映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
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作家別マイベスト(湊かなえ)

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 作家別マイベスト9回目です。

今回は、吉永小百合さん主演の「北のカナリアたち」がもうすぐ公開される、湊かなえさんで行きたいとおもいます。

原作の「往復書簡」とはタイトルが違っているせいで、湊かなえ原作ってことに気づかない人も結構いるような気がするんですが(僕も最近まで知りませんでした)

タイトル変えてるのには何か意味があるんでしょうかね??

これも原作は結構好きだったので、映画の方もなかなか興味津々です(笑)



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★1位〜4位
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1位:告白(★★★★★)
映画化されて原作も大ヒットしてたのでご存知の方も多いであろう作品ですね。教師が生徒に復讐するというとんでもない話なので、なかなか衝撃的なストーリーなんですが…この作品から湊かなえさんにハマりました(^_^;)やっぱり彼女の代表作といえばこれになっちゃいますよね。ダークなのが苦手じゃないなら読んでみる価値はあるかと思います(^^)

2位:花の鎖(★★★★★)
同じ街に暮らす若い3人の女性が主人公の物語ですね。最初は何の関わりのない三人の女性が、次第に繋がっていく感じが読んでいて心地よかったです。珍しくダークじゃない話だったので、ダークな話が苦手な方にもオススメです(^^)

3位:往復書簡(★★★★★)
手紙のやりとりを中心にした物語ですね。メールとか電話とかと違って直接やりとりしてるわけじゃないのですぐに返事は来ないし、書いてあることに嘘が混じっているのかどうかなんてよくわからない。そんな手紙の独特さがよく現れていた面白い作品でした。映画も楽しみです(^^)

4位:贖罪(★★★★★)
小学校のプールで起こった殺人事件を巡った物語ですね。事件の被害者の友達だった子供たちはみんなトラウマを背負って生きていかなければならなくなってしまって…っていう重いストーリーが読み応えがありました(^_^;)


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★4個
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白ゆき姫殺人事件
サファイア
夜行観覧車
Nのために
少女

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★3個
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境遇


ちなみに、読んだ本は10冊、平均評価は4.3でした。

評価:
湊 かなえ
双葉社
¥ 1,470

評価:
湊 かなえ
文藝春秋
¥ 1,400

評価:
湊 かなえ
幻冬舎
¥ 1,470

作家別マイベスト | comments(0) | -

読書記録「暴走ボーソー大学(山之口洋)」

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 【あらすじ】
千葉県の房総半島にある「房総自由大学」。そこは、いわゆる「Fランク」の大学であり、通称「レジャー大学」と揶揄されていたのであったが、そんなお気楽大学に通う学生たちに突然とんでもない災厄が襲いかかった。なんと、大学の経営が破綻したため、9月で大学がなくなるというのだ。このままでは卒業できなくなって大変なことになる。そう感じた極楽鳥研究会のメンバーたちは、行動を開始するのであったが…。

【感想】
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☆千葉ご当地小説?
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タイトルからも想像できる人もいるかと思いますが…

暴走=ボーソー=房総ということで、千葉県が舞台の作品になってます。

ちなみに、僕自身、生まれてからこの方ずーーっと千葉県人をやっていて、それなりに千葉に愛着があったりするので、どれくらい「千葉らしさ」を出してくれてるのかなーと期待して読んでみたんですが…

なんだか千葉の魅力を発揮…っていうよりは、千葉の中途半端感を発揮って感じになっちゃってたのがちょっと残念でした。

これといって目立った観光スポットがあるわけでなく(ディズニーランドはありますが)、東京の隣にあるくせに、神奈川や埼玉と違って「田舎」なイメージがある千葉県。

それが「千葉県らしい」と言ってしまえばそれまでなんですが…なんかもうちょっとよく書いて欲しかったなーって感じでした。

(千葉の大学生がみんな馬鹿ばっかでいつも暴走してるわけじゃないですよ!(笑))

ちなみに、千葉県最高峰の山は、全都道府県最高峰の山の中で一番低いってことをこの本で初めて知りました(^_^;)

千葉県最高峰で約400メートル。スカイツリーより低いって言われると…確かに中途半端感がものすごいですね。千葉県。。。

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☆大学倒産
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あと、この本のテーマにもなってる大学倒産ですが…

少子化がどんどん進んでいる今後、冗談じゃなくてこういうことが実際に起こっても全然不思議じゃないわけですよね(^_^;)

