映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
<< January 2012 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

スポンサーサイト

ブログランキング・にほんブログ村へ

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | - | -

映画「ロボジー」

ブログランキング・にほんブログ村へ
 【あらすじ】
弱小家電メーカー・木村電機に勤務する、小林、太田、長井の3人は、社長命令により、ロボット博に出展するためのロボット開発をしていたのだったが、不慮の事故により、ロボットを破壊してしまう。再度ロボットを作りなおす時間もなく、苦肉の策として彼らが思いついたのは、ロボットの中に人に入ってもらうという作戦だったのだが…。


【感想】
--------------------------------------
☆矢口監督作品に外れなし!?
--------------------------------------
「ウォーターボーイズ」以来のファンなんですが…

「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」「ハッピーフライト」と来て、この「ロボジー」。

おじいちゃんが主人公(?)だし、ロボットモノだし、若干今までの作品とは毛色が違うかなーって印象だったので、如何なもんかなーって思いはあったんですが…

そんな違和感を一蹴するくらい良かったです。今までの作品に勝るとも劣らない感じですね(^^)

特に、こんなのありえねーだろ!って感じの馬鹿馬鹿しい展開。

個人的に結構笑いのツボにはまった箇所が多かったので、なかなか笑わせてもらいました(笑)

期待しすぎない方がいいかもー?的なアドバイスも頂いていたので、ちょっと期待薄めで見てたせいかもしれないですが…

いい意味で期待を裏切ってくれたので良かったです(^^) 矢口監督グッジョブ!だと思います(笑)

--------------------------------------
☆ロボジーな感じ
--------------------------------------
で、この作品の見所はどこかっていうと…

やっぱりおじいちゃんなロボジーってところでしょうかね(笑)

映画見る前は、主役がおじいちゃんってのはなんかぱっとしないなーってイメージあったりしたんですが…

見終わったあとは、うん、おじいちゃんが主役で良かったー!って感じになっちゃったんですよね(笑)

とにかく、おじいちゃん特有の面白さが上手く表現されてて、彼の一挙一動がおかしくて。

言うこと聞かずに、想定外の行動をして大騒ぎになったり、エレベータの中で○○○をしちゃったりで。

中に入ってるのがおじいちゃんじゃなくて、普通の若い子って設定だったら、ここまでコミカルな展開にはならなかったかと思うので、その点、上手いなーって感じでした。

これも大好きな作品になりました(^^)


★★★★★
JUGEMテーマ:映画
映画(最近) | comments(0) | -

映画「麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜」

ブログランキング・にほんブログ村へ
 【あらすじ】
日本橋の麒麟像の前で男性が亡くなった。どうやら別の場所で刺され、ここまで移動してきたらしい。容疑者と思われる不審な男性は、逃走中に車に跳ねられ意識不明の重体。事件は、その男の犯行ということで、解決に向かうと思われたが…。


【感想】
--------------------------------------
☆ほぼ原作通り?
--------------------------------------
東野圭吾さんの「加賀シリーズ」最新作の映画化ですね。

とりあえず、原作は読んでいたんで、ストーリーは既に知ってたんですが…

特に、違和感なく見ることができました。ふつーに面白かったです(^^)

ドラマ版の「新参者」とか見てた人は、映画の雰囲気もそのまんまなので、あのドラマが好きだった人は楽しめると思いますね(^^)


--------------------------------------
☆事件の真相は…
--------------------------------------
で、この「麒麟の翼」の見所なんですが…

やっぱりウリである「人情物」の部分ですかねー。

単純に事件が起こって、人が殺されて、容疑者がいてーって展開なんですけど、単純に犯人が見つかればそれで終わり!って感じじゃないんですよね。

事件が起こったからには、被害者側にも、容疑者側にも何かしらの理由があるはず!と思って、事件について調べて調べて調べまくる。

で、決して犯行動機を無理やりこじつけて事件を終わりにさせたりなんかしない。

これくらい本気で事件とか関係者に向き合ってくれる刑事さんが沢山いたら、冤罪なんてなくなるだろーなって思いました(^_^;)


