映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
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読書記録「百瀬、こっちを向いて。(中田永一)」

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 【感想】
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☆恐るべし中田永一さん...
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「読書界を騒然とさせた話題の大型新人、初めての恋愛小説集」って帯には書いてあったんですが…

確かに誇張表現じゃないなーってくらい面白かったです。

ラブストーリーだし、短編だし、そう簡単には「面白い」なんて思わないだろうなーなんて油断してたんですが…やられました(^_^;)

ちょっとラブコメチックな設定と、学生が主人公の青春モノっぽいノリと、続きが気になる展開にハマっちゃったんですよね(^_^;)

久しぶりに、素直に面白い!って思えた作品でした(^^)

ちなみに、彼の他の本も結構読んでたりするんですが...そっちとは全然路線が違うんですね。

ダーク感満載な彼の作品も好きですが、青春まっしぐら!なこういう路線も結構アリだなーって思いました(^^)


で、この作品は短編集なので、以下に印象深かったの短編の感想を。

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☆小梅が通る
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一番面白かったのがこれ。「小梅が通る」

素顔でいると、男はみんな彼女に好意を抱き、女はみんな彼女に敵意を抱くという、「超絶美少女」の「小梅」。

余りにも美少女過ぎて生活に支障があるので、普段は不細工メイクを施して、学校に通ってるんですが、そんな「不細工な彼女」に近寄ってくる男子生徒がいて…って話です。

かなり変わった設定かと思いますが、「美人過ぎて困るから不細工メイクをしてる」っていう彼女の心情を上手く表現できてたなーって思いました。

近寄ってくる男はみんな彼女の「顔」目当てで、本当は彼女の内面までは好きになってくれないし、女はみんな嫉妬するから友達もできない。

そんな彼女は誰かに恋をすることができるのか!?あるいは、素顔を見せられる友だちは出来るのか!?

美人が故に苦労してる彼女の心情がなかなか切ないお話でした。

ラストも、ちょっといい所で終わってる感があるので、続きをぜひ!って感じでした(笑)


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☆キャベツ畑に彼の声
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学校にいる若くてちょっとかっこよくて憧れている男性教諭が、実は自分が知っている作家だということに気づいてしまった主人公。

自分と彼しか知らないふたりだけの秘密。そんな秘密を共有することで、ふたりの関係はちょっとずつ変わっていくのだが…って話ですね。

憧れの先生の秘密を知ってしまってドキドキ…みたいな展開はやっぱりちょっとラブコメっぽい展開かなーとは思いますが、これも面白かったです(^^)

高校時代ってやっぱり若い教師に憧れーってありますよね。

同級生とは違ってちょっとだけ大人。

でも他の教師みたいにおじさん、おばさんな感じじゃなくてお兄ちゃん、お姉ちゃん的な身近な存在。

恋なのかそうじゃないのかよくわからないけど、一緒にいるとなぜかドキドキしちゃう。そんな感じ(^^)

なんか「青春」って感じがすごく良かったです。

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映画鑑賞記録「ヒューゴの不思議な発明」

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 【あらすじ】
突然の火事により、最愛の父親を失ってしまったヒューゴ。彼は、父親が遺してくれたロボットを自分の手で完成させることを決意するのであったが、肝心の鍵がないと起動できないことに気づく。偶然にも、玩具屋の娘が同じ形をした鍵を持っていることに気づいたヒューゴは彼女の力を借りて、ロボットを起動してみることにしたのであったが…。

【感想】
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☆SFファンタジーっぽいミステリ?
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父親が残してくれたロボットがきっかけで、見知らぬ機械の国に旅立つような冒険ファンタジー

…なのかと勝手に思ってたので、ちょっと想像してたのとは違う展開だったんですが、父親とロボットの謎を巡るミステリーみたいな感じで、それはそれでなかなか楽しめました。

父親がロボットの中に秘めたメッセージの意味は一体なんなのか?

何故ロボットの鍵を玩具屋の娘が持っているのか?

父親と玩具屋の親爺との関係は一体なんなのか?