高い金を払って、必至で勉強して(勉強してない人もいるかもだけど)、やっと入った大学が卒業する前になくなってしまう。

ある意味「詐欺だ!」って叫びたくなってしまう気持ちがよくわかりました。

通ってる学生たちには何も問題なくて、経営側の問題なわけだから、少なくとも1年生が卒業するまでは責任持って全員卒業させてあげて欲しいですよね。こういうのは。

(教授・講師陣からまっ先に逃げ出して、講義が成り立たないってのはちょっと笑えました(^_^;)ひどい話です)


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本 【その他】 | comments(0) | -

読書記録「ハロワ!(久保寺健彦)」

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評価:
久保寺 健彦
集英社
¥ 1,575

 【あらすじ】
転職して嘱託としてハローワークで働くことになった沢田信。彼は、職業相談課に配属され、職を求めてやってきた人に対し、希望に合った職を提供する仕事を担当することになるのであったが、不景気なこの時代。みんながみんな順調に就職できるわけもなく、忙しい日々に追われることになるのであった…。


【感想】
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☆ハローワークの実体がなかなか面白い
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ハローワークで働く主人公を描いたお仕事小説ですね。

今までちょっと、ハローワークで働いてる人なんて、お仕事ちゃちゃっと紹介してハイ終わり〜みたいなイメージがあって、なんか楽そうでいいなーなんて思っちゃったりしてたんですが…

やっぱり実際はそんなに楽なわけないですよね(笑)

嘱託社員が多くて、成績が悪ければ来期の契約更新はありえないし、これも客商売だから相手次第ではトラブルになりうることだってある。

しかも、扱ってるのは「仕事」という、相手の人生を大きく左右するものだから、適当にやってたらそりゃ相手だって怒る(笑)

ハローワークにやってくる人たちも、本気で仕事を探してる人ばっかりならやりがいもあるんでしょうけど、就職する気がなくて形だけ就職活動してる人とか、理想が高すぎて受かりっこない会社ばっかり応募してる人とか、常識がわかってないフリーターとか…そういう人を就職させるのはなかなか大変ですよね(^_^;)

想像してた以上に苦労が多い仕事なんだろうなーってのを感じました。

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☆企業のホンネもなかなか面白い
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あと、ハローワークなので、企業に人材を紹介して、採用の合否を聞いたりするわけなんですが…

企業の人事もなかなか酷いことするよなーってのがチラホラ出てきてたのがそこら辺もなかなか面白かったです。

まぁ不採用理由が「スキルが足りない」とか「やる気が感じられない」とかまだそういうのなら納得のしようがあるかと思いますが…

「ほくろがある」とか「見た目が気に入らない」とかそういうのはちょっと酷いですよね。。。

まぁ一緒の会社で仕事をしていくことになるわけなので、第一印象ってのは大事なのかもしれませんが…

人事の人の気まぐれか!?って思えるような理由で落とされたんじゃたまったもんじゃないなーってのを感じました。

不景気なので採用する側が強いってのはわかってますが、アンタ何様のつもり!?って思えるような態度に出るのはちょっとどうかと思いますね。

就職活動を通じて、嫌な思いをした人は、二度とそこの商品を買わない!なんてこともありえるかと思うので、潜在顧客を減らすような採用活動をするのは会社の損にしかならないかと思うんですけどね(^_^;)



本 【その他】 | comments(0) | -

読書記録「幸せまねき(黒野伸一)」

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 【感想】
父親は家族に無関心でほとんど会話がない。

母親はテニススクールで知り合った年下のイケメンコーチと不倫中。

姉は大好きな彼のことしか頭にない。

弟は学校でイジメに遭っていて、家族には反抗的。

そんな、今にもバラバラになってしまいそうな家族の話ですね。

これだけ読むと、一見ちょっと重そうな感じがしてしまうかもしれませんが…

家で飼ってる猫のミケと、犬のタロウが、一種の緩衝材みたいな感じになってストーリーが進んでいくので、そんなに重苦しい感じではなくて、むしろ暖かい感じの展開になっていたのが良かったです。

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☆猫・犬視点で進む展開が独特
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人間の視点から見てしまうと、犬とか猫とか、いつものんびりした感じで平和そうで、お前たちはいつも呑気そうでいいよなーなんて思ってしまいますが…