--------------------------------------
☆日本橋巡り
--------------------------------------
あと、この映画は日本橋が舞台になってるんですが…

映画を見てるとやっぱりなんか日本橋巡りしたくなっちゃいますね(^^)

日本橋七福神とか、麒麟の翼とか、映画に出てくる場所は実在してるところなので、関東近辺の、ぶらっと行けちゃう距離の方はお散歩に行ってみるのもいいかもしれません(笑)

「映画『麒麟の翼―劇場版・新参者―』公開記念オフィシャルツアー」なんてツアーもやってるみたいですね。

★★★★★

JUGEMテーマ:映画
映画(最近) | comments(2) | -

映画「ALWAYS 三丁目の夕日'64」

ブログランキング・にほんブログ村へ
 【あらすじ】
時は1964年。東京オリンピックがまもなく開催されるという時期。カラーテレビが普及し始め、オリンピックの熱気に包まれる中、鈴木オートの鈴木家も、小説家の茶川家も、それぞれ転機を迎えようとしていた…。

【感想】
--------------------------------------
☆やばい...
--------------------------------------
なかなか評判がいいらしいこの作品。

今までのシリーズも結構好きだったので、今作も期待して見に行ったのですが…

その期待を裏切らない、いい作品でした(T_T)

クライマックスで、誰かが死んで、それで「泣ける映画」とか「感動大作」とか言ってるような映画ってあると思うんですが…

そういうのとは違って、「優しさ」とか「愛情」とか、そういう「人が人を思う気持ち」が素直に伝わってきて、それで思わず泣けてきてしまうんでうよね〜(T_T)

「悲しくて」泣けてくるんじゃなくて、「うれしくて」泣けてくる、やっぱりこういう映画の方が好きだなーって思いました(ノД`)


--------------------------------------
☆古き良きニッポンの姿
--------------------------------------
で、強く感じたのは、「古き良きニッポンの姿」でしょうかね。

やっぱり今の時代の方が、お金があれば何でも買えるし、便利な世の中ーってことになるんでしょうが…

各個人個人の「幸福度」で言ったらきっと、当時の人たちの方が「幸せ」だったんでしょうね…。

貧乏でお金もないし、実の両親とは離れて暮らさなくちゃいけなかったりってことはあったのかもしれないですが…

「人間と人間の繋がり」ってのはもっとずっと濃かったんですよね。

実の親子じゃなくて、単なる「従業員」だったり、「居候」だったり。

本来ならば、本当の親子の絆には遠く及ばない関係なのに、実の両親以上に、自分のことを心配してくれたり、喜んでくれたりする人が身近に沢山いる。

個々の人間関係が希薄な今の時代から見てしまうと、なんか面倒くさそうって面もあるんですが、なんか暖かくていいなーって感じてしまいました(^_^;)


★★★★★

JUGEMテーマ:映画
映画(最近) | comments(0) | -

小説「名もなき毒(宮部みゆき)」

ブログランキング・にほんブログ村へ
評価:
宮部 みゆき
幻冬舎
---

 【あらすじ】
今多コンツェルンの広報室に勤める杉村三郎。彼は、職場トラブルを抱えつつも、平凡な日々を送っていたのであったが、ある日、連続毒殺事件の被害者の遺族と知り合う。犯人も捕まらず、心に闇を抱えてしまった遺族の事情を知るにつれ、そこから立ち直る手助けになればと考えた杉村は、やがて、事件に大きく足を突っ込んでしまうことになるのであったが…。


【感想】
--------------------------------------
☆無差別殺人事件
--------------------------------------
飲み物に毒物を注入して相手を殺害する、連続無差別殺人事件を扱った作品ですね。

