映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
<< November 2012 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

スポンサーサイト

ブログランキング・にほんブログ村へ

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | - | -

作家別マイベスト(道尾秀介)

ブログランキング・にほんブログ村へ
 作家別マイベスト11回目です。

今回は、映画「カラスの親指」が公開中の道尾秀介さんでいきたいと思います。

道尾さん、結構クセがあるので読者を選びそうな感じがするんですが、皆様はどの作品がお好みでしょうか?


----------------------------------------------------------------
★1位〜3位
----------------------------------------------------------------
1位:カラスの親指(★★★★★)
詐欺師のお話。といっても重苦しい感じじゃなくて明るい雰囲気で、かつドンデン返しがすごかったのが印象的でした。一番好きです(^^)

2位:ソロモンの犬(★★★★★)
大学生が主人公の青春ミステリ。こちらもドンデン返しがすごかったのが印象に残ってます。

3位:龍神の雨(★★★★★)
血の繋がらない父と息子の話。まぁ設定的にはちょっと重かったりするんだけど、こちらもドンデン返しがすごかったのを覚えてます。…って感想そればっかりだな(^_^;)


----------------------------------------------------------------
★4個
----------------------------------------------------------------
鬼の跫音
背の眼
プロムナード
カササギたちの四季
月と蟹
光媒の花
ラットマン
骸の爪
片眼の猿
向日葵の咲かない夏

----------------------------------------------------------------
★3個
----------------------------------------------------------------
花と流れ星
水の柩
球体の蛇
シャドウ

----------------------------------------------------------------
★2個
----------------------------------------------------------------
月の恋人

ちなみに、読んだ本は19冊、平均評価は3.84でした。
作家別マイベスト | comments(0) | -

読書記録「オレンジ色のステッキ 杉原爽香39歳の秋(赤川次郎)」

ブログランキング・にほんブログ村へ
 【感想】
だいぶ昔に赤川次郎さんは卒業したつもりなんですが、唯一いまでも読み続けている「杉原爽香シリーズ」の25作目です。

シリーズがスタートした当時は15歳の少女だった主人公が、高校生になり、大学生になり、社会人になり、恋をして、結婚して、子どもが生まれて…

とかれこれ25年も続いてきたシリーズで、最新刊である今作では39歳になっちゃってるシリーズです。

でも、これって改めて考えてみるとかなりの超大作ですよね(笑)

中学時代の話からずっと読み続けてくると、なんか親戚のおじさんにでもなった気分になります(笑)


ちなみに、最近の話しは、もはやミステリとはいえないくらいに薄っぺらい内容になってるのでファン以外の人にはオススメできないですが…

ファンの立場からすると登場人物たちがどんな風に年を取っていってるのかってのはやっぱりちょっと気になりますね。

なんだかんだで読み続けちゃいそうな気がします(^_^;)

(一体何歳まで続くんだ?っていう気がちょっとしなくもないですが(笑))


--------------------------------------
☆ヌード画が有名に…
--------------------------------------
で、今回のお話は、主人公の杉原爽香が、友だちの画家に頼まれてヌードモデルになったところ、その絵が巨匠の目にとまってしまって、大ヒットの予感!?って感じのストーリーですかね。

旦那さんがいるのに「友だち」のヌードモデルって一体なにしてるんだよ!ってツッコミを入れたくなってしまいますが…

まぁそれはさておき、もし、自分のヌードが描かれている絵が、何故かものすごく評価されて大々的に宣伝されて…ってなったらなんかちょっと微妙な感じがしますよね(^_^;)

大ヒットだったら、モデル料もわんさか入ってきて儲かる!のかもしれないですが…やっぱりヌードはねぇ(笑)

ちなみにこの爽香さん。ヌードモデルになったことは旦那さんには秘密だったので、大ヒットになってしまうと当然困るわけで…

結局のところどーなっちゃうの!?な感じのお話でした(笑)

