がっていくような…そんな展開が微笑ましくてすっごく暖かくなれる映画でした。

2位は「ミッションインポッシブル」ですね。こちらは、とりあえずストーリーはおいておいて…迫力のアクションシーンが手に汗握る感じで面白かったです。高層ビルをよじ登るシーンがあるんですが、あのシーンはやっぱり必見ですね。見ててこっちまでドキドキしちゃいました(笑)

3位は「ステキな金縛り」ですね。三谷幸喜作品らしい感じで、笑いの要素が至るところに散りばめられている感じが楽しくて良かったです。幽霊を法廷に!?っていうありえない展開を持ち込んじゃって笑わせるあたり、さすがだなーって思います。

4位は「八日目の蝉」ですね。こちらは誘拐犯に育てられた娘の話なので、重苦しい〜感じではあるんですが、やっぱり色々考えさせられた映画でした。なかなか見応えのある映画だと思います。

5位は「はやぶさ」ですね。宇宙のことなんて興味がなかったんですが、はやぶさが成し遂げたことってすごいことだったんだなーってことがこの映画を見るとよくわかりました。何かに必死になって打ち込んでる人って素敵だなーって思わせてくれるような映画でした。



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2011年のお気に入り本

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 2011年ももうすぐ終わるということで、
今年読んだ本を振り返ってみたいと思います。

ちなみに、今年読んだ本は190冊らしいです。
去年は201冊だったので...残念ながら前年超えならず...(^_^;)
まぁ今年は英語の本にもチャレンジしたということでよしとします(笑)

で、今までレビューしてきたうち、
★5個のお気に入り作品は以下の38作品でした。
去年は50作品なので、こちらもやや減ってますね(^_^;)

今年後半はこれは!!っていう作品が少なかったので、
合計数ももっと少ないかなーって思ってたんですが...
逆に今年前半に大量にあったので、合計すると結構な数になったみたいです。
38作品中33作品が、今年7月までに読んだ本なので、
若干評価が偏ってる感は否めませんが...(^_^;)

で、以下がその38作品です。

・ユリゴコロ(沼田まほかる)
・七人の敵がいる(加納朋子)
・マスカレード・ホテル(東野圭吾)
・ビブリア古書堂の事件手帖(三上延)
・我が家の問題(奥田英朗)
・リテイク・シックスティーン(豊島ミホ)
・遠回りする雛(米澤穂信)
・放課後探偵団(相沢沙呼、梓崎優他)
・阪急電車(有川浩)
・切れない糸(坂木司)
・エバーグリーン(豊島ミホ)
・偉大なるしゅららぼん(万城目学)
・県庁おもてなし課(有川浩)
・クドリャフカの順番(米澤穂信)
・麒麟の翼(東野圭吾)
・月と詐欺師(赤井三尋)
・花の鎖(湊かなえ)
・檸檬のころ(豊島ミホ)
・ダークゾーン(貴志祐介)
・空飛ぶタイヤ(池井戸潤)
・初恋ソムリエ(初野晴)
・午前零時のサンドリヨン(相沢沙呼)
・プリズンホテル4 春(浅田次郎)
・不祥事(池井戸 潤)
・愚者のエンドロール(米澤穂信)
・神田川デイズ(豊島ミホ)
・トイレのポツポツ(原 宏一)
・オレたち花のバブル組(池井戸潤)
・陽気なギャングの日常と襲撃(伊坂幸太郎)
・下町ロケット(池井戸潤)
・オレたちバブル入行組(池井戸潤)
・ひろいもの(山本甲士)
・リストラなう!(綿貫智人)
・ツナグ(辻村深月)
・チョコレートコスモス(恩田陸)
・スコーレNo.4(宮下奈都)
・フリーター家を買う(有川浩)
・絶望ノート(歌野晶午)


で、ベスト10を選ぶとしたらこんな感じでしょうか…。
正直なところ、1位のやつと2位のやつ、どっちを上にしようか悩んだんですが…
個人的に、沼田まほかるさんのあのダークな話を1位に選ぶのは癪だったので、こちらを1位にしました(笑)

あと…何故か豊島ミホさんが3作品もランクインしてしまいました。いいです豊島ミホ(笑)