連続無差別殺人事件ということで…猟奇的な犯人が出てきて、ドロドロ生々しい展開が続くのかと思いきや…

そんなことは全然なくて、犯人と、被害者家族と、容疑者にされてしまった家族の心理描写を上手く描いた作品になっていて読み応えがありました。

また、連続無差別殺人事件の犯人とかいうと、さぞかし人相が悪くて、頭のおかしいやつなんだろうなーってイメージしてしまうこともあるかと思うんですが…

実際にそういう事件の犯人って、あのおとなしい子がどうして!?みたいな優等生タイプの人だったりすることってありますよね。

そんな「普通の人」がどうして連続殺人鬼になってしまったのか...みたいなことが上手く描かれていて面白いなってのを感じました。

最後まで読んでみると、連続殺人鬼憎し!って感じじゃなくて、ちょっと犯人に同情したくなっちゃう面もありましたね(^_^;)


--------------------------------------
☆モンスターガールとポジティブガール
--------------------------------------
あと、何に対しても人のせいにして言い訳ばっかりしてる「モンスターガール」と、何に対しても喜んでばっかりいる「ポジティブガール」のふたりの登場人物が出てくるんですが、そのふたりの対比が面白かったですね(^_^;)
(「モンスターガール」と「ポジティブガール」は勝手に名づけました(笑))

「モンスターガール」の方は、何に関しても言い訳と嘘ばっかりで、仕事はできないし、できないことを覚えようともしない。

で、できないのは人のせいにして、怒られれば逆切れして、セクハラされただの差別されただのの嘘を作り上げて、逆に上層部に訴える。

そんな女なんですが…

痛々しさが際立っていて、彼女行動がある意味すごいなって感じでした(^_^;)

しかも、これだけじゃ収まらなくて、どんどん問題がエスカレートしていくんですが…

まぁ何が起こるかは本作の見所でもあるので、興味がある方はチェックしてみてください。

で、一方「ポジティブガール」の方は...

「モンスターガール」の真逆で何をやっても明るくて前向きな子なんですよね(^_^;)

ご飯をおごってもらえれば、「ああおいしい。私、幸せ〜。」みたいな(笑)

ちょっとのことでも幸せを感じられる性格ってのもそれはそれで楽しそうでいいなーってのを感じました(^^)


JUGEMテーマ:読書
本 【宮部 みゆき】 | comments(0) | -

小説「闇の喇叭(有栖川有栖)」

ブログランキング・にほんブログ村へ
評価:
有栖川 有栖
講談社
¥ 1,680

 【あらすじ】
北海道は日本から独立し、「探偵」行為を行うことは、法律で禁じられている「日本」。そんな「日本」のとある田舎で事件が発生した。身元不明の男性の死体が山奥で発見されたのだ。ここ数日、不審な女性の姿が目撃されていたこともあり、犯人は「北(北海道)」のスパイである、その女性なのではないかと噂が広まるのであったが…。


【感想】
--------------------------------------
☆世界観がすごい
--------------------------------------
まず、この作品、ミステリなんですけど、やたらとスケールのでかい話なんで驚きました(^_^;)

第二次大戦中に北海道がソ連に占領されちゃって、以降、北海道は日本から独立。

今の北朝鮮と韓国みたいな関係に、北海道と日本がなっちゃったらーって舞台設定なんですよね(^_^;)

北海道と日本は完全なる敵国同士なんで、スパイを送り込んだり送り込まれたり、各ミサイルなんかが飛んできたりしてもおかしくないとか。

単なる推理小説にここまで複雑な舞台設定は必要か?って疑問は感じざるを得なかったんですが…やたらとスケールの話だなーって感じでした。

しかもこの作品のラストは、なんか序章の終わりーみたいな感じになってるんですよねー。

シリーズモノらしいんですが、長編映画の第一章が終わったような終わり方で…なんかただただすげーなーって感じでしたね(^_^;)

--------------------------------------
☆でも中身はミステリ
--------------------------------------
で、さっき書いたように、舞台設定はやたらと凝った感じになってるんですが…