爽香も大人になったので、なんだか若干ドロドロ系なお話が多いような気がしなくもないですね。ここ数年。




JUGEMテーマ:読書
本 【赤川 次郎】 | comments(0) | -

読書記録「悪夢の身代金(木下半太)」

ブログランキング・にほんブログ村へ
 【あらすじ】
とあるクリスマスイヴ。女子高生の知子は、車に轢かれそうになったところをサンタクロースに助けられたのであったが、そのせいでサンタクロースが瀕死の重傷を負ってしまった。「この1億円が入った袋を運ばないと娘が殺されてしまうんだ」という衝撃的な告白をサンタから聞かされてしまった知子は、サンタクロースの代わりに身代金を運ぶことにしたのであったが…。

【感想】
--------------------------------------
☆身代金を運ぶサンタ(笑)
--------------------------------------
サンタが運んでいた「身代金」をサンタの代わりに女子高生が運ぶことになって…っていう話ですね。

まさしく「ありえない」設定ではありますが、この著者お得意のドタバタ劇っぽい展開がなかなか楽しくて良かったです。

単純に「1億円の身代金を運ぶ」ってだけでもかなりハードル高い仕事だと思うんですが…

それが人の命に関わってくることだとすると、かなーり責任重大な感じでプレッシャー感じちゃいそうですよね(^_^;)

しかも、行く先々で、途中で怪しげで細マッチョな美青年に襲われたり、ファンだったプロサッカー選手が現れたり、奇妙な眼帯女が現れたりで一筋縄ではいかない感じで。

誰が味方で誰が敵なのか?行く先々みんな怪しく見えてくるようなストーリーの進み具合がなかなか面白かったです。


--------------------------------------
☆怪しげな人たちの正体が明らかに…
--------------------------------------
で、この作品、途中で主人公が他の人物に切り替わっていくような感じで話が進んでいくんですが…

色んな登場人物の視点から同じシーンを見てる感じがなかなか面白かったです。

例えば、途中で出てくるちょっと怪しげなサッカーのサポーターは実は事情があってその格好に変装しているだけだったり、

途中で出てくるあの人が実は事件の黒幕で、全ての鍵を握っていたり。

こういう、あのシーンは、この人から見るとこうだけど、あの人から見ると全然違った風に見える

…っていう展開ってなかなか面白いですよね(^^)


JUGEMテーマ:読書
本 【木下 半太】 | comments(0) | -

読書記録「MOMENT(本多孝好)」

ブログランキング・にほんブログ村へ
 【感想】
まもなく死期が近づいている重篤な患者の前にひょっこり現れ、願い事をなんでも一つ叶えてくれるという必殺仕事人(?)のお話ですね。

ぱっと見は普通の大学生。なのに裏の顔は…?みたいな意外性がなかなか面白かったです。

ただ、彼の正体が最後まで読んでもイマイチわからなかったってのがちょっとモヤモヤが残りましたかね。

まぁミステリアスな青年ってことでもいいのかもしれませんが…なんかちょっと気になりました(笑)


--------------------------------------
☆FACE
--------------------------------------
昔、とある事情により死なせてしまった知人の家族が、今どうしているのかを知りたいと願う老人の話ですね。

たしかに、自分のせいで運命を変えてしまった家族がいるのなら…

その家族がどうなってしまったのかっていうのが気になる。ってのはなんかわからなくもないですね。

自分のせいで家族はみんな不幸な運命をたどってしまったのか、それとも、それなりにがんばって今は幸せに暮らしているのか。

幸せになってくれてるならいいですが、不幸な運命をたどってるとしたら、確かにちょっと死んでも死に切れない…って思っちゃうかもしれないですね。

…とまぁ途中まで読むとこんな感じでハートウォーミングな感じだったんですが…

後半のドンデン返しがちょっとすごくて驚きでした(^_^;)

ハートウォーミングな作品だと思って読むとちょっと痛い目を見るタイプの作品ですね(笑)

--------------------------------------
☆WISH
--------------------------------------
修学旅行中に出会って恋に落ちた男性ともう一度会いたい。そう願う少女の話ですね。