 1位:トイレのポツポツ(原 宏一)
 2位:ユリゴコロ(沼田まほかる)
 3位:クドリャフカの順番(米澤穂信)
 4位:リテイク・シックスティーン(豊島ミホ)
 5位:神田川デイズ(豊島ミホ)
 6位:午前零時のサンドリヨン(相沢沙呼)
 7位:ツナグ(辻村深月)
 8位:オレたちバブル入行組(池井戸潤)
 9位:県庁おもてなし課(有川浩)
10位:エバーグリーン(豊島ミホ)

1位の「トイレのポツポツ」は…タイトルを見た限りだと、なにこれ?トイレの話?って思ってしまうかもしれないですが、とある会社を舞台にしたお仕事小説ですね。最初こそちょっと「こういうことあるよね〜」的なよくある会社の出来事〜みたいな短篇集かと思ってたんですが、クライマックスに向けての収束感がハンパなかったです。こんなタイトルの本で感動して勇気づけられるなんて…と思わずにはいられない作品でした。良かったです。

2位の「ユリゴコロ」も、最初こそ、殺人事件を生々しく描いているので、なにこれ?気持ち悪い…ってイメージしかなかったんですが、読み進めていくと、なんだかいつのまにかとっても深い家族小説になっていて、ラストで泣けてきてしまうのが衝撃的でした。こんな酷い話なのに感動しちゃうのはちょっと屈辱的なんですが…素直に面白かったです。沼田まほかるマジック。やっぱり恐るべし!って感じです(^_^;)

3位の「クドリャフカの順番」は文化祭を舞台にしたミステリなんですが…とにかく文化祭の描写が上手くて、一緒に文化祭を見て回ってるような錯覚に陥ってしまえるのが楽しくて良かったです。あっちであんな変なことがあったんだぜーとか、こっちでこんなイベントやってるよーとか、なんかいろんなことが起こる文化祭。そのお祭り騒ぎな感じがすごく伝わってくるのが良かったですね。(ただ、古典部シリーズっていうシリーズモノの3作目なので、読むなら1作目から読むことをオススメします)

4位の「リテイクシックスティーン」は未来からやってきた…と言っている高校生の女の子の話ですね。まぁその設定はおいておいて…普通に女子高生の青春物語として楽しめました。なんかねー高校生ライフがすっごく瑞々しく描かれてるんですよねー。部活があったり、調理実習があったり、文化祭があったり、スキー旅行があったり。高校生だって楽しいことばっかりじゃないけれども、でも、やっぱり高校生っていいなーって思ってしまうような作品でした。

5位の「神田川デイズ」は、こちらは大学生を主人公としたお話なんですが…大学生の悩みーってのが上手く描かれてるなーって感じました。うんうん。自分も大学生の頃こういうこと考えてたー!って妙に共感してしまったり(笑)社会人から見ると大学生って呑気そうでいいなーって思えてしまうんですが、実際自分が大学生だったころってそうでもないんですよね。なんかこちらも懐かしさを感じつつ、面白い作品でした。


評価:
沼田 まほかる
双葉社
¥ 1,470

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12月総括

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 いよいよ明日は大晦日。2011年も終わっちゃいますねー。
今年は色々お世話になった皆様。来年も宜しくお願い致します。
ちなみに、12月はあと1日残ってますが、明日は年間ランキングの方を発表したいと思いますので、12月の総括は今日行います〜。


というわけで、恒例の総括です。
12月に読んだ本は16冊、見た映画は10本でした。
で、今月の星5個のオススメは…本が1冊で、映画が2本ですね。
本の方は星4個のは多かったんですが…5個のは相変わらず少なかったです(^_^;)


以下、オススメ本・映画の紹介です。
[オススメ本]
●ユリゴコロ(沼田まほかる)
⇒序盤こそなにこの気持ち悪い話…って思ってしまったんですが、話が進むにつれ感動的な話に…沼田まほかるマジックにやられます(^_^;)

[オススメ映画]
●アントキノイノチ
⇒遺品整理の話で、「死」がキーワードになってるので重いんですが…なんか見て良かったなーって思える作品でした。最期はちょっとうるうる(T_T)

●ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
⇒スリリングでテンポのいい展開がたまらないです。見終わって面白かったなーって思えるような作品ですね(^^)


[12月に読んだ本]
・★★★☆☆ 菫色のハンドバッグ(赤川次郎)
・★★★★☆ あすなろ三三七拍子(重松清)
・★★★★☆ 夜市(恒川光太郎)
・★★★★☆ 螺鈿迷宮(海堂尊)
・★★★★☆ 平成猿蟹合戦図(吉田修一)
・★★★★☆ 舟を編む(三浦しをん)
・★★★★☆ ガリレオの苦悩(東野圭吾)
・★★★★★ ユリゴコロ(沼田まほかる)
・★★★★☆ 見えない誰かと(瀬尾まいこ)
・★★★★☆ あの日にかえりたい(乾ルカ)
・★★★☆☆ HEROごっこ(山下貴光)
・★★★★☆ 太陽の坐る場所(辻村深月)
・★★★★☆ 背の眼(道尾秀介)
・★★★☆☆ 嫉妬事件(乾くるみ)
・★★★☆☆ バスのから騒ぎ(山本甲士)
・★★★☆☆ 土井徹先生の診療事件簿(五十嵐貴久)

[12月に見た映画]
・★★★☆☆ タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密
・★★★☆☆ 源氏物語 千年の謎
・★★★★★ アントキノイノチ
・★★★☆☆ 聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-
・★★★★★ ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
・★★★☆☆ インモータルズ -神々の戦い-
・★★★★☆ 映画 けいおん!
・★★★☆☆ カイジ2 〜人生奪回ゲーム〜
・★★★☆☆ コンテイジョン
・★★★☆☆ 映画怪物くん

[12月に読んでみた洋書(英語多読チャレンジ中:15万7000語通過)]
・King Arthur and the Knights of the Round Table
・Heidi
・White Death
・One Way Ticket
・Christmas in Prague
・agatha christie woman of mystery
・Sherlock Holmes and the Duke's Son
・Robin Hood 
・Goodbye, Mr Hollywood 
・A picture to remember


[12月に見てたテレビ]
・南極大陸 ← ラストは良かったかなぁ。
・謎解きはディナーのあとで ← ラストが無茶苦茶だったなぁ。
・家政婦のミタ ← 視聴率40%すごい。。。
・11人もいる! ← なんだかんだで好きだった。
・バクマン 第2シリーズ ← ラブストーリーな展開が気になる(笑)
評価:
沼田 まほかる
双葉社
¥ 1,470

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小説「菫色のハンドバッグ(赤川次郎)」

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 【あらすじ】
38歳になった杉原爽香は、仕事にプライベートに充実した毎日を送っていたのであったが、ある日、懇意にしている女優栗崎英子の80歳の誕生日パーティを行うことになったホテルに顔を出したところ、ホテルの従業員が失踪したというトラブルに巻き込まれてしまうのであった…。

【感想】
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☆内容が薄い…
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登場人物が多くなりすぎて、歴代レギュラーをみんな出そうとすると、どうしても内容が薄くなってしまうのは仕方がないかと思うんですが…

なんか思った以上に中身がないような感じですね(^^;

一応失踪事件とか扱ってるものの、盛り上がるような場面がなく、あっさりと事件も解決。

うーん。なんかびみょーとしかいいようがないような気が(^^;

長く続きすぎてしまったシリーズ…ってことなのかもしれないですが、もうちょっと読み応えが欲しかったなって思います。


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☆でも追い続けてしまう…
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…って批判タラタラではあるんですが…

長年読み続けてきたファンとしては、やっぱり杉原爽香やその友人・家族がどうなっていくのかーってのはやっぱり気になっちゃうんですよね(笑)

なにせ、シリーズが始まった時には中学生だった女の子が38歳になっちゃって子供も育ててるんですもんねー。

1話1話だとさほど変化は見られない展開ですが、20年も経過するとその変化は大きいなーって感じます。


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本 【赤川 次郎】 | comments(0) | -

映画「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」

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 【あらすじ】
たまたま売り物として展示されていた帆船に魅了されたタンタン。彼は、すぐさまその模型を購入することにしたのであったが、その日を境に奇妙な出来事に遭遇することになる。その模型を狙って、何者かがタンタンの家を襲撃してきたのだ。その模型に秘密があることを知ったタンタンは、その謎を解こうとするのであったが…。