登場人物の女の子のセリフで「私秘密大好き!」みたいなセリフがあるんですが、確かにこういう謎がいっぱいな展開にちょっとワクワクしました。

殺人事件とか生々しい話じゃなくて、子供がよく夢見るようななになに?どうして?みたいな好奇心満載のワクワクドキドキ感。

こういうのが感じられるミステリも結構楽しくていいですね。

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☆幻想的な世界観はGOOD
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あと、この作品、アカデミー賞で撮影賞、美術賞、視覚効果賞とかを受賞してる作品なんですが…確かに、映像は綺麗でしたね。

迫力満点!とかいう映像ではないんですが、ちょっと昔のヨーロッパ風の街並みが綺麗に3Dになっていて、滑らかに動いていくシーンはなかなか見応えがあります。

ちょっと昔の時代っぽいのに近未来的な雰囲気も兼ね備えてる、この作品の世界観がよく味わえるような演出だったなって思います。

★★★☆☆
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読書記録「田舎の刑事の動物記(滝田務雄)」

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 【あらすじ】
とあるスーパーの屋上で事件が発生した。日頃世間を騒がせているリーダー格の猿が何者かによって殺害されたのだ。ひょんなことから黒川刑事は、この「殺猿事件」を捜査することになるのであったが…。

【感想】
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☆3馬鹿トリオふたたび。。。
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「黒川鈴木」という珍名刑事シリーズの第二弾です。

前作は、「上司・黒川」、「部下・白石」、そして「黒川の妻」の3馬鹿トリオのコントさながらの展開がユニークで面白かったんですが…

今作でも前作に劣らないお馬鹿モードが炸裂してなかなか面白かったです。

例えば…

真夏で暑いからといってプールで涼もうとする白石。それを見て怒る黒川。逃げる白石。追いかける黒川。川で泳ぐ白石。追いかけて泳ぐ黒川。逃げる白石。攻撃する黒川。不審者として通報される黒川と白石。

…なーんてな展開。

なにやってるんですかね?このひとたち(笑)


一応刑事モノミステリで、事件を解き明かしていく…ってストーリーなはずなのに、終始こんな感じなんですよね(笑)

ミステリなのに謎解きの内容よりも「ボケ」の部分が重要な位置を占めていて、やっぱりかなり異色だなーってのを感じました(笑)


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☆意外なゲストが?
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あと、こっちはおまけ程度ではあるんですが、ちょっと意外なキャラクター(?)も登場してて面白かったです。

サ○○さんとか、月○○面とか(笑)

突如現れた彼らは一体何者なのか!?その正体はいかに!?その目的は!?

・・・なーんてな部分は特に重要なポイントではなかったりするんですが、その正体がまたなかなか個性的で良かったです。

黒川じゃないですが、「何してんの!?アンタ!!」ってツッコミを入れたくなるくらい(笑)


いやぁ。登場人物の皆さん。なかなか強烈なインパクトを放つ個性を持っていていいですね。

ミステリーとしての内容はともかくとして、このキャラクターたちはすごく好きになっちゃいました(笑)

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映画鑑賞記録「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」

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 【あらすじ】
各地で発生した連続爆破事件。シャーロックホームズはその推理力で犯人の目星をつけるのであったが、ホームズとワトソン自身も事件に巻き込まれてしまうのであった…。

【感想】
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☆ちょっと変わったホームズ
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シャーロックホームズシリーズの第二弾です。

「シャーロックホームズ」っていうと、やっぱり「名探偵」ってイメージが強い人が多いかと思うんですが…

このシリーズでは、「ちょっと変わったホームズ像」が見れるのが面白いですね。

例えば、とある「モノ」の変装をして部屋に隠れてみたり、明らかに男にしか見えないのに「女装」してみたり。

あえて「完璧」な変装じゃないあたり、なかなかユニークで面白いです。

また、この映画は派手なアクションシーンが出てきたりもするんですが…

頭脳だけでなく、格闘もイケると思わせておいて、失敗することもしばしばあったりして、ヌケてる感じが面白かったです。

「完全無欠なヒーロー」じゃなくて、「ちょっと変わったヒーロー」って感じがいい味だしていて良かったと思いますね。

★★★☆☆

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映画鑑賞記録「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」

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 【あらすじ】
かつてイギリスの初の女性首相になり、長期政権を樹立、イギリスに繁栄をもたらしたマーガレット・サッチャー。そんな彼女も今では年を重ね、とある病気に苦しんでいた。時折、すでになくなったはずの夫の姿が見え、声が聞こえるのだ。最愛の夫の遺品も整理することが出来ず、サッチャーはふと昔を思い出してしまうのであったが…。


【感想】
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☆偉大な女性
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イギリス初の女性首相になり、イギリスに繁栄をもたらしたマーガレット・サッチャーのお話ですね。

