映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
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2012年のお気に入り映画

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  2012年ももうすぐ終わるということで、
今年見た映画を振り返ってみたいと思います。

ちなみに、今年読んだ本は76本らしいです。
去年は67本だったので...意外にも増えてるみたいです(^_^;)

で、今までレビューしてきたうち、
★5個のお気に入り作品は以下の14作品でした。
去年は12作品だったので...
まぁ去年よりは楽しめたかなって感じですね。
ただ、本同様に、これは!!って作品がなかったのが残念なんですが(^_^;)

で、以下がその14作品です。

●のぼうの城
●ロボジー
●ALWAYS 三丁目の夕日'64
●カラスの親指
●ツナグ
●麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜
●踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望
●BRAVE HEARTS 海猿
●アメイジング・スパイダーマン
●ライアーゲーム
●宇宙兄弟
●幸せへのキセキ
●Black & White
●アウトレイジ ビヨンド


ベスト10を選ぶとしたらこんな感じですかね。

1位 :のぼうの城
2位 :ロボジー
3位 :ALWAYS 三丁目の夕日'64
4位 :カラスの親指
5位 :ツナグ
6位 :麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜
7位 :踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望
8位 :BRAVE HEARTS 海猿
9位 :アメイジング・スパイダーマン
10位:ライアーゲーム

1位の「のぼうの城」は、戦国時代に石田三成率いる2万の大軍を
わずか500の軍勢で追い返したという成田長親の話ですね。
のぼうさま役の野村萬斎のはまり具合が楽しくて良かったです。

2位の「ロボジー」はおじいちゃんがロボットの中に入っちゃうという話ですね。
コメディタッチの展開がなかなか楽しくて、みていてほのぼのできました。

3位の「ALWAYS 三丁目の夕日'64」はご存知「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズの最新作ですね。
まもなく東京オリンピックが開かれるという1964年という時代を上手く描いていて良かったです。
人情味あふれるノスタルジックな世界観が見ていて癒されました(^^)

4位の「カラスの親指」は詐欺師の話ですね。
原作も好きだったんですが、詐欺師の話なのに、どことなくホームドラマっぽい雰囲気が好きでした。
ラストのどんでん返しは…すごく良かったです。

5位の「ツナグ」は、一度だけ死者に会えるっていう話ですね。
こちらも原作がすごく好きだったんですが、原作を裏切らない感じが良かったです。
「ツナグ」のイメージこそ原作とはちょっと違うんですが、こちらはこちらでいい味出してました(^^)


評価:
著訳編者表示なし
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 1,575

年別お気に入り本・映画 | comments(2) | -

2012年のお気に入り本

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 2012年ももうすぐ終わるということで、
今年読んだ本を振り返ってみたいと思います。

ちなみに、今年読んだ本は186冊らしいです。
去年は190冊だったので...2年連続で去年よりダウンでした(^_^;)
ただ、英語の本の方を何やら150冊程読んでたようなので…
合わせるとなんと336冊!なにやら思った以上に伸びてますね(^_^;)
まぁとは言っても英語の方は簡単なやつしか読んでないので、
来年はもっとレベルアップしたいなって思います。


で、今までレビューしてきたうち、
★5個のお気に入り作品は以下の22作品でした。
去年は38作品なので...かなり激減って感じですかね(^_^;)
結構たくさん読んだので、この結果はちょっとさみしいですね。
来年はもっと面白い本をたくさん読めるといいなって思います。

ちなみに、山本幸久さん、飛鳥井千砂さん、乾ルカさん、東野圭吾さんが2冊ずつランクインでした。
特に飛鳥井千砂さんは結構フィーリングが合いそうなので、しばらく追っかけたいと思います(^^)