【感想】
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☆アクションシーンのテンポがいい
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これって3Dアニメの作品なんですが…

思ったよりアクションシーンのテンポが良かったのが印象的でしたねー。

結構敵が襲ってきて戦ったり、アイテムを巡って追跡レースを繰り広げたりするシーンが多いんですが…

スピーディにくるくる切り替わるようなそのアクションシーンが見ていて気持ちいいんですよね。

現実的にはこんなにうまい具合に動けるわけねーだろ!と思わずにはいられないですが、そのテンポの良さは爽快で良かったと思います。


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☆双子の刑事と船長が面白い
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あと、良かったのが双子の刑事と船長でしょうか。

とにかく、彼らのボケっぷりが凄まじいんですよね。

まるでコントでも見てるかのような、そのお馬鹿な行動パターンが楽しくて良かったです。

肝心の物語のストーリー自体は、それほど面白いとは思わなかったんですが…個性的なキャラクターは良かったなって思います。

★★★☆☆

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映画「源氏物語 千年の謎」

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 【あらすじ】
時は平安時代。藤原道長は天皇に嫁いだ娘・彰子に男子を産ませるため、彰子に仕える紫式部にとある命を下した。物語を書き、天皇と娘の仲をつなぎとめようというのだ。そこで紫式部は、道長の希望通り、「源氏物語」という、光源氏と彼を取り巻く女性たちについて描いた作品を書き始めるのであったが…。

【感想】
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☆平安時代の昼ドラ?
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源氏物語もあんまり内容を知らないまま見てしまったんですが…

なんか平安時代の昼ドラ?って思ってしまうくらいにドロドロした内容でした(^^;

光源氏っていう超美形な男性がいて、あっちこっちの女性に手を出すからさあ大変!…って感じの話でしょうか(^^;

なんかもっと純粋なラブストーリーなのかと思ってたので、思っていた以上におどろおどろしい感じでびっくりでした(^^;


で、一番怖かったのが、田中麗奈さん演じる六条御息所…

この人が出てくると、まるでホラーか?ってくらいの雰囲気になってて怖かったです(^^;

いやぁ、女の人の恨みとか嫉妬って怖いですねーって感じでした(笑)


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☆桜花絢爛な平安の世界
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あと、やっぱり桜花絢爛な平安な世界観はすごく良かったなーって思いました。

全体的に薄暗いシーンが多かったので、そこはちょっと残念だったんですが、桜舞い散る平安京のシーンがキレイで印象的でした。

キャスト陣も生田斗真、東山紀之、中谷美紀、真木よう子、多部未華子、芦屋星、蓮佛美沙子、田中麗奈と、きれいめな方々が揃ってるので、平安貴族のゴージャス感はよくでてましたね。

物語自体はちょっとテンポが遅いので淡々と進んでいくような感じだったんですが、映像美はかなり見応えがあったんじゃないかなと思います。

★★★☆☆

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映画「アントキノイノチ」

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 【あらすじ】
高校時代の出来事がきっかけで心に傷を負ってしまった永島杏平は、父親の紹介もあり、遺品整理の仕事をすることになった。先輩の久保田ゆきとともに仕事をすすめるうちに、次第に心を開いていくようになるのであったが、その久保田ゆきもまた、心に傷を抱えていたのであった…。


【感想】
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☆重い…けど心に響く映画
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扱ってるテーマが「遺品整理」だったり、「心に傷を抱えた人」だったりするので、作品の内容としては重いっちゃ重いんですが…

なんかその分心に響くものを感じましたねー。

身寄りがないまま亡くなっちゃった人ってのは、やっぱり遺品整理が大変なんだなぁーとか、生きてるっていうのはそれだけでも大変なことなんだなぁーとか。

若いうちは、自分が死んじゃったあとのことなんてあんまり考えないですが、結婚しないまま年を取っちゃったりしたとすると…

自分もいつのまにか孤独死してるーなんてことも充分ありえるわけですからね。

せめて他人に迷惑をかけないように死にたいとは思いますが…そういうわけにもいかないですよね(^^;