扱ってるネタは、普通のミステリーって感じなんですよねー。

山奥で他殺体が発見された!容疑者はAとBとC!AとBにはアリバイがあって…みたいな感じ。

事件の真相こそ、ちょっと意外性があって面白かったりはしたんですが、事件そのものは割と王道な感じがするので、もうちょっと捻ってもよかったんじゃないかなってのは感じました。

--------------------------------------
☆指が黒くなる
--------------------------------------
あと、作品そのものには直接関係がないんですが…

ハードカバーのページのふち(?)の部分が黒く塗られてるので…

読んでるといつのまにか指が黒くなってましたΣ( ̄ロ ̄lll)

で、気がつくと、ページのいろんなところに指紋がペタペタ付いちゃってるという…

なんかちょっと本の装丁としては不満ありな一冊でした(^_^;)
JUGEMテーマ:読書
本 【有栖川 有栖】 | comments(0) | -

小説「ふちなしのかがみ(辻村深月)」

ブログランキング・にほんブログ村へ
評価:
辻村 深月
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 1,575

 【あらすじ】
大学生のつつじは、ある日、認知症の祖母の家を片付けるため、両親と共に祖母の家にやってきたのであったが、そこで彼女はとんでもないものを見つけてしまう。犬小屋の中に、近所で行方不明になったという少女の死体が隠されていたのだ。一体どういうことかと混乱するつつじ。しかし、祖母の家にあった死体はそれだけではなく、家のいたるところから死体が続々と出てくるのであった…。


【感想】
--------------------------------------
☆ホラーな感じ
--------------------------------------
普段はミステリな作品が多い辻村さんのホラー初作品です。

ミステリがなかなか秀逸なのが多いだけにホラーはどんなもんかなーっていう危惧も若干あったんですが…

さすがは辻村さん!って感じで、グイグイ読ませるようなハラハラドキドキな展開が面白かったです。

で、一番好きだったのは、あらすじに書いた「おとうさん、したいがあるよ」なんですが…

久しぶりに行った祖母の家から、死体がわんさか出てきたら、誰だってびっくりしますよねΣ( ̄ロ ̄lll)

片付けても片付けても、死体が次から次へと出てくるという…。

まぁ、死体が襲ってきたりするわけじゃないので、そこまで怖い展開ではないんですが、どうやって物語を収束させるのかなーってところが気になって一気読みでした。


--------------------------------------
☆花子さん、こっくりさん、七不思議
--------------------------------------
あとは、「トイレの花子さん」とか「こっくりさん」とか「学校七不思議」とかの怪談話をモチーフにした作品が載ってたんですが…

こっちは、自分の小学校時代を思い出して、ちょっと懐かしいなーって感じました(笑)

さすがに、自分の母校で、そういうお化けが出るーなんて話は聞いたことなかったんですが…

出てくる舞台が、小学校だったりしたんで、雰囲気がなんか懐かしいんですよねー。

あーこういうことやったなーとか、こういうこと考えてたなーとか、こういうのが好きだったなーとか。

そういう昔の忘れてた記憶を思い出させてくれるような文章はやっぱり上手いなーってのを感じました。

本 【辻村 深月】 | comments(0) | -

小説「アイスクリン強し(畠中恵)」

ブログランキング・にほんブログ村へ
 【あらすじ】
江戸時代が終わり、新たに明治の時代が幕を開けた頃、「東京」に一軒の洋菓子屋・風琴屋が誕生した。居留地で孤児として育ち、菓子作りを学んだ皆川真次郎という男性が、店を開いたのだ。物珍しい洋菓子屋に、若い女性を始め、元幕臣である「若組様」と呼ばれる警官たちもやってくるようになるのであったが、それと同時に騒動に巻き込まれることも増えてくるのであった…。


【感想】
--------------------------------------
☆明治なお話
--------------------------------------
時代が明治になってから20年余が経過した時代が舞台の作品ですね。