で、以下がその22作品です。


●ハロワ!(久保寺健彦)
●ツリーハウス(角田光代)
●いつもの朝に(今邑彩)
●パパは今日、運動会(山本幸久)
●はるがいったら(飛鳥井千砂)
●聞く力(阿川佐和子)
●学校のセンセイ(飛鳥井千砂)
●歪笑小説(東野圭吾)
●名もなき毒(宮部みゆき)
●和菓子のアン(坂木司)
●幸福な生活(百田尚樹)
●ふちなしのかがみ(辻村深月)
●猫色ケミストリー(喜多喜久)
●百瀬、こっちを向いて。(中田永一)
●さよならの次に来る 新学期編(似鳥鶏)
●めたもる(日比生典成)
●ばくりや(乾ルカ)
●メグル(乾ルカ)
●失恋延長戦(山本幸久)
●ナミヤ雑貨店の奇跡(東野圭吾)
●あなたの恋人、強奪します(永嶋恵美)
●空色メモリ(越谷オサム)

で、ベスト10を選ぶとしたらこんな感じでしょうか…。
正直なところ、順位はつけているものの、どれもあんまり大差ない感じですかね。
今まで1位に選んできた「トイレのポツポツ(原宏一)」「Another(綾辻行人)」
「新世界より(貴志祐介)」「愛しの座敷わらし(荻原浩)」ほどの
インパクトがある作品がなかったのが残念でした。。。
全体的に小粒な感じでしたかね…(^_^;)


1位 :猫色ケミストリー(喜多喜久)
2位 :百瀬、こっちを向いて。(中田永一)
3位 :さよならの次に来る 新学期編(似鳥鶏)
4位 :めたもる(日比生典成)
5位 :あなたの恋人、強奪します(永嶋恵美)
6位 :ばくりや(乾ルカ)
7位 :メグル(乾ルカ)
8位 :失恋延長戦(山本幸久)
9位 :ナミヤ雑貨店の奇跡(東野圭吾)
10位:空色メモリ(越谷オサム)

1位は僕と彼女と猫がそれぞれ入れ替わってしまうという話ですね。
僕が彼女の体に入ってしまい、彼女が猫の体に入ってしまい、てんやわんや〜な感じが楽しかったです。
ずっと猫になってしまうのは困りますがちょっとだけなら猫になってみたいなーって話でした(^^)

2位は某有名作家さんの別名義の恋愛短篇集ですね。
ラブストーリーだし、短編だしそう簡単には「面白い」なんて思わないだろうなーなんて思ってたんですが…
意外と面白くてハマりました。結構出てくる登場人物たちに感情移入しちゃいますね(^^)
青春って感じがなかなかステキでした(^^)

3位は葉山くんと伊神さんが繰り広げる学園ミステリですね。
単なる短篇集かと思ってたら、上手く繋がったラストのどんでん返しに驚きでした。
普通に短編としても面白かったんですが、通しとして読むとまた違った良さがでてくる秀作ですね(^^)

4位はいいことをしたお礼に狐の神様が何にでも変身できるお札をくれて…って話ですね。
猫になったり犬になったり、いろんなものに変身できるとなんか楽しそうだなーって思わされた作品でした。
あと、全体的に「いい人」が出てくる作品なので、読後感が爽やかな感じになれて気持ちよかったです(^^)

5位は友達や自分のカレシを別れさせてくれるという泥棒猫の話ですね。
一言で「別れたい」っていう話にもいろいろバリエーションがあって面白いなーって思ったのと、
嫌なやつを懲らしめてやるような展開がなかなか読んでて心地よかったです(^^)

年別お気に入り本・映画 | comments(0) | -

12月総括

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いよいよ2012年も終わりますね...
明日以降は、2012年の総括に入るので、いつもの月の総括は今日書くことにします。

12月に読んだ本は12冊、見た映画は7本でした。
正直なところ、もうちょっと読みたかったんですが…まぁこんなもんですかね。


以下、オススメ本・映画の紹介です。
[オススメ本]
●聞く力(阿川佐和子)
⇒阿川佐和子さんのインタビューのノウハウが詰まった本です。といっても堅苦しい感じではなく、エッセイ風なので気軽に読めるのがいいです(^^)