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☆遺品
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あと、「遺品」っていうか、その人が生きていた証っていうのはやっぱりなんらかの形で残しておきたいなーってのも感じました。

まぁ死んでしまえばなんにも残らないーっていうのももちろんそうなんですけど、この人はこういう人生を歩んできて、こういう生き方をしてきたーっていうような…

そんな、その人らしさが残るようなものって、やっぱりちょっとは残しておきたいですよね…。

「ゴミ」として捨ててしまうまでに、その部屋の遺品とか、景色とか、そういうのを写真で撮ってるシーンがあったんですが…

そういうのってなんかちょっといいなーって思いました。


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☆クライマックスの展開が…
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あと、クライマックスの展開がちょっと強引で衝撃的な終わり方をしてしまってビックリだったんですが…

個人的には、あれも含めてなかなかいい映画だったなーって思いました。

なんか久しぶりに映画を見て心に響いたような気がします。

泣いたーとまではいかないですが、ちょっとうるうる来ちゃいましたね(^^;

「アントキノイノチ」っていうタイトルから、ちょっとふざけた感じの話かなーって思ってた部分もあったんですが...

そこはいい意味で期待を裏切ってくれたので良かったと思います(^^)

「アントキノイノチ」ってそういう意味かぁ。みたいな。

★★★★★

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小説「あすなろ三三七拍子(重松清)」

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 【あらすじ】
「あすなろ大学に入学し、応援団を再建しろ!」そんな無茶苦茶な社長命令により、45歳にして大学に入学し、応援団団長を勤めることになった藤巻大介。中年なのに学ランを着て登校し、上下関係の厳しい団では同い年のOBにしごかれ、顧問には廃部をちらつかされ、やっと獲得した部員も3人のうち、一人は金髪のチャラ男に、一人は女子学生という有様。なんとかせねばと悩む大介であったが…。

【感想】
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☆意外と面白い
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なんか思ったより分厚くて(421ページの二段構え)、内容も、中年男性が昔を懐かしむようなストーリーなのかなーと勝手に思ってたので、買ったはいいもののなかなか手が伸びなかった作品なんですが…

読んでみたら意外と思った以上に面白かったです。

中年男性が大学に入学して、学ラン着て応援団やってるーって設定だけでもなかなか奇抜で面白かったりもするんですが…

それに輪をかけて周りのサブキャラクターたちがいい味出してるんですよね。

主人公の大介と同じ年のくせに、OBだからーって理由で無茶苦茶言ってくる奴らとか、廃部をちらつかせて色々言ってくる顧問とか。

間に挟まれる立場の人間って辛いっすね…としみじみ思っちゃいました(笑)


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☆応援団の存在意義
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あと、この応援団。学ラン着て、上下関係が厳しくて、先輩には絶対服従で、男尊女卑で…

なんかいかにも「昔の大学の応援団」って感じの組織なんですが、そんな応援団にちょっとずつ風穴を開けていくような展開が良かったですね。

昔からこうだったんだから、今でもこうあるべき!って言い続けてたら、そんな組織の運命は滅びるしかないですもんね。

昔は良かったーって過去を懐かしむ気持ちはあってもいいかと思うんですが、それが通じないからって、現状を否定するのはやっぱりなんか間違ってるよなーってのを感じました。

組織も人も、時代が変わったら変わらなきゃいけませんよね。やっぱり。


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☆大団円もいい感じ
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あと、ラストも、いかにも大団円ーって感じで終わるんですが…

やっぱりなんかうまーくまとめたなぁって感じで読後感は良かったですね。

最初はやっぱりオジサン向けの小説かなーっていう印象もあったんですが、以外といろんな世代の人が読んでみるのもいいかと思います。

たぶん、世代によって受けるイメージが全然違う話なんじゃないかなーって思います。

僕は中年世代でも現役大学生の世代でもないその中間的なところにいるんですが、オジサンにも若者にも共感できたりして、なかなか面白かったです(笑)