もちろん、当時の時代を生きていた作家さんは、この時代を舞台にして作品を書いていたかと思うんですが…

そうじゃなくて、現代の作家さんが、あえてこの時代を舞台にしてる作品ってのは結構珍しいですよね。

なので、読んでいて世界観が結構斬新で面白いなーってのを感じました。

いくら時代が変わって「明治」っていう新しい時代になっても、それは江戸時代がから続いてるわけで、急に人もモノも全てが一気に新しくなるわけじゃないですもんねー。

新しい文化をどんどん受け入れつつ、でも江戸時代の名残も残ってるような、そんな「明治」な時代が印象的でした。

--------------------------------------
☆お菓子な話
--------------------------------------
で、タイトルに「アイスクリン」なんてついてるからわかるかと思うんですが…

明治時代のお菓子屋さんが主人公の話なんですよね。

なので、出てくるのが、「アイスクリン」に「ビスキット」に「チヨコレイト」に「シユウクリーム」。

現代の言い方と微妙に違うあたりが、なんか新鮮な感じで良かったです。


で、そんなこんなな洋菓子がいっぱい登場してくるこの作品なんですが…

作品の中身は、おいしそうな洋菓子を作って、食べて、事件が発生してーって感じなんですよねー。

なので、読んでると、だんだんそのお菓子が食べたくなってきちゃって困りました(笑)

しかも、親切なことに(?)文庫版には「西洋菓子帳」なんていう、お菓子の写真付きの冊子のおまけつきで・・・

あー、こんなお菓子作ってるんだなーなんてのを想像してしまって、ますます食べたくなるという悪循環に陥っちゃいました(笑)

甘いものが好きな人は、お腹空いてる時に読むのはあんまりオススメしないですね。


--------------------------------------
☆ストーリーは…
--------------------------------------
で、「明治」っていう世界観と、「お菓子」っていうアイテムはなかなか良かったんですが…

肝心のストーリーの方がちょっと物足りないのが残念でしたかね(^_^;)

若干ミステリっぽい感じではあるんですが、なんかいまいちぱっとしないというかなんというか…。

まぁこの世界観を楽しむべき作品なんだ!と思えばいいのかもしれないんですが、個人的にはちょっと物足りなさを感じました。

JUGEMテーマ:読書
本 【畠中 恵】 | comments(2) | -

作家別マイベスト(東野圭吾)

ブログランキング・にほんブログ村へ
 だいぶレビュー数もたまってきたので、ここらで新企画でもやってみたいと思います(^^)

内容は…とりあえず、お気に入り作家さんのマイベストでも発表ちゃいますかね〜。

…というわけで第一回目は大人気ベストセラー作家、東野圭吾さんのマイベストを並べてみます!

たくさん出ているだけあって、★5個のやつも多くてなかなか迷ったりするんですが…

ベスト10をあげるならこんな感じですかね(^^)

皆さんの好きな作品も良かったら教えてください(^^)


1位:新参者
⇒ドラマ化もされたので、ご存知な方も多いと思いますが、殺人事件を扱った刑事モノなのに、なんか暖かい、ある意味衝撃的な作品でした。

2位:赤い指
⇒こちらもドラマ化もされ、「新参者」と同じ主人公の「加賀シリーズ」の作品ですね。こちらはとある殺人事件を起こしてしまった家族の話なんですが…ちょっと泣けてきます。。。

3位:秘密
⇒さらにこちらもドラマ化・映画化されてる作品ですね。娘として生きていかなければいけなくなってしまった母親の心境と、そんな娘と一緒に暮らしていく父親の心境が上手いなーって思いました。

4位:時生
⇒さらにさらにドラマ化されてる作品なんですが…難病にかかってしまった息子が20年前の父に会いに行くって話ですね。だいぶストーリーは忘れちゃってるんですが、これは良かった!!ってのは覚えてます。