●学校のセンセイ(飛鳥井千砂)
⇒いわゆる今時のふつーのセンセイが主人公の話です。自分の周りの友達にいそうな今時の先生像がリアルで面白かったです。

●和菓子のアン(坂木司)
⇒和菓子の話です。ほのぼのしつつ、和菓子ネタが散りばめられていたのが面白かったです。


[オススメ映画]
●カラスの親指
⇒詐欺師の話です。が、暗い感じじゃなくて明るい感じだったのが良かったです。ラストは騙された!って感じになりますね。




[12月に読んだ本]
・★★★★☆ いわゆる天使の文化祭(似鳥鶏)
・★★★★☆ 架空通貨(池井戸潤)
・★★★★★ 聞く力(阿川佐和子)
・★★★☆☆ 田舎の紳士服店のモデルの妻(宮下奈都)
・★★★★☆ かもめ幼稚園(黒野伸一)
・★★★★☆ 人柱はミイラと出会う(石持浅海)
・★★★★☆ 謎の転倒犬(柴田よしき)
・★★★★★ 学校のセンセイ(飛鳥井千砂)
・★★★★☆ 別れの夜には猫がいる(永嶋恵美)
・★★★☆☆ ぽろぽろドール(豊島ミホ)
・★★★★★ 和菓子のアン(坂木司)
・★★★★☆ まもなく電車が出現します(似鳥鶏)

[12月に見た映画]
・★★★★☆ ホビット 思いがけない冒険
・★★★★☆ 大奥〜永遠〜[右衛門佐・綱吉篇]
・★★★★☆ 綱引いちゃった!
・★★★★★ カラスの親指
・★★★☆☆ 007 スカイフォール
・★★★☆☆ 北のカナリアたち
・★★★☆☆ ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q


[12月に読んでみた洋書(英語多読チャレンジ中:128万語通過)]

・Magic Tree House #27 
・Magic Tree House #28 
・Magic Tree House #40 
・Magic Tree House #29 
・Magic Tree House #30 
・Magic Tree House #31 
・Magic Tree House #32 
・Magic Tree House #33 
・Magic Tree House #34 
・Magic Tree House #35 


[12月に見てみたテレビ/動画]
・平清盛                ← 平家が滅び行く様がなかなか切なかったです。。。

・利家とまつ            ← 前田利家って結構重要な武将だったんだなってのが実感できました。
・ちゅらさん            ← 面白かったです。人気があったのがよくわかりました。ほのぼのしますね。

月別お気に入り本・映画 | comments(0) | -

映画鑑賞記録「ホビット 思いがけない冒険」

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【あらすじ】
ホビット庄で平和に暮らしていたビルボ・バギンズのもとにひとりの男が訪れた。魔法使いのガンダルフだ。彼は13人のドワーフと共に、彼らの祖国を取り戻すため、ビルボに旅に同行して欲しいと頼むのであったが…

【感想】
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☆ロード・オブ・ザ・リング再び?
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あのヒット作、「ロード・オブ・ザ・リング」の舞台となった時代よりちょっと昔の冒険の話ですね。

なので、「ロード・オブ・ザ・リング」ファンなら思わずニヤッとしてしまうような細かい仕掛けが色々あってなかなか面白かったです。

例えば、前作で重要な役割を果たしたあの人が、今作でも重要なキーパーソンとして登場していたり、

あの重要アイテムをどうやってあの人が手に入れたのかが描かれていたり。

あっ、あのときのあの人がこっちにでも出てる!と、ふと思ってしまうような懐かしい登場人物も出てきたりしてたのでその辺はなかなか良かったですね。


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☆やっぱりRPG好きなら
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それから、この作品、元祖ファンタジーって感じなので、RPGが好きな人なら、楽しめるだろうなーって感じでした。

仲間の職業こそなんだか「ドワーフ」ばっかりでバリエーションは少ないんですが、みんなで野を越え山を越え。

トロルやらゴブリンやらいろんな敵に襲われつつ、エルフや他の生き物に助けられたり。

画面もいかにもファンタジーの異世界って感じでめちゃくちゃ綺麗だし、見てるとほんとにそこを冒険してるような気分になってくるんですね(^^)

ストーリーこそ、ちょっと「序章」って感じが強かった気がしなくもないですが、続きが気になる終わり方だったし、早く続編を見たいなーって感じでした。

★★★★☆



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読書記録「いわゆる天使の文化祭(似鳥鶏)」

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 【あらすじ】
もうすぐ文化祭というある日、美術部員である葉山は、いつものように部室に向かったのであったが、そこで奇妙な張り紙を見つけてしまった。なにやらペンギンのような天使のような張り紙が窓に貼られていたのだ。美術部員は彼ひとりのため他に誰もそんな張り紙を貼るような人に心当たりがなく、これは一体何だと訝しがる葉山。しかし、その張り紙は、実は美術部だけでなく、他の部室にも貼られていたのであった…。