これだけ読むとなんかロマンチックな話〜ってなりそうな感じがするんですが…

一筋縄ではいかないこの作品。思ってたのとは違った方向に進んでいくのが面白かったです。

連絡先を教えてもらったのに、住所が間違っているらしく連絡が取れなくなってしまったその男。

最初から間違った住所を教えたのか。それとも住所を教え間違ってしまったのか。

探偵のように住所を調べあげて、その男のもとに辿り着く…って過程はなんかちょっと面白いなーって思ったんですが…

よく考えたら、この少女、旅先で知り合った男にそう簡単に心を許しちゃだめですよね。。。

知らない人に下手にのこのこ付いて行ったら殺されててもおかしくなかったんじゃ?と思ってしまいました。

世の中いい人ばっかりじゃないですよね(^_^;)



本 【その他】 | comments(0) | -

読書記録「ダッシュ!(五十嵐貴久)」

ブログランキング・にほんブログ村へ
評価:
五十嵐 貴久
ポプラ社
¥ 1,680

 【あらすじ】
陸上部の通称「ねーさん」こと桃子先輩に憧れる、イノケン、リョーイチ、メタボン、わび助の4人。彼らはそれぞれ密かに「ねーさん」に好意を抱いていたのだったが、共同戦線を張り、決して抜け駆けしないことを約束していた。そんな「ねーさん」と4人の後輩であったが、ある日、「ねーさん」にクラブに行かないかと誘われた。クラブになんて行ったことがなかった4人は一生懸命クラブについて調べてみるのであったが…。

【感想】
--------------------------------------
☆がんばれ!脇役!(笑)
--------------------------------------
憧れの先輩!に好意を抱きつつ、告白できずに先輩に振り回され続けるというある意味脇役クン(?)な感じの男子高校生4人組の話ですね。

先輩が「クラブに行きたい!」って言えば我こそは!とばかりに行き方とか、内容とか、お金とかを我こそは!と調べあげ、彼女にお伴する。

病気で入院してしまったことを知れば、お菓子やら漫画やらCDやらを次々に差し入れて毎日のようにお見舞いにくる。

でも、彼らの彼女への気持ちは決して伝わることがなく、彼女の心は別の方向を向いたまま。

なんか、読んでて「先輩」にいいように利用されてるだけじゃないの?って気がしなくもなかったですが…

損得を考えずに、大好きな先輩のために必死になれるっていうのはなんか青臭くていいなぁって感じでした。

大人になっちゃうと、なかなかそういうピュアなきもちって…忘れていっちゃうような気がしますよね(^_^;)

--------------------------------------
☆わがままなだけじゃない先輩
--------------------------------------
で、これだけ書いちゃうと、なんか「先輩」って嫌な女だなーって感じになっちゃうかもしれませんが…

実はこの「先輩」、結構重〜い事情を抱えているって展開だったので、そこんところはなんか可哀想でした。

詳しくは書きませんが…僕だったら、生きていけないかもーってくらいの重い事情なんですよね…。

こんだけ酷い運命だったら、確かに少しくらいわがままになっても仕方ないかも…って感じだったんですが…

でも、そんな彼女のわがままを、文句のひとつも言わずに受け止めてくれる後輩4人組の存在がすごくいいなって思いました。

JUGEMテーマ:読書
本 【五十嵐 貴久】 | comments(0) | -

映画鑑賞記録「リンカーン/秘密の書」

ブログランキング・にほんブログ村へ

【あらすじ】
幼い頃、母親をとある男に殺されたエイブラハム・リンカーン。彼は、大人になるまで彼に復讐を誓い続けてきたのだったが、ある日、衝撃的な事実を知ってしまう。なんと、その男はヴァンパイアであり、普通の方法ではやつを殺せないというのだ。彼は、ヴァンパイアの倒し方を知っているという男に師事し、昼は普通の男、夜はヴァンパイアハンターとして生きていくことになるのであったが…。