本当は、犬や猫の方が家族のことを良く見ていて、一番家族のことを心配してくれている。なーんてこともあるのかもしれないですよね(^^)

大好きなご主人様が元気無さそうにしてたら、何かあったのかなーと思って、足に擦り寄ってみたり、いつもより元気にハシャいでみたり。

実際のところはどうなのかはわからないんですが、もしほんとにそういう風に家族のことを考えてくれていたりしたら…猫や犬を飼っている身としては、なんかちょっとうれしいなーってのを感じました(笑)



本 【黒野 伸一】 | comments(0) | -

映画鑑賞記録「るろうに剣心」

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【あらすじ】
時は江戸時代が終わり、明治新政府が樹立してから数年が経過した明治時代。廃刀令が出され、刀を携える人々は少なくなっていたものの、「人斬り抜刀斎」と呼ばれる連続殺人鬼が現れ、世間を賑わせていた。そんな中、神谷活心流の師範代・薫は、神谷活心流が人斬り抜刀斎との繋がりがあるとの誤解を解くため、人斬り抜刀斎を探していたのであったが…。

【感想】
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☆面白い明治時代
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漫画版はだいぶ昔に読んでいて、当時は結構好きだったりしたんですが…

改めて実写版で見てみて、「明治」って時代、なかなか興味深いなーってのを感じました。

「江戸時代」はとっくに終わってしまったけど、当然「明治時代」になっても人々は生きていかなきゃいけない。

でも、そんな時代の変化について行けなかった人なんてのもいるわけなんですよね。。。

時代に乗っかって洋装をして、流行りの仕事をするような人がいる一方で、昔を忘れられずに、和装で剣を携えているような人がいる。

そんな、和と洋が入り混じったようなごった煮感がなんか面白い世界観だなーってのを感じました。

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☆戦闘シーンがカッコイイ
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それから、戦闘シーンなんですが…

予告とかで結構カッコよく撮れてたと思うんですが、本編の方も迫力があって良かったです。

基本味方は少人数で、敵はたくさん!ってシーンが多いんですが…

剣心が強すぎるので、ひとりで敵をサクサクっとなぎ倒していくんですよね(笑)

しかも、2倍速で早送りしてるかのような感じですごくスピーディな感じで。

なかなか見応えのあるシーンも多くて、爽快な感じに仕上がっていたので、面白かったなーって思います。

★★★★☆
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映画(最近) | comments(0) | -

読書記録「ラ・パティスリー(上田早夕里)」

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 【あらすじ】
とある洋菓子店に勤める新人の森沢夏織。彼女は、いつものように朝一番にお店に入ったのであったが、お店の様子がいつもと違うことに気がついた。誰もいないはずの厨房で、見知らぬ男が飴細工を作っていたのだ。自分はこの店のシェフだと言う彼の言葉に、夏織は何がなんだかわからなくなってしまうのであったが…。

【感想】
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☆謎の男現る!
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ある日、お店に出社したら、目の前にいた謎の男。

鍵は明らかに自分が開けたし、中に誰かいるなんてありえない!のに、実際に目の前に見知らぬ男がいる!

しかも、その男は、店の制服を来て、ここは自分の店だって言い張ってる!!

なになに?一体どういうこと?パラレルワールドからやってきたSFチックな話?それとも、単に嘘を付いてるだけ??それとも、主人公が知らないだけの新人さん??

正直なところ、よくあるお仕事小説系な話なのかなーって思って読み始めたんですが…

しょっぱなから繰り広げられるこんなミステリアスな展開に一気に引きこまれちゃいました(笑)

こういう続きが気になって読み進められるストーリーっていいですね。

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☆パティシェなお仕事小説
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で、謎の男の正体が気になってどんどん読んでたんですが…

ふつーにお菓子屋さんの日常〜というかちょっとした洋菓子店の裏側の雰囲気も味わえたりしたのでなかなか楽しかったです。

例えば、お店で売ってるスイーツのメニュー。

僕はあんまり洋菓子店に行かないので気づかなかったんですが、かなり頻繁に入れ替えてるんですね。

同じものばっかり売ってるとお客が飽きてしまうから、いつも新製品開発には力を入れて、季節の変わり目だったり、お店をリニューアルした時なんかは大々的にメニューを入れ替える。