【感想】
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☆文化祭前のワクワク感
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葉山くんと伊神先輩が繰り広げる学園ミステリの5冊目です。

今回は、文化祭直前に謎のビラが貼られて、何かの事件の前触れか!?っていうストーリーなんですが、

ただでさえ文化祭直前という「非日常」な期間に、不思議な出来事が次々と起こって…

っていうちょっと当事者だったらテンションが上がりそうな展開がなかなか面白かったです。


現実でも「文化祭を中止しろという脅迫文が…」みたいなニュースがたまにあるかと思うんですが、

実際に当事者になってしまったとしたら、こんな感じで謎の面白さ半分と気味悪さ半分なんでしょうね。

個人的にはちょっと探偵役になって事件を犯人を突き止めてみるのも面白そうだなーってのを感じたんですが…

実際にそんなのに巻き込まれて文化祭が中止にされたんじゃ、楽しみにしてた人たちはたまったもんじゃないですね(^_^;)


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☆脇役キャラ楽しい
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あと、今回も、主役の葉山くんをはじめ、名探偵の伊神さんとか、ヒロイン(?)の柳瀬さんとか、伊神さんの妹の翠ちゃんとか、いろいろ出てくるんですが…

みなさんなんかキャラが板についてきた感じがしてなかなか楽しかったです。

伊神さんは相変わらずマイペースでなかなか出てこないし、柳瀬さんは明るいキャラクターで結構笑えるシーンがあったし、翠ちゃんもなかなか個性的で。

特に柳瀬さんが●●の△△△△してるシーンと、葉山くんが☓☓しちゃってるシーンが印象的でした。

今まで読みつづけたファンの方ならなかなか楽しめるんじゃないでしょうか。


ちなみに、事件のオチは、僕はラストを1回読んだだけでは???になってしまってよくわからなかったんですが…

読みなおしてみてなるほどって感じでした。

ちょっと凝りすぎてる感がしなくもないですが、これはこれでなかなか面白かったので良かったです。



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本 【似鳥 鶏】 | comments(0) | -

映画鑑賞記録「大奥〜永遠〜[右衛門佐・綱吉篇]」

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【あらすじ】
時は徳川5代将軍綱吉の時代。京より右衛門佐というひとりの男が大奥へと招かれた。はじめは曲者と思われた右衛門佐であったが、やがて綱吉の信頼を勝ち得た彼は、大奥総取締役を任ぜられ、大奥での力を拡大させていくのであったが…。

【感想】
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☆女将軍綱吉の障害
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男女入れ替わり大奥の「綱吉」版ですね。

ドラマ版は途中で挫折してしまったのに、映画版を見てしまいました(笑)


綱吉といえば「生類憐れみの令」を出して、悪政を強いたというイメージが強い将軍さまですが…

そんな悪将軍を菅野美穂さんが凛々しく演じられていたのが印象的でした。

どこまでが正しい歴史通りなのかはよくわからないのですが…子宝に恵まれずに苦しんだお方だったんですね。

とにかく「お世継ぎを産む」ことが最優先事項で、将軍本人の意思はそっちのけ。

例え愛する人ができたとしても、お世継ぎを産ませることができなければその男の価値はなく、お世継ぎができるまで違う男たちと寝所を共にしなければならない。

若い男が好きで好きでたまらないというのであればともかく、好きでもない男をとっかえひっかえ相手にしなければならないというのはなかなかツラすぎますね(^_^;)

逆転大奥の世界観…なかなかダークでした。。。

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☆大奥での争い
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あと、綱吉と並んでもうひとりの主人公右衛門佐なんですが…