【感想】
--------------------------------------
☆ヴァンパイアとの戦い
--------------------------------------
あの「人民の人民による人民のための…」という言葉で有名なリンカーン大統領が、実はヴァンパイアハンターで、南北戦争は実はヴァンパイアとの戦いだった!!というある意味衝撃的なストーリーな物語ですね(^_^;)

正直言って彼のことは南北戦争を起こした時の大統領だったってことくらいしか知らないんですが…

あの有名な政治家が、実はかなりの武闘派で、影ではいつもヴァンパイア狩りをしていたというギャップがなんか独創的でした。

ただ、「リンカーン大統領の伝記映画が見たい!」って人がこの映画を見てしまうとかなり期待はずれ感がはんぱないでしょうね(^_^;)

そういう映画を見たいと思ってる人は、来年スピルバーグ監督の「リンカーン」が公開されるようなので、そっちを見たほうが無難なんじゃないかなって思いました。

(個人的にはそっちのリンカーンも見てみたいなって思いました)


--------------------------------------
☆ストーリーが進むの速えよ!(笑)
--------------------------------------
あと、何気にストーリーが進むのがメチャクチャ速いってのが気になりました。

最初のうちは母親の復讐を誓って戦いをはじめる青年の話なので、ずっとそのまま青年の話で終わるのかと思いきや…

ヴァンパイアと闘いつつ、いつのまにか政治家になって結婚してるし、気が付けば大統領になって南北戦争始めてるし。

「なんで政治家になったのか?」とか「なんで南北戦争をはじめたのか?」とか重要なポイントらしきところがスッポリと抜けていて(^_^;)

僕みたいにアメリカの歴史にあんまり詳しくない人が見ると、ちょっと「???」な感じになっちゃいそうな気がしました。

単純にアクション映画として楽しみたい!っていうならそれはそれでありなのかもしれませんが。。。


★★★☆☆
JUGEMテーマ:映画
映画(最近) | comments(0) | -

読書記録「パパは今日、運動会(山本幸久)」

ブログランキング・にほんブログ村へ
 【あらすじ】
創業50周年を迎えたカキツバタ文具。そこに属する約150人の社員たちが、一斉にとある競技場に集まった。そう、今日は会社主催の運動会を行うのだ。初めはあんまり乗り気ではなかった社員たちも、運動会の独特のテンションに飲み込まれ、次第に仕事中には見せない一面を見せ始めるのであった…。

【感想】
--------------------------------------
☆会社の運動会
--------------------------------------
運動会といえば子どもたちが主役で、大人たちは応援する側!

…と思いきや、この作品はいい年をした大人たちが一生懸命に走り回ったり、騎馬戦したり、玉入れしたり…っていう話だったのでそのギャップがなかなか面白かったです。

ある人はコスプレをして走り回ったり、ある人は母親を連れて走り回ったり、ある人は不倫相手を追いかけて走り回ったり(笑)

仕事上のお付き合いだけだと、その人の一面しか見えてこないことって多いかと思うんですが、こういう行事があるとその人の別の顔が見えてきたりしてなかなか面白そうですね。


会社ではいつもいばってるあの人は娘には弱いんだなぁとか、

あの人とあの人すごく仲良さそうだけど付き合ってるのかなぁ?とか、

仕事は冴えないあの人はこういう時は輝いてるなーとか。

最近こういう行事をやる会社ってどんどん減ってきてるかと思いますが、こういう和気あいあいな感じの会社もなんか楽しそうでいいなーってのを感じました。

(ちょっと人間関係煩わしそうな感じもしますが(笑))


--------------------------------------
☆輝ママが面白い
--------------------------------------
あと、この運動会でひとりだけ「社員の母親」が参加してるんですが…そのママさんがユニークで可笑しかったです(笑)