スイーツなんて、原材料はほとんど変わらないだろうし、どうやっても似たような味になってしまうような気がしなくもないんですが…

それにも挫けずに、常に新しい製品を生み出してるってのはすごいなーって思いました。

僕は味覚オンチなので、たぶん「チョコレート系のケーキ」とかいったら全部同じ味に思えてしまいそうな気がしなくもないんですが…

お店に並んでるチョコレートケーキの食べ比べとかはちょっとやってみたいですね(笑)


本 【上田 早夕里】 | comments(0) | -

読書記録「第2図書係補佐(又吉直樹)」

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 【感想】
ピースの又吉さんのエッセイ集ですね。

このお方、本をたくさん読まれるお方だし、この本の個々のタイトルも本の名前がずらーっと並んでいたので、面白おかしく本を紹介してくれてるのかと思って読んでみたんですが…

本の紹介の部分はあんまりなくて、その本に関連してる自分ネタを紹介するというちょっと変わったエッセイだったのが、なかなか奇抜で面白かったです。

例えば、僕の好きな乾くるみさんの「イニシエーション・ラブ」の紹介の部分では、又吉さんのちょっと甘酸っぱい青春時代の思い出を語っていたり、

森見登美彦さんの「夜は短し歩けよ乙女」では、又吉さんが出会ったミステリアスな女の子のことを語っていたり(笑)

正直、もうちょっと本の話がメインなんだろうなーって思ってたので、紹介の部分がこんなに短いとは!!って感じである意味オドロキでした。

その本の醍醐味(?)を上手い具合に抽出しつつ、自分のエピソードに置き換えて語ってしまうあたりは、なんかさすがだなって感じでしたね(笑)


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☆紹介してる本のバリエーションが豊富
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それから、紹介されている作品は全部で47作品なんですが…

知らない作家さん&知らない作品が思った以上に多くて、又吉さん、ほんと読書家なんだなぁってのを感じました。

僕も結構本読んでる方だとは思うんですけどね。

読んだことがあるのが、「イニシエーション・ラブ」「山月記」「銀河鉄道の夜」「夜は短し歩けよ乙女」のわずか4作品のみっていうのはなかなか寂しかったです(笑)

でも、好きな本のジャンルが多岐にわたるっていうのはなんかカッコいいですよね。

僕も読書の幅をちょっとだけ広げてみたくなりました(笑)


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読書記録「夏光(乾ルカ)」

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 【感想】
「め・くち・みみ」「は・みみ・はな」をテーマに扱ったホラー小説ですね。

今まで読んできた乾ルカさんの作品、「ばくりや」「メグル」「あの日にかえりたい」がなかなか読後感のいい感じの面白い小説だったので、今回もそんな感じなのかなーって勝手に思ってたんですが…

思った以上にホラー色が強くてグロい感じだったのがちょっとツラかったです(^_^;)

具体的には、ちょっと変な能力を持った人たちが出てくるんですが…その能力の描写と、その人の容姿がちょっと生々しいんですよね。。。

特殊能力ってちょっと持ってみたいなーって思ったこともあるんですが、こういう能力で、こういう容姿になってしまうのであればちょっと遠慮したいなーって感じでした。


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☆百焔
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見難くて難の取り柄もない姉が、美しくて何をしても様になる妹に嫉妬して…っていう話ですね。

幼い頃から妹と比べられ、褒められるのはいつも妹ばかり。

何か新しいことを初めても、後から妹が真似をして、結局妹の方が上手くなってしまう。

楽しいことはみんな妹に奪われて、妹は幸せそうなのに、自分は楽しいことなんて何にもない。

そんな姉の妹に対する執念がなかなか生々しいなーって感じでした。

当然、こんな感情を妹に対して抱いていれば姉妹の間で上手くいくわけもなく、とある事件が起こってしまうんですが…

同じ血を分けた姉妹なのに悲劇的な運命をたどってしまうことになるふたりの関係がなかなか切なかったです。

ラストの読後感こそそんなに悪い感じではなかったですが…姉さんの思考回路が暗くて読むのがしんどかったですね。。。


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☆は
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友人から得体のしれない魚を食わされて…っていう話ですね。

食べてる途中にその魚の正体をぽつぽつと語られることになるんですが…

その魚が一体なんだったのかっていうのを語った描写がなかなか生々しくてグロくてちょっと嫌な感じでした。。。

まさか、普通の○○だと思ってたものが、実は○○を☓☓て、▲▲を□□して、●を☓☓て、最後には◎◎まで☓☓てしまうような魚だったなんて!!