5位:流星の絆
⇒さらにさらにさらにドラマ化されてる作品です(^_^;)こちらは、家族愛…っていうか兄弟愛が微笑ましくてよかったですね。


----------------------------------------------------------------
それ以外の★5個
----------------------------------------------------------------
パラドックス13
私が彼を殺した
むかし僕が死んだ家
仮面山荘殺人事件
聖女の救済
悪意
分身
怪笑小説
しのぶセンセにさよなら
マスカレード・ホテル
麒麟の翼

----------------------------------------------------------------
★4個
----------------------------------------------------------------
ガリレオの苦悩
夜明けの街で
真夏の方程式
白銀ジャック
プラチナデータ
使命と魂のリミット
カッコウの卵は誰のもの
あの頃ぼくらはアホでした
美しき凶器
超殺人事件
殺人現場は雲の上
浪花少年探偵団
天使の耳
同級生
天空の蜂
嘘をもうひとつだけ
パラレルワールドラブストーリー
鳥人計画
虹を操る少年
どちらかが彼女を殺した
ある閉ざされた雪の山荘で
宿命
容疑者Xの献身
黒笑小説
ブルータスの心臓
魔球
殺人の門

----------------------------------------------------------------
★3個
----------------------------------------------------------------
ダイイング・アイ
あの頃の誰か
毒笑小説
おれは非常勤
怪しい人びと
回廊亭殺人事件
白馬山荘殺人事件
夢はトリノをかけめぐる
変身
名探偵の掟
名探偵の呪縛
眠りの森
十字屋敷のピエロ
11文字の殺人
卒業―雪月花殺人ゲーム
放課後
犯人のいない殺人の夜
幻夜
レイクサイド
探偵倶楽部
片想い
予知夢

----------------------------------------------------------------
★2個
----------------------------------------------------------------
さいえんす?



ちなみに、読んだ冊数は66冊、平均評価は3.88でした。並べてみるとなかなか壮観ですね(^^)

でもまだ全作品は読破してない気がする…あと残ってるのは何だろう(^_^;)

評価:
東野 圭吾
講談社
¥ 1,680

評価:
東野 圭吾
講談社
¥ 1,575

作家別マイベスト | comments(2) | -

小説「水の柩(道尾秀介)」

ブログランキング・にほんブログ村へ
評価:
道尾 秀介
講談社
¥ 1,575

 【あらすじ】
中学2年生の逸夫は、ある日、友人の敦子に頼みごとをされる。タイムカプセルに埋めた手紙を入れ替えたいから、手伝って欲しいというのだ。どうやら彼女はかつて同級生からいじめを受け、その告発の意味を込めて手紙を書いたのだが、そんなことは辞めて前を向いて生きたいのだという。彼女の気持ちを受け、彼女の力になることに決めた逸夫であったが、実は、敦子には別の目的があるのであった…。


【感想】
--------------------------------------
☆暗い…
--------------------------------------
まぁ「柩」なんて言葉がタイトルについてるくらいなので、なんとなくわかっちゃいたんですが…

相変わらず暗い感じの作品でしたね(^_^;)

中学生が主人公なので、ちょっとは明るい学園モノかなーってのを期待してたんですが…

明るいって感じは全然しなくて、終始どよーんとした空気がちょっと重苦しかったです(^_^;)

友人に悩み、祖母に悩み、両親に悩み、自分に悩む。

まぁ思春期なら色々悩みがあってもおかしくはないですが、もうちょっと明るく生きようよ!って思っちゃいますね(^_^;)


--------------------------------------
☆心にしみる人間ドラマ?
--------------------------------------
ちなみに、初めはミステリなのかなーって思って読んでたんですが、どうやらミステリでもないような感じでした。

「心にしみる人間ドラマ!」と帯に書いてあったので、もしかしたら、感動的なラストが!?