娘に誘われたわけでもないのに、勝手に全身ピンクの運動着で会社にやってきて、勝手に競技に参加していて…

他の社員連中はもちろん、社員の家族にまで話しかけて、いつのまにか応援に来てた幼稚園児とも意気投合して友だちになっているというすさまじいキャラ。

しかも、どことなく天然っぽい感じで妙にずれた会話が…読んでてちょっとツボにハマりました。


自分の親がこんな性格で、いつも側にいるとしたら、子どもとしてはたまったもんじゃないなーって感じでしたが…

他人として傍から見てる分にはすごく面白いおばちゃんって感じで楽しそうでいいなーって思いました。

老若男女誰とでもすぐに仲良く慣れるというすさまじい社交能力はちょっとうらやましいですね。




JUGEMテーマ:読書
本 【山本 幸久】 | comments(0) | -

映画鑑賞記録「のぼうの城」

ブログランキング・にほんブログ村へ

【あらすじ】
時は豊臣秀吉が天下を治めようとしていた時代。北条方に属する支城である忍城に石田三成率いる約2万の軍勢が押し寄せてきた。対して忍城にいる軍勢は城代成田長親率いる500。多勢に無勢な状況であり、忍城は戦わずして降伏するかと思われたのだったが…。

【感想】
--------------------------------------
☆のぼうさまの虜に
--------------------------------------
のぼうさまこと、成田長親と石田三成の戦いを描いた作品ですね。

原作が結構好きで、映画の方、どんなもんかなーってちょっと思ってたんですが…

原作よりも「のぼうさま」が活き活きと描かれていたようで、のぼうさまの虜になりました(笑)

いやー。野村萬斎さんの、一見馬鹿っぽく見えるけど憎めない飄々とした演技。上手いですねぇ。


500対2万で明らかに多勢で無勢で勝ち目なんかないのに、のぼうさまが戦うと言えばみんな戦モードになり、

のぼうさまが踊れば敵味方関係なく魅了される。

そして、のぼうさまに何かあればみんなが心配する。


普段はおちゃらけた感じで頼りないのに、いざというときにはものすごいカリスマ性を発揮して大勢の人たちを自分の思い通りに動かす。

のぼうさまってほんと、すごい人だったんだなーってのを改めて感じました。

見てると視聴者の方までのぼうさまの虜になっちゃいますね(笑)


--------------------------------------
☆歴史っておもしろい
--------------------------------------
あと、成田長親って原作を読むまでそんな人がいることすら知らなかったんですが…

あんまり有名でないお城のあんまり有名でない武将たちの戦いでもいろんなドラマがあるんだなーってのを感じました。

歴史的に見ると、教科書ではまったく触れられない部分かと思うんですが…

日本全国で天下を狙って戦が続いていた時代。

それぞれのお城で、いろんな人達が色んな思いを抱きながら戦っていたんでしょうね。

のぼうさま以外の他の隠れた名将のエピソード。そういうのももっと読んでみたいなーって思いました。


--------------------------------------
☆田楽の振り付けが…
--------------------------------------
あと、気になったのが田楽踊りの振り付けの部分。

普通だったらその道のプロの人が役者さんに教えて…

ってなるんでしょうけど、この作品だと振り付けも自分でやっちゃってるんですよね。

その道のプロであり、自分で振り付けを考えて、しかも映画の主役までやっちゃう。

そんな事ができる俳優さんなんてほとんどいないかと思うので、改めて多才な方なんだなーと思いました。


ちなみに、その田楽踊り、かなり耳に残る感じで楽しかったです。

興味のある方はぜひ一度チェックして欲しいなって思いました。

ヒョロロンヒョロロン♪


★★★★★

JUGEMテーマ:映画
映画(最近) | comments(0) | -

映画鑑賞記録「悪の教典」

ブログランキング・にほんブログ村へ

【あらすじ】
生徒からも教師からも慕われ、カンペキな高校教師だと思われたハスミンこと蓮見聖司。そんな彼にはとてつもない秘密があった。密かに、彼に害をなそうとする連中を自殺や事故に見せかけて葬っていたのだ。だが、そんな彼の凶行も全てが全て上手くいくわけがなく、次第にボロが出始めた彼は、とんでもない事件を引き起こし、事態を収拾しようとするのであった…。