↑伏字だらけで未読の方はわけがわからないかと思いますが…この魚の正体…すごかったです(^_^;)

ある意味続きが気になって一気読み状態だったんですが…食事前には読まない方がいいのは間違いないなーって思いました。



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本 【乾 ルカ】 | comments(0) | -

映画鑑賞記録「映画 ひみつのアッコちゃん」

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【あらすじ】
お化粧が大好きでいつもコンパクトを大事に持ち歩いていたアッコちゃんの前に、鏡の精が現れた。鏡を大事にしてくれたお礼に、魔法のコンパクトをくれるのだという。「テクマクマヤコン〜」という呪文を唱えると、何にでも変身できるのだというそのコンパクトを手に入れたアッコちゃんは、早速、半信半疑ながら、呪文を唱えてみることにしたのであったが…。


【感想】
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☆単なるコスプレ映画じゃなかった!(笑)
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結構イロモノ的な雰囲気があって、見に行くのを躊躇われている方も多いんじゃないかと思うこの作品。

チケットを買うのがちょっとだけ恥ずかしかったりしたんですが…思い切って見てきました(笑)

人の想像入りの方は想像通りというかなんというか結構ガラガラな感じだったりしたんですが…

内容の方は予想してたよりもなかなか楽しい展開で面白かったです(笑)


魔法のコンパクトでアッコちゃんが大人に変身して、アルバイトしちゃう〜って話なんですが…

外見は大人なのに中身が小学生のままなので、そのギャップが見ていて楽しいんですよね。

周りのみんなは月曜日って憂鬱ね〜って感じで出社してるのに、一人だけスキップして会社楽しいなーみたいな感じで出社したり、

敬語とか他人との距離感が上手くつかめなくて、周りの人を呼び捨てにしたり、

話してる相手の言ってることが全く理解できなくて、会話がなんだか漫才みたいな感じになってたり(笑)

思っていた以上にコメディ色が強かったので、見ていて楽しかったです。


かなりたくさんツッコミどころはあるかと思うんですが、綾瀬はるかちゃんが好きで、コメディ映画が好きな方ならそれなりに楽しめるんじゃないかと思いますね。


★★★★☆

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映画(最近) | comments(0) | -

読書記録「ネコナデ(亀井亨、永森裕二)」

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 【あらすじ】
とあるIT会社で人事部長として働き、不要な人間を容赦なく切り捨ててきた鬼塚汰朗。彼は、通称「鬼太郎」と呼ばれて、社員から恐れられていたのであったが、実は、そんな彼にも秘密があった。可愛い動物に弱かったのだ。会社の帰り道、ダンボール箱に入れられ、可愛い瞳で彼のことを見つめてくる仔猫を発見してしまった汰朗は、思わず、仔猫を連れ帰ってしまうのであったが…。


【感想】
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☆表紙が…
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本の画像を見てもらえばわかるかと思うんですが…

可愛らしい仔猫ちゃんの顔がドアップに写ってこちらを見つめているという、ある意味反則技を使ってるような本ですね(笑)

猫好きな人がこれを本屋さんで見つけたら、お持ち帰りせずにはいられないでしょうみたいな(笑)

そんなに猫が大活躍するような話ではないんですが…表紙上手いなーって感じでした。

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☆カタブツ、猫を飼う
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で、どんな話かっていうと…生真面目でいつも偉そうにしていて、怖い感じのする堅物人事部長が、家族にも会社にも秘密にして、寮でこっそりと猫を飼うって話ですね。

今まで猫なんて飼ったことなかったくせに、飼うとなったら、何を食べさせればいいのかわからないし、どうやって遊んであげればいいのかわからないし、具合が悪そうだったらどうすればいいかわからない!でてんやわんや。

仕事中も、可愛い猫ちゃんのことが気になって気になって、こっそり監視カメラをつけてみて、いつもこっそりと見続けてる有様。

他人にはえらそーにしてるのに、自分は仕事中に猫を眺めて遊んでるのかよ!ってちょっとツッコミを入れたくなっちゃいますね(笑)

ちなみに、彼のお仕事は、使えない同僚をリストラすることと、新人を教育すること。

こんな彼にリストラされるんじゃ…なにやら納得できないなーってのを感じてしまいました(笑)


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