こちらも、綱吉の父親の桂昌院さまと繰り広げられる出世争いがなかなか見ていて面白かったです。

大奥を自分の思う通りに動かしたい御台所・右衛門佐派と、今までどおり大奥を支配下に置きたい桂昌院派で謀略を繰り返すんですね。

こういう権力闘争というか、ドロドロした感じの雰囲気、結構好きだったりするので結構楽しめました。

ドラマ版と違って、なんかゴージャスな雰囲気だったし、なかなか見応えがあってよかったと思います。

★★★★☆

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映画鑑賞記録「綱引いちゃった!」

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【あらすじ】
大分市のPRを推進するため、市長から直々に、綱引きチームの結成を言い渡された千晶。彼女は、給食センター廃止の撤回を訴える職員たちを引き込み、女子綱引きチーム「綱娘」を結成することにしたのであったが…


【感想】
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☆意外と深い綱引き
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予告編とか見た限りだと結構ふざけた感じのコメディなのかなーっていう印象を持っていたんですが…

実際に見てみたら意外としっかりとした感じの出来だったので結構楽しめました。


今までは「綱引き」っていうと、運動会でやるくらいのもんなのかなっていうイメージしかなかったんですが…

実際は本格的な「大会」もあるし、その「大会」に向けて、日々トレーニングを積んでる人たちがいるような「スポーツ」なんですよね。

で、そんな「スポーツ」だから、目標に向かっていろいろな試練が待ち受けているわけで…

泣いたり笑ったり喧嘩したり、いろいろなことを乗り越えて強くなっていく感じが見てみてなかなか面白かったです。


ぱっと見は普通のおばちゃんたちだけど、やるときゃやるんだぞ!みたいな感じがなかなか良かったですね(^^)

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☆大分な感じ
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あと、この作品大分が舞台になっているらしいんですが…

みんなが喋ってる大分弁(?)がなんか可愛らしくていいなーって感じでした(笑)

「〜っちゃ」とか「〜っち」とかが語尾に付くことが多いんですよねー。

なんかどことなくのんびりした感じというか、そんな雰囲気がなんかよかったなって感じでした。

あと、大分といえば別府とか由布院が有名なんですかねー?

のんびり温泉でもつかってみたいですね(^^)


★★★★☆

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読書記録「架空通貨(池井戸潤)」

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 【あらすじ】
高校教師をしている辛島の教え子の麻紀が失踪した。原因は父親が経営する会社の倒産の危機らしい。もともとは商社マンをしていた辛島はなんとか麻紀の力になろうと、会社のカネについて調べ始めるのであったが、そこで見つかったのは、とある大企業によって作られた「架空通貨」の存在であった…。


【感想】
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☆お金がお金じゃなくなるって…怖い
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「架空通貨」っていうタイトルから、偽札の話とか、ネット上でだけ通用する通貨の話かとちょっと思ったんですが…

とある特定の地域でしか通用しない、「円ではない通貨」の話でした。

といってもなんかピンとこないかもしれませんが、要するに、特定の地域でのみ使用できる商品券みたいなもんですかね。

給料の代わりにその「通貨」が支払われ、その「通貨」で買い物もできる。

ただ、正式な「お金」ではないので、銀行に行っても「両替」はしてくれない。というちょっと変わった「通貨」。

まぁ普通に買い物ができるうちは、それはそれで特に問題ないかと思うんですが…

それが普通に買い物ができなくなったときはものすごく怖いんだなーってのを感じました。


「買い物できない通貨」=「ただの紙っきれ」と同じ。

つまり、それをたくさんもっていた人はみんな大損をして、個人であれば破産。会社であれば倒産していく。

そして、倒産する会社が多くなってくれば、その会社と取引があった会社も経営が苦しくなって連鎖的に倒産していく。

今までは国が破産するとか円が紙くずになるとかあんまり意味がよくわからなかったんですが…

通貨の価値がなくなるってのはこういうことなんだなぁってのがよくわかりました。

今まで必死で貯めてきたお金がぱーになるってのは…想像しただけでも怖ろしいですね。。。




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本 【池井戸 潤】 | comments(0) | -

読書記録「聞く力(阿川佐和子)」

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 【感想】
話題のベストセラー本ですね。

タイトルが「聞く力」で、新書から出版されていることもあり、結構硬めな本なのかなーと思ったんですが…

阿川さん独自の会話のノウハウが詰まった本!というよりは、どちらかというとエッセイに近い感じだったので気軽に楽しめました。


でも今まで1000人もの人数にインタビューしてきたっていうのはほんとすごいですよね。

しかも、その内訳が、タレントや俳優さんに小説家から、スポーツ選手に総理夫人まで。

本人は「インタビューが下手で」と書いていらっしゃいますが、ほんとに下手だったら最初の数人でこの企画終わってそうな気がしますよね。

改めてすごい人なんだなってのを感じました。


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☆誰とでも会話が弾む阿川さん
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で、読んでみて改めて感じたのは、苦手な分野の人とのインタビューでも会話が弾んですごいなーってところですかねー。