あんまりよくは知らなくて、さぞかしすごい人なんだろうなーってイメージはあったんですが…

元々は食料雑貨店の娘だったってのはちょっと驚きでした。

特別立派な家系ってわけでもなく、特別お金持ちだったわけでもない普通の女性。

そんな彼女が、国会議員になって、党首になって、首相にまで上り詰めてしまう。

当時は女性の国会議員ですら珍しい時代であったのに、ここまでやり遂げるってのはすごいなーってしみじみ思いました。

特別女性だからすごいってわけではないんでしょうけど、イギリスと同じ議院内閣制をとっているこの日本で、彼女のような女性首相が誕生するのは一体いつのことやら?って思ってしまいますね(^_^;)


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☆波乱万丈な首相時代
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ただ、そんな彼女ですが、最初から最後まで順風満帆に政治を行えたわけではないってのも意外でした。

「鉄の女」って呼ばれるくらい強引に改革を進めただけあって、周りに敵も多かったんでしょうね。


最初は支持率も高くなかったし、国民の暴動も多発していた。

さらにはアルゼンチンとの領土紛争まで始まってしまって、まさに問題が山積み状態。

でも、そんな大変な状況下でありながら、決して自分の信念を曲げたり妥協したりはしなかったんですよね。

で、そしてその結果としての、英国経済の復活と紛争の勝利。


若干強引すぎる一面も描かれていましたが、一国の主である首相はやっぱりこれくらい強引な方がいいのかもなぁってのを感じました。

★★★★☆

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読書記録「出口汪の論理的に考える技術(出口汪)」

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 【感想】
あんまりよくは知らないんですが、カリスマ講師(?)の出口汪さんの本です。

ちょっと可愛らしいイラストの表紙だったこともあり、読みやすそうだったので(?)惹かれて買ってしまいました(笑)

内容はというと、社会人2年目のOLの「ゆいちゃん」が先生と一緒に論理の勉強をするっていう内容で、章を追っていくと、自然と論理的に考えるコツがわかってくる…ってところでしょうか。

実際、かなり噛み砕いた感じで会話形式で書かれていたので、読みやすいってのは読みやすかったです。

ただ、実例が少なかったので、もうちょっと「法則」に対しての例題が欲しかったところ。

頭では理解できても、実際に使えるかっていうのは全く別問題だと思うので、

これだけ読んで論理的に考えられるようになるかっていうと…

若干微妙な感じがしなくもないですね(^_^;)

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☆恋をすると頭がよくなる
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で、一番印象に残ったのはここ。「恋をすると頭がよくなる」(笑)

まぁ「論理」が何のために必要なのかっていうと、「相手に自分の考えを理解してもらうため」ですからね。

恋をすることにより、相手の立場に立って物事を考えたり、どうしたら自分の気持ちを相手に理解してもらえるだろう?って考えるのは確かに大事なのかもしれません。

恋に限らずコミュニケーションの基本も、「自分の考えを如何にして正しく相手に伝えるか」ってことでしょうし、自分が言いたいことだけ言いっ放しで、相手のことなんて考えない…じゃなくて、ちゃんと理解してもらえるように話したいですね。

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☆「読む」ことで論理力アップ
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で、続いて読書家のみなさんならきっとうれしいと思うであろうポイント。「読むことで論理力アップ」

まぁなんでも読めばいいってわけじゃないんでしょうけど、「新聞のコラム」とか「新書」は論理的に書かれてる文章が多いので、論理力強化には効果があるらしいです。

で、慣れてくると、最後まで文章を読まなくても、だいたいどんなことが書かれているかっていうのが推測できるようになるとか。

まぁ確かに、新書とかコラムとか、そういうのって最後まで読まなくても内容が推測できるやつってありますよね。

論理的文章ってのは、読みやすいし、相手にも自分の言いたいことが伝わりやすい。

僕も綺麗で論理的な文章を書けるようになりたいなーって思いました(^^)


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本 【ビジネス・健康系】 | comments(0) | -

読書記録「アコギなのかリッパなのか(畠中恵)」

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 【あらすじ】
大学生でありながら、大物政治家・大堂剛の事務所の事務員をしている佐倉聖。彼はその頭のキレの良さを買われ、大堂の周りで巻き起こる様々なトラブルの火消し役として、各地を飛び回ることになるのであったが、そのトラブルは、彼の想像に反して、ちょっと変わったものが多いのであった…。