【感想】
--------------------------------------
☆ダークな伊藤さんが似合ってる!
--------------------------------------
先生が生徒を皆殺しにする!というすさまじいストーリーなので、これを面白かった!と言ってしまうのはなんか気が引けるのですが…

「海猿」でいい人を演じまくってる伊藤英明さんが、意外とダークヒーローな役を好演していたのが面白かったです。


自分の邪魔をするやつは容赦なく殺す。

自分に好意を抱いてるやつでも、邪魔になりそうなら容赦なく殺す。

たとえ自分の教え子たちであっても、必要であれば皆殺しにすることも躊躇わない。


表の顔は爽やかで生徒たちの人気者の先生。

なのに、本当の姿は、慕ってくる生徒も笑顔で殺してしまうようなサイコパス。


爽やか…なんだけどどことなくうすら怖い笑顔を浮かべながら、生徒たちを楽しそうに狩っていく様子が妙に似合っていて印象的でした(^_^;)


逃げ惑い泣き叫ぶ教え子たちを容赦なく一人ずつ撃ち殺していって…

返り血を浴びても笑ってるっていうシーンはやっぱりかなり衝撃的ですね。

完全に頭のおかしい人になりきっていてがさすがだなーって感じでした(^_^;)


--------------------------------------
☆●●●●さんも出てた!
--------------------------------------
あと、さりげなく、●●●●さんも出演されてたのが面白かったです。

具体的に誰がどこのシーンに出てくるとかは書かないでおきますが…

こういう遊び心があるってのもなんか面白くていいなーって思いました。

何気に自分の机の上に「▽▽▽▽▽」も置いてあったし(笑)

ファンの方でこれから見る方は、この辺もチェックしてみると面白いかもしれません。

↑見た方じゃないと意味不明ですね。ゴメンナサイ。


★★★★☆


JUGEMテーマ:映画
映画(最近) | comments(0) | -

読書記録「やおろず(古戸マチコ)」

ブログランキング・にほんブログ村へ
 【あらすじ】
おばあちゃんのお通夜でたまたま訪れた田舎で、その家の「家神」に遭遇してしまった孫娘の澄香。もうすぐ祠も取り壊されてしまうので連れて行って欲しいという彼の願いを聞き入れた彼女は、自分の部屋に彼を連れて行くことにしたのであったが、既に彼女の部屋ではたくさんの見知らぬ住人たちが彼女の帰りを待っていたのであった…。

【感想】
--------------------------------------
☆かみさまがいっぱい!
--------------------------------------
ひょんなことから、身の回りの「神様」が見えるようになってしまった女の子の話ですね。

家神さまに、かまどの神さまに、便所の神様に、テレビの神様に、パソコンの神様に…

えーこんなのにも神様が!?っていうようなものにも神様が宿っていたりしててんやわんやな雰囲気がなかなか楽しかったです(笑)

さすがは八百万の神様がいるという日本。

僕らには見えてないけど実は身近なところにたくさんの神様がお住まいになられている…ってことももしかしたらあるのかもしれませんね。

ものにはそれぞれ神様が宿っていて…って想像すると、ちょっとはものを大事にしようかなって気持ちになりました。

--------------------------------------
☆愉快な神様たち
--------------------------------------
で、そんなこんなな「神様」たちなんですが…

出てくる神様たちがみんな「イケメン」系…なのに変なキャラっていうのがなかなかウケました(^_^;)

例えば、ぱっと見は普通の兄ちゃんなのに、「ペコリちゃん人形(ペコちゃん?)」とか「ミカちゃん人形(リカちゃん?)」とかを口説きまくる神様だとか、

ぱっと見は腰の低いサラリーマンなのに、実は「鬼」だったりだとか(笑)

まったく神様とは思えない人間臭い神様たちがなかなかいい味だしてますね。

JUGEMテーマ:読書
本 【その他】 | comments(0) | -
AMAZON LINK