野球には全然興味がなくて基本的なところがやっとわかる程度でも、松井選手と楽しくインタビューできてるし、

ヘヴィメタなんて全然知らなくてもデーモン閣下とヘヴィメタトークができるし、

とある作家さんの本、時間がなくて全部読めなかったのに、その作家さんとその本の話題で盛り上がれる。

口下手な自分からすると羨ましいくらいのスキルなんですが…

その秘訣はやっぱり本気でその人の話を聞いて話を膨らませてるってことなんでしょうかね。

あるいは、相手の目を見て真剣に話を聞いたり、ほどよい相槌や質問で話しやすくしたり。

帯には「誰でもできる」と書いてありましたが…そういうテクニックを身につけるにはそれなりの努力がいるんじゃないかなって感じました。

でも、話を聞くことで相手にも喜んでもらえるなら、そういう技術ってやっぱりぜひ身につけたいものですよね。




本 【その他】 | comments(0) | -

読書記録「田舎の紳士服店のモデルの妻(宮下奈都)」

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 【あらすじ】
最愛の夫と結婚し、ふたりの息子にも恵まれた竜胆梨々子。彼女は、それなりに幸せな日々を送っていたのであったが、ある日、突然転機が訪れた。夫がうつ病になり、会社を辞めてしまったのだ。しかも、自分の故郷に帰ることにしたという。不本意ながら、自分だけ東京に残るわけにもいかず、彼女は一家揃って夫の故郷へと帰ることにしたのであったが…。

【感想】

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☆陰気な話だなぁと
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タイトルが「田舎の紳士服店のモデルの妻」だったので、モデルやってる奥さんの話なのかなーって思って読んでたんですが…

モデルやってるのは旦那さんで、その奥さんの話でした(^_^;)

で、そんな田舎とはいえ「モデル」をやってる旦那さんの奥さんの話なので、多少なりとも華々しい感じなのかなーって思ったんですが…

奥さんの思考回路が暗すぎてちょっと読んでて苦痛でした(^_^;)


自分はそれなりの美女で、都会のエリートサラリーマンで顔もイケてる旦那さんと結婚して、可愛い息子たちも生まれて幸せな人生を送っていたはずの彼女。

でも、旦那はうつ病を発病し、旦那の田舎に帰ることを決意。さらには子育ても上手く行かず、自分もどんどん年を取っていってしまい自慢の美しさも失われていく。

こんなはずじゃなかったのに!!という感情と、周りの幸せそうな人たちへの嫉妬。

まぁわからなくはないですが、こういうネチネチした感情を吐き出してる小説はあんまり好きじゃないなーって感じでした(^_^;)

最後の方はまぁ前向きな感じで進んでいくので読後感はそこまで悪くはないんですが、もうちょっと明るい話が読みたかったなって思いました。


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☆自分の世界をもつことは大事
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あと、いわゆる「専業主婦」な方が主人公なんですが…

専業主婦だけをやってるのって、世界が狭いからいろいろ溜まりそうだなぁってのを感じました(^_^;)

料理して掃除して子育てして旦那の世話をして…の繰り返しが、結婚してからほぼずぅーっと続いていくだけの毎日。

そんな風に毎日頑張ってるのに、家族は全然感謝してくれないし、引っ越してきたばかりだと愚痴れる相手もいない。

悶々とした何かがどんどん溜まっていくような感じ…なんかちょっと伝わって来ました。

変なものを溜めないためにも、気分転換の意味も込めてパートにでかけたり、何か没頭できる趣味を見つけたり、

何かしら自分の居場所を作るってことは結構大事なことなんでしょうね。




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本 【宮下 奈都】 | comments(0) | -
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