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本 【重松 清】 | comments(0) | -

映画「聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-」

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 【あらすじ】
時は昭和14年夏。日独伊三国同盟の締結へ動き出していた時代。海軍次官の山本五十六は、徹底して米国との開戦反対を訴え続けていたのだったが、世論を止めることは出来ず、五十六は、自ら連合艦隊を率いて、真珠湾攻撃へと向かうのであった…。



【感想】
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☆山本五十六って…
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正直言って、山本五十六って何をした人なのかもよく知らないままこの映画を見てしまったんですが…

思った以上に聡明で、先見の明があった人だったんだなぁってのを感じました。

日本が戦争戦争!って盛り上がっていく中でもアメリカとの開戦反対を訴え続けて...

その後、開戦してしまった後、連戦連勝を重ねている時でさえも、浮かれずに終戦の道筋を建てようとしてた人だったんですねぇ。

もし勝ちまくっててイケイケドンドンな感じになっちゃうのも無理ないなーって思うんですが…

そんな中でも冷静に状況を見定めていた…っていうのはすごい頭のいい人だったんだなーってのを感じました。

最期は割とあっけなく亡くなってしまったようですが、もし彼が生きていたとしたら、その後の日本の運命も多少は変わったのかもしれませんね。


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☆戦争映画らしくない戦争映画
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あと、気になったのは、戦争映画らしくない戦争映画ーってところですかねー。

「山本五十六」っていう人物に描写が当たった作品になっているので、戦争映画ーっていうよりも、彼の人物伝って感じの映画になってるんですよね。

なので、飛行機とか戦艦とかでドンパチやるような生々しいシーンは少なくて、割りと見やすい映画だなーって思いました。

日本がどんな風に太平洋戦争に突き進んでいって、どんな風に負けていったのか。

そのあたりがわかりやすく描かれていたと思うので、太平洋戦争がどんなものだったのかーっていうのを知るにはいい映画だったなと思います。

★★★☆☆

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映画「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」

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 【あらすじ】
とあるミッションのため、ロシアのクレムリンに潜入したイーサン・ハント。しかし、たまたまその場に居合わせたテロリストによって、クレムリンは爆破されてしまう。アメリカによる関与を否定するため、政府は、すぐさま「ゴーストプロトコル」を発令するのであったが、その一方で、IMF長官はイーサンを逃し、極秘操作を続けさせるのであった…。


【感想】
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☆テンポがよくってハラハラドキドキ
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正直なところ、前作を見たのがだいぶ昔なので、ストーリーはほぼ覚えてなかったりするんですが…

そんなことは全然お構いなしに、純粋に楽しめた映画でした(笑)

スパイ映画なので、いろいろな仕掛けをしたりして、ミッションを遂行していくんですが…

特殊技能を使って罠を仕掛けたり、体力任せに任務を遂行したり、色仕掛けで情報を引き出したりいろんなことやっちゃうんですよね。

こんなピンチな状況に陥っちゃって、これからどうするんだろう?どうやってミッションをクリアするんだろう?って思いつつわくわくしながら見てました。

スパイ物の映画って割りと色々あるかと思うんですが、これだけテンポがよくってハラハラドキドキな展開だったのは久しぶりだなーって感じでした。

展開的には明らかに無理だろこれ!っていうようなツッコミどころ満載な面もありますが、まぁそれも含めてミッションインポッシブルだと思うので、ファンの方はそれなりに楽しめるんじゃないかなと思います。

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☆ドバイの高層ビルをよじ登るシーンが…
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あと、一番の見所のシーンっていうのは、やっぱりあの、地上800メートルもあるとかいうドバイの超高層ビルをよじ登るシーンですかね。

トム・クルーズ演じるイーサンがちょっとずつ、よじ登っていくんですが…

その、手に汗握るような感覚が、見てる方にも伝わってくるような臨場感だったので、ハラハラドキドキでした。

しかも、そんなにすんなりとよじ登れるわけもなくて…

ちょっとずり落ちちゃったりするシーンはほんともう迫力満点。

見てるこっちまでビクッとしちゃうような感覚でしたね。

正直なところ、迫力がありすぎてちょっとびびってたりもするんですが…スリリングな感じがすごく良かったです。

★★★★★

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