【感想】
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☆政治ミステリ…と見せかけて日常ミステリ?
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政治家事務所の事務員が主人公というちょっと変わったミステリーなんですが…

「政治臭さ」はあんまりなくてなかなか読みやすいミステリでしたね。

後援会員の家に出るという「毛の色が変わる猫」を探したり、ダイエット中なのになぜか太ってきたという商店街の男性の謎を解いたり。

主人公が「政治家事務所の事務員」で、出てくる登場人物が「議員」だったり「秘書」だったり「ボランティア」だったりする意外は普通の「日常系ミステリ」な話でした。

もっと濃厚な政治関連のミステリを期待してしまうと肩透かしを食らってしまう感じになっちゃうかと思いますが、そうではない普通のミステリファンなら、読みやすくていいんじゃないかと思います。

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☆政治の世界も下っ端は辛いよ?
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で、この作品の主人公の佐倉聖くんは、大学生でありながら、政治家事務所の事務員をしてるわけなんですが…

「元国会議員」のオヤジ(?)に振り回されてあっちに行ったりこっちに行ったりのパシリ(?)な感じがなかなか面白かったです。

変な猫が現れれば調査に行き、暴力事件が発生すれば問題解決に乗り出し、宗教団体が絡んでくれば潜入調査(?)みたいなことまでやってのけちゃう。

要はどこぞの探偵さんみたいになんでもありな活躍しちゃってますね(笑)

派手なアクションシーンこそなさそうですが、万能事務員の聖くんがなかなか魅力的でした(笑)

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本 【畠中 恵】 | comments(0) | -

読書記録「シアター!(有川浩)」

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 【あらすじ】
そこそこの知名度があり、そこそこの人気もある小劇団「シアターフラッグ」。だが、そんな劇団にとある危機が迫っていた。お金がなく、存続が厳しくなってきたのだ。主宰である春川巧は、思い切って兄である司にお金を貸してくれるように頼んでみるのであったが、そんな彼から返ってきたのは、「2年以内に劇団の収入で300万円返せ。できなければ劇団を潰せ」という過酷な条件なのであった…。


【感想】
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☆貧乏劇団再建物語?
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大赤字で解散の危機に陥ってしまった弟の劇団を、兄が力(とお金)を貸して、黒字体質に立てなおそうって話ですね。

「県庁おもてなし課」の話も似たような感じではあったんですが、こういう再建モノってなんかちょっとワクワクな感じが味わえて好きでした。

今までが大赤字なんだから、ちょっとした小細工じゃもうどうしようもない。やるならやるでバッサリと大ナタを振るうような気持ちでやらないと黒字体質になんかならない。ってなわけで、バッサバッサと今までのやり方を否定して改革していく展開がなかなか面白かったです。

組織の内部の人間からすると、今までそうしてきたし、これからもそうするのが当たり前〜って思ってることって結構あるかと思うんですが、外部の人間から見るとそれっておかしいだろ!って思えるような「ムダ」って結構あるもんなんですよね。

「ムダ」な経費が減って、利益が増えて、しかも見に来てくれるお客さんの「満足度」はどんどん向上していくという。そんな、みんながハッピーになっていくような展開がなかなか気持ちがよかったです。


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☆演劇の魅力?
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あと、この作品は、劇団が舞台になってるだけあって、読んでるとなんかちょっと演劇が見たくなってきちゃいますね。

ドラマや映画と違って、やり直しはできない。とっさに起こったハプニングには、上手くアドリブで乗り越えないといけない。

だから、同じ内容の公演であっても、全く同じになるとは限らない。

そういうのって、手に汗握るような臨場感とか迫力とか、見てる方にも伝わってくるんでしょうね。

また、演技してる俳優さんを直接生で見られるってのもいいですよね。

もしかすると、公演後にサインなんかももらえたり、直接話するきっかけがあったり?