…というのもちょっと期待したんですが、それほど感動的なラストでもなかったかなーって感じでした(^_^;)

まぁラストは心の重しが取れるような、そんな終わり方なので、それは良かったかと思いますけどね。

文芸作品っぽい雰囲気だったので、ちょっと苦手な感じではありました(笑)


--------------------------------------
☆心の奥底に封じ込めた嘘
--------------------------------------
あと、この作品のテーマにもなっている「嘘」については、ちょっと心に響くものがありましたね。

嘘は、誰だって一度や二度ついたことはあるかと思いますが…

誰にも真相を告げられず、自分の心の奥底に封じ込めて死ぬまで誰にも話せないと決めた嘘。

そんな嘘を抱えてたとしたら、きっとそれはものすごく苦しいことでしょうね。

そういう嘘を抱えた登場人物がこの作品には登場するんですが、嘘で塗り固められた人生なんてなんか可哀想だなぁってのを感じました。


JUGEMテーマ:読書
本 【道尾 秀介】 | comments(0) | -

「感動の条件(永松茂久)」

ブログランキング・にほんブログ村へ
 「あなたの一生を1時間で変える本」

「10万人の魂を揺さぶった伝説の講演会 本+DVDでついにリリース!!」

という過激な売り文句に釣られて、ついつい買ってしまった本です(^_^;)

まぁ、魂を揺さぶられてみたいなーという思いもありつつ買ってみたわけなんですが…

読んでみた&観てみた感想としては…結構いいことを言ってるかなーって感じですかね。

さすがに、魂は揺さぶられなかったので、若干微妙ではあるんですが(^_^;)


--------------------------------------
☆フォーユー
--------------------------------------
で、タイトルにもなってる「感動の条件」なんですが…

大事なことは至ってシンプルで、自分のためにがんばる「フォーミー」じゃなくて、誰かのためにがんばる「フォーユー」になれってことらしいですね。

確かに、自分のためだけにがんばってがんばってがんばり続けても、いつかは息切れしちゃいそうな気がするんですが…

愛する人のためー!とか、大好きなあの人に喜んで欲しいからがんばるー!とかだったら、もっとがんばれそうな気はしますよね。

がんばった結果、あの人が喜んでくれて。あの人が喜んでくれるから、またがんばる気にもなれて。

守るべき家族がいる人ってのは、こういうことでがんばろう!って気持ちになれる人が多いのかなーってのを感じました。


--------------------------------------
☆非効率のお店
--------------------------------------
あと、いいなーって思ったのが、生産性を向上させようと努力してるお店が多い中、あえて非効率なことをして売上が上がったーっていう話ですかね。

著者の松永さんは、「陽なた家」っていうたこ焼き屋さんをやってるそうなんですが、このお店では、お客さんに誕生日の人がいると、

たこ焼きに「おめでとう」って書いてくれてあったり、店内でうさぎの着ぐるみがお祝いしてくれたり、バースデーイベントをやってくれたりするそうなんです。

効率化効率化ーっていったら、そういう余計なことは、時間と労力の無駄ーってことになってしまうのかもしれないですが、

このことに感動したお客さんは、リピーターになってくれたり、友達にお店を紹介してくれたりする人が多いんだとか。

お客さん自身が宣伝して友達を連れてきてくれるなら、他の宣伝活動みたいにお金かからないし、お客さんもお店も満足できるし、うまいやり方だなーってのを感じました。

やっぱり、効率ばっかり追求しても無理があるし、結局のところ顧客に満足してもらえるサービスをしていかないとダメですよね(^_^;)


--------------------------------------
☆その他
--------------------------------------
あとは、以下のようなことも書いてありました。メモです。

・まずは自分が幸せでいる
・いい言葉を使う
・発する言葉だけでなく、聞く言葉にも気をつける
・自分を成長させてくれるものにチャンネルをあわせる
・偶然を大切にする
・ともに向上できる仲間を作る
・他人と比較しない
・いばらない
・自分を信じる


他人に感動を与えられる仕事をしたいですね。

JUGEMテーマ:読書
本 【ビジネス・健康系】 | comments(0) | -
AMAZON LINK