それくらいのファンサービスがあったとすると、ファンとしてはたまらないですよね。きっと。


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☆末っ子の力
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あと、主人公の弟の方。大人なんですが…末っ子キャラがすごく良かったです。

甘え上手で、彼が困ってると、誰もが手を貸さずにはいられない。そんなキャラなんですよねー(笑)

客観的に見ると、だらしなくて何もできないようなダメキャラなのに、みんなに愛されまくって、いつもグループの真ん中にいるようなタイプ。

自分も末っ子なので若干共感できる部分もあったりするんですが…

彼ほど上手くは立ち回れないので、全方位的に愛される彼の性格がちょっとうらやましかったです(笑)



本 【有川 浩】 | comments(0) | -

映画鑑賞記録「ライアーゲーム -再生-」

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 【あらすじ】
大学の卒業を迎えた篠宮優。彼女はある日、1億円の賞金をかけたゲーム「ライアーゲーム」の招待状を受け取ってしまう。参加しないと借金を背負わされることになってしまうとわかった優は、大学の秋山深一に助けを求めることにしたのであったが…。


【感想】
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☆やっぱりライアーゲーム
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ヒロインの戸田恵梨香さんをはじめ、出演者陣が総とっかえ(?)で「新生ライアーゲーム」が作られるということで、なんか嫌なリメイク版みたいになっちゃうのかなーと危惧してたんですが…

意外と思っていた以上に、今までの「ライアーゲーム」な雰囲気だったので楽しめました。

何だかんだで、「フクナガ」さんとか「金歯(?)」さんとかちょっぴり出てますもんね。

ヒロインの戸田恵梨香さんこそいなくなっちゃいましたが、新ヒロインの多部未華子さんも、いかにも騙されやすそうなキャラでが合っていたし、今まで通りの「ライアーゲーム」な雰囲気が味わえて良かったです。


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☆騙し騙され
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で、このライアーゲームの見所である「騙し合い」の部分なんですが…

んーやっぱり面白いです!ライアーゲーム(^^)

誰それと誰それが手を組んで協力関係になったかと思えば、裏切って別の人と手を組んだり、誰それと誰それは敵同士かと見せかけて実は陰で取引をしてたり。

場面場面でめまぐるしく変わる人間関係の深さに次はどうなるんだろー!?って感じですごくワクワクして見れました(^^)

もうこれで決着付いちゃう?みたいな展開になっても、まさかのここでこいつが裏切るー!?みたいな展開になって、なかなか侮れないんですよね。

久しぶりに、一分たりとも見逃せない!って思えるようなのめり込んだ映画でした。


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☆芦田愛菜ちゃんと江角マキコさんは…
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で、今作の見所(なのかどうかはよくわからないですが)で、芦田愛菜ちゃんと江角マキコさんが出演してるんですが…

なんか思った以上に出番が少なくてちょっともったいなかったです(^_^;)

特に芦田愛菜ちゃん。ゲームの方に絡んでくるのかと思ったらさっぱり。。。

なので、そこらへんはちょっと物足りなかったですね(^_^;)


★★★★★

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映画鑑賞記録「ピラミッド 5000年の嘘」

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 【感想】
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☆古代遺跡ミステリー
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あの有名なエジプトの「ピラミッド」を題材にしたドキュメンタリー映画ですね。

今まで謎だとされてきたピラミッドの謎を、色々なデータを基にしながら、大胆な仮説を繰り広げてくれます。

正直なところ、かなりとんでもない結論にたどり着いてしまってるような気がするので、この映画の内容をそのまんま鵜呑みにしてしまうのはかなり危険な気がしなくもないですが、今まで知らなかったピラミッドの謎とかいろいろ詳しく解説してくれたので面白かったです。

例えば、一個あたり車何台分もの重さのある石を、数十キロ離れた場所からわざわざ運んできて、たった20年で組み立てることは古代人に可能だったのか?とか、

一寸の隙間もないくらい正確に石を削り上げて、どんな大地震に遭遇しても決して壊れることのない堅牢な建物を作る技術があったのか?とか、

ピラミッドの四方の面がほぼ狂いなく東西南北の方角を向いているのは偶然なのか?とか。

結論は…とりあえずネタバレになっちゃうので伏せておきますが、物理学者とか建築家とかを動員して、自分の推理を裏付けるような展開の仕方だったので、なんかちょっと信じちゃいそうな感じでしたね(^_^;)

特にエジプトのギザと、インドのモヘンジョダロと、カンボジアのアンコールワットと、イースター島と、ペルーのマチュピチュとナスカに意外な関係については…本当ならば驚愕の事実!って感じですね(^_^;)ちょっと怖くもありますが(^_^;)


でも、こういうピラミッドとか古代遺跡の話ってなんかロマンがあって面白いですよね。

自分の知らないネタもいっぱいあって楽しめたので、見て良かったなって思える映画でした(^^)

★★★★☆

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